【ラーメン二郎の接客態度】「ニンニク多めの人っ!」について考える。

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ラーメン店の行列に並ぶ

 

先日、カウンター席のみの人気のラーメン二郎で順番待ちをしてたときのこと。

 

この店は、たまにある

 

「こちとら人気ラーメン店だ」

 

「並んでいるお客がカウンターに座ってから注文を聞いてたんではとてもさばけねえ」

 

というんで、並んでいる者にもどんどん注文を聞いていくスタイル。

 

 

おかげで待つ方も、着席と同時に品物が出てきて、素早く食べられるという寸法である。

 

そのため、私も並んでいる最中に

 

「ニンニク入れますか?」

 

と聞かれたので

 

「多めでお願いします」

 

と注文したのである。

 

本を読んで待つ

 

まだまだ私の番は回ってこなさそうだったので、行列に並びながら文庫本を読んでいると

 

「ニンニク多めの人!ニンニク多めの人!」

 

と言う店員の、怒ったような声がするので、その店員をみると私の目を見ながら

 

「ニンニク多めの人っ!」

 

と明らかに不機嫌そうに言ったのである。

 

どうやら思ったよりも早く私の順番が来て、私がカウンターに座るタイミングが来たにもかかわらず
それに気が付かず本なんぞを読んでいるので

 

『この野郎、とっとと座らねえと客がさばけねえだろーが』

 

という感情が芽生えたものの、私の名前がわからんので

 

『おい、ちょっとそこの!』

 

『そこで順番に気づかずに本読んでるそこの!』

 

と思い

 

「ニンニク多めの人っ!」

 

という流れで呼んだものらしい。

 

人の呼び方

 

私もこれまで様々な呼ばれ方をしてきたが

 

〝ニンニク多めの人〟

 

とは呼ばれたことがなかった上、一度に三連続で

 

〝ニンニク多めの人〟

 

と言われたことにショック受けた。

 

 

例えばスタバで

 

「ダークモカチップフラペチーノ、グランデの人」

 

と呼ばれる分にはまったく構わん。

 

例えばモスバーガーで

 

「スパイシーモスチーズバーガー、オニポテセットの人」

 

と呼ばれるのも構わない。

 

が、ラーメン二郎で

 

「ニンニク多めの人!」

 

と呼ばれるのは、屈辱的である。

 

あたかも私が生まれつきのニンニク多めの人であるかのような言い草に腹も立ち、

 

『俺はなにか?霊長類、ヒト科、ホモサピエンス、ニンニク多めの人か!』

 

と思い

 

『俺は別に、ニンニク多めの人じゃねえわ』

 

と言いたくなったが、黙ってそのままカウンターに座り、出されたラーメンを食べながら

 

 

『こんな屈辱を感じながらも、普通に食べるんだな』

 

と、食券制であり、既に金も払っており、またこの店にハマっており

食わずに出てくるのも惜しいという自分に対して、悔しい思い。

 

 

憎いあんちくしょう

 

ここの店、店長はとても穏やかでよい人なのだが、
その後もこの店員は、家族連れの初心者と思しきオバちゃんのお客が

 

「野菜普通で」

 

と注文すると

 

「普通は言わなくていいですよ」

 

と、受け流せばいいものを、わざわざ家族の前で、いちいちしなくてもいい注意をしたので、いよいよ頭に来たのである。

 

まとめ

 

今度、あの店にへ行くときは、

 

「こんにちは、ニンニク多めの人です。」

 

と言いながら入り

 

この店員を呼びかける際は、

 

「おいソコの!」

 

「一言多めの人っ!」

 

 

 

と呼びかけるつもりである。

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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