タバコやめよっかな?
私は、三年前に40歳の誕生日目前にタバコを辞めました。
それまではハイライト(一本当たりタール:17ミリ)を、
ハイライトが品切れだった場合はロングピース(一本当たりタール:20ミリ)を一日2箱ないしは3箱吸っていました。
「健康を気にしてタールを減らすことにしました」
「健康を気にして1ミリのタバコにしました」
と全く筋の通らんことを言っている人がいますが、
私の吸っていたタバコ一本は、そういう人が吸ってるタバコのひと箱分であり
そのため、歯の裏真っ黒。
真っ黒すぎて表面にもにじんできておりました。
吸っている時は、〝禁煙〟の言葉を聞くだけで腹が立ち、立川談志家元が仰っていた
「酒とか煙草をやめるヤツほど、意思の弱いヤツはいない」
に激しく同意し
「禁煙?」
「なんでこんないいものを辞めなくちゃならんのだ?」
「仮にタバコ代がひと箱1000円になっても、他の支出を抑えてでも吸う」
と、今考えるとムキになっていて、なにかに取りつかれていたようだよなあ。
また、喫煙者あるあるだと思いますが、タバコ屋と、タバコを売っているコンビニと、
喫煙所だけは街のどこにあるか把握して、いかにタバコを切らさないかを念頭において生きていました。
これから、そういうヘビースモーカーがどうやって辞めたかを書きますので、
これを読んでいる人で、もしもタバコを辞めたいなと思っている人がいれば、その手伝いができればと思います。
禁煙に必要な心構え
まず、
「絶対やめてやる!」
と思う必要はまったくありません。
思っているのならもうやめられてますよね。
私の場合は、
「実をいうと、あんまり辞めたくないけど」
「まあ、心の底からタバコがいらなくなったら」
「辞めてやってもいい」
「出来れば吸いたいけど」
「タバコって世間がいうほど悪いやつじゃないよ!」
「っていうか辞めたくない!」
という全く軟弱極まりない根性で禁煙にのぞみました。
それでも辞められましたので安心してください。
「でも、禁煙って禁煙外来に通ったりするんでしょ?」
「禁煙パッチとか禁煙ガムとか買うんでしょ?」
「パッチやガムがやめられなくなるじゃないか!」
「金がかかるじゃないか!」
「節約のために禁煙するんだから、そんなの買うくらいならタバコ買うわ!」
と思うでしょうな。
私もまったくそう思っていました。
(長い文章は読みたくないよね)
(なので)
(具体的な話は次回に続きます)