【ヌンチャクアーティスト宏樹 著】実戦ヌンチャクAtoZ 揺るぎない! 2/2

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ヌンチャクアーティストへの道

 

幼少の頃に、ブルース・リーに出会い、心を撃ち抜かれてしまった彼こと、無形無限流創始者、ヌンチャクアーティスト宏樹は

 

「ヌンチャクをマスターすればブルース・リーになれると思いました」

 

と、なんでそうなるの?と往年の萩本欽ちゃんのように思うが

 

「揺るぎない」

 

と言われてしまっては返すことばもない。

その後も、ブルース・リーの映画を観て動きを盗んだり、自作のヌンチャクを作ったりするものの、動きがついていなかい。

 

そこで出会ったのが王貞治。

 

 

王選手が本の中で

 

「宮本武蔵は、一万日の稽古をしてからこそ、自分を鍛えたことになる、と言っている」

 

と書かれていたことに興奮し、自分も一万日修行をしようと決意。

 

「その日からヌンチャク修行の師匠は王選手に決まりました」

 

ってだから、どーしてなのよ?

 

ヌンチャク小僧大人になる

 

その後、彼こと、無形無限流創始者、ヌンチャクアーティスト宏樹は空手を習う。

高校に入学するとテコンドーに目覚め、修行のために韓国に渡る。

高校卒業後に北海道から上京。

 

「ブルース・リーはアメリカに渡ったとき、中華料理屋で住み込みで働きました」

 

「私も疑うことなく中華料理屋の住み込みの就職でした(原文ママ)」

 

いや、そこは疑えよ、と言いたい。

 

それからは毎日、出前持ちと皿洗いの毎日が続き、30歳のときTVゲームのバーチャファイターがブームとなる。

 

格闘家の動きを研修するため、そのゲームの人物の動きを一人ひとりノートに書き起こす作業していた中でヒントを得て、彼の無形無限流の基礎ともなる動きを習得し、苦節25年を経て

〝ヌンチャク無形無限流〟

を創始。

翌2006年2月、北海道札幌に於いて

 

「NFAヌンチャク・ファイティング・アーツ」

 

という道場を立ち上げるに至ったのである。

 

 

きっかけがゲームかよ、などと思っては行けないのである。

 

実証されたと言うものの

 

彼の偉業は日本に留まらず、2011年、アメリカのCS放送、ヒストリーチャンネルに招かれて、スパイダーマンやエックスメンの作者、スタン・リーを冠した

 

『スタン・リーのスーパーヒューマン』

 

なるテレビ番組に参加。

 

ピッチングマシンから放たれる硬式ボールを打ち返す(速度記載なし)ことに成功。

 

 

また、打撃力を図ることのできる人間型のダミーロボットの頭部をヌンチャクで打ち

 

「打撃力が700キロである旨を実証した」

 

と豪語するに至るのである。

 

 

それ野球のバットで十分なのでは?などと思っては決していけないのである。

思ったりするとヌンチャクで殴られ兼ねないのだ。

 

演武一覧

 

さて、いよいよそんな彼こと、無形無限流創始者、ヌンチャクアーティスト宏樹が、これまでの修行の結果、現存する人物の中で唯一無二のヌンチャクの使いてとして行ってきた演武に一覧が載っているので最後に紹介しておきたい。

 

・ヌンチャク・シャンパン栓抜き

・ヌンチャク・プッチンプリン

・ヌンチャク・バースデーケーキ蝋燭消し

・ヌンチャク・マッチ着火

・ヌンチャク・習字

・ヌンチャク・だるま落とし

・目隠しヌンチャク・ポッキー折り

・目隠しヌンチャク・キュウリ切り

・目隠し鎌ヌンチャク

・鎌ヌンチャク大根切り

・鎌ヌンチャク・リンゴ切り

 

などなど。

内容は、字面から想像するまんまのものである。

 

ぜひ、実戦でヌンチャクを使ってみたいあなたにお勧めしたい一冊です。

 

私は子供の頃、刑事物語の武田鉄矢に触発されて、ハンガーヌンチャクアーティストを目指さんでよかった。

 

※写真はハンガーヌンチャクの片山刑事。

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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