【クチャラーは気持ち悪い】 クチャラーの心理と対処法!

憎むべきクチャラー

 

音をド派手に鳴らして物を食うヤツがおる。

 

「俺の食べ方って、勢いがあっていいでしょ?」

 

と言わんばかりの表情で

 

グッチャングッチャン

グッチュングッチュン

ギッチャンギッチャン

スッパンスッパンに音をさせる。

 

いわゆるクチャラーと呼ばれる者たちである。

 

この迷惑野郎は男である。

女性でこんな人は見たことがない。

 

「そらあそーだ!」

「我らクチャラーは、男の中の男よ!」

 

とバカ面丸出しであり、世の中に迷惑をかけていることを理解しておらず、悪びれることもなく、申し訳なさそうにするはずもなく

 

「べらんめえ」

 

「こちとらお祭り野郎よ!」

 

「威勢のよさが売り物よ!」

 

「メシはド派手に食うのよ!」

 

 

グッチャングッチャン

グッチュングッチュン

ギッチャンギッチャン

スッパンスッパンに飯を食らう。

 

この大バカ野郎!

そしゃくするときは、口を閉じろ口を!

 

 

※写真は、クチャラーの心象風景。

 クチャラーだけは許せん!

 

私は正直に言って、電車の中で化粧をする女性に対して何の感情も湧かない。

 

『時間短縮できて賢いね』

 

程度に思ったりする。

世間が言うように

 

『どういう神経してんだ』

 

『育ちが悪い!』

 

などとも一切思わない。

 

また、歩きながら物を食べている人に対しても同じくなんとも思わず

 

『時間短縮できて賢いね』

 

程度の認識だが、この物を食べるときにクチャクチャ音を立てるヤツだけは、自分の育ちを棚に上げて

 

『どういう神経してんだ』

 

『育ちが悪い!』

 

と声を大にしていいたい!

 

 

クチャラーの心理

 

で、このクチャラーは、音をさせていることに気が付いていない訳ではない。

音をさせていることをはっきりと自覚しておる。

 

クチャラーの心理は、どうなっているかというと

 

『音を鳴らしてメシを食うと楽しいな』

 

『だって、美味しいものを食べることを〝舌鼓を打つ〟なんていうでしょ?』

 

『鼓だもの、舌の鼓だもの』

 

『派手に鳴らさなくっちゃ!』

 

と思い

 

「べらんめえ」

 

「こちとらお祭り野郎よ!」

 

「威勢のよさが売り物よ!」

 

「舌の鼓を鳴らすのよ!」

 

 

グッチャングッチャン

グッチュングッチュン

ギッチャンギッチャン

スッパンスッパンに飯を食らうという思考回路である。

 

 

※写真とクチャラーは関係がありません。

 

クチャラーの言い分

 

例え、ここまでのこの記事を、当のクチャラーが読んだとしても

 

「その通りよ!」

 

「クチャクチャ音を立てて飯を食って、何が悪いの?」

 

「私の場合、あえて、職場では、特に音をさせてるのよ?」

 

「自慢じゃないが、うちの女房は料理が上手くてね~」

 

「この女房のつくる弁当があまりに美味いもんだから」

 

「コンビニ弁当なんぞを食べている哀れな者達に美味しい気持ちを」

 

「音だけでもオスソワケしようと」

 

「こうやって舌鼓を聞かせてあげてるのよ」

 

と、気持ち悪いことを思っている。

 

実際のところ、この弁当は女房が夫をサッサと重度の生活習慣病に追い込んで、一刻も早く保険金を手に入れようと様々な工夫が凝らされたしろものなのだが、
このバカ夫クチャラーは、

 

「夫婦っていいもんだよ~」

 

とニッコリと笑ったところを、偶然にもカメラで撮影される。

そして、その写真が近々、遺影として仏壇に飾られるのである。

 

「いや、俺んちの弁当はそんなコッテリしていない」

「健康に気を使っている薄味のものだ!」

 

というクチャラーは、家庭内でもクチャクチャ音をさせて食い、家族中から嫌われており、その腹いせに女房が弁当と称し、ペットの残飯を詰め込んだものを美味そうに食っているに過ぎない。

 

などと書いてもこちらの気持ちは収まらん!

このクチャラーどもを、なんとかしてほしい!

 

と思うが、注意をしても根がバカなので相変わらずの

 

「べらんめえ」

 

「こちとらお祭り野郎よ!」

 

「威勢のよさが売り物よ!」

 

「舌の鼓を鳴らすのよ!」

 

の理論であり、はじめっから音を鳴らすことが良いことだと思っているから話にならない。

 

 

クチャラーの対処法

 

なので、クチャラーとはメシを一緒に食べないしかない。

もしも食べてる所へ、クチャラーがやってきて

 

「ご飯、ご一緒しましょう」

 

などと言って来たら、後先考えずに荷物をまとめて席を立とう。

 

相手はバカで話にならないモンスターであり、席を立つ理由を説明する必要はない。

 

そいつはキョトンとするだろうが、頭が悪いのですぐに忘れる。

 

クチャラーからは、とにかく逃げるんだ!

 

 

【許すまじ】誤ったフォネティックコードとは?

フォネティックコードとは?

 

フォネティックコード(Phonetic code)とは、無線などでの通話時においてアルファベットを確実に伝えるため、
アルファベットと、そのアルファベットを頭文字に使う単語を合わせて伝えるもののこと、また、それをまとめた表のことである。

例えば〝A”のことを、

 

「アルファ(Alfa)のエー(A)」

 

〝B〟のことを、

 

「ブラボー(Bravo)のビー(B)」

 

などと使うものである。

 

フォネティックコードを用いる理由

 

通話において、アルファベットや数字のように短い発音は、機器の調子や周囲の雑音・騒音などによって良く聞き取れない可能性がある。

相手が聞き取れずに何度も聞き返されることになる上、場合によっては間違って伝わり大惨事などを引き起こしかねない。

そのため、フォネティックコードを用いて効率化、及び事故防止を図るためである。

 

日常の中のフォネティックコード

 

日常、使う機会がないかもしれないが、例えば交通違反で、お巡りさんに捕まって、お巡りさんが無線で、捕まえた車のナンバーの平仮名をどこかへ伝える際に平仮名の〝こ〟のことを

 

「子供の〝こ〟」

 

と言うときに、日本語版のフォネティックコードを耳にする。

 

 

本末転倒なフォネティックコード

 

私の職場では無線を用いてアルファベットを伝えることが多いので、このフォネティックコードをよく使うのだが、

 

〝A〟

 

とか

 

〝B〟

 

のことを、先ほど例題で出したように

 

〝アルファ〟

 

とか

 

〝ブラボー〟

 

を用いず

 

「エービー(AB)のエー(A)」

 

とか

 

「エービー(AB)のビー(B)」

 

などと言う者が後を絶たない。

 

別に、正式にアルファやブラボーと言おうとは言わない。

 

例えば

 

〝アメリカのA〟

 

でもいいし

 

〝バナナのB〟

 

とかでもいい。

 

 

「エービー(AB)のビー(B)」

 

はいかん!

 

じゃあ、Cのことは

 

「ABCのC」

 

と言うのか?

 

Cならまだいい。

 

Sを

 

「ABCDEFGHIJKLMNOPQRSのS」

 

と言うのか?

 

そもそも、フォネティックコードは、間違って伝わらないようにアルファベットと、そのアルファベットを頭文字に使う単語を
合わせて説明するものなのに、こともあろうに
アルファベットと、そのアルファベットで説明するとは本末転倒!

やいやい!

この背中に咲いた桜吹雪が!

手前らの悪事をちゃーんとお見通しなんでえ!

 

と言いたくなる。

 

(言えばー?)

 

同じ音で説明する人

 

何度も書くが、例えば〝A〟なら〝アルファー〟や〝アメリカ〟など

 

「エー(A)」

 

以外の発音を用いて欲しい。

にもかかわらず

〝P〟

 

のことを

 

「ピーナッツのP」

 

などというものがおる。

 

そこは、〝パパ〟など、ピー以外の発音でPを説明して欲しい。

また、

〝T〟

 

のことを

 

「TシャツのT」

 

とかいう者もおって、仮にPシャツというものがあって、聞き手が〝PシャツのP〟と伝わったり、Tナッツという豆があって、〝TナッツのT〟と誤って伝わって大惨事になったらどうするんだ!

と腹が立って来る。

しかもTシャツはアルファベットのTそのままでもあるので、もっとも罪が重い。

 

「お言葉を返すようですが」

「PシャツもTナッツも、そんなものこの世にないでしょ?」

 

という者よ!

有ったらどうする?!

PシャツもTナッツがあったらどうする!

絶対にないと言い切れるか!

 

(言い切れます)

 

 

 

でも、写真のようにピーナッツのTシャツはあるんだよ!

 

 

【フラれた男の行動学】 かっこ悪い振られ方について考える!

カッコ悪い振られ方

 

 

 

1994年、私が二十歳の頃の話だが、友人のMというのが同窓会で再会した元同級生を好きになってしまい
猛烈にアタック。

当時公開された〝ヒーローインタビュー〟という、映画好きなら決してみない作品の前売りチケットを二枚購入。

 

「チケットがあるので一緒に観に行きませんか?」

 

と、古風極まりなく誘ったところ

 

「彼氏がいるので」

 

とフラれてしまった。

 

その後、Mから泣きながら電話があり、近所の居酒屋に集められた友人数人で急遽慰労会を行い、はじめは慰めたりしていたが、

 

「っていうかさ、よりによってヒーローインタビューってことはないわ」

 

「実は彼氏なんて居なくて、映画のチョイスにセンスのかけらも無いからフラれたんじゃないか?」

 

などとからかい始めたところ、ベロベロになったMが

 

「うるせえ!」

 

「女なんかくそくらえ!」

 

といって居酒屋を出て行った。

 

「バカじゃねえの?」

 

と言いながら残ったメンバーで楽しく呑んでおったら十数分後にMが帰ってきた。

 

話を聞くと街に一件だけあるピンサロに行ったものの、0時を回り閉店しておったのですごすごと帰ってきたとのこと。

 

この時、我々は、これほどカッコ悪いフラれ方もないなと、大江千里の〝恰好悪い振られ方〟を全員で大合唱したのである。

 

※振られ方の前に、まずCDのジャケットが恰好悪い

 

よくいるカッコ悪い振られ方のヤツ

 

まあ、フラれるというのはそもそも恰好が悪いものであり、恰好の良いフラれ方なんてないと思うのだが、中でもよくいる恰好が悪いフラれ方しているヤツは、Mと同じように相手に既に彼氏がいるために恋が叶わなかったヤツに

 

「まあ、相手の子が幸せになればいいじゃん?」

 

などと励ます男友達に対して

 

「俺が幸せにしたかったんだよ!」

 

と言うヤツ。

 

これ言われると励ましてるほうも、

 

「知るか!」

 

と言いたくなる。

 

キレたように

 

「俺が幸せにしたかったんだよ!」

 

と言って、キッ!という感じで睨んだりする。

 

「俺に当たってどうする!?」

 

「そういう風だからテメーはフラれるんだよ!」

 

などと言って喧嘩になったりする。

 

慰める人にあたるフラれ男はよくいるので注意しましょう。

 

街で見かけたカッコ悪い振られ方

 

またあるとき原チャリで信号待ちをしている時に見たのは、
横断歩道で男を振り払ってズンズン歩いていく女を必死に追いかけて腕を引っ張って引き止め

 

「俺、お前のことが心配なんだよ!」

 

と言った男をさらに振りほどいて女がスタスタと歩いて行ったところを見たことがあるが、これもまあ、恰好悪い振られ方だよなあと思ったものである。

 

 

私の恰好悪い振られ方①

 

告白直後、

「なんであなたが好きになれないんだろう?私B専(ブサイク専門)なのに・・・」

と言われたことがある。

いや、それは俺がブサイクじゃないってことじゃねえのか!

と未だに腹が立つ。

 

私の恰好悪い振られ方②

 

放送作家の見習いをしていた当時、それを聞きつけた旧知の美人から連絡があり、夜の10時に居酒屋で待ち合わせ。

期待に胸を膨らまして会うと

 

「放送作家の〇〇さん(超売れっ子)と合コンで連絡先交換したんだけど」

「最近、連絡が帰ってこない」

「ツテを使って連絡を寄こすように伝えて欲しい」

 

と言われたことがある。

 

カッコ悪い振られ方列伝

 

フラれた直後、相手に対して

「俺の負けか」

と言ったダサいヤツ。

 

「好きな人より好きになってくれる人と一緒になった方が幸せになれるらしいぞ」

と聞いた風なことを言うヤツ。

 

『そろそろ彼氏と別れたのではないか?』

と、間違ったふりをしてメールやLINEを送るヤツ。

 

日本一周の旅に出てしまうヤツ。

世界一周の船旅に出てしまうヤツ。

 

全員カッコ悪い振られ方な上、非常にバカだが、最終的に立ち直るそういうバカどもを、日本海ぱんく通信は応援していまーす。

(すれば?)

【頬の奥が痛い】〝ほっぺが落ちそう〟について考える。

ほっぺが落ちそうって言いますか?

 

「ほっぺが落ちそう」

 

とは、ご存知のように美味しいものを食べたときの表現である。

 

本日、職場に甘いお菓子のお土産があったのでそれを食べて

 

「ほっぺが落ちそうだ」

 

と言ったところ、同席の人々から笑われてしまった。

 

笑われる筋合いはないので、その人々に笑った理由をたずねたら、

 

〝ほっぺが落ちそう〟

 

とは、テレビドラマなんかでは耳にしたことはあるが、
実生活で使っている人を初めてみたから違和感があって笑ったとのことである。

 

空腹状態で、甘いものを食べると頬の下の奥のあたり、下の奥歯のあたりが
ジンワリと痛くなることがあるでしょう?

私はこれまであれを、ほっぺが落ちると思っておったのだ。

 

 

あの現象は何か?

 

口の中には奥歯の横あたりの頬に唾液の出る穴が左右ひとつづつあり
甘いものを食べるとそこから唾液が一気にジュワーッと噴出する。

ので、それが痛く感じるとのことである。

で、この唾液噴出時の痛みとほっぺが落ちるとの関係が確認が取れなかった。

 

ほっぺが落ちそうとは?

 

ではほっぺが落ちるについて調べてみると

ほっぺが落ちるとは美味しいものを頬一杯に含んで、まるで、こぶとり爺さん状態になって
あたかもほっぺが落っこちそうになるから、そう表現するのだ。

だから、ほっぺが落ちそうとは沢山食べたとき限定で使うものです!

 

などと、誰も読んでないと思いやがって、何を根拠にそんなことを!

 

という意見が多かった。

 

 

しかし、いくら美味しいからって、そんなハムスターみたいに頬張るヤツいるか?

 

焼肉食べ放題なんかで、口に焼肉をどんどん放り込みながら

 

「美味い!ほっぺが落ちそうだ!」

 

って言うか?

 

 

ほっぺが落ちそうは甘いもの限定ではないか?

 

だいたいこのほっぺが落ちそうは、甘いもの限定で言う言葉だと思いませんか?

 

オッサンが、もつ鍋かなんか食べて

 

「いやはや、ほっぺが落ちそうですな」

 

なんて言わんだろう。

激辛ラーメンなんか食べて

 

「辛くて上手い!ほっぺが落ちそうだ!」

 

などとも言わんだろう。

 

ということで、私の空腹時に甘いものを食べたときに唾液が一気に噴出されて
顎の辺りが痛くなる現象を

 

〝ほっぺが落ちそう〟

 

で統一することにする。

 

「じゃあ、お前は 痛い=落ちそう なのか?」

 

「タンスの角で足の小指を強打なんかしたら 〝指が落ちそう〟と言うのか!」

 

とするどく問われたならば、返す言葉がないので逃げることにする。

 

 

 

 

 

 

 

そもそも論、ほぼほぼ、ファーストフードは悩ましい

わざわざ言葉を増やす人

 

「そもそも論ですが」

 

と抜かすヤツがおる。

 

結構昔からおる。

 

そもそも論の論ってなんだ?

 

そもそも論の論は、辞書で調べると意見とか見解のことだそうである。

つまり、

 

「そもそも論ですが」

 

という人は、

 

「そもそもの見解ですが」

 

と言っているわけである。

 

ただ、言っている本人はそんなつもりで言っているのではなく、単純に言葉のリズムで、
誰かが言っているのを聞いて、使ってみたくて

 

「そもそも論ですが」

 

と言っているのである。

 

で、そのそもそも論とやらを聞いてみるとせいぜいが

 

「これっていらなくないですか?」

 

程度の

 

「それが論ってほどのもんか」

 

と言いたくなる意見ばかり。

 

なのでもう、本当の論でなければ、そもそも論などと言わず

 

「そもそも」

 

で統一したい。

 

無駄な言葉その2

 

また、これも結構昔から

 

「ほぼほぼ」

 

と抜かす者もおる。

 

「ほぼ」

 

でいいのに、わざわざ

 

「ほぼほぼ」

 

と抜かす。

 

言葉を短縮するならわかる。

なんでわざわざ長くするのか?

そういう人は

 

「え?でもテレビとかで偉い人とかも使ってるじゃん?」

 

「だから俺もほぼほぼと言うんだよ」

 

「意味なんて考えて使ってないよ」

 

という人だと思うので、今後、ほぼほぼを使っている人は

 

「私、頭が悪いんです」

 

と自ら表明している者として認識していきましょう。

 

 

 誤った言葉

 

あとは

 

「悩ましい」

 

を誤って使っている者も多数おる。
これは解釈によっていろいろあるのだが、一般的に悩ましいというのは、悩殺とかの性的な興奮を受けて悩ましいであって、
例えば

 

「グラビアアイドルの女性の水着姿が悩ましい」

 

などと使うべきものだが、

 

「A案とB案では、どちらもそれぞれメリット・デメリットがあるので悩ましい」

 

などと使っておる。

 

おっさん同士で

 

「いやはやあなたも悩ましいですな」

 

「いや、あなたの方が悩ましいですよ」

 

などと気持ちの悪いことを言い合っているのである。

 

忌まわしのファーストフード

 

あと、〝ファーストフード〟というヤツも腹が立つ。

 

1stフードじゃないから!
ファストフードだから!

 

「ファーストフードは食べたくありません」

 

とか抜かす。

じゃあ、セカンドフードとかサードフードとかあるのか!

 

「俺は、いつも自炊をして、言い換えればフィフスフードを食べてることになるね」

 

とか思っているのか!

 

「〝米〟は、八十八もの工程を踏んで出来上がるので、八十八を縦に並べて〝米〟という漢字が出来上がったのです」

 

「マクドナルドがファーストフードなら、お米はつまり、エイティーエイトフードですね」

 

などと言うのかお前は!

 

実際は、歳の問題じゃないのだが

 

と、

 

「歳とると言葉にうるさくなってやーねー」

 

となど言われる上、私だって間違った言葉をたくさん使っているので、今日はこのくらいにしておきます。

 

【ラーメン二郎中毒からの脱却なるか!】 白湯ダイエット

ラーメン二郎中毒

 

ここのところ、休日にはラーメン二郎に通いつめ、ラーメン二郎なしは生きられないと思い込むほどの
ヤバイ身体と味覚バカに陥ってしまった。

これはもうあれだ、ラーメン二郎中毒だ!

ラーメン小(他店の大盛以上)で超満腹で翌日までは食欲が失せていたのであるが、
身体が慣れたのか、ただの小ではあきたらず野菜なんぞも大盛にするようになり、
尚且つ、夜には夜で普通に食事をするようになってしまった。

俗に

 

〝胃袋が大きくなった〟

 

などと言われるが、調べてみると胃袋は大きくなったり小さくなったりはしないそうで、
単純に脳にある満腹中枢がバカになってしまって食べられる量が増えるそうである。

 

大食いタレントなどはそれの最たるものであろう。

 

なんとかしなければ!

 

昨年時間切れで完走にならなかったフルマラソンがもうすぐそこまで迫っている。

 

迫っているのに食べてしまう。

 

でも練習はちゃんとする。

 

を続けていたら体重は増えるのにタイムは縮み、走れるデブになりつつある。

 

なんとかしなければ!

 

 

 

ラーメン二郎中毒と、併発したマクドナルド中毒

 

そんなある日、マクドナルドなんぞとはすっかり縁が切れておったのだが、
ダブルチーズバーガーのクーポン券なんぞをいただいたことをきっかけとして、
昔の悪しき風習を思い出して
ビッグマックを主食とし、ダブルチーズバーガー、フィレオフィッシュ、ポテトのLをつまみとして
焼酎を飲むと言う、想像しただけでおぞまし晩酌を頻繁に行うことになってしまった。

ほとんど世界仰天ニュース級。

いかん!

とは思うが、このマックで飲酒は、味がどうこういうより、
あの堕ちていく感覚が、背徳であることが、罪悪感が、カリギュラ効果がたまらない。

 

うっとりとすることにもなり、

ハンバーガーを焼酎で流し込みながら

 

「ああ、あたい、もうどーなってもいい」

 

と危ない人間になっている。

 

いやいや、そんなことじゃ本当にいかんぞ!

 

と思うがこの魔の手から逃げられない。

 

ダイエットのきっかけ

 

この様に今一つダイエットに身が入らないとき、一番良いきっかけになるのは

・自らの現状の写真を客観的にみる。

・他人から「太ったね」と言われる。

・恋をする

などなのだが、今のところ私にはこれのどれもないのだが、
健康診断でメタボ的にひっかかり、糖尿病の恐れありとのことで
ちかくの内科で再検査したことをきっかけに

 

「俺はドクターストップがかかったんだ!」

 

と思い込んで真剣にダイエットすることにした。

 

 

白湯ダイエット

 

ダイエットには白湯がいいらしいと聞いて、
昨日から白湯を一日に一リットル程度飲みだした。

白湯のダイエットとは、一日だいたい一リットル程度の白湯を
朝、昼、晩、寝る前に時間をかけて飲むだけの非常に簡単なもの。

 

あの、深田恭子やローラも実践しているらしい。

痩せさえすれば、インスタ映えする男の代表格の私としても
深田恭子やローラを持ち出されたんじゃ黙っておられん!

 

やいやい!
白湯の効果ってのはどうなんだい!

 

と調べてみれば

 

1.血液の循環が上がり、脂肪が燃焼されやすくなる。

2.内臓機能が活発になり、老廃物を排出される。

3.尿量がアップし、余分な水分を排出される。

 

ということで、こんな金も時間もかからんことは試してみないほうが損だと
やりはじめたのである。

2~3日もすれば、味覚も研ぎ澄まされて白湯の味も甘く感じたりいろいろこだわりが出てきたりするそうだが、
とりあえず今は白湯のあじけなさに余計に空腹を感じたので、今夜のマック、且つ、明日のラーメン二郎を最後のドカ食いとして、

明後日から身を入れてがんばります。

 

【多重債務者と呼ばれて】 借金する前に読むべき物語! ④

都落ち

 

私も私でどうにもこうにもならない生活に陥っておったが、母親から

 

「父親が倒れ、余命いくばくもない」

 

との連絡を受け、「もはやこれまで!」と、実家に帰ってまともな生活を送ることにした。

 

大屋のおばちゃんに

 

「少しづつ、返しますから」

 

と言って快諾され、レンタカーでトラックを借りてわずかながらの荷物を積んで都落ちすることとなった。

帰って数か月で父親は他界。
葬儀などもろもろも落ち着き、新しい仕事を見つけ働いていたが、親兄弟に内緒の多重債務に苦しみ、
働けど働けど状態。

且つ、根っからのバカなんで仕事もやっぱり行ったり行かなかったり。

 

そんな折、東京の部屋を紹介してくれた昔のバンド仲間のギターのKが訳あって一年間
ソープランドでボーイとして働き

 

「給料はいいが休みがない」

「食費、部屋代、店持ち」

「金を使うのはタバコ銭くらい」

「仕事はきついが、借金を返すならあれしかない!」

「お前に紹介してやるから行って来い!」

 

と紹介された。

 

特殊浴場へ

 

人生をリセットしたかったし、これまでアホの様な生活してたんだから、
一年や二年くらいそこで働いてリスタートしようと、
自動車で高速道路に乗って滋賀県は雄琴というソープ街へ行った。

 

雄琴に入って行くと客引きの方々が、お客にするように手をあげるので、
窓を開け

 

「僕、面接を受けにきたんです」

 

と言うと

 

「客やないなら、ハザードを炊いとかなあかんわ!」

 

と叱られ、この業界のルールをひとつ覚えた。

 

該店舗に到着し、誘導されるまま車を停めて、事務所に入る。

 

事務所は事務机のならぶ、10畳ほどのこじんまりとしたよくある中小企業の事務所風だが、
異なっている点と言えば、窓がなく、調度品がどこか成金趣味の悪趣味の大理石やら彫刻やらの類であるところ。

 

美人な女性がパソコンを操作している横で、この店のボスと思しき見た目も恰好も竹内力という感じの男との面接が始まった。

 

履歴書を、ざっくりと言った感じで見て

 

 

「借金で首がまわらへんらしいな」

 

「こっちはいつでもOKだが」

 

「でも本当にここまで身を落とさないかんのかどうか、もう一回よく考えてみい」

 

と言われ

 

「もうやるしかないんで」

 

と答え、

 

「じゃあ、いついつからおいで」

 

と言われたが、帰りの車の中で、もう一度、店のボスから言われたことを考えて、

パーキングエリアから店に電話して

 

「もうちょっと、普通に頑張ってみるんで、今日の話はなかったことにしてください」

 

とこっちから頼んどいて失礼なんだが、お断りの電話を入れたのである。

 

ちなみに

 

滞納した10か月分の家賃は、その後、びた一文支払っていません。

 

(この人でなし!)

 

 

 

 

 

【多重債務者と呼ばれて】 借金する前に読むべき物語!③

雪だるま式に増える借金

 

大屋のおじちゃんの襲撃が恐ろしいので、おじちゃんが寝るであろう23時までは部屋ではいつも電気を消して生活しておった。

家賃も貯まってくるし収入では間に合わないし、別で家庭教師のアポ取りバイトを始めてみるも、金を払ってもらえないしで生活がままならない。

 

私は、ギャンブルなどは一切やらないのだが、精神的にも不安定で、仕事も行ったり行かなかったりの生活となり、
収入が少ないくせに借り入れが大きく、一年ほどで借金はかさみ、
銀行とは別に、金融会社四社から50万円づつの借り入れをするに至った。

家賃は、おじちゃんの襲撃を避け、おばちゃんに許す方式で、10か月の滞納となっていたのである。

 

幼馴染のNの借金地獄

 

一緒に上京し、一緒のピザ屋で働いていたNは、ピザ屋閉店後に、オーナーが変わったものの同じピザ屋で働いたが、
新しいオーナーというのが、金払いの悪い中年おばさんで給料を払ってもらえず、仕方なく運送会社に転職したのだが
運送会社で交通事故を起こしてしまい、その分の負担の大部分をNが負担させられることとなり、昼は運送会社、夜はコンビニでバイト
で寝る時間もないほどの働きづめとなった。

私も私で食事もまともに取れない状況に陥っていたが、Nがコンビニの廃棄の食糧を分けてくれるので
なんとかかんとか飢え死にせずに住んでいた。

人間、そういう状況になると、欲しいのは甘いものになる。

 

 

ある時、Nの働くコンビニの裏で二人で廃棄の食糧を山分けしておると、
一個のイチゴスペシャルという半月型のパンが目に留まった。

私がそれを自分のものにしようとすると

 

「それは俺が食うつもりだったんだ!」

 

「うるせえ!」

 

と大の大人が本気で胸倉をつかみ合い、ひとつのパンをあさましく奪い合ったのである。

貧乏もここまでくると目も当てられない。

 

Nの驚愕バイト

 

その後、Nが、どこからか男相手のホストのようなバイトを見つけてきた。

 

「お前、そんなもん大丈夫か?」

 

と聞くと

 

「話を聞いてきたが、基本的には水割りを作って話を聞くのがメインの仕事」

 

「肉体関係を迫られることはあるにはあるらしいが」

 

「口説かれたら、どう逃げるかは君のテクニック次第だと言っていた」

 

「その辺のテクニックには自信があるし、金も儲かるしなんでやってみる」

 

「よかったら岡村にも紹介する」

 

と言って仕事に行った。

 

あとで聞いたのだが、その日、Nはその店に行き店長と呼ばれる男から

 

「お前は今日から〝翼〟だ!」

 

と、翼という源氏名をもらい、白いジャケットを着せられた上でポラロイド写真を撮られ、店のアルバムに張り出された。

 

さっそく中年オヤジから指名を受け、コップに水割りを作り、マドラーでかき回していると
中年オヤジがパンツを脱いだので

 

「ちょっとお手洗いに」

 

と言って、丁寧にお辞儀をし、その足でダッシュで店を出てきたという。

 

「だから、俺の私服とポラロイド写真は、まだあの店にあるよ!」

 

と笑っていたが、携帯なども停まっており、一切連絡のつかなくなったNの兄が私に連絡をくれ
Nの状況(男性相手のホストの話はしなかったが)を話すと、東京に駆けつけて
そのままNを実家に連れ戻してしまった。

【多重債務者と呼ばれて】 借金する前に読むべき物語! ②

ピザ屋でバイト

 

割と近所にピザ屋がオープンするという話が耳に入り、地元で経験もあったので
そこで働いて糊口をしのぐことにした。

仕事柄、町中の地理に詳しくなったが、以外にも小室哲哉の実家や、
新日本プロレスの子会社の事務所がある土地であることも分かり、
言うほどへき地でも無さそうだと、なんだか街に誇りのようなものを感じるようになった。

 

一度、新日本プロレスの事務所から注文があり、配達し、金を受け取っていると
奥から

 

「なんだ!ピザか!?」

 

と言いながら奥の席で事務机から顔をお上げになられたのは今は亡き山本小鉄さんだった。

 

『鬼軍曹だー』

 

と思い

 

「あ!はい!」

 

と答えると、注文した人に

 

「ひとりだけで食ってんじゃねえ!」

 

と叱り

 

「これで一番大きいサイズのやつ何枚か持ってきて!」

 

と一万円札を何枚か私に差し出してくれ

 

『やっぱり噂通りいい人なんだなあ』

 

となんだかほっこりした思い出がある。

 

 

※写真は山本小鉄さん

 

大屋さん おばちゃんとおじちゃん

 

二年が経ち、大家さんに家賃と共に更新料を払おうとすると

 

「不動産屋なんか介さないで私たちは私たちだけでやりましょう」

「だから更新料なんでいらないわよ」

 

と言ってくれ、とても良い大のおばちゃんなのであった。

 

一方、売上げが伸びず、三年ほどでピザ屋が閉店することとなった。

店のオーナーとは年が近く兄のような存在で、向こうも我々バイトの者たちの面倒をよく見てくれていた。

 

閉店することは何か月か前から予告されており、さっさと次を見つければよかったのだが

 

『すぐに次を探すのはオーナーに悪い』

 

と、甘いことを抜かし貯えもないくせにのほほんと構えておった。

 

閉店間際、銀行でカードローンのようなものを作り、手始めに限度額一杯の10万円を借りた。

これが借金人生のはじめの一歩である。
ここから雪だるま式に借金が膨れ上がっていくのだから、人生を甘く見てはいけない。

 

三か月ほどして次の職が見つかったが、それまでに金融会社の無人契約機でさらに15万借りており、
給料が入っても、借金返済にほとんどを取られ、手元には僅かな金しか残らず、
必然的に良い人に甘える結果となり、大屋さんに対して家賃を待ってもらうことになった。

 

家賃滞納が、2~3か月遅れになったが大家のおばちゃんは

 

「そんなこと気にしなくていーのよー」

「ある時に払ってくれればいーからねー」

 

と涙のでるようなことを言ってくれる。

 

 

一方おじちゃんは

 

しかしながら大屋のおじちゃんはそこまで甘くはなく、私が部屋に居ることがわかると
ドアを激しくノックして、怒りで震えながら(本当に震えている)

 

「おぉかぁぁむぅぅらぁぁぁくぅぅぅん!!!!!」

 

「いぃぃいぃぃかぁぁげぇぇんにぃぃしぃなぁいぃかぁぁぁ~」

 

と言いに来るのである。

 

「すいません、いついつまでにちょっとだけでも必ず支払いますので!」

 

と詫びを入れ、許してもらい、期日になるとおじちゃんがいなさそうなときを見計らって大屋さんの家へ行き

 

「この間、おじちゃんに今日支払うといったのですが」

 

「今日、財布ごと落としてしまって~」

 

などと見え見えのウソをつくが、おばちゃんはあくまで優しく

 

「あの人、そんなことしたの!」

「ある時に払ってくれればいーからねー」

 

と優しく言ってくれるのである。

【多重債務者と呼ばれて】 借金する前に読むべき物語!

お部屋探しは慎重に!

 

上京後のアパート探しの際、私と入れ違いで地元に戻ってきた昔のバンド仲間のギターのKに相談したところ、
Kの友人の住むアパートの隣の部屋が空いているという。

 

その部屋は、

 

「郊外ではあるが」

 

「京王線に乗れば新宿まで電車で一本。特急だったら20分。」

 

「その上、駅チカ。駅まで徒歩3分」

 

「ユニットバスだがバス・トイレ付、ロフト付き、6畳ワンルーム」

 

「家賃、共益費込みで45,000円」

 

「敷金礼金一か月づつ」

 

という。

 

東京の土地勘などは、全くないし、Kの友人が隣に住んでいるというところもなんだか安心できる。

 

それじゃあっていうんで、その部屋に住むことにした。

 

引っ越しを手伝ってくれた両親が一晩泊まっていったのだが、

 

「なんかここ本当に東京か?」

「うちの方が都会じゃないか?」

 

というくらい寂しい街並み。

大屋さんはアパートの隣に一軒家に住むおじちゃんとおばちゃんで、
毎月、直接支払うシステム。

 

 

東京で初めての友達

 

隣室のKの友人はギタリストで、ひょろひょろの男。

ポテトチップスを持ってきて

「洗濯機かして」

と言うので、貸してやり、洗濯機が動いている間中バカ話をするようになりすぐに仲良くなった。

 

で、住んでみて分かったのは、あくまで木造であり、壁もあくまで薄く
隣室の友人のクシャミや咳払いなどはもろに聞こえる。

 

テレビを観て笑うと、隣室からも笑い声が聞こえてきて

 

「あいつも同じ番組観てんだなー」

 

と言う、なんとなくプライバシーもへったくれも無い感覚となる部屋。

 

次に駅チカの件だが、たしかに駅まで徒歩3分だが、JRとか京王線とかいうメジャーな路線の駅ではなく

 

〝西武是政線〟

 

という、東京に住んでいるものでも知る者は滅多にお目にかかれない、JR中央線の武蔵境駅から多摩川競艇まで走る
レース開催日に競艇場へお客を運ぶためだけにあるような短い路線で、電車の本数は当時は(多分今も)極端に少ない駅。

 

 

周りには民家以外なんにもなく、しばらく歩くとコンビニがやっとあるような街。

まあ静かでよさそうなもんだが、競艇のレース日ともなるとアパートの横の道までが大渋滞。

自転車で通り過ぎることも困難な状況となる。

また競艇のお客もガラが悪く、道端で飛んでもない賭博行為なんぞをしておる。

 

「でも、家賃は安いんで」

 

と辛抱して生活していた。

 

友達、キャバクラで働く

 

隣室の友人は、しばらくするとキャバクラのボーイとして働き出した。

そういう店で働くことを心配すると

 

「うちの店は、ヤ〇ザとかと無関係だから大丈夫!」

 

と言っていたが、数日すると

 

「結局、ヤ〇ザでした!」

 

と言い、また数日すると店の女の子と同棲し始めた。

 

「そういう店の女の子に手を出したりして大丈夫か?」

 

と聞くと

 

「バレなきゃいいから!」

 

とカラッと笑っておったが、数か月するとその女の子は妊娠し

 

「結局、バレました!」

 

と言って、夜中にどこかから軽トラを借りてきて

 

「これから逃げます!」

 

と言って荷物の積み込みを手伝ってやり

 

「それじゃ!短い間だったけど!」

 

と二人でどっかへ夜逃げしてしまった。

 

東京で初めてできた友達だったので寂しかった。

 

次に隣の部屋に沖縄出身というお婆さんが引っ越してきて
物干しざおで干し柿を作ったりしていたので

 

「俺の思い描いた東京と随分違うなあ」

 

と思うのだった。