【多重債務からの脱却】自分で過払い金返還訴訟を起こしてみたレポート⑥

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しつこいようだが自分で過払い金返還請求訴訟を起こした話のつづき

裁判にも慣れてきました。

2008年4月10日の日記。タイトル「サイバンマン」

昨日今日はニ連休ー。
みんなは連休が有ったら何するー?

と可愛く質問しておいて、

「俺は、ニ連休で三件の裁判をやって来た。」

と、全く可愛らしくない報告をする。

昨日は11時から1件。
相手側から

「原告の要求を棄却する」
「が、和解の準備は有る。」

との答弁書が届き、一応次回期日を決めて終了。

裁判官も相手が玄人か素人かで対応を大きく変えるので面白い。
といっても素人に厳しいのではなく、素人には、分かりやすく優しくしてくれるのだ。

この日の裁判官は白髪のお爺さん。
素人のボクが比較的スムースに対応するので、

「こういうのはどこで勉強したの?」

とか

「書き方はどこで習ったの?」

「へえ、本を読んで?すごいねー」

等と言われ、鼻の穴をふくらませたりした。

終了後、早速、相手側に電話し

「近日中に和解金額決めて連絡する」

と言われた。
額に納得したら和解して終結。

で、本日は10時からと11時からの2件。
ハシゴである。
ハシゴ酒ならば
「よっしゃーもう一軒行くかー」
となるが、ハシゴ裁判なんで、
「よっしゃーもう一件行くかー」
とケンの字が違ってくる。

2件とも事前に
「原告の要求を棄却する」
「が、〇〇〇円で和解しても良い」

との答弁書が届いており、額も納得出来たので、和解して終結。

皆様に、
“勝訴”
とか
“敗訴”
とかハッキリ報告し、出来れば結果を習字で書いた紙を見せたかったのですが、

“和解”

と言うなんだか中途半端な結果になり甚だ申し訳ない。

さて、裁判も残すはあと一件である。

4/15である。

だいぶ慣れてきたし、こんな機会はそうそう無いので、なんの脈絡もなく

「殺すつもりは無かったんですがー」

等と言おうと思っている。

解説

裁判といったら

「あなたが納得して借りたんでしょう!」

とか

 

「異議あり!」

とかなんとかやりとりがあるものと思っていたが、私の場合は全裁判、相手は来ず、答弁書という紙が来るだけでまことに肩透かしを食らう結果なのであった。

(つづく)

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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