もくじ
目の周りのポツポツ、顔の角質を取る
年齢を重ねて気になることは、目の周りのポツポツである。
若い頃、年配の従兄と話すとき、その年配の従兄の目の周りにポツポツがあるのをみて
「なんでポツポツがあるんだろう?」
と思っていた。
で、自分も年齢を重ねていくと、自分の目の周りにも知らぬ前に従兄と同じようにポツポツが出来ていたのである。
さすがは従兄。
従兄と私とでは、DNAレベルで似ているんだろう。
「この目の周りのポツポツは、我が家系の宿命として付き合っていかねばならんのだなあ」
と思っていた。
このポツポツ、知らぬ間に出来るというぐらいで、まったく痛みなどはない。
ただ、鏡を見たときなどに
「有るなあ」
「気が付いたらなくなってねえかなあ」
と願う感じ。
で、
「どうにかこのポツポツが取れないものか」
と、
「こんなもんはただの角質だろう!」
「気合いで治す!」
と、毎日入浴の際にナイロンタオルでガシガシこすっておった。
が、年がら年中、本当にもう何年も、それこそ10年はゴシゴシこすっておったのだが全くポツポツは無くならず、どころか増えていき、逆にポツポツ同士が集まって大きくなった箇所も出てきた。
医療品店で薬を発見!
と、そんな折、今から一か月ほどまえに立ち寄った医療品店でたまたま
「目の周りのブツブツを除去!」
などとうたっておる代物を発見。
お値段、1,800円ぐらい。
目の周りのポツポツで悩んでいるのは我が家系のみであると思っていたので、他にも同じ悩みを持つ人がおり、且つ、専門の薬が発売されるほど大勢いるとは思わず、なんだか嬉しくなる思い。
Amazonのレビューを見てみる
さっそく購入しようとレジに並ぼうとするが、若い頃と違い衝動買いをしないように心掛けているので、果たしてこの薬が一般的にはどのような評判なのか、Amazonのレビューで確認してみることにした。
(これ結構、衝動買い防げます)
すると、まあ賛否両論。
★賛の意見
「何本かリピートして使ったが取れました!」
というのが極少数。
★否の意見
「全く効果がない」
「三本使ってダメでした」
「楽しみにしていたので残念です」
というのが大多数。
楽しみにしていたなんて、なんだか可哀想になるのであった。
この薬以外にも同じような商品はあり、ハトムギエキスやらイボコロリやら関連商品がたくさんあることがわかったが、どれもこれも賛否両論の否の意見が多かったので、とりあえずは購入をやめて、よくよく調べてみることにしたのであった。
目の周りのポツポツの正体
ポツポツとかブツブツとか表されるこれは、調べてみると主に稗粒種(はいりゅうしゅ)と呼ばれる老化現象の一つで、肌のターンオーバーが停滞することにより古い角質が蓄積されて粒々したものが出来るんだそうである。
しかし、全てが全て稗粒種(はいりゅうしゅ)とも限らず、毛穴を塞ぐように皮脂やタンパク質が固まってできる角栓というものだったり、ニキビだったり、青年性扁平疣贅という比較的若者に多いウィルス性のイボだったりという、色々な種類があるそうである。
そのため、一種類に特化して作られた医薬品では
「取れた!」
「取れない!」
という賛否両論があるものと思われる。
治すには?
人一倍ギャンブルが嫌いな(というかギャンブルで負けたときは気も狂わんとばかりに腹が立つので手を出さないだけだが)自分のイボがなんだかわからんのにギャンブルのように商品を選んで無駄銭を払うわけにはいかん。
確実に治す方法をとらねばならん!
と更に調べると、
「保湿だ大事だ!」
「一度直っても繰り返しできる!」
などと更に別の値段の高い薬の宣伝だったりするブログがあるが、我がブログではそんなことはしない!
実際に私がこのポツポツが取れた経験に基づいて書きます。
病院(皮膚科)へ行こう
「皮膚科で目元のポツポツは取れる」
「保険も効く」
とのことでさっそく皮膚科へ行こうと決めた。
が、
『いい大人がこんな痛くも痒くもない目の周りのポツポツ程度で医者に行くなんて』
『バカにされたりしないか?』
『この根性なし!てめえの顔には目の周りのポツポツどころかもっと治すところがあるだろう!』
と美容整形を勧められたりしないか不安もあったが、そこは自分のコンプレックスであり、人にゴチャゴチャ言われることはない。
治したいもんは治したいので開き直って、胸を張って皮膚科へ行った。
受付で、皮膚科でお馴染みの人体のイラスト付きの問診票を受け取る。
自身の治したい箇所を人体のイラストに印をつける。
今回、私はイラストの目の部分に〇を付けた。
皮膚科の先生からの問診を受ける
名前を呼ばれておばちゃんのお医者さんに
「どうなさいました?」
と聞かれたので、
「この、目の周りのポツポツを取りたいんです」
と答えると、
「ああ、それね」
と、目の周りのポツポツを取りにくる患者はよくいる模様で驚かれることも美容整形を勧められることもなく
「これは老人性かウィルス性のイボね」
と言われ、老人性などと、私も老人になりつつあるのだなあ、と遠い目をして、心の中で夕焼け小焼けのメロディーが流れ始めた。
私の場合の治療法=液体窒素
続いてお医者さんから
「じゃあ、液体窒素で焼いて、かさぶたと一緒に取れるから安心して」
と言われ、早速ベッドに横にさせられる。
で、目をつぶっているのでわからんが、液体窒素という冷たい空気みないなのを患部に
ジーーーッ
ジーーーッ
と吹き付けていく。
ピリッと痛い程度で、痛みというよりは、気持ちがいいと言えば気持ちがいいレベル。
目の周りのポツポツ全て(私の場合は三か所)にそれを行い終了。
気になるお値段など
小さいものは、治療から二日したらポロッと取れてなくなってしまった。
ナイロンタオルでこすりにこすって大きくなったのは一回の治療ではなくならず、三週間後にもう一度行って同じ治療をし、数日後にはかさぶたも取れてなくなった。
初診は薬代含め2,000円。
二度目が800円。
しめて2,800円也。
治るかどうかわからん1,800円の薬を何本も使い続けなくてよかったー。
私はもちろん医者ではないのでイボの種類によっては別の治療法もあり、私の様に液体窒素ではなく、もうすこし高価なレーザー治療などもあるらしいが、まずは目の周りのポツポツ程度であれば、私のように何年も悩んでないで、無駄な薬に手を出さず、恥ずかしがらずに近所の評判の良い皮膚科に相談されることをお勧めしまーす!
つりばんど 岡村
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