【急に残高0!】住民税による口座差し押さえ体験記!⑩

分割納付の最終回終わる

で、迎えた2016年11月、2013年9月から三年二か月に及ぶ分納を払い終え、以下の様な嬉しい手紙が届いておしまいになった。

 

これ届いたとき、っていってもたかだか一年前だが、本当に部屋でひとりで

「やったぞーーーーーーー!!!!!!」

と叫んだのである。

さて、長々と書いてきたこの差し押さえ騒動。

何が書きたかったか?

それは、実際に差し押さえられてビビっている人へ、すばやく行動すれば口座の凍結は解除されるということと、差し押さえは生活の見直しになるということ、で、今回の私の都民税差し押さえ時代の都知事どもの不祥事の数々を書きたかったのである。

私の都民税差し押さえに絡む都知事ども

収めていなかった私が悪いのは重々承知の上ですが、払い終えたので書きたいことを書かせていただく。

猪瀬直樹 元都知事

任期:2012年(平成24年)12月18日~2013年(平成25年)12月24日。

私が差し押さえられた2013年9月段階での都知事。

徳洲会グループから5,000万円の資金提供という名の賄賂を受け取ったとして、2013年12月辞任。

私が差し押さえられた3か月後に辞任。
個人的には私を差し押さえたバチが当たったと思っている。

「猪瀬が貰った5,000万から俺の90万はらっとけ!」

とか当時は口癖のように言っていた。

猪瀬都知事、退職金1,100万円!

「猪瀬~!!!!!」

舛添要一 元都知事

2014年(平成26年)2月11日~2016年(平成28年)6月21日

政治資金をめぐる公私混同疑惑を発端として常識外れに高額な海外出張費、週末に公用車で神奈川県湯河原町の別荘に行き来していたこと、そして5月には自身の政治資金管理団体の支出が、舛添要一氏の個人的な家族旅行、飲食費、土産代、美術品の購入に使われていたことが、問題となり辞任。

私が分納期間中の都知事、個人的にはやはり私を苦しめたバチがあたったと思われる。

バチっていうより自業自得か。

「その公的資金から俺の90万払え!」

で、舛添元都知事、退職金2,200万円!

「舛添~!!!」

石原元都知事

1999年(平成11年)4月23日~2012年(平成24年)10月31日

「都民の税金未払いは、徹底的に取り立てる!」

と言ったオッサンである。

が、その裏で法外な値段の海外出張費、友人知人との料亭での豪遊を公的資金で行うなどの舛添チックなものとは別に豊洲問題などなど不祥事は書いていたらきりがない。

新銀行東京などという銀行を作ったが結果は、1,400億円の都民の血税をドブに捨てた形に。

「おい、その1,400億円のうちからひとつ、俺の90万というはした金を払ってくれないかね?」

石原都知事、退職金、一億5,000万円。

「石原~!!!!」

 

どいつもこいつもしらばっくれんじゃねえ!

東京都よ!

俺の様なこものを追いかけまわして口座凍結なんかしてないで、こいつらが不正に得た、使った血税分をきっちり払わせろ!

払えないんならこいつらの財産を差し押さえろ!

厄年は関係があるか?

差し押さえられた2013年、支払いを終えた2016年の三年間。

これが私の前厄、本厄、後厄の三年間の身に起きた出来事です。

【急に残高0!】住民税による口座差し押さえ体験記!⑨

一か月9万円で生活する方法

さて、それからと言えば、なんとかかんとかその月を12万円-3万円(仕送り分)=9万円で生活をやりくりし、もやしと、会社の仕出し弁当でなんとかやりきり、翌月の給料まで生き延びることが出来た。

出来たはいいが、これから三年以上も毎月2万円を分納しなければならん。
毎月振り込み用紙が届くので近くのコンビニで支払いする。
本当に毎月毎月、この振込用紙が届くと悔しくて悔しくて。

忌々しい気持ちで支払いにいっておった。

もやしとたまご

もう、とにかく、金銭的に生活がやばい時は、もやしよ、もやし!
あと、たまご!

 

信じるものは体力だけ

あと、

〝金の代わりに体力で済ませられるものは、体力で済ませる〟

という、この心がけが大切である。

それまでは、ちょっと疲れたらタクシー乗ったり、バスに乗ったりしておったが、基本は自転車!

灯油買いに行くのも自転車!

コンビニ弁当買うなら、遠くのスーパーまで行って割引された食材で自炊!

あとは無駄を省く!

タバコをやめる。

まあ、差し押さえから一年後に辞めたのだが。

何が無駄かってタバコほど無駄なものはないのである。
吸ってて別に高揚するでなし、表向きはイライラを解消するなんていってるが、実際は吸うことによってニコチンを体内に入れ、それが切れるとイライラするというシャブと同じ状態。
そんなもんは辞めるに限るのである。

休日のたびに行っておったスーパー銭湯も取りやめ!

家で半身浴すればよし!

あと、外で酒飲むのを辞める。

というか酒をやめればいいのだが、私の場合は半年で禁酒に失敗してしまった。

そして毎日、会社で食べるように弁当をつくるようになった。

という感じで、よく考えれば、それまでの収入のわりに贅沢をするというような乱れた生活を正してくれるような形になり健康面で言えば、生活は逆に向上していった。
怪我の功名とはこういうことを言うのだろう。

 

特別区民税の定期便

で、この分納で払っていると、半年に一度、都内某区から振込用紙とは別の手紙がくる。

内容は、次回からの支払予定と、

「毎月の支払金額をアップを検討して電話を寄こせ」

というものである。

曰く、

「分納といえども利息延滞金もあり、サッサと払った方がよかろう?」

だそうである。

で、その都度、〇〇区区民生活部納税課に電話をするのであるが、だいたい一年に一度、担当者がかわるということである。

その時わかったのは、女性より男性の方が融通が聞くと言うか、男性の場合は

「でも岡村さんも、新潟でも住民税払いながらですもんね。大変ですよねえ」

などと嬉しいことを言ってくれるとことである。

で、先述のように私が生活習慣を改めたため、分納中ではあったが少しづつ生活が楽になっていったこともあり、一年後には毎月22,000円、二年後には24,000づつ支払うことにしたのである。

(つづく)

【急に残高0!】住民税による口座差し押さえ体験記!⑦

〇〇区区民生活部納税課

自分が蒔いた種とは言え、我が銀行口座を凍結しやがったのは三年半前に引き払った東京の某区によるものであったと判明した。

ググった知識でもって、一円でも多く返してもらわなければならぬ。

まず、住民税滞納の時効は五年である。
で、私は以下の二点を武器にして、〇〇区区民生活部納税課に電話をして交渉することにした。

まず一点目は、私は三年半前から既にその土地にはおらず、三年前分からは支払いする謂れはないということ。

そして二点目は、三年前からは母親に毎月3万円のし送りをしており、私からの送金がなくなれば私だけでなく、母親も生活が立ち行かなくなる可能性が有るということ。

さあ、これを言葉巧みに泣き落としでもって交渉にあたれば、12万円どころか一旦口座の残金をすべて使えるように口座凍結を解除してくれるかもしれない。

と、深呼吸をして〇〇区区民生活部納税課に電話し、名前、住所を告げると私の担当者と名乗る女性に引き継がれた。

なるべく腹が減って腹が減ってたまらん、しかしながらそんなことには文句は言いません、あっしが悪いんでげす、と、実際はド二日酔いで食欲どころではなかったが、表面上はそういう悲壮感タップリの声をつくって

「あのう、なんとかしてもらえませんでしょうか?」

と言うと

「どうしてここまで放置しておったのか?」

と言う。

「三年半前に東京を引き払いまして、それからは青森やら札幌やらに長期の出張をしておりまして」

「あくまで出張だというんで、郵便局に転送届もださずで、住所も移してなかったんで気が付きませんでした」

〝おでーかんさま〟

〝なんとかしてくだせえ〟

という感じで答え、心証を悪くしないように言葉に注意しながら

「その口座以外に口座もないし、貯えもないし」

「このままでは生活が立ち行きません」

「必ずお支払いしますから、なんとか一旦口座の凍結を解除してください」

と、ググった結果でてきたキラーワードをかますと、しばし保留にされたのち

「それでは、一旦12万円だけ口座に残して口座の凍結を解除します」

「それ以上の残高は滞納分に充てます」

「それでも足りない分は毎月分割で支払うことにしましょう」

と言う。

 

 

ここを先途と

数分後には口座凍結は解除されるとのこと。

で、詳しく聞けば、滞納分は時効が過ぎていない2008年から2013年までキッチリ5年分だという。

『来た!』

と思う。

『ここでもう一押しだ!』

と思い

「でも、私は三年半前から既にそこに住んでいないので、東京を離れた2010年の末までしか支払う必要はないのではないでしょうか?」

と言うと

「だったら、2010年の末からどこか別の市町村に住民税を収めていたのですか?」

「だとすれば話もできますけど?」

という。

勿論、住民税など収めていなかったので、

「しかし毎月母親に仕送りをしておりまして」

と言うが、

「それはこっちは関係ないんで」

と言われ、ぐうの音もでなくなり、担当者と協議の上、毎月2万円づつ分納で、延滞利息は14.6%で、三年以上かけて、都合90万円也を支払うことになったのである。

最後に例え12万円だとしても一旦返してもらえることにお礼を言って電話を切り、この時、私は心の底から

「名実ともに、いよいよ年貢の納め時だな」

と思ったのである。

(つづく)

【急に残高0!】住民税による口座差し押さえ体験記!⑥

差し押さえ 分は返してもらえるか?

指なんかガタガタ震ているが必死に検索する。

出てくる結果は、だいたいがYahoo知恵袋などの相談形式のもので

「友人が住民税の支払が遅れて口座を差し押さえられました」

「生活が出来ないと言っています」

「どうしたらよいでしょう?」

というような、相談内容。

これに対する回答はだいたいが以下のパターンに分けられる。

①チャチャいれ一派

「〝友人が〟って本当はお前だろう!」

などと人が困っているときにどうでもいいチャチャを入れて特に回答しない奴ら。
ムカつく。

②役所の回し者一派

納税は国民の義務である、何処かから金借りて生活しろなどと抜かす奴ら。
本当のところどうか知らんが、役所の回し者とかが多いんじゃないかな、とか邪推する。

こういうヤツがまあ多い多い。
人が切羽詰まってるときに

「納税は国民の義務だ!」

とか、うるせえわ、と思った。

「切羽詰まるお前が悪い」

とか、はいはい、アッチ行けシッシッ!

③専門家と思われる一派。

「差し押さえられた金額は、どんな事情があっても返してもらうことはできません。」

「差し押さえ前に、最低3回は督促状が届いているはずで、差押え前には分かりやすく、最後通告と言う普段と違う色のハガキも届く」

「その上で、再三督促をしているにもかかわらず、何の連絡もよこさないと言うことは支払う意思がないとみられ、差押えさられます。」

「不服申し立てなどの方法がありますが、このケースは申し立てても却下されます。」

「なので、差し押さえられる前に、督促を受けている段階で正直に分納などの相談を区役所の担当者とすべきでしょう」

などと最もらしく書いてある。

これ、差し押さえれる前になんとかしようという注意喚起ではあるが、正確なものではないので、というより間違いなので、実際に差し押さえられた人は、まず安心して欲しい。

④差し押さえ経験者一派

経験談から確かな回答をしてくれる気持ちのいい連中。

「うちのバカの元夫が」とか、「過去に私も同じ目に遭いまして」とかいう書き出しで答えてくれている。

しかしこの手の書き込みは、まー少ない少ない。

まあ、差し押さえ経験者なんてそうそういるもんじゃないから仕方がないが。

あとでわかるのだが、これが本当にこの人達の言う通りだったのである。

 

給料を差し押さえられたのではなく、口座を凍結されたということ。

どこまでが本当かは知らないが、給料を全額差し押さえるのは違法だそうで、手取りの4分の1までしか許されていないそうである。
しかし、住民税を差し押さえが必要なほど滞納しているのは、手取りの4分の1程度の額であるはずがないため、住民税などの差し押さえの場合、給料の入っている口座から引き落としができないように口座を一時的に閉じる=凍結するらしい。

で、そのまま放置すると、その抑えた金を滞納している税金に充てられる。

で、滞納分に金を充当されてしまうと、お金は返ってこないのだそうだ。

そうならないようにするには、以下が大切である。

・まず、速攻で役所の該当部署に電話をする。滞納分に充当されたら大変!

・担当者に正直に、生活が出来ない旨を伝える。

・そうすれば、即日口座凍結を解除して12万円は返してくれる。

・で、次の給料日までその12万円で生活する。

・どうしても生活できねば友人・知人、サラ金などに借りるしかない。

12万円という金額は、もしかすると一人暮らし用で、家族のある人は額が違ったりするのかもしれないが。

私は確かに書き込みとおり12万円が帰ってきたのである。

というのが私の実体験からの回答であるので差し押さえられた人は参考にして欲しい。

 

(つづく)

【急に残高0!】住民税による口座差し押さえ体験記!⑤

とにかく一旦、震えて眠る

部屋に帰ってきたものの、口座が差し押さえられたのが、本当に住民税が原因かどうかも分からず、とにかく明日、銀行に電話するまで何をどうしたらいいかもわからない。

腹が減る。

全財産130円。

給料日まであと一か月。

元多重債務者で借金などできないし、したくない。
と言うか、一か月もの生活費を貸してくれる人もいないし、貸してくれても返す見込みがない。

そう考えるとガタガタ震えてくる。

何にもできない状態で、心配しているばかりでは体に毒である。

「それでは私は今、何をすべきか?」

「酒を飲むべきである」

と、食べ物も買い置きはないが、酒の買い置きは気絶できるほどあるので、4リットルのウィスキーのペットボトルから、それをコップにドブドブと注ぎ、一気に飲む。

が、ぜんぜん酔わんのでその後もストレートでガブガブと飲み、本当に気絶するかのように眠ったのである。

※写真は私の部屋に常にある、泣く子も黙るブラックニッカ4リットルペット。

いざ、銀行に電話!

翌朝、ど二日酔いの頭で9:00ジャストにキャッシュカードに記載されている電話番号の銀行へ電話をかける。

口座が急に残高0となり、昨日、ここに架け直すように言われたものであると告げる。

長い間保留にされた挙句

「担当部署をご案内しますので、そちらにおかけ直し下さい」

と言って、更に別の部署の電話番号を教えられたので、そちらに架け直す。

すると、その部署の担当者から

「〇〇区役所から口座凍結されました」

と説明され、

「これ以上のことは、銀行に聞かれてもわかりませんので、〇〇区区民生活納税課にお問い合わせください」

と言う。

これだけのことが、なんで昨日言えんか?

くだらん、と思って電話を切った。

差し押さえられた金は返してもらえるか?

さて、いよいよ急に口座の残高が0円になった原因がはっきりした。

はっきりしたはいいが、だからといって

「ああそうですか」

と言うわけにはいかない。

自慢じゃないが、他の口座に貯えなども一切ない。

区役所に電話しても解決するかどうかわからん。
焦って交渉を失敗してもいかん。

なんとか分割で支払うので、口座の凍結を一旦解除してくれないか色々と下調べせねばならん。

というか、口座の凍結ってなんだ?給料を差し押さえらたんではないのか?

と、スマホで

〝差し押さえ〟

について検索につぐ検索を開始したのである。

(つづく)

【急に残高0!】住民税による口座差し押さえ体験記!④

親に毎月仕送りするに至った経緯

そうこうして2010年の年末に東京のアパートを引き払い、長期出張で青森へ行ったのだが、新事業立ち上げであり、朝から深夜まで、本当に朝8:30から深夜2:00まで毎日のように働かされた。

もうこの仕事はキツくてキツくて。

どのくらいキツいかと言うと、当時の責任者が連続無断欠勤の末、バックレるというくらいキツい。

たまに休日はあるものの、雪であり、雪だらけであり、外にでるのも億劫である。

また外に出たとしても遊ぶところもなく金は使わない。
住まいは会社が借りたウィークリィーマンションである。

その上、出張費は出るわ家賃も光熱費もかからんわ。
食事は社食で激安のものを食べたりしており、金を使うといえば、当時吸っていたタバコと毎日の安焼酎代、近所の250円で入れる温泉代くらい。

そのため、この頃は給料が支給されるたびに

「また振り込まれてるよ」

「金が減らねーよ」

などと嬉しい悲鳴をあげておったのである。

その前に、とにかく休みたかったが。

そんでもって、口座にはどんどん金が増えていき2011年の3月にもなるとそれまでの人生で一番金があるようになった。

というかこの時に差し押さえてくれたら、まったく痛くも痒くもなく一気に支払えたのにと思う。

が、郵便局へ転送届もださず、出張なんで住所も移さぬで、まったく区民税の督促状なども届かず。

まあ、届いていても、例のルパン三世気取りで払わなかった気もするが。

で、運悪くというか、この時には差し押さえられず、本当はクレジットの支払も48万円滞納しているわ、過去4年分の区民税は一銭も払っていないわ、にもかかわらず

「金がうなってるぜ!」

と勘違いし、それまでの自分の人生を振り返り

「そーいえば、俺ほど親不孝もんもいねーなー」

などと柄にもなく反省。

昔からしてみたかった田舎で一人でくらす母親への仕送りをしようと思い立ち、母親に電話。

「これから毎月、3万円を振り込むから」

と伝えて口座番号を聞いた。

母親は

「お前、大丈夫なの?」

と心配していたが

「いや、俺も大人だからさ、そんなはした金なんともないわ」

「まあ、泥水飲んでも毎月の仕送りだけは欠かさないから安心してくれ」

と、毎月仕送りすることを約束したのである。

青森→札幌。ススキノに狂った私

その後、青森出張が終わり、続いて札幌に長期出張に行ったのだが、青森とは真逆ともいえる札幌は、金を使うことろが無いのでは無く、金を使うところしかない。

そんな訳で青森とのギャップにやられた私は、仕事終わりで連日連夜ススキノに通い詰め、まあ、ものの見事に貯えは半年ですっからかんになったのである。

 

そして、次に現在の新潟に出張ではなく、在籍することとなり、つつましく生活をしながらも、親には毎月仕送りを続け、2年半経過したときに、問題の差し押さえになったのである。

しつこいようだが、大の大人の全財産が130円である。

仕送りどころか、今から入ろうとしていたスーパー銭湯どころか、帰りのバス代さえない。

ススキノが懐かしい。

まあ、さきほどの行員の言うように、明日、銀行に改めて電話をかけなおそうと思い、トボトボとアパートに向かって歩き出したのである。

部屋につくまで二時間ほどかかったが。

(つづく)

【急に残高0!】住民税による口座差し押さえ体験記!③

難事件を解決できるか!?

もうスーパー銭湯どころではない。
冒頭で書いたように財布の中身は130円で帰りのバス代さえない。

銀行の女性オペレーターが言うように明日までなど待ってはいられない。

「どこまで出来るか分らんが」

「とりあえず原因を自分で調べよう」

「難事件そうだし、自分で調べられるかどうか・・・」

「いや、何時間かかっても調べないといかん!」

と、スマホを取り出し、ググろうとするが果たして何て検索すればいいのか?

「まずはとっかかりとして、思いつくままに検索しよう」

と、検索窓に

〝急に 残高 0〟

と打ち込んで検索する。

 

と、一発でスマホ画面一杯に〝差し押さえ〟の文字。

〝差し押さえ〟
〝差し押さえ〟
〝差し押さえ〟

1に差し押さえ、2に差し押さえ、3、4が無くて、5に差し押さえ状態。

これが差し押さえじゃないなら、何が差し押さえかわからないほど。

愛を込めて花束を!

などと歌っている場合ではない。

 

差し押さえの原因は?

検索結果を読めば、差し押さえはだいたい保険料とか住民税とかでされるらしい。

踏み倒しの権化のような私は、これまで色々な借金を踏み倒してきたが、クレジットとかそういうので差し押さえにはならないらしい。

で、保険料というのは詳しくないのでよくわからなんが、社会保険とか国民保険のようなものであり、私は会社の給料から社会保険料は天引きされているのでそれではないだろう。

じゃあ、住民税しかない。

が、私はこの時からさかのぼること一年半前の2012年の4月から新潟に居を移し、給料から天引きされる形で新潟にきちんと住民税を収めているのである。

「何が差し押さえだこのやろう!」

「人の口座を勝手に差し押さえやがったのは、いったいどこのどいつじゃい!」

とわが身を振り返ってみれば、2012年の4月に新潟に居を移す前、第一次宿無しになった2002年の日韓ワールドカップの頃から、どこの市区町村にも住所を移さず、およそ住民税というものは、一切の支払いをせず、それこそ一銭も払っていなかったのである。

というか、当時なぜか住民税の請求も来なかったのである。

しかし、2006年の秋に第二次宿無しに陥ったものの、半月程度のネットカフェ難民生活を経て、2007年2月に無事に都内某区にアパートを借りてからも一切支払わず。

が、当時の石原都知事の時代に、石原都知事が

「払っている人に対して払ってない人がいては不公平でしょ」

「徹底的に取り立てる」

という意味のことを言って、本当に徹底的に住民税取り立てる体制になり、住所を移していない私の所にも住民税の請求がコンビニ払いの用紙でバンバンバンバン届くようになった。

しかし、それを受け取った私も当時は多重債務で支払う余裕はなく、

「こんなことぐらいで支払ってたまるか」

と思い一切支払わず、

「都知事はやっぱり、青島幸男が良かった」

「いじわる婆さんがよかった」

と思いながらやりすごし、2010年晩秋に東京を引き払う時には

「払わせられるものなら払わせてみろ」

「真っ赤な~バラを~お前の~唇~♪」

となぜかルパン三世気取りになり

「あばよ、石原のとっつぁぁぁん」

などと言い、数年後にこれが原因でスーパー銭湯の前で、財布の中身が130円で立ち往生する日がくるとは知る由もなく、

「俺は石原軍団に勝った!渡哲也や舘ひろしにも勝った!」

「西部警察に勝った!」

と、全くわけのわからんことを思っていたのだった。

(つづく)

【急に残高0!】住民税による口座差し押さえ体験記②

頭の中が真っ白になる

数分間、キャッシュコーナーの前をあてもなくグルグルと歩き回る。
頭の中は真っ白である。
こういう時、人間は希望にすがりたくなるもので

「もしかして会計の都合で給料日が祝日明けである明日、9月の17日に後ろ倒しになったのか?」

「そうならそうと会社もちゃんとお知らせしてくれよー」

「まったくモウ」

と念のために会社に電話をする。

呼び出し音を聞きながら

『ちゃんと事前に教えてくれないと困るって怒ってやるからな』

と思っていると会社の知り合いの中年男性が電話に出た。

「あのー、今月の給料って、祝日明けに振り込まれるんですよね?」

と言うと

「はあ?もう振り込まれたでしょ」

と答える。

何をたわけたことを抜かしやがんだ、このバカ野郎、ちゃんと確認しやがれと思い

「いや、こっちは確認したところ、まだ振り込まれてないんでね」

と言うと

「俺は金曜に振り込まれてたよ」

とあくまで言い張る。

「いや、でも」

と言いかけると

「ちょっと待って」

と言って保留にされた。

しばらく待つと保留が解除され

「他の人にも聞いてみたけど、やっぱりみんな振り込まれてるって」

と言う。

意味が分からん。

俺だけ会社に嫌がらせされているのか?

大人の社会にもいじめは有るというのは本当だったのだな、と一瞬思うがそんなはずはなく

「まあ、わかりました」

と言って電話を切る。

何かが起こっている。

 

銀行側の都合か?

だいたい、残高がキッチリ0円というのが理解出来ない。

いくら給料日前だからって、数百円は残っているはずである。

キャッシュカードで引き出している以上、きっちり0円になるように引き出せるわけがない。

「ああそうか、キャッシュカードかATMの故障だ!」

「何か銀行側の都合だ」

「ほら、祝日で使えないとか、なんだよ人を驚かすんじゃねえよ」

「心臓に悪いわ」

と再びキャッシュコーナーに入り、確認をとるため備え付けのインターフォンを持ち上げる。

 

呼び出し音が鳴ったあと、担当の女性オペレーターが出た。

「あの~、残高が0円になってるんですが、何かの故障ですよね?」

と尋ねると、私のカード番号や個人情報を聞かれたので素直に答える。

「少々お待ちください」

と言われて、保留音が流れる。

のんきな曲が流れつづける。

すると、曲が終わる。

で、また初めからのんきな曲が流れる。

「結構待たされるな」

「でもぜんぜん構わん。もっとどんどん調べてくれ」

「機械の故障なんて滅多にないんだろうから焦ってるだろうな」

「さて、サウナに入って、夜は寿司か焼肉か、どっちにすべきか」

などと思っていたら保留が解除され、さきほどの女性オペレーターで出る。

「大変お待たせいたしました」

はは、いいってことよ、と思いながら

「はい」

と答えると

「現在、岡村様の口座からはお引き落としが出来なくなっております」

と言う。

『はいはいはいはい、それはもう、それはもう、十分すぎるほどわかっておりますが』

と思い、

「そうです。で、原因は?」

と答えると

「ですから現在、岡村様の口座からはお引き落としが出来なくなっております」

「ですからって、ですからそれはわかっているんですが、原因がわからなくて」

と、ですからをですからで返すが、あくまで女性オペレーターは

「現在、岡村様の口座からはお引き落としが出来なくなっております」

と言う。

『言いたいことはそれだけ』

『あとは電話を切るだけ』

とでもいいたそうな口調である。

と、電話を切られちゃたまらんので、ストレートに

「原因はなんですか?」

と尋ねると

「お答えしかねます」

と言う。

お答えしかねるということは、お答えをしっているが、し兼ねると言うことである。

し兼ねると言っている物をたずねたところで教えてはくれないルールなんだろうから原因を聞くのは諦めるとして

「じゃあ、私の場合がどうこうじゃなくて、一般的にこういうケースではどういうことが考えられますか?」

と聞くと、

「一般的にもお答えしかねます」

と言う。

「じゃあ、こういう時、どこに相談すればいいんですかね?」

と聞くと

「本日は祝日なので窓口がやっておりませんが、明日9:00から17:00に改めてキャッシュカードに記載されている電話番号にお問い合わせください」

と言う。

はじめから、そういえばいいのに、まったく、と思ってインターフォンを置いた。

しつこいようだが、この時、私の財布の中身は130円である。

(つづく)

【急に残高0!】住民税による口座差し押さえ体験記!①

差し押さえは突然やってくる

忘れもしない2013年9月16日、月曜、祝日、敬老の日。
その日、私は休日であり、当時の私の休日の過ごし方としてルーティーンになっていたスーパー銭湯へバスに乗って向かった。

スーパー銭湯の最寄のバス停で降りると、財布の中が130円になったので

「サウナに入る金含め当面の生活費を引き出しておかねば」

と、近くにあった銀行のキャッシュコーナーに入る。

毎月15日が給料日だが、9月15日が日曜ということで、前倒しの9月13日の金曜日に振り込まれている。

「さて、今月はいくら入ったかな?」

と思いながらキャッシュカードをATMに挿入する。

「三か月に一回支払われる交通費も入るはずだからいつもより多いはずだぞ」

と思い、ATMの画面の〝お引き出し〟を選択して押す。

「さあ、今日はサウナに入って、夜は寿司を食べよう!」

と思い、ATMに求められるままに暗証番号を入力。

「寿司もいいけど、焼肉もいいなあ」

などと思い、引き出し金額を3万円と入力した。

すると

〝しばらく、そのままでお待ちください〟

という女性っぽい機械の音声が流れ、ATMの中で札が

ガガガガガガガ・・・・

と数えられる様な音がする。
で、少しすると

〝恐れ入りますが、もう一度はじめからやり直してください〟

という音声が流れて、差し込んだキャッシュカードが押し戻されてくる。

画面には銀行員の男女が頭を下げているイラストが表示される。

 

「はて?」

「3万円程度で残高不足のはずはないが?」

まあ、何かが間違ったんだろう。

「まあいいや」

と深く考えず、差し戻されたキャッシュカードをもう一度、ATMに挿入。

「さて、今月はいくら入ったかな?」

と思いながらキャッシュカードをATMに挿入する。

「三か月に一回支払われる交通費も入るはずだからいつもより多いはずだぞ」

と思い、ATMの画面の〝お引き出し〟を選択して押す。

「さあ、今日はサウナに入って、夜は寿司を食べよう!」

と思い、ATMに求められるままに暗証番号を入力。

「寿司もいいけど、焼肉もいいなあ」

などと思い、引き出し金額を3万円と入力した。

すると

〝しばらく、そのままでお待ちください〟

という女性っぽい機械の音声が流れ、ATMの中で札が

ガガガガガガガ・・・・

と数えられる様な音がする。
で、少しすると再び

〝恐れ入りますが、もう一度はじめからやり直してください〟

という音声が流れて、差し込んだキャッシュカードが押し戻されてくる。

画面にはさきほども登場した銀行員の男女が頭を下げているイラストが表示された。

 

何か、ただごとでない気がする。

とてつもなく嫌な予感がする。

 

急に残高0!

とりあえず、残高を確認しようと、みたびATMにキャッシュカードを挿入。

〝お引き出し〟ではなく、〝残高照会〟のボタンを押す。

求められるままに暗証番号を入力。

数秒待たせれたのち、ATMの画面になんと、残高が0円である旨が表示された。

「ちょっと、外の風に当たろう」

と思い、キャッシュコーナーを出た。

(つづく)

【CIC情報は払ってない『移管終了』でも保有期限が過ぎれば消えるか?】吾輩はブラックリスト者である。

ブラックリストは寄っといで。

 

私は法律の専門家ではありません。

ただ、実際に借金をしてブラックリストに載っている当事者として記事を書きます。

 

 

ローンに落ちると全否定された気分になる

 

「住宅ローンに落ちた」

「車のローンが通らなかった」

「クレジットカードが作れなかった」

 

など、こういう時、本当にヒヤッとしますよねー。

私は数年前、車のローンが通らず、ディーラーの中で冷ややかな目で見られた苦い経験があります。

しかし、その直後、90万円分の住民税の差し押さえに遭い、金利含め分割で毎月24,000円を支払うことになったので

「もしもあの時、車のローンが通ってたら、支払いが滞りすぐに車を売るハメになったんだな」

と、怪我の功名とはこのことかと胸をなでおろしたののだが。

ああ私には、読者諸氏の「このダメ人間め!」の声が聞こえる。

 

CICに情報の開示請求をしてみた!

で、私の状況は一体どうなっているんだろう?と、CICに開示請求をしてみた。

お値段1,000円+切手代。

CIC側は、

「クレジット払いになりますが、ネットで開示請求できるよ」

と謳っておるが、こちとらブラックでクレジットカード持てねえんだよ!

だから郵送で開示請求するんだよ、と言いたい。

で、届いた情報開示報告書を見て、以下のことが分かりました。

 

情報開示報告書の詳しい見方はCICのページなり、専門家のブログなど参照ください。

私の場合は、借り手としての、ぶっちゃけた話を書きます。

 

私の開示情報(抄)

有ったのは、某クレジット会社のものと、携帯本体の割賦代金の過去に支払ったものと、現在支払い中のもの。

携帯本体の割賦代金はの支払は滞りなく済んでいたのですが、某クレジット会社のものの、返済状況が「異動」。

異動発生日が、平成22年12月。

終了状況が、移管終了。

支払い遅延有無が、遅延解消。

遅延発生日が、平成22年(2010年)12月。

 

遅延解消日が、平成26年(2014)3月。

保有期限が、平成31年(2019年)2月。

これつまり、私の某クレジット会社への遅延情報が、2019年2月までブラックリスト(正式にはそんなリストはないが)に入っているということである。

こんなクレジットのこと、一切忘れておったが、この報告書をみて、以下のことが分かった。

私のブラックリスト入り物語

 

平成22年(2010年)11月、私は東京を引き払って、青森県に長期出張(9か月)に行きました。

「こちとら出張じゃい!」

と住民票も移さずに。

且つ、郵便局に転送届も出さずに。

で、口座にお金を入れておいたので、毎月引き落としされていると思っていたのだが、支払いが遅れたのが原因で請求書払いになっていただのだと思う。

請求書は東京に送られていただのだろうが、もちろん青森には一切届かないのでそのまま放置。

そこからは札幌に半年間の長期出張、その後、新潟県に在住。住民票を移しました。

その間、督促の電話などがクレジット会社や、その後、債権を委託された法律事務所などからかかってきていたのだが、特殊詐欺の類と判断し、まさかクレジットの督促とも思わず、そのまま一切電話に出ず。

何年かして、そういう電話も来なくなったので

「勝った」

と思っておった。

アホである。

で、実は、東京は引き払った平成22年(2010年)11月の翌月、12月からクレジットの支払が滞り、債権は保証会社にまわり、平成26年(2014年)3月に債権回収会社が某クレジット会社に延滞分を支払いした、ということである。

で、保有期限が、平成31年2月なんで、平成31年の3月以降になればCICから、この情報は消えるということです。

 

5年で消える?

 

よくCICの情報は5年で消える、と書いてあるが、これは終了状況が、完了なり、移管終了なりなど記載が入り、遅延解消日欄に日付が入って、約5年で消えるのであって、支払いが遅延してから5年ではないので注意してください。

私の場合は、平成22年12月から遅延発生、保有期限が平成31年2月なので、遅くれはじめてから、消えるまで9年近くかかる訳です。

 

じゃあ、今から支払えば保有期限が短くなったり消えたりするのか?

これはなりません。

逆に支払っても何も変わらないので、私は支払いません。

(威張ってどうする?)

とにかく保有期限を過ぎれば、CICから情報は消える!

これ当たり前すぎるからだろうか、ネットであれこれ調べてもハッキリ書いていないことが多い。

「支払ってないと、情報が消えることはありません」

「完済しないと一生、保有期限は載りません」

とか

「一生ローンは組めません。家を買うのは諦めましょう」

などといーかげんなウソ情報を書いている借金したことがないヤツとか、どっかの回し者みたいなヤツが好き放題書いているものあるが、とにかく保有期限に年月の記載があれば、それを過ぎて一か月程度でCICからはその情報は消えるので安心して欲しい。

私のように払ってなくても債権回収業者が支払って、移管終了となり、保有期限がつくのです。

まあ、改めてローン会社が金を貸すか貸さないかは、貸し手の判断になるので、CICに情報が無いから絶対に借りられるという訳ではないので、そこは注意しましょう。

移管終了とは?

ネットの記事では、移管終了とは、おまとめローンなどで支払った場合、と書いてあるので分かりにくい。

おまとめローン以外にも、私のように債権回収会社が支払っても移管終了となります。

 

なんで私が、本人以外弁済ではなく、移管終了なのかは素人なのでわかりません。

個人的には、代わりに支払ったのが、保証会社ではなく債権回収会社だから移管終了なのかな?と思ってます。

 

まずは開示請求!

何も情報なしで、憶測でいろいろ考えて、ネットで情報見れば見るほど焦ります。

どんどん暗くなっていきます!

面倒でもまずは開示請求をして、自分の状況を判断してからあれこれ調べましょう。

 

ネットで借金問題を調べると・・・

 

ネット上での書き手はだいたい

 

「借金するお前が悪い」

 

「私は、借りたことがないもんで」

 

的な姿勢なので腹が立つんですよね。

意外と5ちゃんの情報とかが一番優しくて、頼りになったり、って、それをブログに書いちゃいかんか。

 

CICに乗っている=悪ではない

例えば、私の場合、は携帯の料金は割賦代金含めて毎月きちんと支払っています。

で、過去に割賦を完済したものがある。

このように支払い終えると、報告日の欄には最後の支払日が書かれる。

(私の場合は、平成28年、4月26日)

そしたら、終了状況に〝完了〟と記載される。

そこから約5年間、保有期限が設定される。

(私の場合、保有期限:平成33年3月)

この情報は、毎月、きちんきちんと支払っていれば貸し手が閲覧した場合

「きちんと支払う人なんだな」

と判断されるので、借りる際には有利に働きます。

また、CIC情報が保有期限を過ぎて消えて、一切の情報(クレジットヒストリー)がないと、30歳以上の場合は

「こんなに借金がないわけがない」

「元ブラックかもしれない」

と言う風に貸し手が判断する、スーパーホワイトと呼ばれるものにもなるので、ある程度、携帯の割賦をきちんと支払っている状況も必要だそうである。

「俺は現金で払っているのに!」

という人には気の毒な話ですね。

 

現在進行で支払い中のものは、終了状況も空欄で、保有期限は記載されない。

 

当たり前の話だが、現在進行で支払い中のものや、債権回収会社が貸し手に支払い終えてない場合、終了状況も空欄で、保有期限は記載されません。

払いきって『完済』だか、私のように『移管終了』だか、『本人以外弁済(保証人や保証会社などから返済されたもの)』だか、『貸倒(クレジット会社がもうとれないと判断したもの)』『法廷免責(破産など法的な処理がなされたもの)』にならないと記載されません。

 

 

とはいえ

 

「あと数年で保有期限が過ぎるぞ!」

「喪が明けるぞ!」

「禊がすむぞ!」

「保有期間まであと三年!」

などとカウントダウンを始める人もいるが、確かに保有期間を過ぎれば延滞だとか事故の情報は消えるわけですが、これよく考えると

「あと三年で、また借金ができるぞ!」

と意気込んでいるのと同じですよね。

 

「車を三年ローンで買うんだ!」

 

というのは、言い方をかえれば

 

「三年間毎月3万円払うぞ!」

 

ということだから、だったら信用機関の情報保有期間を過ぎるまで待つよりは、それまでの間、毎月3万円を貯金して現金一括で車を買った方がいいと思うのです。

 

「えー、毎月、3万円も貯金できない!」

 

などと嘆くのなら、信用情報の喪が明けて、晴れて借金が出来たとしても、また払えなくなって結局また焦げ付くことになるのだから、よくよく考えた方がいいですね。

住宅ローンは、家賃を支払いに代えるわけですので、別ですが。

ちなみに私は、喪が明けてもローンを組むつもりはありません。

(本当かなー?)

 

ということで

ローンが組めなくて困っているのはあなただけではないです。

私のように、顔出ししてさらし者もいます。

まずはCICに開示請求をして、とにかく保有期限の記載のない人は、移管終了になるか完済するのかどっちが早く喪が明けるかを計算しましょう。

で、保有期限に記載のある人は、ジタバタしないで、私と一緒にジッとその日を待ちましょう。

このブログでは、借金の悩みをぶっ飛ばすような、暇つぶしなアホ話を毎日書いていますので、よければ読みに来てください。