【脱デブ】人間が太る思考回路【正月太り】

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太るきっかけ=正月

正月に食べたいだけ食べて、動きたくないだけ動かなかったのでどんどん体重が増えていっている。

せっかく入会したジムには、毎月金を払っているので頻繁に行く。

頻繁に行くが筋トレも有酸素運動もしない。

では何しに行くかと言えば、サウナに入りにいく。

サウナだけ入って帰ってくる。

ジムのサウナに入るたびに、いつも同じとてつもない巨漢の人が居て、その人に対していつも

「風呂だけ入りに来てるんじゃねーよ」

「ちゃんと運動しないならスーパー銭湯に行け」

と思っていたが、最近はその人に会うと、同族に対する慈愛の眼差しで微笑みかけたりして、やや危ない方向にいきつつある。

この辺り、政治家の不正を許せずに自ら政治家になったものの、いつの間にか政治の世界の悪習に流されて悪徳政治家へとなり下がってしまう者に似ている。

追い打ちをかけるラーメン中毒

その上、年末に

「まあ、今年最後ってことで」

と立ち寄ったラーメン二郎でたらふく食べたのをきっかけとし、年が明けると堰を切ったようにラーメン二郎に通いまくり、再びラーメン二郎中毒となった。

もう、休みのたびに通うようになってしまった。

と、こうなってくると、運動をするとかしないとか食事制限をするとかの問題ではない。

デブの思考回路=体重計に乗るのが怖くなる

まず、太ると思考回路的に何が起こるか?

まず体重計に乗るのが怖くなる。

自分でも何が怖いのか、体重計に乗って自らの現状をし知ることの何が怖いのか、まったく理解が出来ないのだが、とにかく怖いのである。

「ねえ、あたし、怖いの!」

と、101回目のプロポーズの浅野温子のセリフのようなことを言い出して、体重計には決して乗らなくなる。

「ちょっと痩せてから体重計に乗ろう」

と訳のわからないことを考え出す。

太ったと指摘されても・・・

職場でも

「ちょっと太ったんじゃない?」

などと言われるが耳にしなかったことにする。

前まではそんなことを言われたら悔しくてすぐにダイエットに突入しておったが今は

「そのうち痩せてやようかな」

とは思うが、痩せたい気持ちよりも食べたい気持ち、動きたくない気持ちが強いのでなんともならない。

 

いっそのことデブキャラで行くか?

「こうなったらもう、太って太って、超デブキャラで行こうか」

と思う。

100キロを超えて明るいデブキャラで行こう。

そうすれば、食べたいだけ食べて、寝たいだけ寝て、案外幸せに暮らせるかもしれない。

ラーメン二郎なんかは休日だけなどと言わず、毎日毎日、行きたいだけ行けばいいのである。

オーバーオールを着て、まいうー、なんて言っておけばいいのである。

癒し系キャラで行けるかもしれない。

「そうだそうだ!」

「中毒で十分だ!」

「食いたいもんを食うだけ食って死んでやる」

と思ったりするものの

「まあ、一月は正月特別月間として二月からはダイエットして今年こそは細マッチョになろう」

と思ったり気持ちがグラグラグラグラと揺れておる。

というか食欲がとまらん。

このまま太っていくか、どこかでスイッチが入ってダイエットするか、いったいどうなるのか、自分でも楽しみである。

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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