【一番好きな映画でわかる人間性】あの人の本当の素顔とは?

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「あなたの一番好きな映画はなんですか?」

一番好きな映画を聞いてみれば、答えた映画でだいたいその人の人となりがわかる。

つまり、

「あなたの一番好きな映画は?」

という質問は

「あなたはどういう人間ですか?」

という質問に等しいのである。

そのため、

「あなたの一番好きな映画は?」

に対しては慎重に答えなければいけない。

場合によってはバカ扱いされるからである。

ヒーロー物=バカな人

もっともバカ扱いされるのはヒーロー物である。

「私の一番好きな映画は、スパイダーマンです」

などと答えようものなら、質問者の頭の中では

『こいつ、バカ確定』

となる。

「私の一番好きな映画は、ジャスティスリーグです」

などと答えたなら、

『こいつ、バカの確率変動』

『バカの十三面待ち』

などと揶揄されることになるので、くれぐれもヒーロー物を答えてはならない。

大作の人&ジブリな人=女性ならば好感が持てるが・・・

「ロードオブザリングです」

とか

「タイタニックです」

と答える女性は可愛らしくていい。

「ハウルの動く城です」

とか、女性であればこれが正解かもしれない。

が、男はいかん!

男が

「タイタニックです」

と答えたら

「お前、何考えてるの?」

「人生舐めてるのか?」

「一昨日きやがれ!」

とどやし付けられることになるので注意が必要である。

ショーシャンクな人=なんにも考えていない人

ショーシャンクの空にと答えるのも避けたいところである。

「あなたの一番好きな映画は?」

に対して

「ショーシャンクの空に、です」

と答えるヤツはアホである。

『ショーシャンクの空に』は、とてもいい映画で、誰でも好きである。
この映画が嫌いなヤツとは友達にならないほうがいい、というくらいの名作だが、大作でなし、主役がややマイナー俳優であり、知ってる人は飽きるほど観ており、一部では熱狂的な支持がある作品。

「これ言っとけば映画好きと思われる感」

が漂い、誰にも文句は言わせねえ的な作品であることは周知の事実であり、

「敢えてこの映画が一番好きだとは言えない雰囲気」

があふれる作品である。

に関わらず、

「一番、好きな映画は?」

と聞かれて

「ショーシャンクの空に」

と答えられるそいつの神経を疑う。

「一番、好きな映画は?」

と聞かれて

「ショーシャンクの空に」

と答えるということは、

「あなたはどういう人間ですか?」

と聞かれて

「私は何にも考えていないバカです」

と答えるようなものである。

好きであってもベタ過ぎて言ってはならん映画、それが「ショーシャンクの空に」なのである。

敢えてぶっ飛んだ作品をいう人=危険人物

じゃあ、人気の無い映画を答えればいいのかと、

「私の一番好きな映画は、北京原人~Who are you?~です」

とか

「温泉すっぽん芸者です」

と突拍子もないことを答えるとバカ扱いどころか、危険人物、タブー人物の扱いを受け、失職の末、一家離散、ダンボール生活を余儀なくされるというような、取り返しのつかないことになるので注意が必要である。

おしゃれ映画=モテよううと必死な人

「シザー・ハンズです」

「トレイン・スポッティングです」

「時計仕掛けのオレンジです」

「7-SE7EN-」です

などと、大して内容はないくせに、ただオシャレだと言うだけの作品を、もっとも好きな映画と言えてしまう人は気持ちが悪い。

ただただ、

「この作品のオシャレ感覚、俺、理解可能」

とでもいいたげにタイトルを言っているだけであり、モテようという気持ちが出過ぎていて、必死であり、見るに堪えない。
こういう人からは、逃げるに限る。

正解は?

「何を偉そうに!」

「じゃあ、いったいお前の一番好きな映画はなんなんだ?」

「答えてみやがれ!」

という意見もあるかもしれないが、最もやっていけないのは、聞かれてもいないのに

「私の一番好きな映画はね」

などと言い出すことである。

聞かれてないのに、誰も興味がないのに

「私はこういう人間ですよ」

と言い出すのと同じだからである。

ということで、私の一番好きな映画は、お答えできません。

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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