【ギャンブル必勝法?】最後の最後の最後の最後に勝つ方法2/4

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Hからの督促状

で、負けがこんでからというものHの誘いには乗らず、ギャンブルなどからは完全に足を洗ったのであるが、当のHはしきりに電話で7万を督促してくる。

無視していたが、冗談か本気かわからないのだが、ショートメールで

「何月何日までに必ずお支払いください。支払いの無い場合は法的手段に…」

などと前置きし、自分の口座番号を寄こしてきたのである。

「何が法的手段だ!」

「てめえが法的手段で拘置所なんぞに入ったんだろうが!」

「拘置所に送り返してやるぞ!」

と早速電話したのであるが、

「まあまあ」

「でも払ってね」

などと言う。

仕方がないので、

「次会った時に払うわ」

と言って、急いでロト6を買いに行ったのである。

頼みの綱のロト6

まあ、ロト6があたるはずもなく、だからと言って支払う金もなく、母親の財布から金をくすねて支払おうとしたが、ギャンブルでの負けを、しかもHなんぞに母ちゃんの金を充てるなどはもってのほかであり、絶対にイヤだ。

というか、理由はなんであれギャンブルの負けを払うのが嫌だ。
例え金があっても嫌だ。

ロト6が当たっても払いたくない!

こういうことを言うと、ギャンブル好きな人は

「それはルール違反!」

「ギャンブルの勝ち負けは恨みっこなし!」

などと訳知り顔でほざくのだが、嫌な物は嫌なのである。

何がルール違反だ!

ギャンブルそのものがルール違反だろーが!

恨みっこなしなんて言ってたれっか!

俺は恨みっぽいんだよ!

と言いたくなる。

と、冒頭で書いた通り、私はギャンブルが嫌いであり、且つ、ギャンブルでの負けなどは払う気はなく、どこまでも自分に都合のいい男なのである。

そのため、くれぐれも私をギャンブルには誘わない方がいいですよ。

でも

しかしHには支払う約束をしてしまった。

金は無いし、どうすればいいのか?

 

Hとギャンブルで勝てばいいのか?

しかし博才は無いし。

「まあ、のらりくらりと督促をかわし、時間が解決するのを待とう」

とお得意の逃げの姿勢でHと会う日を迎えてしまったのである。

(つづく)

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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