【多重債務からの脱却】自分で過払い金返還訴訟を起こしてみたレポート⑦

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ひきつづき過去日記から読み解く過払い金返還請求訴訟の模様にお付き合いください

裁判で見た某消費者金融の担当者の話。

2008年4月11日の日記。タイトル「国士無双」

昨日の裁判で見た裁判の模様を報告する。

被告、三○ファイナンスの社員(見た目、42歳、やせ形、色黒、銀縁眼鏡、ヘトヘト感丸出し)と、原告の代理弁護士(みため26歳、女性、眼に光が無い、不美人)との不当利息返還訴訟裁判の模様。

【平たく言えば、借金したけど、不当な金利で多く払いすぎた金を取り返す為に弁護士を雇って逆に”金を返せ”と言ってる裁判、つまりボクと同じ裁判】

裁判官「で、どうですか原告?」

原告「和解額が6万と言うのはちょっと・・・」

被告「や、先生ねーぇ?!うちも一杯一杯なんスよ」

原告「6万で和解出来るか否か、本人と相談し次回裁判で・・・」

裁判官「では、次回期日決めましょう」

被告「次回は次回でいいんですがね、や、先生ねーぇ?!」

(どうやら”や、先生ねーぇ?!”が大変気に入ってる模様)

「うちも正直土壇場なんスよ?!」

「正直、差押え来てますしね!?」

「6万以上は払えないっスよ!」

(と、机を叩いて涙ぐむ)

払えないんなら、どっかで借りて来やがれ!

と、なんだか上から目線で言いたくなる気分が良い裁判を見た。 

“1”が四枚で革命だとか、クソ牌ばっかで役満だとか、なんだか痛快な気分です。

この日記は、三和ファイナンスの提供でお送りしました。

解説

まあ、三和ファイナンスの担当者が、弁護士に泣きついている姿を見たのである。

調べてみると、

三和ファイナンスは、は、2008年10月31日、三和ファイナンスはかざかファイナンスへ売却され、名前を株式会社SFコーポレーション(エスエフコーポレーション)に変更した。

その後創業者は経営に一切関係していない。2011年8月26日、過払い金債権の返還に行き詰り、破産手続開始決定を受ける。

とのことである。

この時から半年後に売却されたのだから、本当に担当者は困っていたんだろう。

でもま、借り手はもっと困っていたわけだから!

(つづく)

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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