もくじ
夜中に酔って電話してくる男
酔っぱらって夜中に電話してくるヤツがいる。
酔っぱらって夜中に電話してくるヤツというより、酔っぱらって夜中に電話してくるバカがいるのである。
自分がどれほどの迷惑をかけているか全くわかっておらんのであろう。
「自分が酒飲んで人と話したくなってるんだから、みんな気持ちをわかってくれるに違いない」
と甘ったれ根性もいい加減にしやがれ、と言いたくなることを思い
「この楽しいトークを聞かせてあげる」
などという頭がおかしくなったのかということを考え電話してくるのである。
で、そのような者は酔って電話してきて何を話すかと言うと
「今日の誰々さんのあの発言どー思う?」
だの
「明日、俺あいつにとことん言ってやろうと思いますが協力してくれますか!?」
などと、つまりは味方になってくれるかどうかを判断しておるのである。
酔ったらサッサと寝ろ!
バカ話ならともかく、酔った勢いで真面目なことを考えてもロクなものにはならんので酔ったら酔ったでさっさと寝ればいいのに、楽しく飲めばいいのに、飲んで真面目なことを考えて話はどんどんこじれるのである。
で、酔ってるもんだから呂律もあやしく、理論立てて話せないので内容もよく理解できない。
且つ、クドクドと同じ話を繰り返すので聞かされる方はただただ迷惑。
にもかかわらず相変わらずのこのヤロウは、めんどくさがられていることに気が付かず、聞かされる側が気を使って相づちを打っていることに
「俺の話、やっぱり興味深いんだな」
と思い、電話口で酒を飲む音をジュルジュルさせながら、更にくそでもねえ話をくどくどと続けるのである。
酔って電話してくる心理2タイプ
酔って電話してくるの心理は以下の2タイプである。
①酔って電話してくる心理=精神的に未熟
つまりは精神が未熟で甘ったれた性質であるからである。
で酔って電話をしてくる。
この甘ったれの中にも更に3タイプあるので見ていこう。
タイプ1:飲酒経験が少なく、酔っ払いのバカ話以外の会話がめんどくさいかがわかっていない。
このタイプは若年層に多く、経験が増えるにつれ酔って電話をすることはなくなるので大丈夫である。
タイプ2:ただ酒癖が悪く、マナーがなっていない。
このタイプはタチが悪い。
いい年をして、スマホを片手に酒を飲むのがロクな結果を生まないことを誰かが教えてやらねばならん。
そのため、私はこのような者は即刻着信拒否の上、LINEもブロック。TwitterやFacebookなどつながりの有るSNSの全てフォローを解除し、次回直接そいつに会った際、
「酔っぱらって電話してくるのはみんな鬱陶しいから止めろ!」
と直接言っているので、結構社会貢献しているはずである。
タイプ3:気が弱く、自分がどう思われているか不安
また酔って電話をしてくるヤツは、言い換えれば酔わないと電話してこないヤツであり、つまりは気の弱い男なのである。
気が弱いからこそ昼間っからウジウジと考え、酒を飲むと相手が心から味方なのかが不安になる。
で、マナー面の神経がマヒして電話してくるのである。
②酔って電話してくる心理=口説いている
よく好きな人を口説こうと酔っぱらって電話している男女がいるがあれは告白する勇気がなく酔った勢いでなんとかしようとしているのである。
シラフの時は密かに思っているが、酒を飲むと相手が自分に好意が有るか無いかが不安になる。
で、マナー面の神経がマヒして電話してくるのである。
みなさんに言っておくが、酔って口説きの電話してくる者は少なからずあなたに好意を持っているはずである。
しかしこの好意というのが恋愛対象としての好意なのか、友人としての好意なのかは人それぞれであるので注意が必要である。
また、恋愛対象であったとしても、単純に身体目的なのか、それ以上のものなのかも人それぞれであるので注意が必要である。
逆に言えば
「酔って電話で口説いてくるなんて身体目的以外の何物でもない!」
なんて意見も耳にするがそうとも言い切れないのである。
と、〝酔って電話してくる心理を考える!〟
などと、酔って電話してくる者の心理がなぜ素人の私にわかるかと言うと、実は飲酒の習慣が無い若い頃、
「酔って女に電話することほどの愚行はない」
と諸先輩に注意されていながら抑えきれずに酔って女性に電話していた事があったからである。
その節はどうもすみませんでした。
つりばんど 岡村
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