『私は、瓶を売っていました』について考える。ビンを売る少年。

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私はビンを売っていました。

「私は幼い頃、小遣い稼ぎとしてビンを売っていました」

などと言うと、銅とか金属を売っていた日本アパッチ族的な者を連想するらしく、若手のギャルから

「何それ~!」

「終戦直後~!」

「大阪城公園~!」

などと言われるのであるが、実際にビンを売っていたのであるから仕方がない。

ただ売っていたのではない!

いや、誤解を招くといけないので改めて言うと、何処からか仕入れたビンを何処かに売るというものではなく、落ちているビンを拾い集めて、それを近くの酒屋に売りに行くという行為を行って小遣いを稼いでいたのである。

などと言うと、先ほどの若手ギャルが再び登場し

「拾って売るとか~」

「狩猟採集のじだ~い!」

「げんしじ~ん!」

「貝塚~!」

などとバカにされ、昭和49年生まれはどんどん元気がなくなるのである。

どんどんどんどん元気がなくなり、もうこうなったら、「瓶を売る少年の詩」というお涙頂戴的は歌を作ってやる。

歌詞は、吉田拓郎の『今日までそして明日から』からパクった。

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「瓶を売る少年の詩」 

作詞・作曲/つりばんど岡村

私はビンを売ってみました

時には誰かの力を借りて

私はビンを売ってきました

そして今、私は、思っています

明日からも、瓶を売って生きていくだろうと

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と、私はこの曲でプロデビューし、年末には紅白歌合戦に出場しようと思っているところである。

(思ってません)

現代の人からの質問

さて、ここで読者諸氏は

「ビンなんてそんなに落ちてるか?」

「一本いくらで売れるの?」

などという疑問がわくかたもいると思うので諸々説明したい。

瓶がそんなに落ちているのか?

まず、ビンがそんなに落ちているかという問題だが、私が小学生の頃、1986~1987年まではジュースはだいたい瓶入りであった。

缶ジュースもあったが、なぜか缶ジュースは250mlという今で言うレッドブルのロング缶が主流で、現在の350ml以上のジュースはビン入りであった。

※画像は250ml入りの缶ジュース。

※懐かしの300mlの瓶ジュース。

というもの、ペットボトルは当時、まだなかったのである。
そのため、ビンは牛乳とか、一部レトロを敢えて意識した商品しかない現在とは違い、そっこら中に、今のペットボトル並みに落ちていたのである。

当時の私には、公園のゴミ箱が宝の山に見えたものである。

いくらで買い取ってくれたのか?

350mlの瓶は売った覚えが無いのでいくらで買い取ってくれたか不明。恐らく買い取ってもらえなかったんじゃないかな?
なので、私はもっぱら1リットルのビンを拾って、近所の酒屋に一本30円で売っておった。

10本も買えば300円になるので、小学生にはいい小遣い稼ぎとなったのである。

※画像は1リットル瓶入りジュース。重てえんだよな、これが。

中学に入り、友人同士でバンドを組んだは良いが、スタジオ代が無いので、公園をハシゴして1リットル瓶をかき集め、それを打った金でスタジオ代を払っていたという、今から聞くと先ほどのギャルが登場して

「まがたま~」

「はにわ~」

「やじり~」

などと言われかねない生活をしていたのである。

今はどうなっておるのか?

調べてみると、今でも瓶は売れるとのこと。

ワイン。・シャンパンなどの一部高級なもののビンは、例えば、ロマネコンティ1990 正規の空ボトルなどは。なんと5万円で買い取ってくれるらしい。

ワイン同様、ウィスキーや、ブランデイもものによっては高価買取をしてくれるらしい。

まあ、そんな瓶探しても落ちてはおらんだろが。

あとは、

・ビール瓶=一本5円。

・一升瓶==一本5~10円。

と現在では、一部の高級酒類の瓶はやたらと高額で売ることができるが、小遣いになるほどのビール瓶や一升瓶を集めたりは非常に難しい時代になっておったのである。

しかし!

問題の私が、小学生~中学生の頃、主に取り扱っていた1リットルのジュース瓶がいくらで売れるかと言うと、なんと酒屋ではなくヤフオクで希少価値がついて1本300円から、スプライトとかファンタなどは、なんと一本2,500円などで取引されているので、見つけたらぜひゲットしておこう。

でも、落ちてないよなあ~。

ちなみにビール瓶を入れるケースは一個300円で売れるらしいので、今時の小学生よ!どうせやるなら1リットルの瓶を探してヤフオクで売るか、ビール瓶のケース狙いで行きましょう!

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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