【焼酎ハイボールとは?】何がどう違うの?ウイスキーと炭酸と焼酎と?え???!

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酒のみ同士の会話

酒飲み同士で集まった際の会話といえば、だいたいが

〝酒〟

の話である。

「毎晩飲んでおるか?」

「何を飲んでおるか?」

「ビールか日本酒か?」

「痛風は大丈夫か?」

「やっぱり蒸留酒か?」

「肝臓の数値は大丈夫か?」

などと言う話になり、やっぱり酒は辞めた方がいいのかという方向に進み

「酒を止める方法はあるか?」

「飲まずに寝られるか?」

「健康を害さぬ程度に飲み続けることは可能か?」

などという方向に行くのだが、最終的には

「まあ、我慢して生きるぐらいなら」

「好きなもん飲んで死んでやらあ」

などと自暴自棄になっていくのがお決まりのパターンである。

焼酎ハイボールを飲んでいる人

で、先日もお決まりのこの会話が始まり

「毎晩、何を飲んでおるか?」

と尋ねたところ

「焼酎ハイボールを飲んでいる」

と言う。

何度か聞いたことのある、この〝焼酎ハイボール〟なるものに対して私は常々疑問を持っておったが、わざわざ調べるほどのことでもないので放っておいたのだが、それを毎晩飲んでいると言う者に初めて会ったので

「焼酎ハイボールって何?」

と尋ねてみたのである。

だがしかし、その者は

「いや、缶にそう書いてあるだけで、焼酎ハイボールがどういう物かはよくわかりません」

と言う。

何かわからんものをよくも毎晩飲んでいられるなあ、と呆れてしまった。

そもそもハイボールとは?

そもそもハイボールというのは、ウイスキーを炭酸で割ったものである。

で、焼酎を炭酸で割ればサワーである。

じゃあ、焼酎ハイボールってのは、ウイスキーの焼酎を混ぜて、炭酸で割ったものか?

そんな無茶苦茶な物が飲めるか?

そんな物が商品として売っているのか?

だとしたらストロング系酎ハイなんぞ問題にならんくらいに強くて安く酔えるのではないか?

そっちの方がブームになり得るのではないか?

調べてみました

と思って調べてみれば、

ウイスキーを炭酸で割れば、〝ハイボール〟である。

焼酎を炭酸で割れば、〝サワー〟と言ったり、〝焼酎ハイボール〟と言ったりする。

で、〝焼酎ハイボール〟を略せば〝酎ハイ〟であるという。

こんだけ長期間酒を飲み続けてきた私は、酎ハイが、焼酎ハイボールの略であったことを知らんかった。

酎ハイは酎ハイと思っておった。

ということで、焼酎ハイボールは、酎ハイ及び、サワーのことだったのである。

以前は焼酎ハイボールといっていたが、長ったらしいので酎ハイとし、日本の酒飲み界で、酎ハイとして地位を築いたのであるが、このところのハイボールブームに乗っかって、

「だったらもともとの焼酎ハイボールって名前で売り出した方がハイボールブームに乗っかれるんじゃねえか?」

という企業側の戦略でもって、敢えて往年の〝焼酎ハイボール〟という名で売り出したものと思われる。

そのため、

「毎晩、焼酎ハイボール飲んでます」

「が、焼酎ハイボールが何かは知りません」

という、この記事の冒頭で出てきたような人が増えたのである。

なんだ、ただの酎ハイじゃねえか。

注意点

しかし、缶入りのアルコールでは、〝チューハイ〟などと書いてあっても、実はウォッカを炭酸で割ったものとか、リキュールであったりするので、思ったより強いものがあるので、買う前によく缶の裏書きなど読んでみるとよいと思います。

もともとの名前を覚えましょう。

酎ハイのもともと、焼酎ハイボール。
東芝はもともと、東京芝浦電気。
横浜銀蝿はもともと〝THE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIAL〟

と覚えるようにしましょう。

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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