【プリクラはキモいか可愛いかを判定!】白黒つけましょー!1/2

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最近のプリクラの写真はあれでいーのか!?

なにが気持ち悪いかといって、最近のプリクラの画像ほど気持ちの悪いものはない。
よくSNSなんかでプロフィール画像をプリクラのものにしている者がいるが、ハッキリ言ってすぐに別のものに差し替えたほうがいい。

「そんなことない!」

「プリの画像はとてもいい!」

「だいたい今時、プリのことをプリクラなんていってるオヤジの話は読みたくもない!」

などと言わずに冷静に聞いて欲しい。

また、読みたくもないと思っても、このブログをブックマークに登録して最低一日30回は読みに来て欲しいと、虫のいいことを考えながら話を先に進める。

何が気持ち悪いのか?

まずプリクラの画像の何が気持ち悪いか、あの目である。
まるでリカちゃん人形のように不自然な大きさ、且つ黒目がちでなんとも異様である。

リカちゃん人形は人形だからかわいいのであって、人間だったら気持ち悪いのである。
たまに海外で

「バービーになりたい」

などといって美容整形の結果、本当にバービー人形のようになっているバカがいるが、プリクラはアレの小型版である。
アレを良しとしているのと似ているのである。

プリクラ大好きっ子にプリクラの気持ち悪さを教えるためには?

などと書いてもプリクラを分かっていないオヤジと、プリクラが良いと思っている人との溝は埋められない。
どうすればその溝を埋められるか?

プリとやらがいかに気持ちが悪いか、またいかに原型をとどめていないか、どうすれば読者諸氏にわかっていただけるか?

まず私がプリクラを撮ってみるしかない。
撮って、その姿をさらし、いかに異様かを分かってもらうしかない。

と、いうことでさっそく某大型家電量販店のプリクラコーナーに潜入調査を行ってきたので報告する。

オヤジ、一人でプリクラコーナーへ行く

夕方、16:00プリクラコーナーへ着く。
まず、その機械の大きさに驚く。
昔のプリクラはこんなんじゃなかった。

私だってそこまで年寄りじゃない。
プリクラぐらい何度も撮影したことはある。

が、最後に撮ったのはもう10年以上前であり、その当時はこんなに大きくなかったのである。
昔のプリクラは、もっとこう小型で、ジュースの自動販売機のような大きさだったのである。

が、現代のプリクラの機械は、まるで小屋のような大きさに変貌しており、そのどでかい機会が5台も並んでいることに圧倒される。

且つ、16:00という時間的にも女子高生が多数たむろしておるが、プリクラの画像の異様さを知ってもらうためには躊躇などしていられない。
そこへ私がモヒカン頭で恐る恐る近づいていく。
単なる変質者と思われていたかもしれない。

そのため、

『わたくしは、プリクラを取りに来たのではなく、あくまで道に迷ってこんな所に不本意ながら入り込んでしまった者である』

『できることなら早くこの場を立ち去り、妻の誕生日プレゼントの掃除ロボットを購入するため、お目当ての掃除機コーナーに行きたいのだがね』

と、妻などおらぬにもかかわらず、ちゃんと家庭もある信頼のあるダンディスムの塊という風情を醸しだし

『やれやれ困ったな』

という表情をしながら横目でチラチラとプリクラの機械を見て回る。

プリクラ横に多数あるアーケードゲーム機コーナーには、男子高生がたむろしており私の方をジロジロとみてくる。
オヤジ狩りのターゲットとされたのかもしれない。

『サッサと撮って帰ろう』

と思うが、5台あるうちのどれがその、ポピュラーな、いわゆる盛ってくれう機械なのかがわからない。

そのため、機械の壁面に書かれたキャッチコピーのようなものを読んでいく。

〝自分至上、最高の「私」〟

だの

〝盛り感はコスメで作れる〟

だのと書かれているが、どれもこれもよくわからん。

あとで記事にするためにスマホでコソコソとそれらを撮影しながら

『つまりは、まあ、どれでも同じなんだろう』

と思い、どれか空いている機械に入ろうとするが、これがなかなか勇気が出ない。

あくまでお掃除ロボットを購入しに来たのに、不本意ながらプリコーナーへ迷い込んでしまった芝居をしているのである。

その演技から急にプリクラの機械にノレンみたいなビラビラをくぐって入っていく勇気がない。

『どーしよー?』

と思い、10分ほどオドオドしていると、ガードマンのお父さんがあきらかにこちらを見ながら近寄ってきた。

迷っている演技が認められ、正しい売り場へ案内しようというのか?
田代まさし扱いされているのか?

どちらにせよ面倒なことになる。

『ヤバイ』

と思い

『逃げろ』

とスタスタを早歩きでその場を離れ、一目散に家に帰ってきた。

この日は、残念ながら撮影ならず。

果たして撮影は出来るのか?!

(つづきを読む)

 

 

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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