もくじ
とんねるずとダウンタウンが共演しない理由は知る由もないが
正直、とんねるずとダウンタウンが共演しない理由などは知る由もないし、今となってはとんねるず側もダウンタウン側も
「別に共演NGじゃない」
「仲も悪くない」
と言っているが、我々テレビっ子は、過去にとんねるずがダウンタウンに、名前こそださないが、遠回しにけん制していた記憶がある。
ダウンタウンからとんねるずへのけん制は、記憶にない。
ダウンタウンのブレーンがとんねるずにけん制していた記憶があるだけである。
ので、ここに記録として残しておく。
1992年『とんねるずの生でダラダラ行かせて!!』のエンディングに於いて
1991年10月に日本テレビで『とんねるずの生でダラダラ行かせて!!』という番組がスタート。
個人的な感想だが、パロディコントばっかりでそろそろ飽きられ始めたとんねるずが、ブレイク当時の何をしでかすか分らんような危なさを取り戻そうと、生放送で始まった番組。
(内容が〝ただ危ないこと〟に特化しすぎて無理やりで全然面白くなかった。半年あまりで収録に変わり、テコ入れにつぐテコ入れでなんとか観られるものになったが)
で、生ダラでとんねるずがスベっている最中の翌1992年4月、TBSテレビで、ダウンタウンによる『生生生生ダウンダウン』という番組が始まる。
先行で逃げ切りダウンタウンとの差を埋めるべく走り出したとんねるずに対して、それを追う形でダウンタウンが走ってきたのだが、鳴り物入りで始まった新番組が、よりによって生ダラと同じ、生放送。
世間的にも
「とんねるずとダウンタウン、どっちが面白いか」
などと言われはじめた頃だし、普通に考えればあえて生放送にしないほうがいいし、せめてタイトルに〝生〟の文字を使わないほうが良さそうなものだが、後発で後輩のダウンタウンの番組が、生放送の上、タイトルも『生生生生ダウンタウン』である。
※番組タイトルロゴもなんか同じような世界観でトホホである。
で、これまた生生生生ダウンタウンは面白くなく、
我々テレビっ子も
「なんだかなあ」
「ダウンタウンの良さが出てねーわ」
と思っている頃、生ダラのエンディングでノリさんが
「それでは、〝生生生生とんねるず〟また来週です」
と言ったのである。
しかも二週連続で!
これには観客も視聴者も大爆笑!
「よくぞ言ってくれた」
と言う感じであった。
で、生生生生ダウンタウンは生ダラ以上にスベりにスベり半年で終了。
終了直後、フジテレビでそれまでパイロット版が特番で二度放送された
『ダウンタウンのごっつええ感じ』
がレギュラー化してスタートし伝説の番組となるのである。
(つづく)
つりばんど 岡村
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