【伊勢ケ濱部屋問題】横綱、日馬富士に暴行されそこねた、かもしれない話

相撲はなかなか面白い

 

今年からちばてつや先生の相撲漫画〝のたり松太郎〟を読んでからというもの、相撲に興味を持ち出して

 

「生まれ変わったら力士になるものいいな」

 

「でも、体力的に大変そうだから行司になるのもいい」

 

などと思いはじめ、

 

「と言うかまずは、相撲観戦してみたいな」

 

などと思い、本屋では荒汐部屋の猫の写真集を立ち読みして、

 

「相撲部屋の生活とか見学できないか?」

 

と思ったり。

 

図書館では日本相撲協会から出ている〝わくわく相撲観戦ガイド〟なんてのを借りてきて

 

「〝勢〟という力士はなかなか面白そうな人だな」

 

と思ったり。

 

YouTubeでは〝相撲 ドキュメント〟などで検索し、そのテのものを観まくったりしていたので、みようによったら男色傾向の強いデブ専と思われるような行動をとっていたのである。

 

大相撲観戦ツアー

 

そんな折、今年の伊勢ケ濱部屋越後之國後援会の企画による

 

〝大迫力の9月場所10日目、両国・築地2日間、大相撲観戦ツアー〟

 

のチラシがポストに入っていた。

 

 

内容は、

 

一泊二日、2017/9/19(火)~20日(木)。
旅行代金、おひとり様42,000円。
洋室二名一室ご利用予定。

一名様
一室利用は4,000増し。

 

一日目は伊勢ケ濱部屋兼見学。
その後、二階椅子席で相撲観戦。

その後、夕食は、伊勢ケ浜部屋直伝のちゃんこ。

浅草のホテルで一泊。

 

で、翌日、築地で自由時間で昼食をとって終了。

 

往復はバス。

 

「相撲代金も含まれてるなら安い気もするが」

 

「やっぱりちと高い」

 

と、参加しなかった。

 

話題の伊勢ケ濱部屋!

 

が、ここへ来ての、伊勢ケ濱部屋の横綱日馬富士が

 

「態度が悪い」

 

と貴乃花部屋の力士、前頭の貴ノ岩に暴行を加えた事件が勃発。

 

暴行は宴席にて行われた。

 

 

日馬富士は貴ノ岩に

 

「兄弟子に対する挨拶が足りない」

 

と説教していたが、そのタイミングで貴ノ岩のスマホが鳴りだし、貴ノ岩が操作しようとした瞬間に、日馬富士がビール瓶で貴ノ岩の頭部を殴打。

 

「人が話をしているときに」

 

と血を流して倒れている貴ノ岩にのしかかるように平手で20発以上殴打。

カラオケのマイクやデンモク、灰皿までも取り上げていたなどの情報もある。

 

なるほど。

恐い。

 

一般人も怖いのに、現役横綱なんかにそんなことされたらと考えるだけで恐ろしい。

 

チャンスを逃した!

 

が、こんなに切れやすい人と知っておれば、先述のツアーになんとしても参加していたのにと思う。

 

一日目、相撲部屋見学の際、日馬富士の目を真正面から睨みつけながら風船ガムを膨らませるなどの態度をとり、説教をされながらスマホの着信音に反応して操作を試みたところで暴行されておれば

 

〝金メダリスト、高橋尚子選手とフルマラソンのゴールと共にした男〟

〝今度は、現役横綱から鉄拳制裁を受ける!〟

 

などと話題の人になれたというのに惜しいことをした。

ミヤネ屋でコメントを求められたかもしれない。ああ。

 

問題は説教をされている瞬間に、ちょうどよく誰かから着信音がなったりするかどうかが鍵ですね。

 

どうすればタイミングよく電話がなるか?

 

というかここ数か月、誰からも電話がかかってこないんだからムリか。

 

志村けんの公式アカウントからLINEはくるけど。

 

志村に頼んでみるか。

 

ムリか。

【嫌われ役を買って出る?】それを自分で言う人・・・

嫌われ役

 

「俺が嫌われ役を買って出てるんだよね」

 

と言う者がおる。

 

こういう人は、嫌われ役ではなく、そもそも嫌われ者である。

 

にもかかわらず

 

〝役〟

 

などと、あたかも演じているように言うので腹が立つ。

 

西田敏行が

 

「俺が猪八戒役を買って出たんだよね」

 

というならわかるが、猪八戒が

 

「俺、猪八戒役を買って出たんだよね」

 

とは言わんだろう。

 

言っているのはバカ上司

 

このセリフ、だいたいがバカ上司が部下に対して言う。

 

キレやすい、精神的に未熟なバカ上司が感情的になって部下を叱責した場合に

 

『あーちょっとキツイこと言っちゃったなあ』

 

と一瞬思うのものの

 

『誰も言わんから俺が言ってやったんだ!』

 

と開き直り、

 

『でもちょっとまずいな』

 

『フォローしとかんといかんな』

 

と思いはじめ

 

「俺のために言ってるんじゃない!」

 

「お前のために言ってるんだ!」

 

などと無理なことを言い出すが、まだまだフォローになっていない。

 

言うだけ言って、高ぶった気持ちがややクールダウンしたところで、

 

『これを後になって上司にチクられるとまずいな』

 

と思い、急に同僚のところへ行き、眉毛をハの字にした上で

 

「まあ、俺が嫌われ役を買って出てんだよね」

 

と遠い目をして抜かすのである。

 

アホである。

 

※写真は、「俺が嫌われ役買って出てるんだよ」と言っている上司。

 

そもそもその評価は他人がするものである

 

だいたい、

 

「嫌われ役を買って出ている」

 

と言うセリフは他人が

 

「あの人が、嫌われ役を買って出てくれるんだよね」

 

と言うものであって、自ら

 

「俺が嫌われ役を買って出てるんだよね」

 

などと言うところからも、この人が根っからの嫌われ者である証明である。

 

泣いた赤鬼の、青鬼が

 

「俺が嫌われ役を買って出てるんだよね」

 

なんていうか?

 

赤鬼が

 

「あの人が、嫌われ役を買って出てくれたんだな」

 

と言うのが正しいだろう。

 

何のために言っているか?

 

自ら抜かす

 

「嫌われ役を買って出ている」

 

は自己弁護以外のなにものでもない。

ただただ保身のために言って居る。

 

本人は保身のつもりでも、周りから見れば、嫌われるような言い方をしなければ、物事を伝えられないという、自分が感情的なバカであることを認めているのである。

 

それでも尚、嫌われ役を買って出ていると自ら言うのであれば、言われた方も黙っている場合ではない。

 

〝役を買って出ている〟

 

と言っている以上、徹底的に嫌ってやりましょう。

 

 

お前が嫌いだ!

 

もしも、今後

 

 

「俺が嫌われ役を買って出てるんだよね」

 

と言っている人をみたら

 

「というか、あなた、そもそも嫌われ者ですよ」

 

と言ってやりましょう。

 

まとめ

 

と言うように、みんなが言いにくいことをこうして書いて、俺が嫌われ役を買ってでてるんだよね。

 

【アーノルド坊やは人気者】エマニエル坊やじゃないぜ!

1970年代の生まれの人なら、〝アーノルド坊やは人気者〟ご存知ですよね?

 

え?知らない?

 

ほら黒人の、少年の、1980年代初頭に大活躍した!

 

などと言えばだいたいが

 

「あーあー」

 

「あの!」

 

と言うが、頭の中には

 

 

コレが思い浮かんでおり

 

 

 

私に対して

 

『この人、エマニエル坊やのことをアーノルド坊やっておぼえ間違いしてるのね』

 

『恥かかせちゃ申し訳ないから、適当に話あわせとこ』

 

と気を使って

 

「はいはい、アーノルド坊やね!アーノルド、アーノルド」

 

などと言う。

 

だいたい言う。

 

そんな風に勘違いしてもらっちゃ困る!

エマニエル坊やなんて、日本では、たかだかレコードが一枚売れただけの歌手でしょう?

 

私が言いたいのはシットコムのアーノルド坊やは人気者のことです!

 

これです。

 

※この作品、面白かったんだよー。

 

アーノルド坊やは人気者とは?

 

1978年~1986年までアメリカで制作され放送された30分のシットコムのTV番組。

 

物語の概要

 

主人公の黒人少年アーノルドは、母親が亡くなったことをきっかけにして、兄のウィリスと共に、母親が家政婦として務めていた白人の資産家ドラモンドの養子となってドラモンドの娘キンバリーと共に暮らすことになる。

このコメディは、ドラモンド家の中で起こるさまざまなエピソードを軸として、シリアスな人間模様をコメディー形式で描いている。

コメディでありながら、麻薬や人種差別問題などシリアスなテーマを取り上げていた。

 

アーノルドの決め台詞

 

「冗談顔だけにしろよ」

といって下唇を突き出す。

※「冗談、顔だけにしろよ」の時の顔。

 

ほのぼのして楽しい、家族そろって見られる番組で私はとても好きだった。

 

アーノルドの年齢

 

よく、アーノルドの話をすると

 

「あの人、当時50歳くらいだったんですよね?」

 

という人がいるか、誰と勘違いしているのかはわからんが、彼、ゲーリー・コールマンは1968年生まれで、番組開始当時は10歳であり、50歳なんでことはない。

先天性の肝臓障害成長不全から小人症であったらしい。

 

子供たちのその後

 

今回、この記事を書くにあたって調べてみると、番組放送後、アーノルド役のゲイリー・コールマン、実の兄のウィルス役のトッド・ブリッジス、義理の姉のキンバリー役のダナ・プラトーともども、まあとても若くして成功したのが災いしてそれぞれが薬物に溺れたり、暴力事件を起こしたり巻き込まれたりしてひどい目にあった模様。

 

キンバリーを演じたダナ・プラトーは、本作放送中の1984年に妊娠し、本作出演を中止・解雇。

同年結婚するも、酒や麻薬への依存の悪化もあり、離婚。
以降は女優としての仕事に恵まれず、経済的にも困窮、ポルノ映画へ出演するなどしていた。
1991年には強盗の容疑で逮捕、翌1992年には処方箋偽造の容疑で再度逮捕されている。

1999年に薬物自殺を図り、34歳で生涯を終えた。

 

若いうちから成功するとロクな男が寄ってこんというところか。

悲しいですな。

 

主人公アーノルドを演じたゲーリー・コールマンは、金銭トラブルによる自己破産。

親との金銭トラブルらしい。

その後、暴行等により繰り返し逮捕・起訴されるなどされる。

これも心無い自称ファンからけなされたりしたのが発端らしいが。

2007年、白人女性と結婚。

しかしながら2010年5月28日、脳内出血により米ユタ州プロボの病院で42歳で死去。

 

とのこと。

なんと嘆かわしい。

 

物語の正反対の結果になっており大変に悲しい。

合掌。

でも、兄役のトッド・ブリッジスは麻薬中毒から脱却し、今も生き延びている。

 

って、ここまで書いてAmazonでDVD買っちゃったよ。

【話しかけてくるCMが嫌い】架空の癒し系嫁さんCMにモノ申す!

最近増えた気がする

 

TVから、こっち目線でなんのかんのと話しかけてくるCMが嫌いである。

 

呼びかけてくるのは

 

檀れい

 

安めぐみ

 

沢尻エリカ

 

石田ゆり子

 

石原さとみ

 

桐谷美玲

 

などなど枚挙にいとまがない。

 

この手のCMを観ると

 

『バカにしてんのか!』

 

と思う。

 

彼女たちはだいたい

 

「仕事おつかれさま」

 

だの

 

「いつも大事にしてくれてありがとっ」

 

だの

 

「飲もっ」

 

などと馴れ馴れしく、男に媚びるようなことを言う。

毎回

 

『うるせえわ!』

 

と思う。

 

 

問題は作り手の発想である

 

 

とはいえ、別に演じている人は悪くないのである。

彼女たちは頼まれた仕事を素直に遂行しているに過ぎない。

 

では、何に腹が立つかと言えば

 

「こうやっとけば、男心をくすぐって購買意欲をそそるでしょう?」

 

「淋しい男どもを手玉にとってやりましょう!」

 

と企画段階で言っている男どもの光景がありありと目に浮かぶのでそれに対して腹が立ち

 

『バカにしてんのか!』

 

と思うのである。

 

 

話しかけられても問題のない例

 

こういうCM、別に今に始まったわけではない。

昔からある手法だと思う。

全編話しかけてくるCMは、それこそ10年くらい前からだろうが、CMは所々で昔から話しかけてくる。

 

風邪薬のパブロンのCMでは

 

「効いたよね?早めのパブロン」

 

のところだけ急に話しかけてくる。

 

それまでは風邪の諸症状に苦しむ母親を、けなげにも助けたいと思う娘が母親を労わったりする姿が映し出される。

 

すると突然、薬が水に溶けていく画像になり

 

「有効成分が風邪によく効いていきます!」

 

などと男性のナレーションが入る。

 

また急に、先ほどの母親と娘が、すっかり快復した様子で、急にこちらを見据え

 

「効いたよね?早めのパブロン」

 

と、効いたよね?って、言われてもねえと思うことになるのであるが、別に腹は立たない。

やはり、腹が立つのは最近増えつつある、男をターゲットにした癒し系の嫁さんCMである。

 

許せぬCMの制作者の考え

 

「ほらほら、あんたんちの嫁さんはこんなに美人じゃないでしょう?」

 

「優しい言葉もかけられなくなったでしょう?」

 

「どうせペットの残飯を食わされているのでしょう?」

 

という発想から

 

「このCMで夢をみさせてあげるから、この女優の笑顔に騙されて買いなさい」

 

「この商品を買わせてあげるから、一瞬だけでも癒されなさい」

 

と舐めきった態度で作られたCMであることに憤りを感じるのである。

 

 

しかしもっとも悪いのは

 

また、それに気づかずまんまと、このテのCMに胸を撃ち抜かれちゃってる野郎が嫌いである。

 

こういう野郎は

 

「こういう嫁さんがいたら旦那をダメにするなあ」

 

「でもダメにされたいわあ」

 

などと思い

 

「ああ、こうしてダメになっていくアタシ」

 

などと恍惚の表情で言うが、そんなひとは、CMを観る前から、とっくにダメになっているのである。

【しみじみドリンキン】お酒のCM~なんだったんだアレ?~

歌いだすのさ舟唄を

 

阿久悠 作詞、浜圭介作曲、八代亜紀の歌う〝舟唄〟の歌詞は、こうくる。

 

お酒はぬるめの 燗がいい

肴はあぶった イカでいい

女は無口な ひとがいい

灯りはぼんやり 灯りゃいい

しみじみ飲めば しみじみと

想い出だけが 行き過ぎる

涙がポロリと こぼれたら

歌いだすのさ 舟唄を

 

さすが阿久悠である。
グッとくる。

 

が、この歌を我々世代は素直に聴けない。

我々世代はどーしても、

 

♪しみじみ~飲めば~しみじみと~

 

のサビの導入部を聴くと

 

♪しみじみ~ドリンキン、シミジミリィ~ィ~ィ~

 

と条件反射で心の中で歌ってしまうという困った病を持った世代なのである。

 

往年のしみじみドリンキン

 

♪しみじみ~ドリンキン、シミジミリィ~ィ~ィ~

 

とは何か?

 

かつて我々世代が小学生の頃、お酒のCMでこの舟唄の英語バージョンが頻繁に流れており、脳内にそれを刷り込まれてしまったのである。

そのため、名曲、舟唄を素直に聴けなくなったのだ。

 

なんだったんだアノ曲?

 

記憶では、外国人の男性が歌っていた気がする。

子供心にも

 

『いくらなんでも、しみじみドリンキンってことはねえだろ?』

 

と大いにツッコミをいれたものだ。

そこはどうしても[しみじみ]でなければならんかったのか?

 

と、しみじみの英訳を調べてみると、[keenly]と書いてキンリィーと発音するそうで、だったら

 

『キンリィードリンキン』

 

とかでいいのではないかと思う。

 

が、[keenly]を和訳してみると、鋭くとか、激しくとか、熱心にといった意味らしく、[しみじみ]とは少し違う気がする。

なので、かの舟唄 英語バージョンの訳詞者は仕方なく、しみじみドリンキンとしたのであろうか?

 

というか、果たしてあの歌、なんだったんだろう?

 

で、調べてみました。

 

A boatman’s song

 

タイトルは、ずばり A Boatman’s Song

ボートマンズソングって!

 

で、冒頭の歌詞はこうくる

 

Sake a little warm is the best

sakana a toasted squid is fire

 

って、[しみじみ]に限らず、酒とか肴も日本語のままである。

その後は

 

Ladies,the quiet type is the best

Lights softly burnig would be fire

Shimijimi drinking,shimijimily

Only memories go on by

 

と、こうなっておる。

 

で、元の阿久悠の作詞の二番以降は歌詞は

 

♪しみじみ飲めば、しみじみと

 

ではなく

 

♪ほろほろ飲めば ほろほろと~

♪ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと~

 

であり、かのBOATMAN’S SONGでもやはり

 

♪ほろほろドリンキン ホロホロリー

♪ぽつぽつドリンキン ポツポツリー

と訳しておった。

 

歌っているのは誰だ?

 

私はこれまで外国人男性が、舟唄に心を打たれ、リスペクトのあまり

 

「どうしても英語で歌いたい!」

 

と英語バージョンをリリース。

 

広告代理店の目に留まりCMに起用されたものとばかり思い込んでおったが、調べていくと、あなたが勘づき始めた通り、

 

「リスペクトどころか、ほとんどなめてんだろう?」

 

と言う感じである。

 

で、歌っているのはなんと日本人!

というか梶原しげる!

 

 

なにー?

 

当時、ラジオ局のアナウンサーであった氏が、

 

「英語演歌家元」

 

と称して出した企画物の歌らしい。

 

 

で、CMは宝酒造の「宝正宗」CMソングであったとのこと。

 

だったらもっとおちゃらけた感じのCMにしろよ。

かっこいい感じのCMだったから、お笑いソングだなんて気が付かなかったよ、まったく。

【ペットボトルの飲み方が下手な方へ!】あなたの悩み解消します!

飲み方ぐらいでごちゃごちゃ言うなよなあ?

 

飲み物を、ペットボトルから直接飲むときに、ペットボトルの注ぎ口を丸ごとくわえこんで飲む者がおる。

 

それに対して、マナーがどうのこうの言う人がおるが、私はマナー的には、別に何とも思わない。

 

「ああいう飲み方見ると不快だ」

とか

「下品だ下品だ!そういう飲み方するヤツをCMで使うな!」

などと目くじら立てて言っているヤツがいるが、そんなこといちいち気にしてたら生きていけないぞ、と思う。

他に考えることないんか、と、思う。

 

さて、その様に、人の飲み方なんで別にいいのであるが、あれ、飲むの大変じゃないのかな、と思う。

「こぼれないのかな?」

と思う。

 

 

どのタイミングでくわえ込んでおるか?

 

職場で、この飲み方する人がおったので、よくよく見てみる。

予想では、ペットボトルを置いて、頭を下に向け、ペットボトルをくわえ込んだのち、ペットボトルの傾斜をあげて飲むのかと思っていたがそうではなかった。

 

では、どうのんでいるのか?

持ち方は、ペットボトルを利き手で握りしめ、口より30cmほど前に配置する。

構えは、足は肩幅程に開き、ペットボトルを持っている方の足を少し前に出す。

持ち方・構えができたら、注ぎ口をスッポリとくわえ込むまでに、内容物がこぼれぬよう、膝を使い、

 

〝グイッ!〟

 

と、一瞬で、頭を天井に向けると同時に、ペットボトルを口に持っていっていたのである。

 

で、

〝ゴキュッ!ゴキュッ!〟

と喉を鳴らして飲んでおった。

 

ペットボトルで水を飲むだけのことを、いちいち、けん玉で技を決めるように行うのである。

で、多少はこぼれるらしく、飲み終えると口の周りを荒々しく手でぬぐうのである。

まあ、この飲み方は、そいつだけかもしれない。

 

見ているこっちがハラハラする

 

驚くことにこの人は、500mlのペットボトルにとどまらず、1リットルのペットボトルでも同じように飲んでおり、見ているこっちがハラハラする。

最近は、心の中で、この人がペットボトルを口にする直前までドラムロールを鳴らして緊張感を盛り上げている。

 

また、機会があれば、プレゼントするフリをして、徐々に大きいサイズのペットボトルの飲み物を手渡し、はたしてどのくらいの大きさのペットボトルまでこの飲み方をするのかチャレンジさせてみたいと思う。

 

 

ただ水を飲むだけのことを、毎回、マチャアキのテーブルクロス引きのように行っておっては大変だと思うのだが、あくまでペットボトルの口をすべてくわえ込まねばならぬ体質なので仕方がないのであろう。

 

そんなあなたに朗報!

 

そんな飲み方をして、こぼしてばかりで苦労している人や、周りにこのテの飲み方しかできずに困っている人がいたら、私が過去に見たもっともオシャレで賢い飲み方を紹介するので参考にしていただけるとありがたい。

 

作り方は、キャップにカッターナイフで×を書くように切り込みを入れる。

(手を切らぬように軍手をしましょう)

で、あとはストローを差し込むだけ。

以上。

 

 

と、まあ、ミュージシャンなどがステージドリンクでよく飲んでいるヤツなのだが。

カッターで切る手間はかかるが、これならこぼれないし、神経質なヤツに四の五の言われることもないし、キャップを取っ払って直接ストローさすよりとホコリとか入ることもないしでぜひお試しくださーい!

【宅配ピザの配達風景】ドライバーは悲喜こもごも

若き日のバイト

 

今から20年ほど前、20代の前半は、ピザ屋のバイトで生計を立てておった。

 

いわゆる出前持ちである。

 

出前は、なかなか楽しい。
暑い、寒いはあれど、狭い建物の中にこもって仕事するのとは違って、だいたい外で新鮮な空気を吸ってバイクでチンタラ走ったりしているのは

 

「これが自由だ!」

 

と、まあ、勘違いなのだが、気分が良い。

 

発注する側にも、いろいろいる

 

また、いろんな人の生活が垣間見れるのも面白い。

 

すごい豪邸なのに、中に入るとゴミだらけだったり、玄関にある水槽も緑に変色していたり、しかし本人たちは別にそれを恥じる様子もない家だとか。

またはその逆で小さい家なのに、中はとてもキレイでおしゃれにしてあったり。

 

張り紙だらけの家

 

当時、張り紙だらけの家を二件みた。

一件は、電波系の家で、なにやら意味不明な呪文めいたものや、罵詈雑言の類が書かれた紙が家中に張り巡らされている家。

もう一件は、悪質な金貸しと思われるが、債権者からの督促文言が殴り掛かれた紙が家の外に貼られている家で、両家ともぞっとするものがあった。

 

 

バイト同士の熾烈な争い

 

また、配達するのが楽しみな家がある。

それは若い女性の一人暮らしのマンションなのだが、行くといつも風呂上りのようで、裸に白いバスタオル一枚を巻いただけの恰好で出てくる。

且つ、可愛くて美人なんである。

 

店では、ここから注文がくると、男性バイト同士でジャンケンを行い、勝者が配達することが許されるシステムが出来ていた。

 

あの人、露出狂だったのか、単純にそういう概念が欠落しておったのか未だに不明である。

 

逆に、配達するのが嫌で嫌で仕方のない家もある。

 

それは中年の男性の一人暮らしのアパートなのだが、行くといつも風呂上りのようで、裸に白いハンドタオルで前を隠しただけの恰好で出てくる。

且つ、極度のメタボリック症候群で醜いのである。

且つ、部屋はとても臭い。

 

その上、よかれと思ってなのだろうが

 

「寒いねえ~、これ飲んでって!」

 

などと、紙コップに入った熱々のコーヒーを出してくれる。

熱々なので、飲むのに時間がかかるのだが、飲んでいる間中、世間話に付き合わされるのと、部屋が臭くて吐きそうになるのとで、みんな熱々のコーヒーを無理して一気飲みすることになる。

 

ほとんど地獄である。

 

店では、ここから注文がくると、男性バイト同士でジャンケンを行い、敗者が配達することを義務付けられるシステムが出来ていた。

 

一度、この嬉しいバスタオル美人と苦しいハンドタオル醜男とか同時に注文してきたことがある。

この時、私がジャンケンに負けたのだが、二十歳を過ぎた大人のくせして勝者に対して胸ぐらを掴んでしまったことは、今となっては反省している。

 

 

追伸

 

と、これ書いた直後に風呂に入り、体を洗って湯船に浸かった瞬間、宅配業者がやってきて呼び鈴を鳴らす。

慌てて風呂から飛び出して、ビチャビチャに濡れたまま、Tシャツと短パンを身に着け、商品を受け取ったのだが、身体のラインがくっきりと浮かび上がっており、宅配業者からみたら

 

『身体のラインを強調してくる、ずぶ濡れの醜男』

 

『次回からヤツに配達する者は、配達員同士でジャンケンで決めよう』

 

と思われたかもしれず、昔話だとは言え、あんまり人を悪く言うもんではないなと、更に反省したのである。

【田中義剛嫌いですか?】Yes me too!【嫌われる理由とは?】

田中義剛エレジー

 

真綿色したシクラメンほど、清しいものはないと、その昔、布施明は歌った。

 

小麦色した田中義剛ほど、悲しいものはないと、私は今、歌いたいのである。

(歌えばー?)

 

なぜ、田中義剛が悲しいか?

それは以下の経験からである。

青森にて

 

私が、青森に長期出張で行った際、青森県民の方に

 

「青森は、田中義剛の出身地ですよね?」

 

と言うと、それまで朗らかな表情だったその人は、急に不機嫌な顔になり

 

「生まれは青森かもしれないが、ただそれだけの話であって、ヤツは北海道の人間だと思ってます」

 

とキッパリ言う。

 

「いや、でも、調べてみると田中義剛の出身地は・・・」

 

と更に言おうとすると

 

「何が言いたいんだアンタ?」

 

「それ以上、田中義剛について何か言うんならこの青森から出てってくれ!」

 

と言うので、そこから先は伊奈かっぺいの話をしてお茶を濁した。

 

一方北海道では?

 

その直後、北海道に長期出張に行き、あちこちに花畑牧場のお土産屋があったので北海道民に

 

「田中義剛は、もはや北海道の名士だね」

 

というと、それまで朗らかな表情だったその人は、急に不機嫌な顔になり、

 

「道民は誰一人、そんな風に思ってません」

 

とキッパリ言う。

 

「いや、でも、こうやって花畑牧場で田中義剛は大成功を・・・」

 

と更に言おうとすると

 

「何が言いたいんだアンタ?」

 

「それ以上、田中義剛について何か言うんならこの北海道から出てってくれ!」

 

と言うので、そこから先は鈴木宗男の話をしてお茶を濁したのである。

 

どうして田中義剛はこんなに嫌われるのか?

 

その経歴について調べてみた。

 

【田中義剛】

1958年生まれ。青森県八戸市出身。青森県立八戸北高等学校・酪農学園大学酪農学部卒業。

高校卒業後、牧場を開くことを夢に抱いて北海道の酪農学園大学へ進学。

学んでいくうちに牧場を開くには莫大な資金(当時で二億円以上)が必要であると知り、まったく脈絡は不明なのだが、シンガーソングライターとなり、1980年頃から北海道のラジオパーソナリティーや音楽パブなどを経営しながら知名度をあげ、1987年に東京に進出。

で、タレントとして活躍したのち、事務所に借金をして1994年、北海道に夢の牧場を開業。

商品の失敗で莫大な借金を抱え、一時は自己破産寸前に追い込まれながらも徐々にチーズなどのヒット商品に恵まれ、ついには2007年に生キャラメルのヒット商品を作り出し2009年には年商120億円に達したそうである。

 

 

で、北海道で嫌われている理由

 

先述の生キャラメル、実は、2006年に別の業者が開発したものであり、それをパクった形であり、且つ、クオリティーも低く、且つ、商標登録を取ろうとしたりする権利に対する貪欲な姿勢、且つ、値段も高く、且つ、抱き合わせ的な販売手法、且つ、私が開発しましたと豪語したり、テレビのゲストで登場しても結果、自身の牧場製品の宣伝に終始してしまう姿勢などが原因で嫌われているらしく、これが本当なら、確かに嫌かもと思うのであった。

でも、生キャラメル、うまいけどね。

 

昔から田中義剛は嫌われていた。

 

しかし田中義剛は、牧場を開業する前から、青森や北海道に限らず、日本国中から嫌われて負った。

 

とりわけ私は、早くからのアンチ田中義剛である。

私は、田中義剛が花畑牧場を開業するずっと前、彼が東京に進出し笑っていいとも!に出ていたころから大嫌いであった。

いいともの担当コーナーは、所ジョージと嘉門達夫、それに田中義剛の三人がギターを持ってごく短いオリジナルのコミックソングを歌うというコーナー。

私は、所さんと嘉門の歌に当時ハマっており、毎週かかさずに見ていたのである。

 

そこで、所さん、嘉門さんの両名が毎週きちんと歌を作っていたのに対し、田中義剛は毎回、どういう訳か、受けてもいないのにラ・バンバを、客に手拍子を強要。

 

義剛が

 

「ラ!」

 

と言えば

 

客に

 

「バンバ!」

 

と言わせるコール&レスポンスをするだけというもの。

何度もいうが全く受けていない。

いつもそうやって逃げていた。

中学生ながらに

 

「だったら出てくるんじゃねーよ」

 

と思っていたものである。

 

生キャラメルといい、オリジナルソングといい、今から思えば当時から他人のふんどしで相撲を取っていたんだな、と思い当たったのである。

そういう理由で私は田中義剛が嫌いなのである。

あと、顔。

【鼻をかむとき楽器になる人】マナー違反の鼻かみトランぺッター

いろんな人間がいます

 

林檎をかじると歯茎から血が出る人間がおる。

耳かきをすると咳が出そうになる人間がおる。

目薬をさすとき口をあける人間がおる。

歯磨きをすると嗚咽する人間がおる。

それと、同じように鼻をかむと楽器になる人間がおる。

 

楽器になるとはいえ、鼻をかんでドラムになってリズムを刻むわけではない。

 

鼻をかんでギターになってメロディーを奏でるわけでもない。

 

鼻をかんで管楽器になって、トランペットの初練習のような音を出すのである。

 

ブヒーン!

 

とか

 

ブッフォーン!

 

などと奏で、人間トランペットと化す。

 

職場などで突然、あるはずもないトランペットの音が急にするので驚くことになる。

 

「誰がこんなところでトランペットの練習を」

 

と思って音のするほうを見れば、そこにはトランペットではなく、一人の人間が鼻をかんでいる。

 

手にはトランペットではなく、テッシュを持っているが、その頬はトランぺッターのそれと同じく日野ちゃんとこの皓正ちゃん状態。

 

 

本人はどう思っているのか?

 

あれは何か?本人的には大丈夫なのか?

 

というか大丈夫どころか、本人としたら

 

「いや、あえて俺は大きな音で鼻をかんで」

 

「みんなに聞かせてあげているのよ?」

 

と思っているのかもしれない。

 

「俺の鼻のかみかたダイナミックでエキサイティングでしょう?」

 

「こちとらお祭り野郎よ!鼻をかむ音はド派手にさせるのよ!」

 

ブッヒンブッヒンの
ブッフォンブッフォンの
プッファンプッファンの
プア~ パパパ~パ~ パパパ~ パパパ~パ~ パパパ~

と最後は金曜ロードショーのテーマ曲を奏で出すのである。

って、あれもうちょっと静かにできないですかねえ?

あんまり聞いてて気持ちのいいもんじゃないんだし。

 

先述のように

 

「いや、あえて豪快に鼻をかんで」

 

「みんなに聞かせてあげているのよ?」

 

と思っているヤツが本当にいたら論外で。

 

 

※写真は鼻かみトランぺッターの心象風景

 

とはいえ

 

ただ、中には

 

「人前で鼻をかむこと自体がマナー違反だ」

 

などと言うものもいるが、そんなことあるまい。

 

ずっとミズバナでシュンシュンシュンシュン鳴らし続けるものよりはマシ。

 

鼻がかゆいのか、鼻の下のとこを人差し指の背で往年のいたずら坊主のようにゴリゴリゴリゴリとこすりまくるヤツよりマシ。

 

鼻くそほじり倒しているヤツよりマシ。

 

ただ、人前では楽器にならずになるべく静かに鼻をかんでほしいなあ。

【大切な人に】禁煙/禁酒/ダイエットしてもらうには何が一番大切か?

やめるのに一番大切なものは?

 

酒をやめる、タバコをやめる、ダイエットをはじめる。

または、はじめさせる、には何が一番重要か?

それは、〝きっかけ〟が一番重要である。

 

よく間違って、やめる方法を説いている者がいあるが逆効果である。

 

酒をやめる方法/タバコをやめる方法/ダイエットをする方法はいくらでもある。

 

が、タバコをやめようと思っていない人に対して効果的な禁煙方法を説いても

 

「辞めたくないんで~」

 

と真っ黒い歯をして薄ら笑っておるだけである。

 

酒も同じでやめる気がないのに、やめる方法を説いても

 

「もっともっと呑みたいんだバーローメ」

 

と、酒臭い息を吹きかけられるだけである。

 

理屈よりも、やめたいという気持ちを芽生えさせることが先決である。

 

そういう意味では、小学生の頃、父親が飲んだくれると、そのREDというウィスキーの入った、どでかい瓶を奪い取り流し台に中身を全部捨ててやったりしたのは、父親にとっては、なかなかの禁酒のきっかけになったはずである。

 

まあ、数か月後、再び飲みだしたが。

 

なので

 

「うちの旦那は痩せようとしない!」

「タバコを辞めようとしない!」

 

などと嘆く前に、まずはきっかけを作ってあげてみてはどうか?

タバコをやめるきっかけ

 

これはもう金でしょう。

何か欲しいものがあるけど金銭的に難しい。

タバコさえやめれば・・・

 

と考えさせられればOKである。

 

私の場合は、タバコはやめたくないが、金は惜しいと思っていたところ、

 

「タバコを吸いだす前の自分に戻れたらいいと思わないか?」

 

「タバコを辞めるんじゃない。吸い出す前の自分に戻るだけだ」

 

という言葉を目にして、だったらやってみようと思い、いろいろ禁煙方法について考えたのである。

 

臭いとか、健康に悪いなんていうのは実際に体を壊したり、辞めてから改めて気が付くことであり、現段階で健康な人に健康に悪いよなんて言っても

「不健康は承知の上よ」

「近所のじいさんは、90を超えてもヘビースモーカーだ」

 

などと

 

「近所のじいさんは宝くじで三億円当たったから、俺も当たるんだ」

 

というのと同じ理屈をこね、奇跡が自分にも起こると信じている人たちなんで意味がないので注意したい。

 

ダイエットのきっかけ

 

これはもう

 

「太ったね」

 

と言われるですね。

 

または、恋をするとか。

結婚して、

「釣った魚にエサは与えねえ!」

「もうどういう体になっても関係ねーわ」

と思っている人にはなかなか難しいだろうが、嫁の特権を活かして主食を玄米に変えるとか、こんにゃくをふんだんに使うなどで少しでも減量させ

 

「痩せた?」

などと言ってうまく乗せてダイエットに踏み込ませよう。

 

禁酒のきっかけ

 

これは

「酒で人に迷惑をかけた」

でしょうが、飲んで寝るだけの静かな酔っ払いにはなかなか難しいですね。

筋トレに目覚めさせるしかない。

筋トレに目覚めれば酒が一番の悪であることに気が付き辞めようとするからである。

 

 

全部の人

 

「うちの旦那は、ヘビースモーカーで、大酒のみで、デブである」

「何から手をつければいいんでしょう?」

 

という場合、私はまず筋トレをお勧めしたい。

 

タバコや酒を辞めたくなくても、痩せたくない者など、デブタレとか彼女がデブ専でもない限りいないはずである。

「細マッチョになりたい」

などと思えば、筋トレが最適であり、筋トレをすればタバコなんぞはバカらしくなり、酒が痩せるのにもっとも不適切であるとわかり、少し時間はかかるが、おのずと全部解消するのである。

 

私の禁酒のきっかけ

 

マラソン完走以来、飲酒の量を減らしたらすこぶる快適であるからである。

まず朝がすがすがしい。

できればこのまま酒をやめたいけど、なかなか決心がつかず、

 

「まだ焼酎もまるまる一升残っているし」

 

「年末に向けて酒を飲む機会も増えるし」

 

「年明け、正月気分がすっかり抜けてから禁酒しようと思う」

 

などと、甘ったれた気分を払拭すべく自分に向けて書いてみた。

タバコはすぐ止められたけど、酒はなかなか根が深い と今は思っているが

 

「タバコも酒も簡単に辞められるぜ」

 

と言えるように頑張ります。