もくじ
私って、いくつに見える?
「私の年齢が、いくつにみえるか聞いてみたら実年齢よりも10歳若く言われちゃって」
などと喜んでいる者がおる。
これ、そもそも普段から自分が若く見られがちであることをいいことに、若くみられるの見越して質問しているんである。
聞かれた方も聞かれた方で、いろいろ気を遣わなければならんしで、全くめんどくさいよねえ?
どうせ聞くなら
まあ、それはそれで若く見られて嬉しいだろうし、その人もそれなりにアンチエイジングに励んでもいるんだろうから
「いくつに見える?」
と聞いてくれて問題ないのだが、私は今回、この
「いくつに見える?」
を、自分の実年齢よりも若い者に聞いて、若く見られたからと言って喜んでいる場合ではないと言いたいのである。
その理由は?
聞かれた若手も、
「いくつに見える?」
などと聞かれたら、気をつかって、だいたい若くいうだろう。
「でも私は、正直に答えてもらうべく、気をつかわずに正直に答えて!と言っている」
と言う者もいるが、これでも結局、正しい見た目年齢を判断することはできない。
なぜなら、例えば二十歳の者が、自分が未経験である三十歳とか四十歳だとかが、どの程度劣化しているかなど知る由もないし、特殊な熟女マニアなどでなければ興味もないはずである。
なので、本当に若く見られているかどうかを確認するためには、自分の年齢を経験してきた年上の者にすべきである。
そうすることによって、本当に自分が実年齢よりも若く見られているかどうかを正しく把握できるのである。
「私、42なのに、二十歳の子にきいたら29に見えるって~」
などと喜んでいる場合ではないですよ、本当に!
若者の考え方
だいたい若手は、自分よりも10歳以上年が上の者は、30歳でも50歳でも
〝年上〟
〝中年〟
などと、ひとくくりにしておる者も多い。
最近、昭和歌謡が若者にブームになりつつあるので、年齢の話になると
「やっぱりアリスとか聞いてたんですか?」
「それともグループサウンズとかですか?」
などと、時代錯誤も甚だしい質問をしてきたりする。
タチの悪い者になると
「やっぱり高校生の頃は、舟木一夫とか聞いてたんですか?」
などと言い出す。
♪あ~か~い~ゆう~ひが~校舎を染め~て~
ってそんなもん聞いてるか!
または
「なんでハイスタ知ってんですか?!」
などと言い出す者もいるので注意したい。
というか、そんなに若く見られたいかねえ?
と思う。
年をとることが悪いことでしょうか?
つりばんど 岡村
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