もくじ
待ってました!にいがた酒の陣!
ここ新潟では、三月の春もすぐそこへ来ている時期になんとも素晴らしいイベントが行われる。
それは、にいがた酒の陣である!
このイベントは新潟県内に約90あるという酒蔵が一斉に集結。
その年の新酒を販売。
県内だけでなく、県外及び国外から来た人たちと共に、地元の食と地酒を楽しむことがコンセプトの日本酒版のオクトーバーフェストのようなもの。
いわば、新潟の地酒の祭りである。
何が祭りなのか?それは試し飲みし放題だから!
私も参加していなかった頃は
「たかだか地酒と地元の食べ物を販売するだけでなにが祭りなのか?」
と思っていたが、この祭りの最大の売りは、その年の新酒が試飲し放題なところである。
参加するまでの流れと注意点
にいがた酒の陣の流れはこうだ。
会場は朱鷺メッセというビルにある有名歌手のコンサートにも使われる大ホール。
大ホール中に新潟県内を上越、中越、下越と三つのエリアに分け会場を三分割。
そのエリアごとにに所在地のある酒蔵がそれぞれのブースを設営している。
入場するまでに時間がかかる!しっかりとして防寒対策を!
で、我々参加者は会場に向かうのだが、まず会場に入るまでが大行列!
三月初めの新潟はまだまだ寒く、信濃川沿いの寒風吹きすさむ中でかなりの時間待たねばならんので、くれぐれもしっかりとした防寒対策が必要である。
酒をこぼされてもいい服で、手ぶらで歩けるように!
で、ようやく入場料を支払うとイベント名がプリントされたおちょこを貰い、腕に入場料を支払った印として紙製のリストバンドを付けられる。
そして、もらったおちょこを持って会場内をうろつくことになる。
うろつくと言っても、このイベント回を重ねるごとに入場者数が増え、会場内は大混雑。
全員牛歩状態。
みんな酔っぱらって酒の入ったおちょこを持ってギュウギュウで歩いているので酒などコボされることもある。
ので、酒をこぼされてもいい、動きやすい服装がベスト。
個人的には薄でのジャンバー、防寒用の下着の上下、動きやすい服がよいと思う。
で、酒を購入すると荷物はどんどん増えるし荷物はなるべく減らして、ショルダーバックなどを使い、両手があくようにしておきましょう。
試飲の方法
私は勝手に酒樽に入った酒をヒシャクですくって飲めるのかと思っていたがそうではない。
試飲希望者は、酒蔵のブースにいる担当者におちょこを差し出す。
と、担当者からおちょこに三分の一ほどの酒を注いでもらうことができる。
で、飲む。
酒蔵の人は
「どうですか?」
などと聞いてくるので、気に入れば購入するし、質問があれば質問する。
購入しないのなら
「また後できます」
等と言うか、無言で別のブースへうつっていけばいい。
初めはやや緊張するが酒を飲めば緊張も解けるので安心してほしい。
つまりは、飲んだもん勝ち!
これを忘れぬように!
で、散々飲んだら会場を出て帰るという流れである。
飲みすぎ注意!
参加すればすぐわかるが、会場の中にも外にも飲み過ぎてぶっ倒れているもの多数!
いくら飲んだもん勝ちでもぶっ倒れては面白くない。
大勢、ぶっ倒れて空いたスペースでゲーゲーいっている。
試飲しつつ水などを飲みつつ、日本酒はあとで酔うことを考慮して飲み進んでほしい。
私の本音
私なんぞは買うというより試飲しに行っているだけなのでこの担当者とのやりとりがわずらわしい。
実をいうと日本酒にそれほど詳しいわけではないので、感想などを聞かれるのが怖い。
せいぜいがニヤッと笑って立ち去るだけである。
おちょこにも三分の一ではなく、並々と注いでほしいと思うのだが、そうもいっていられんので、仕方なく何度も何度もぎゅう詰めの中を歩いて、何度も何度も試飲するのである。
客層
「できれば若手の女子が大勢いて、酔ってどんどん私にしなだれかかってくれいい」
と思って参加したが、実際のところ、客層の70%は不破万作のような風貌のお父さんたちなので変な気を起こさないように!
※画像は不破万作。
まとめ
防寒対策(といっても会場内に入ったら脱いでも邪魔にならんもの)と、荷物は少なく、試飲は遠慮せず!
且つ、飲み過ぎず!
お客はほとんど不破万作!
さあ、こんなに大勢の酔っ払いを一挙に目にすることなど滅多にありません!
気を付けていってらっしゃ~い!
俺もいくぜ。
以上。
つりばんど 岡村
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