もくじ
一か月9万円で生活する方法
さて、それからと言えば、なんとかかんとかその月を12万円-3万円(仕送り分)=9万円で生活をやりくりし、もやしと、会社の仕出し弁当でなんとかやりきり、翌月の給料まで生き延びることが出来た。
出来たはいいが、これから三年以上も毎月2万円を分納しなければならん。
毎月振り込み用紙が届くので近くのコンビニで支払いする。
本当に毎月毎月、この振込用紙が届くと悔しくて悔しくて。
忌々しい気持ちで支払いにいっておった。
もやしとたまご
もう、とにかく、金銭的に生活がやばい時は、もやしよ、もやし!
あと、たまご!
信じるものは体力だけ
あと、
〝金の代わりに体力で済ませられるものは、体力で済ませる〟
という、この心がけが大切である。
それまでは、ちょっと疲れたらタクシー乗ったり、バスに乗ったりしておったが、基本は自転車!
灯油買いに行くのも自転車!
コンビニ弁当買うなら、遠くのスーパーまで行って割引された食材で自炊!
あとは無駄を省く!
タバコをやめる。
まあ、差し押さえから一年後に辞めたのだが。
何が無駄かってタバコほど無駄なものはないのである。
吸ってて別に高揚するでなし、表向きはイライラを解消するなんていってるが、実際は吸うことによってニコチンを体内に入れ、それが切れるとイライラするというシャブと同じ状態。
そんなもんは辞めるに限るのである。
休日のたびに行っておったスーパー銭湯も取りやめ!
家で半身浴すればよし!
あと、外で酒飲むのを辞める。
というか酒をやめればいいのだが、私の場合は半年で禁酒に失敗してしまった。
そして毎日、会社で食べるように弁当をつくるようになった。
という感じで、よく考えれば、それまでの収入のわりに贅沢をするというような乱れた生活を正してくれるような形になり健康面で言えば、生活は逆に向上していった。
怪我の功名とはこういうことを言うのだろう。
特別区民税の定期便
で、この分納で払っていると、半年に一度、都内某区から振込用紙とは別の手紙がくる。
内容は、次回からの支払予定と、
「毎月の支払金額をアップを検討して電話を寄こせ」
というものである。
曰く、
「分納といえども利息延滞金もあり、サッサと払った方がよかろう?」
だそうである。
で、その都度、〇〇区区民生活部納税課に電話をするのであるが、だいたい一年に一度、担当者がかわるということである。
その時わかったのは、女性より男性の方が融通が聞くと言うか、男性の場合は
「でも岡村さんも、新潟でも住民税払いながらですもんね。大変ですよねえ」
などと嬉しいことを言ってくれるとことである。
で、先述のように私が生活習慣を改めたため、分納中ではあったが少しづつ生活が楽になっていったこともあり、一年後には毎月22,000円、二年後には24,000づつ支払うことにしたのである。
(つづく)
つりばんど 岡村
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