もくじ
バンド内恋愛はどうなのか?
メンバーが、男女混合のバンドがおる。
男性オンリーバンドの経験しかない私としては、はっきり言って羨ましい。
だいたい男女混合の時点で、何か卑猥なものを感じる。
ほとんどの人が私と同じ意見だと思うが、男女混合ということは、
〝混浴〟
とか
〝乱交〟
とか、そういう卑猥なイメージが湧く。
実際はそんなことはないのかもしれないが、私としては、男女混合バンドの中では、九分九厘カップルか異性メンバーに対し恋愛感情を持っている者がいるという説を強く訴えたい。
「証拠はあるのか!?」
と抜かす反対派に対して、私はこれから証拠を出していくことにする。
証拠①
チェリッシュ
まずバンド内恋愛感情云々の前に、男女混合バンドの証拠として、どしょっぱなに出したのがあまりにも古すぎる物であったことにヤングマン諸氏は驚いたことと思うが気にしないで先に進んでいただきたい。
結婚披露宴で新婦の女友達が歌う定番の『てんとう虫のサンバ』と、薬用せっけんミューズのCMでお馴染みチェリッシュは、私と同じ愛知県出身の男女混合バンドである。
チェリッシュについて調べてみる。
1968年、ボーカルの松崎好孝を中心に男性4人組バンドとして結成。
1970年、女性ボーカルの松井悦子が加入し、男女混合バンドとなる。
1971年、プロデビュー。
1972年には、ボーカルの二人以外は脱退。
1973年、バンドというよりは、男女二人組ボーカルユニットとなり、『てんとう虫のサンバ』で大ヒットとなる。
1977年、二人は結婚。
という流れらしいのだが、私からしたら、これはもう1970年、松井悦子の加入がそもそも松崎好孝が、悦子をなんとか口説こうと思うものの、自らが中心になって結成したバンドであるし、
「俺、今バンドに燃えてるからよ」
と、メンバーに行ってしまった手前、女なんぞにうつつを抜かしているわけには行かず、しかしながら悦子をなんとか繋ぎ止めておきたい、の思い強く
「いっそバンドのメンバーにしちまえ!」
「そうすりゃメンツも立つわ」
という考えのもと加入させたと思われるのである。
※画像は、己が恋愛のために、悦子以外を脱退させる方向にもっていくことを考えているイエローサングラスの松崎氏。
で、1972年に他のメンバーを全員追い出し、晴れて二人組となり、やりたい放題の末、1977年に結婚したと睨んでいるのだが、松崎さん!証拠は上がっているんだ!無駄な抵抗はやめて出てこい!
と男女混合バンドに対する嫉妬で私の頭がどうにかなってくるのである。
※画像はみごと悦子を射止めることのできたことを、恥ずかしげもなくレコードジャケット上で宣言する松崎氏。
証拠②
サザンオールスターズ
1974年 青山学院大学に入学し、音楽サークルで出会った桑田佳祐、関口和之と中心にバンドを結成。
1975年 原由子が青学に入学。
1976年 いろいろあってサザンオールスターズ結成。
1978年 プロデビュー。
1982年 桑田佳祐と原由子結婚。
サザンに対しては、羨ましくない。嫉妬もない。
理由は、ちょっと今、思い出せない。
証拠③
リンドバーグ
1988年 元アイドルであったボーカル 渡瀬マキが、アイドル時代のバックバンドのメンバー平川達也と、平川の音楽仲間であった二人を足して4人組として結成。
1989年 プロデビュー。
1997年 渡瀬と平川が結婚する。
やってくれたな、平川。
平川さんよお~!
と平川さんを怒鳴りつけたくなる。
さて、この平川は姑息な男であると見た。
というのも、1988年から1997年までのおよそ10年間の想いを実らせたという、一見美談だが、私から言わせてもらえれば、自らがバックバンドを務めるアイドルに密かに好意を寄せていたが、業界の掟として気持ちを打ち明けるわけにはいかずに我慢に我慢を重ねておったが、そのアイドルがブレイクせず、廃業を考えていたところへ漬け込み、当時ブームになりつつあったバンド結成を持ちかけたと思われるからである。
チェリッシュの松崎同様、
「なんとか繋ぎ止めておきたい」
「さよならなんかは言わせない」
と聞きようによっては恐ろしいことを思い
「俺が売れさせて、恩を売るだけ売って、外堀を完全に埋めて、逃げられないようにがんじがらめにしてから求婚を迫る!」
と、誓い、執念の塊となって本当にバンドをブレイクさせるも、当の渡瀬からは全く相手にされなかったが、そこは平川の執念深さでバンドメンバーであることを利用しつくし、連日にわたって口説きに口説き、1988年から1997年というおよそ10年間に及ぶ洗脳まがいの戦法で、頭の中に花が咲いたような状態になった渡瀬からとりあえずは婚姻届に印を押させたという次第なのである。
そのため、私は平川達也は、平川達也だけは、敵に回してはいけないと、強く心に誓うのであった。
と、俺は何を根拠にこんなことを書いているのか、やはり男女混合バンドに対する嫉妬で、頭が混乱して来るのである。
と、やはり男女混合バンドは、やはりどこかに恋愛感情ありきで営まれていることがわかってくるのである。
※帽子が平川氏。
ジュディマリ問題
とここまで書くと、反対派から
「だったらジュディマリこと、JUDY AND MARYはどうなんだ!」
と言う声が聞こえてくる。
JUDY AND MARYのボーカル、YUKIはバンドメンバーではない、別のバンド、真心ブラザーズのYO-KINGと結婚したから、JUDY AND MARY内に於いては恋愛感情はなかったというたわけた発想である。
では、JUDY AND MARYを調べてみよう。
証拠④
※画像左端が恩田氏。
JUDY AND MARY
1991年、函館に映画のエキストラとして来ていた後のボーカルのYUKIと、当時ヘビメタバンドでデビューしていた後のバンドリーダーとなるベースの恩田快人が映画スタッフ達との飲み会で、YUKIから
「自分もバンドを結成したいがどうすればいいのかわからない」
と相談されたのをきっかけとして、翌1992年、バンド結成。
いろいろあって(各々Wikiで調べよう)
1993年プロデビュー。
1999年、JUDY AND MARYの活動を一旦休止。
2000年2月、JUDY AND MARYの活動を再開。
2000年9月、真心ブラザーズのYO-KINGこと倉持陽一と結婚。
2001年3月8日、JUDY AND MARY解散。
とこの略歴で、何かを感じないだろうか?
これ、休止して、再開して、結婚して、解散するのである。
想像して欲しい。
あなたのが参加しているバンドのボーカルがYUKIなんである。
もう狂うのである。
男はみんな狂っちまうんである。
そもそもジュディマリ自体、恩田がYUKI狙いで始めたのである。
のっけから、よこしまなのである。
で、1991年から1999年の8年間に及ぶヘビの様にしつこい恩田からの口説きから逃げるように活動を休止。
「もうしつこくしないから!」
「音楽に専念するから!」
と、言われたことで了解し、2000年に活動再開したものの、わずか7か月後にYUKIが別バンドの者と、まさかの結婚。
2001年、YUKI以外のメンバーは失意のどん底に陥り解散したのである。
恩田だけとは言わん。
メンバー全員、YUKIを狙っておったのである。
JUDY AND MARYはYUKI以外の三人の男どもは、恋敵として連日連夜いがみ合い、本番直前に弦を切る、靴を隠す、ぞうきんを絞って出た水で淹れたお茶を飲ませるなどの嫌がらせが横行していたと聞く(気がする)。
と、なんの証拠もないが、メンバーにYUKIがいると想像するだけで全てがわかってしまうんである、俺には、って誰だよ。
証拠⑤
和楽器バンド
古いバンドのことばかりでは、若い読者に申し訳がないんで、頑張って新しいバンドも調べてみる。
「和楽器バンド」というのがヒットした。
もう画像しかみてないが、このバンドなんかとっかえひっかえ付き合っては別れてを繰り返すビバリーヒルズ青春白書のような状況に陥っていると思われる。
この中で、誰も、誰にも恋愛感情がないと言い切れる人はいないはずだ!
反対派の最終手段
などと書いても、筋金入りの反対派は
「男女混合バンドだからって、必ずしも恋愛感情が伴うものじゃない!」
と、以下の証拠をつきつけてくる。
反対派からの証拠①
マキシマム・ザ・ホルホン
まあ、まあそうですねえ、まあねえ。
反対派からの証拠②
DREAMS COME TRUE
んー。まあ、そうですねえ。。。。
反対派からの証拠③
いきものがかり
なるほどなるほど。
でも、まあ、そういうことを言っているんじゃないから!
大人の話をしましょうよ、と言い残して退散ことにする。
つりばんど 岡村
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