【究極のズボラ弁当】誰でもできる節約術!一汁一菜スープジャー

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私は、筋金入りのズボラです。

 

数年前の話だが、給料日の直後に突然、口座の残高が0になり、確認してみたら区民税の滞納で口座凍結!差し押さえ!の憂き目に遭い、約100万円の滞納を分割で支払うことになり、差し押さえの月はもちろん、それから三年間苦しい生活を強いられてきた私は、お察しの通り、差し押さえられちゃうくらい、ズボラな人間である。

そんなズボラな人間が、この三年、ほぼ毎日自ら作成した弁当を持参し、無事に延滞金を完済し、どーにかこーにか毎月貯金も出来るようになった方法を書きます。

 

 

 

 

※写真は、差し押さえに遭い、「商売道具だから、これも抑えとけ」と、自らの口に差し押さえの札を貼る初代・桂春団治。

 

まず最初に!

 

まずこの、ズボラ弁当は

 

「毎日いろんな昼食を食べたい」

 

という人には向いていません。

 

「昼飯は五日間同じものでも構わない」

 

という人しか無理ですので、あらかじめご容赦ください。

 

弁当いろいろ

 

さて、毎日弁当を作れば昼食代が大幅にカットされることぐらいはわかっているが、毎日弁当を作ることは、ズボラな私にはとてもじゃないけどできない。
何日か冷凍食品などを詰めて作ってみたが、食品によって温め時間が違ったりして面倒な上、以外に冷凍食品は高い。

 

作り置き

 

そこで、調べてみると〝作り置き〟などというものがあって、日持ちのする色々なおかずを休日に作っておいて、朝とか夜とかに、それらを詰めるだけのレシピ集などの書籍もあったりするし

『これなら出来るかも!』

と、作り置きに切り替えてみたが、これも、めんどくさい。

休みの日に何品も作る手間がめんどくさい。

おかずが均等に減っていかず、且つ、冷蔵庫も小さいしそんなに置いとけない。

数日は出来たとしても習慣になるほどの根気は持ち合わせていない。

 

簡単弁当の極み(見てくれ無視)

 

だったら簡単なら良いのかと、例えばパックご飯と、生卵、インスタント味噌汁などを持参して職場でレンチン&お湯で作成するなんて、健康的にもよくないし、毎日は続けられない。
第一、哀れすぎる。

 

夜ごはんの余りものを詰める弁当

 

毎日夜ご飯がある人はこれが一番のおすすめ!

しかしながら一人暮らしの私は夜ご飯を作るわけではないので、そもそも余るものがない。

 

ズボラ弁当の条件

 

ここまで、考えて出てきた私の弁当の条件は、

①ごく簡単に作れること。
②冷蔵庫のスペースをとりすぎないこと。
③見るも無残な弁当にならぬこと。

の三点。

 

たどり着いたら、一汁一菜

 

料理家の土井善晴さんが、台所に立つ人を楽にしたいと執筆された『一汁一菜でよいという提案』という本を知り、

「一汁一菜、ええことだらけですわ」

と言っているのを見て(いや、見たわけじゃないが)、

『これだ!』

というんで、この考え方を弁当に取り入れた。

一汁一菜とは、ごはんを中心として、汁(みそ汁)と菜(おかず)それぞれ1品を合わせた和食の原点ともいえる食スタイル。

 

 

 

土井さん曰く

 

昔の庶民の暮らしではおかずはつかないことも多かったから、実際には「みそ汁、ごはん、漬物」だけで一汁一菜の型を担ってきました。
だから、いまだって、おかずをわざわざ考えなくても、ごはんとみそ汁を作り、みそ汁を具だくさんにすれば、それで充分「一汁一菜」なんです。

 

とのこと。

飯は無洗米、一汁一菜の〝一菜〟は具だくさんの汁でいけると思ったのである。

 

汁をどう弁当にするか?

 

汁はスープジャーを買って、温かいものを飲めるようにした。

汁の種類はなんでもいい。だいたいが汁物はコストが安い。

えのき茸と豆腐の味噌汁とかなら具にもよるが、かなり安く作れると思う。

 

 

※写真はスープジャー。

 

スープジャーの利点

 

温かいものをそのまま飲めるってだけじゃなくて、盛りつけとかも関係ないし、スープジャーの外見でなんかオシャレに見えるし、中身は他人から見えないのでいいですよ。

 

私のスープジャー

 

汁はスープジャーをAmazonで購入。全部分解して洗える象印背製の2,500円くらいのものを購入。
(他のメーカーなら1,700円くらいのもあり)

スープジャーを入れるポーチが1,100円くらい。

スプーンとかも売ってますが、個人的には100均の箸とかで十分だと思います。

 

私のレシピ

 

私の場合は、大根(半分88円~128円くらい)を適当に細長く切ったのと、100グラム98円の豚肉の切り落としを400グラムと、切れてる白滝68円、
一個28円の豆腐を、適当に市販のダシ汁と醤油とダシダで味付けした独自の代物を毎日食べている。

これを五日間。計算すれば汁が128円。

米は無洗米で5キロで2000円程度。 米5キロは約33合。弁当には0.5合としてだいたい30円。

締めて一食、158円(光熱費、調味料費別)。

 

一か月22日出勤として、3,476円。

 

「小遣いも少ないし、ワンコインランチだよ・・・」

 

などと嘆くオヤジには、500円×22日出勤=11,000円。

一か月の昼飯代がしめて11,000円。

 

「贅沢な!」

「大名みたいな生活してるんじゃねえ!」

 

と言いたくなる。

 

驚いたことに、これを二年間食べ続けており、我ながらよく続いていると思う。

でも、コンビニとか外食なんかしたら一食で700~1,000円くらいするからね。

22日で、15,400~22,000円もかかる。

スープジャーと比較して、11,924円~18,524円の差。

 

これが毎月である。

 

究極ズボラ弁当の仕込み手順

 

仕込み編

 

①休日に鍋一杯の汁ものを作る。それを冷蔵庫に入れる。

汁物は、いろいろ安いものを試してみるといいと思います。
また、ズボラ弁当に反する上、面倒なので私はやらないが、各種スープジャーレシピもクックパッドなどにあるので、いろいろチャレンジしてみるのも、料理好きの人は楽しいと思います。

②無洗米を出勤前に炊き上がる様に炊飯器にセットしておく。

以上。

 

出勤時編

 

①お湯を沸かす。

②汁ものを冷蔵庫から出して温める。

③ ①で沸かしたお湯をスープジャーに入れる。

④ご飯を弁当箱に詰める。

⑤汁物が湧いたら、スープジャーのお湯を捨てて汁物を詰め込む。

 

以上。

文字にすると五工程もあるが、やってみればすぐ終わる。

湧くまでの時間に洗面などをすませておけば効率的である。

 

昼食後編

 

①給湯室など、食器を洗うスペースがあれば、弁当箱やスープジャーを洗っておきましょう。

分解して洗えば、1~2分で終わります。家に帰ってからや、翌日のためにも是非!

 

救世主は、スープジャー!

 

これをやり始めたら、

「あれ?給料がかなり余ってるわ」

と、毎月、貯金なども出来るようになりました。

 

お金だけではなく、貴重な昼休みの時間に、コンビニに行く時間、コンビニで行列に並ぶ時間のカットにもなります。

家計簿付けてみるとわかるんだけど、やっぱりコンビニで金つかってるんだよねー。

 

ということで、みなさん昼食は、一緒にスープジャーで一汁一菜して、正月とかには旅行とかして贅沢したり、

本当に使いたいものにお金を使ったりできるようになりましょうね!

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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