もくじ
赤ちゃんに気に入られる方法
私は赤ちゃんが好きである。
自慢じゃないが私は赤ん坊からも絶大な人気がある。
すなわち私と赤ちゃんは相思相愛である。
どんな赤ん坊でも私をみて泣き出すようなことはなく、むしろ泣き止んだり笑ったり、私を凝視するのである。
ウソだと思うなら、私の前に赤ん坊を連れてくるとかの検証してもらえばわかるのだが、今ここで証明できないことが悔しい。
私の職場には産休中の母親の方々がたまに赤ん坊を連れてやってくるのだが100%の確率で赤ん坊は私になつくのである。
そのため、当の母親たちから
「パパ含め、男の人は嫌がるのにあなたにはなついたのが不思議」
「なんであなたはそんなに赤ちゃんがなつくんですか?」
と尋ねられるのである。
そんな私が、赤ちゃんに気に入られない方のために、赤ちゃんに気に入られるための方法をお教えします。
安心してください
などと書いておいて
「結局人間性ですよ」
「赤ちゃんには人の優しさがわかるんですよ」
「私は良い人間なんですよ」
なんてオチではなく、きちんと誰でもが好かれる秘訣を書くので最後までお読み下さい。
悪い見本『逆に赤ちゃんに気に入られない人』
まず、赤ちゃんに気に入られない人は、ある過ちを犯している。
それは、赤ちゃんを〝赤ちゃん赤ちゃん扱い〟しているということである。
「赤ちゃんを〝赤ちゃん赤ちゃん扱い〟して何が悪い!」
と、
「裸になって何が悪い!」
と言って居直った元スマップの草彅剛のようなことをほざく人に言いたいのは、
「それがダメなんですよ」
と言うことである。
まず赤ちゃんだって赤ちゃんの前にきちんとした一人の人間であることを忘れてはいけないのである。
赤ちゃんを〝赤ちゃん赤ちゃん扱い〟しないとは?
これはどういうことかと言うと
『猫なで声を出さない』
『必要以上にいじらない』
ということである。
よく赤ちゃんと会うと不自然に素っ頓狂なカン高い声をだしてオバサンが
「あら~赤ちゃぁぁぁぁぁん♡」
「バァバァ」
「ほら、プニプニしちゃって可愛いわねえ~」
「こちょこちょこちょ~」
などとババアがマヌケヅラして赤ん坊をいじり倒した結果、赤ん坊は不機嫌極まりない表情になっているにも関わらず
「まあ、可愛らしいわねえ」
「アバアバアバ」
「可愛くてお母さん似だわねえ♡」
「お利口そうねえぇぇぇ」
と、この辺りは赤ちゃんにではなく、母親に対するお世辞をたっぷりと聞かせ、母親が笑顔になってところで
『しめしめ』
『笑っとる笑っとる』
と思い、立て続けに
「まあ、ほ~んと可愛いわねえ」
「赤ちゃぁぁぁぁぁん♡」
といい口をOの字に開きツバであぶくをつくり
「パッ・・パッ・・」
と、あぶくが割れてはまた作り、割れてはまた作りを繰り返すが、赤ん坊からしたら
『なにを気持ちの悪いことをしやがるんだ』
『シブきがかかるだろうがコンチクショー』
と思っているところへオバサンは
「ちょっと抱っこさせてぇぇぇぇ」
といい、抱っこしようとした途端に赤ん坊はギャン泣き。
オバサンは
『抱っこしようとした瞬間泣くなんて』
『感じの悪いガキめ』
と思い
「あらあら、やっぱりママがいいのね」
と当たり前のことをのたまいつつも、内心はハラワタが煮えくり返っているのである。
(煮えくり返ってません)
これでは赤ちゃんに好かれるわけがない。
赤ちゃんに気に入られる私の具体的な接し方
では、私の場合はどう接しているか。
職場に赤ちゃんが母親に連れられてやってくる。
この際、先述のオバサンのように猫なで声など決して出さない。
また、赤ちゃんがいる、とは思うが、ただ思うだけであって、ただ人がいると思うのと同様、赤ちゃんだからといって特別にこっちから近づいていったりもしない。
赤ちゃんからすると、大人というものは素っ頓狂な猫なで声で接してくると決めつけており、また他の大人たちがワイワイ集まり、『アバアバ』だの『可愛い』だのヤイヤイヤイヤイの大合唱で押し寄せてきている中、
『おや?』
『こいつ寄ってこないぞ』
と珍しい人間に会ったという気持ちで不思議に思うのか、私をじっと見つめてくる。
で私は目が合うと大人同士でするのと同様
「オッス」
などと挨拶をする。
そうすると赤ん坊は私の方に来たがる素振りをするので母親が赤ちゃんを抱いて私に近づいてくる。
ここでも決して
「あらぁぁぁ赤ちゃぁぁぁぁん♡」
などとか決して言わず(言いたくも無いが)
「おお、〇〇君と言うのか、よろしく」
と握ったままの手を持って握手のひとつもしてやると、赤ちゃんは、赤ちゃん赤ちゃんするのではなく、きちんとと人間扱いされたことを嬉しく思うようで以後は私にべったりとなるのである。
気持ちの悪い父親と、まとめ
赤ちゃんに好かれない人、今まで猫なで声で接してませんでした?
また家庭のパパも
「〇〇ちゃぁぁん、かわいいでちゅねえぇぇぇ♡♡」
などと言う話し方をする父親ほど娘に嫌われているにも関わらず、更に
「〇〇ちゃぁぁん、チュウしててぇぇぇ」
などと娘に無理やりキスしたりして、娘が超気持ち悪そうにしてるの見たことありませんか?
そんなもんは愚の骨頂!
赤ちゃんだって人間の一人!
私はこれで100%赤ちゃん、引いては幼児には気に入られているので赤ちゃんに好かれない人はぜひお試しくださーい!
つりばんど 岡村
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