【名古屋人への誤解】だったら名古屋人は全員〇〇〇〇〇か!

こうして名古屋人のイメージは悪くなっていく

 

 

飲みの席で、初対面の女性に、名古屋出身である旨を告げたら

 

「あたし、名古屋人は許さないことにしてるんです」

 

などと真顔で言われて唖然としたことがある。

 

聞けば、直前に分かれた彼氏が名古屋出身者であり、ひどい目に遭わさたとのこと。

 

って、おいおい、元カレ一人で名古屋人をひとまとめにするんじゃねーよ、と言いたい。

 

こういう具合に、名古屋人の悪いイメージが日夜、日本全国に浸透していっているかと思うと恐ろしい。

 

 

〝名古屋人〟と検索すれば

 

Googleの検索窓に〝名古屋人〟を入力すると

 

名古屋人 ケチ

 

名古屋人 頭おかしい

 

名古屋人 顔 特徴

 

名古屋人 クズ

 

と出てくる。

 

誰がこんな言葉で検索しておるのか。

それにしてもひどい。

名古屋出身者として許せん。

本当は名古屋市出身ではないが、隣町の出身者として許せん。

 

ということで、日本中に広まっている、いくつかの間違った情報をここで是正していきまーす。

 

是正できるかなあ。

 

 

名古屋人=ケチ

 

某サイトによると

 

————————————————–

 

愛知県人=名古屋人は、尾張藩が勤倹貯蓄を奨励した歴史からか、実利性に富み、保守的でケチな性分が染みついている。

ぜいたくを戒めることにかけては、全国一。

リスクのありそうなものには手を出さず、いざというときに備えて貯蓄に励む。

ただし、貯め込んだカネは自宅で保管する人多数。

実際、名古屋では自宅に保管していたカネが盗難に遭う事件も頻発。

「他人を信じられない」名古屋人の性格が窺われる。

—————————————————

 

とのこと。

 

いちいち名古屋人の県民性を説明するのに尾張藩時代の説明から入るところがすごい。

 

ケチだけでなく、リスクのあるものには手を出さない、他人を信じられないなどと、悪口をこうも書かれると腹が立ってくる。

書いている人は、名古屋人にどんな目に遭わされたのかある意味、心配になってくる。

 

 

「バッキャロー」からケンカが始まる?

 

その昔、自己紹介で、名古屋出身であることを告げると

 

「ああ、名古屋人は、ケンカする時は必ず〝バッキャロー!〟って言って始まるんですよね?」

 

などと、根も葉もないことを言われて困ったことがある。

 

そもそもバッキャローなんて言わねえわバッキャロー。

 

しいて言うなら

 

「ターケー!」

 

と言ってケンカは始まるかもしれない。

はじまらんか。

 

それにしても、ひどい誤解だよなあ。

 

 

名古屋人は悪食である。

 

また〝食の魔境〟などと言われ、まるで名古屋を悪食の代名詞のようにされている。

 

某喫茶店で、生クリームとアンコを山の様に乗せたパスタなどが面白おかしく紹介されたのをきっかけに広まった誤解である。

そんなもん食べていないんである。

一部の人が思い出づくり程度に行っているに過ぎない。

それをまあ、名古屋人が毎日、そんなものを食べているかのように。

しかし、それに乗っかってわざわざ突拍子もないメニューを考案しておる悪ふざけの類似店も数多くあるので、自ら名古屋人も誤解に加担しているとも言える。

 

まあ、基本的に味噌カツ、味噌煮込みうどん、味噌おでん、ドテ煮など味噌好きなのは、誤解ではないけどね。

 

 

 

だったら、名古屋人は全員・・・

 

と、他にもいろいろ誤解はあるので、今後も機会があれば是正していきたい。

 

それにしても、

 

「名古屋人は全員こうだ!」

 

とうう風に

 

「一部ではそういう人もいるだろ?」

 

って話にできんところが、名古屋人に対する悪意を感じるんだよなあ。

 

だったら、名古屋人は全員、宮地佑紀生か!

聞いてみや~ちか!

1・3・3・2 東海ラジオか!

生放送中に相方に暴力を振るうか!

認知症が原因か!

珍プレー、好プレーの星野仙一のアテレコか!

タワケ、ドタワケ、クソタワケか!

 

※写真は宮地佑紀生。

 

はあはあ。

 

まったくモウ。

 

【ヌンチャクアーティスト宏樹 著】実戦ヌンチャクAtoZ 揺るぎない! 2/2

ヌンチャクアーティストへの道

 

幼少の頃に、ブルース・リーに出会い、心を撃ち抜かれてしまった彼こと、無形無限流創始者、ヌンチャクアーティスト宏樹は

 

「ヌンチャクをマスターすればブルース・リーになれると思いました」

 

と、なんでそうなるの?と往年の萩本欽ちゃんのように思うが

 

「揺るぎない」

 

と言われてしまっては返すことばもない。

その後も、ブルース・リーの映画を観て動きを盗んだり、自作のヌンチャクを作ったりするものの、動きがついていなかい。

 

そこで出会ったのが王貞治。

 

 

王選手が本の中で

 

「宮本武蔵は、一万日の稽古をしてからこそ、自分を鍛えたことになる、と言っている」

 

と書かれていたことに興奮し、自分も一万日修行をしようと決意。

 

「その日からヌンチャク修行の師匠は王選手に決まりました」

 

ってだから、どーしてなのよ?

 

ヌンチャク小僧大人になる

 

その後、彼こと、無形無限流創始者、ヌンチャクアーティスト宏樹は空手を習う。

高校に入学するとテコンドーに目覚め、修行のために韓国に渡る。

高校卒業後に北海道から上京。

 

「ブルース・リーはアメリカに渡ったとき、中華料理屋で住み込みで働きました」

 

「私も疑うことなく中華料理屋の住み込みの就職でした(原文ママ)」

 

いや、そこは疑えよ、と言いたい。

 

それからは毎日、出前持ちと皿洗いの毎日が続き、30歳のときTVゲームのバーチャファイターがブームとなる。

 

格闘家の動きを研修するため、そのゲームの人物の動きを一人ひとりノートに書き起こす作業していた中でヒントを得て、彼の無形無限流の基礎ともなる動きを習得し、苦節25年を経て

〝ヌンチャク無形無限流〟

を創始。

翌2006年2月、北海道札幌に於いて

 

「NFAヌンチャク・ファイティング・アーツ」

 

という道場を立ち上げるに至ったのである。

 

 

きっかけがゲームかよ、などと思っては行けないのである。

 

実証されたと言うものの

 

彼の偉業は日本に留まらず、2011年、アメリカのCS放送、ヒストリーチャンネルに招かれて、スパイダーマンやエックスメンの作者、スタン・リーを冠した

 

『スタン・リーのスーパーヒューマン』

 

なるテレビ番組に参加。

 

ピッチングマシンから放たれる硬式ボールを打ち返す(速度記載なし)ことに成功。

 

 

また、打撃力を図ることのできる人間型のダミーロボットの頭部をヌンチャクで打ち

 

「打撃力が700キロである旨を実証した」

 

と豪語するに至るのである。

 

 

それ野球のバットで十分なのでは?などと思っては決していけないのである。

思ったりするとヌンチャクで殴られ兼ねないのだ。

 

演武一覧

 

さて、いよいよそんな彼こと、無形無限流創始者、ヌンチャクアーティスト宏樹が、これまでの修行の結果、現存する人物の中で唯一無二のヌンチャクの使いてとして行ってきた演武に一覧が載っているので最後に紹介しておきたい。

 

・ヌンチャク・シャンパン栓抜き

・ヌンチャク・プッチンプリン

・ヌンチャク・バースデーケーキ蝋燭消し

・ヌンチャク・マッチ着火

・ヌンチャク・習字

・ヌンチャク・だるま落とし

・目隠しヌンチャク・ポッキー折り

・目隠しヌンチャク・キュウリ切り

・目隠し鎌ヌンチャク

・鎌ヌンチャク大根切り

・鎌ヌンチャク・リンゴ切り

 

などなど。

内容は、字面から想像するまんまのものである。

 

ぜひ、実戦でヌンチャクを使ってみたいあなたにお勧めしたい一冊です。

 

私は子供の頃、刑事物語の武田鉄矢に触発されて、ハンガーヌンチャクアーティストを目指さんでよかった。

 

※写真はハンガーヌンチャクの片山刑事。

【ヌンチャクアーティスト宏樹 著】実戦ヌンチャクAtoZ 揺るぎない! 1/2

ヌンチャクで実戦できるか?

 

もしもあなたが暴力沙汰に巻き込まれることがあったとして、相手がナイフを出してきたとしたら、これはもう危険である。

さっさと逃げた方がいい。

 

もしも相手がピストルなんて出した日には、もう土下座でもなんでもして許しを乞うしかない。

 

しかし、もしも相手がヌンチャクを出して来たらこれはもう

 

「ハハハハ、まったく驚かさないでよ」

 

「本気でケンカするのかと思ったじゃない」

 

と急に打ち解けることになるのである。

 

それほどヌンチャクはあくまでパフォーマンスであり、実際の武器にはなり得ないと思ていたのだが、この本に出会って、私は考えを改めなければならないのかもしれない。

 

その本とは、無形無限流創始者、ヌンチャクアーティスト宏樹 著、〝実戦ヌンチャクA to Z〟である。

 

奥付には、2011年12月10日、初版第一刷発行とあるので、そこまで昔の本でもない。

 

ヌンチャクアーティスト宏樹

 

※写真はヌンチャクアーティスト

 

ヌンチャクアーティスト宏樹とは、1970年生まれの日本人男性。

10歳の頃からヌンチャク修行に励み、25年後、独自の流派、その名も

〝ヌンチャク無形無限流〟

を創始。

翌2006年2月、北海道札幌に於いて

「NFAヌンチャク・ファイティング・アーツ」

なるヌンチャク道場を立ち上げる。

 

指導のかたわらヌンチャクアーティストとして、時にはタレント活動も行っているという、わかったんだかわからんのだかの人物。

 

唐突に「揺るぎない」

 

「揺るぎない」

 

という言葉を信条にしているんだか、気に入ってるんだか知らんが文章の途中でも唐突に

 

「揺るぎない」

 

と言いだすので、ちょっと頭が混乱する。

 

例えば、〝はじめに〟の最後の部分では

 

「本書を、今の私から10歳の私への30年越しの回答とするとともに、世界のヌンチャク愛好家の皆様、私を応援して下さる皆様、私の武道の恩師の皆様、私を育ててくれた両親、宏樹を見出してくださったメディアの皆様、そして心の師・ブルース・リーに捧げます。」

 

と語った直後

 

「揺るぎない」

 

と来る。

 

「え?」

 

ってなる。

 

また、あとがきでは

 

「2011年11月、我、此処に完成し、執念を晴らす。」

 

と何だか怖いことを言った直後、

 

「揺るぎない」

 

と、のたまうのである。

 

この人と、知り合いじゃなくてよかったーと安堵の思い。

 

宏樹とヌンチャクの出会い

 

本書による彼とヌンチャクとの出会いがすごい。

 

「1970年生まれの私にとって最初のヒーローは仮面ライダーです」

 

「憧れの仮面ライダーになりたい私は、親にねだって変身ベルトを買ってもらい、見よう見まねで覚えた仮面ライダーの変身ポーズをしたものです」

 

と語る。

 

そして、頭の中で怪人との対決を想定して戦い、最終的には高い所からジャンプして怪人に勝利するイメージトレーニングに励んだとのこと。

しかし彼に人生最初の挫折が襲う。

 

「毎日毎日、見えない怪人と戦い、連勝記録を重ねていましたが、いつの頃からか
 
〝自分は仮面ライダーにはなれない〟

〝なぜなら改造人間ではないからだ〟

と思い悩み始めました」

 

って、そんなことで思い悩むな!と思うが、まあ悩んだんだから仕方がない。

 

そんな悩みに打ちひしがれていたときに、父親からテレビの前に座る様にいわれ仕方なく見たのがブルース・リー。

そのヌンチャクさばきの凄まじさに悩みも一気に吹き飛び、心を奪われた回想する。

 

「テレビが終わると、この男になってやると決めました」

 

「私の将来は、ブルース・リーに決まりました」

 

って決まっちゃいないだろう別に!とツッコまずには居られないが、ツッコミをいれようとすると口癖のように

 

「揺るぎない」

 

と言い捨てるので困ったものである。

 

今後、私もなにか困ったことになったら

 

「揺るぎない」

 

と吐き捨ててその場を後にしてやろうかと思う。

 

(つづく)

【質素倹約】稲垣えみ子さんのポスターと対峙する

よく目にするポスター

 

近々近所でイベントがあるらしく、このポスターを頻繁に目にするようになった。

 

このイベント、題して

 

『自分ルネサンス~新しい生き方に出会う~』

 

サブタイトル

 

ある幸せ、ない幸せ

~本当の豊かさは自分が決める~

 

講師:稲垣えみ子

 

とある。

 

ある幸せ、ない幸せ・・・か。

 

どういう意味だろう?

ある髪型、ない髪型で言えば、彼女が、ない髪型をしていることはよくわかるのだが。

 

稲垣えみ子さんとは?

 

私は彼女のことをまったく存じ上げておらず

 

「いったい、どういう人だろう?」

 

と、改めてポスターをよく見れば

 

元朝日新聞編集委員、電気代月百円台の節電生活実践中。

テレビ番組、「報道ステーション」「情熱大陸」に出演。

 

とも書いてあり、なかなかの有名人らしい。

 

なるほど、そうなのか。

何か節約とかのプロフェッショナルであるらしい。

 

私は、このイベントは、てっきり彼女が

 

「本当の豊かさは自分が決める!」

 

「世間が何と言おうが、パーマが似合うかどうかは自分が決める!」

 

と、日本一パーマの似合わない人と呼ばれつづけても己の信念を押し通し

 

「自分ルネサンス!」

 

と高らかに宣言するものと思っていたので意外な思い。

 

 

※写真は、日本一パーマが似合わない大賞を受賞した稲垣えみ子さん。

(受賞してません!)

 

質素倹約の人

 

というか、電気代月百円台ってどんな生活なんだ?

 

と興味がわき、調べてみることにしました。

 

稲垣えみ子は日本の元ジャーナリスト。
朝日新聞大阪本社デスク・朝日新聞論説委員・編集委員を歴任して50歳時(2016年)に依願退職し無職になる。

1965年生まれ。愛知県出身。

 

って、また名古屋人がケチだとかなんだとか言われかねない人物が登場したらしい。
愛知県民、および愛知出身者の同士よ、気を付けねばならんぞ!

 

家電メーカーに勤めている父の転勤に伴い小学校・中学校時に転校を繰り返す。

1987年一橋大学社会学部を卒業して朝日新聞社入社。
高松支局、京都支局を経て、1991年から移った朝日新聞大阪本社社会部時代に、大阪府警察本部との懇親会でかつらをかぶったのを機にアフロヘアーにする。

 

って、どういうことなんだ?

大阪府警本部との懇親会でなぜかつらをかぶるのか?

まあ、戯れにかぶったとしても、なぜそれを機にアフロヘアーにしたのか、まったく意味がわからん。
悪徳警察の闇などの問題が関係しているのかもしれない。

 

大阪本社社会部デスク、週刊朝日編集部を経て、2013年から朝日新聞論説委員として社説を担当。
福島第一原子力発電所事故を受け、月2,000円ほどの電気代を半分(月1000円以下)にする節電生活を書いたコラムが話題になり、感銘を受けた古館伊知郎キャスターに依頼され報道ステーションに3度出演。

編集委員を経て死に向かい「手放すことを身に着けねば」との思いから朝日新聞社を50歳を機に2016年1月に退社して高級マンションから築45年のワンルームマンションに転居。

 

とのこと。

 

なるほど。

そういう人もいるだろう。

他にも彼女は、冷蔵庫や炊飯器がそもそも自宅になく、冷蔵の必要のない干した野菜の味噌汁と漬物、鍋で炊いた玄米を中心として食生活をしたり、筋金入りの節約人間らしい。

 

私にそれができるできないは別として、質素倹約、なるべく物を持たない生活、は見習っていきたいと思う。

 

 

「っていうか、まず、パーマ代を節約しろ!」

 

などとは思ってはならんぞ。

【伝承あそび辞典】子供のころに帰ってみよう! 2/2

前回に引き続き、伝承あそび辞典より、目についた遊びを見ていきましょう。

 

【沢庵押し】

 

 

「押しつけ沢庵」ともいう。

ひとりがうつぶせになり、その上に他の子どもたちが

「押しつけ沢庵、押されて泣くな」

と言いながらどんどん積み重なっていく。

上の子が

「漬いたか、漬かぬか」

と聞いて、一番下の子が

「まだ漬かぬ」

などと答えると圧することをやめない。

「ようやく漬いた」

などと答えると、皆は圧することをやめて退く。

よく耐えることが出来た者が勇者である。

 

 

ってこの遊び、こんな名前もついてなかったし、

 

「漬いたか、漬かぬか?」

 

などと聞きもしなかったが、なんかクラスで先生がいないときなどに、なんのはずみかわからんが、寝転がっているヤツに急にみんなが積み重なって行き

 

「おい、乗れ乗れ!」

 

などといって意味もなくクラス中の全員が熱狂し、圧していく遊びが発生することがあったが、あれは沢庵押しがルーツなのだとわかってちょっと謎が解けた。

イラストよりも、もっと大人数が乗っかっていたけど。

 

こういう遊び、あなたもやったことあるでしょう?

 

【鼻引き】

 

 

 

東京の遊び。
70センチくらいの糸か、こよりを結んで輪にし、中央を交差して8の字にする。
これを向かい合って座った2人の小鼻に引っかけて引き合う。

手を触れてはいけない。

 

 

って暇かよ!

 

【べろべろの神】

 

 

放屁した子を占って当てる遊び。

みんなで円になって座る。

中央に水に浮かべた茶碗を置き、ぐるぐる回して割りばしなどを茶碗に入れる。

勢いが止まって割りばしの指している方向に座っている者が放屁した者となる。

 

 

って暇かよ!

 

 

【耳っとう】

 

いきなり大声を出して驚かせる

 

ってソレただの嫌がらせだよ!

 

まとめ

 

とまあ、全編に渡って「暇かよ!」で済ませられる遊びたちではあるが、子供というのはこういう小さいことで大いに楽しめるものなんだなあと。

 

そのため、筆者も童心をわすれず、引き続き小さいことにこだわって記事を書き連ねていきまーす。

 

 

【伝承あそび辞典】子供のころに帰ってみよう! 1/2

図書館でこんな本を発見した

 

タイトルは〝伝承あそび辞典〟。

 

内容は日本各地に伝わる子供たちの外遊びをあいうえお順にまとめたもの。

 

何がいいかって、解説のイラストがいい。

 

 

味があっていい。

 

狙っていないヘタウマがいい。

 

いつの時代をイメージしたイラストなのかよくわからないところもいい。

 

で、内容は知ってるのやら知らないのやら盛りだくさんで、パラパラとみているだけでも楽しい。

 

そしてイラストのこの遊びから見ていきましょう。

 

【あんた、ちょっと】

 

自分はやったことないけど、なんか昔に聞いたことのあるような気がする。

 

遊び方は、解説によると

 

指あそびのひとつ。

 

「あんた ちょっと みかけによらない にっぽん いちの クルクルパー」

 

「あんた ちょっと みかけによらない ゴリラの むすめの 7代目」

 

などと言いながら指を指したり回したりして遊ぶ。

 

 

ってこれ、遊びか?

 

遊びじゃなきゃなんなのかと言われても困るので、まあ遊びでしょうね。

でもなんか聞いたことあるよね?

 

 

次に目についたのがこれ

 

【おしくらまんじゅう】

 

寒いときなんかに

 

「あったまろうぜ」

 

などといってよくやっていた。

解説によると

 

押し比べが、訛って〝おしくら〟になった。

 

とのこと。

へえ。

 

 

続いては

 

【牛ごと】

 

 

鬼をヒモで縛ってする鬼ごっこのようなもの。

私は小学生のころ、月曜の朝礼が始まるギリギリで、ジャンケンで負けた者の首、胴、両手、両足をそれぞれ縄跳びでジャングルジムに縛り付け、一人で脱出して朝礼に間にあうかにチャレンジする遊びを

 

〝死のハンモック〟

 

などと名付けてやっておった。

 

だいたい朝礼に間に合わず、鬼は先生からこっぴどく叱られるハメになったのだが、今から考えれば、あれはこの牛ごとをルーツとした伝承あそびであり、それも分からずただの悪ふざけとして叱った先生を逆に説教してやりたくなる。

 

 

 

【紙吹き】

 

 

「紙つけ」とも言う。

長さ10センチぐらい(所によって違う)の細長い紙の端につばをつけて自分の額に貼り、顔に垂らす。

それを息を吹きかけてはがそうとする遊び。

 

 

って暇かよ!

 

(つづく)

【伊勢ケ濱部屋問題】横綱、日馬富士に暴行されそこねた、かもしれない話

相撲はなかなか面白い

 

今年からちばてつや先生の相撲漫画〝のたり松太郎〟を読んでからというもの、相撲に興味を持ち出して

 

「生まれ変わったら力士になるものいいな」

 

「でも、体力的に大変そうだから行司になるのもいい」

 

などと思いはじめ、

 

「と言うかまずは、相撲観戦してみたいな」

 

などと思い、本屋では荒汐部屋の猫の写真集を立ち読みして、

 

「相撲部屋の生活とか見学できないか?」

 

と思ったり。

 

図書館では日本相撲協会から出ている〝わくわく相撲観戦ガイド〟なんてのを借りてきて

 

「〝勢〟という力士はなかなか面白そうな人だな」

 

と思ったり。

 

YouTubeでは〝相撲 ドキュメント〟などで検索し、そのテのものを観まくったりしていたので、みようによったら男色傾向の強いデブ専と思われるような行動をとっていたのである。

 

大相撲観戦ツアー

 

そんな折、今年の伊勢ケ濱部屋越後之國後援会の企画による

 

〝大迫力の9月場所10日目、両国・築地2日間、大相撲観戦ツアー〟

 

のチラシがポストに入っていた。

 

 

内容は、

 

一泊二日、2017/9/19(火)~20日(木)。
旅行代金、おひとり様42,000円。
洋室二名一室ご利用予定。

一名様
一室利用は4,000増し。

 

一日目は伊勢ケ濱部屋兼見学。
その後、二階椅子席で相撲観戦。

その後、夕食は、伊勢ケ浜部屋直伝のちゃんこ。

浅草のホテルで一泊。

 

で、翌日、築地で自由時間で昼食をとって終了。

 

往復はバス。

 

「相撲代金も含まれてるなら安い気もするが」

 

「やっぱりちと高い」

 

と、参加しなかった。

 

話題の伊勢ケ濱部屋!

 

が、ここへ来ての、伊勢ケ濱部屋の横綱日馬富士が

 

「態度が悪い」

 

と貴乃花部屋の力士、前頭の貴ノ岩に暴行を加えた事件が勃発。

 

暴行は宴席にて行われた。

 

 

日馬富士は貴ノ岩に

 

「兄弟子に対する挨拶が足りない」

 

と説教していたが、そのタイミングで貴ノ岩のスマホが鳴りだし、貴ノ岩が操作しようとした瞬間に、日馬富士がビール瓶で貴ノ岩の頭部を殴打。

 

「人が話をしているときに」

 

と血を流して倒れている貴ノ岩にのしかかるように平手で20発以上殴打。

カラオケのマイクやデンモク、灰皿までも取り上げていたなどの情報もある。

 

なるほど。

恐い。

 

一般人も怖いのに、現役横綱なんかにそんなことされたらと考えるだけで恐ろしい。

 

チャンスを逃した!

 

が、こんなに切れやすい人と知っておれば、先述のツアーになんとしても参加していたのにと思う。

 

一日目、相撲部屋見学の際、日馬富士の目を真正面から睨みつけながら風船ガムを膨らませるなどの態度をとり、説教をされながらスマホの着信音に反応して操作を試みたところで暴行されておれば

 

〝金メダリスト、高橋尚子選手とフルマラソンのゴールと共にした男〟

〝今度は、現役横綱から鉄拳制裁を受ける!〟

 

などと話題の人になれたというのに惜しいことをした。

ミヤネ屋でコメントを求められたかもしれない。ああ。

 

問題は説教をされている瞬間に、ちょうどよく誰かから着信音がなったりするかどうかが鍵ですね。

 

どうすればタイミングよく電話がなるか?

 

というかここ数か月、誰からも電話がかかってこないんだからムリか。

 

志村けんの公式アカウントからLINEはくるけど。

 

志村に頼んでみるか。

 

ムリか。

【嫌われ役を買って出る?】それを自分で言う人・・・

嫌われ役

 

「俺が嫌われ役を買って出てるんだよね」

 

と言う者がおる。

 

こういう人は、嫌われ役ではなく、そもそも嫌われ者である。

 

にもかかわらず

 

〝役〟

 

などと、あたかも演じているように言うので腹が立つ。

 

西田敏行が

 

「俺が猪八戒役を買って出たんだよね」

 

というならわかるが、猪八戒が

 

「俺、猪八戒役を買って出たんだよね」

 

とは言わんだろう。

 

言っているのはバカ上司

 

このセリフ、だいたいがバカ上司が部下に対して言う。

 

キレやすい、精神的に未熟なバカ上司が感情的になって部下を叱責した場合に

 

『あーちょっとキツイこと言っちゃったなあ』

 

と一瞬思うのものの

 

『誰も言わんから俺が言ってやったんだ!』

 

と開き直り、

 

『でもちょっとまずいな』

 

『フォローしとかんといかんな』

 

と思いはじめ

 

「俺のために言ってるんじゃない!」

 

「お前のために言ってるんだ!」

 

などと無理なことを言い出すが、まだまだフォローになっていない。

 

言うだけ言って、高ぶった気持ちがややクールダウンしたところで、

 

『これを後になって上司にチクられるとまずいな』

 

と思い、急に同僚のところへ行き、眉毛をハの字にした上で

 

「まあ、俺が嫌われ役を買って出てんだよね」

 

と遠い目をして抜かすのである。

 

アホである。

 

※写真は、「俺が嫌われ役買って出てるんだよ」と言っている上司。

 

そもそもその評価は他人がするものである

 

だいたい、

 

「嫌われ役を買って出ている」

 

と言うセリフは他人が

 

「あの人が、嫌われ役を買って出てくれるんだよね」

 

と言うものであって、自ら

 

「俺が嫌われ役を買って出てるんだよね」

 

などと言うところからも、この人が根っからの嫌われ者である証明である。

 

泣いた赤鬼の、青鬼が

 

「俺が嫌われ役を買って出てるんだよね」

 

なんていうか?

 

赤鬼が

 

「あの人が、嫌われ役を買って出てくれたんだな」

 

と言うのが正しいだろう。

 

何のために言っているか?

 

自ら抜かす

 

「嫌われ役を買って出ている」

 

は自己弁護以外のなにものでもない。

ただただ保身のために言って居る。

 

本人は保身のつもりでも、周りから見れば、嫌われるような言い方をしなければ、物事を伝えられないという、自分が感情的なバカであることを認めているのである。

 

それでも尚、嫌われ役を買って出ていると自ら言うのであれば、言われた方も黙っている場合ではない。

 

〝役を買って出ている〟

 

と言っている以上、徹底的に嫌ってやりましょう。

 

 

お前が嫌いだ!

 

もしも、今後

 

 

「俺が嫌われ役を買って出てるんだよね」

 

と言っている人をみたら

 

「というか、あなた、そもそも嫌われ者ですよ」

 

と言ってやりましょう。

 

まとめ

 

と言うように、みんなが言いにくいことをこうして書いて、俺が嫌われ役を買ってでてるんだよね。

 

【アーノルド坊やは人気者】エマニエル坊やじゃないぜ!

1970年代の生まれの人なら、〝アーノルド坊やは人気者〟ご存知ですよね?

 

え?知らない?

 

ほら黒人の、少年の、1980年代初頭に大活躍した!

 

などと言えばだいたいが

 

「あーあー」

 

「あの!」

 

と言うが、頭の中には

 

 

コレが思い浮かんでおり

 

 

 

私に対して

 

『この人、エマニエル坊やのことをアーノルド坊やっておぼえ間違いしてるのね』

 

『恥かかせちゃ申し訳ないから、適当に話あわせとこ』

 

と気を使って

 

「はいはい、アーノルド坊やね!アーノルド、アーノルド」

 

などと言う。

 

だいたい言う。

 

そんな風に勘違いしてもらっちゃ困る!

エマニエル坊やなんて、日本では、たかだかレコードが一枚売れただけの歌手でしょう?

 

私が言いたいのはシットコムのアーノルド坊やは人気者のことです!

 

これです。

 

※この作品、面白かったんだよー。

 

アーノルド坊やは人気者とは?

 

1978年~1986年までアメリカで制作され放送された30分のシットコムのTV番組。

 

物語の概要

 

主人公の黒人少年アーノルドは、母親が亡くなったことをきっかけにして、兄のウィリスと共に、母親が家政婦として務めていた白人の資産家ドラモンドの養子となってドラモンドの娘キンバリーと共に暮らすことになる。

このコメディは、ドラモンド家の中で起こるさまざまなエピソードを軸として、シリアスな人間模様をコメディー形式で描いている。

コメディでありながら、麻薬や人種差別問題などシリアスなテーマを取り上げていた。

 

アーノルドの決め台詞

 

「冗談顔だけにしろよ」

といって下唇を突き出す。

※「冗談、顔だけにしろよ」の時の顔。

 

ほのぼのして楽しい、家族そろって見られる番組で私はとても好きだった。

 

アーノルドの年齢

 

よく、アーノルドの話をすると

 

「あの人、当時50歳くらいだったんですよね?」

 

という人がいるか、誰と勘違いしているのかはわからんが、彼、ゲーリー・コールマンは1968年生まれで、番組開始当時は10歳であり、50歳なんでことはない。

先天性の肝臓障害成長不全から小人症であったらしい。

 

子供たちのその後

 

今回、この記事を書くにあたって調べてみると、番組放送後、アーノルド役のゲイリー・コールマン、実の兄のウィルス役のトッド・ブリッジス、義理の姉のキンバリー役のダナ・プラトーともども、まあとても若くして成功したのが災いしてそれぞれが薬物に溺れたり、暴力事件を起こしたり巻き込まれたりしてひどい目にあった模様。

 

キンバリーを演じたダナ・プラトーは、本作放送中の1984年に妊娠し、本作出演を中止・解雇。

同年結婚するも、酒や麻薬への依存の悪化もあり、離婚。
以降は女優としての仕事に恵まれず、経済的にも困窮、ポルノ映画へ出演するなどしていた。
1991年には強盗の容疑で逮捕、翌1992年には処方箋偽造の容疑で再度逮捕されている。

1999年に薬物自殺を図り、34歳で生涯を終えた。

 

若いうちから成功するとロクな男が寄ってこんというところか。

悲しいですな。

 

主人公アーノルドを演じたゲーリー・コールマンは、金銭トラブルによる自己破産。

親との金銭トラブルらしい。

その後、暴行等により繰り返し逮捕・起訴されるなどされる。

これも心無い自称ファンからけなされたりしたのが発端らしいが。

2007年、白人女性と結婚。

しかしながら2010年5月28日、脳内出血により米ユタ州プロボの病院で42歳で死去。

 

とのこと。

なんと嘆かわしい。

 

物語の正反対の結果になっており大変に悲しい。

合掌。

でも、兄役のトッド・ブリッジスは麻薬中毒から脱却し、今も生き延びている。

 

って、ここまで書いてAmazonでDVD買っちゃったよ。

【話しかけてくるCMが嫌い】架空の癒し系嫁さんCMにモノ申す!

最近増えた気がする

 

TVから、こっち目線でなんのかんのと話しかけてくるCMが嫌いである。

 

呼びかけてくるのは

 

檀れい

 

安めぐみ

 

沢尻エリカ

 

石田ゆり子

 

石原さとみ

 

桐谷美玲

 

などなど枚挙にいとまがない。

 

この手のCMを観ると

 

『バカにしてんのか!』

 

と思う。

 

彼女たちはだいたい

 

「仕事おつかれさま」

 

だの

 

「いつも大事にしてくれてありがとっ」

 

だの

 

「飲もっ」

 

などと馴れ馴れしく、男に媚びるようなことを言う。

毎回

 

『うるせえわ!』

 

と思う。

 

 

問題は作り手の発想である

 

 

とはいえ、別に演じている人は悪くないのである。

彼女たちは頼まれた仕事を素直に遂行しているに過ぎない。

 

では、何に腹が立つかと言えば

 

「こうやっとけば、男心をくすぐって購買意欲をそそるでしょう?」

 

「淋しい男どもを手玉にとってやりましょう!」

 

と企画段階で言っている男どもの光景がありありと目に浮かぶのでそれに対して腹が立ち

 

『バカにしてんのか!』

 

と思うのである。

 

 

話しかけられても問題のない例

 

こういうCM、別に今に始まったわけではない。

昔からある手法だと思う。

全編話しかけてくるCMは、それこそ10年くらい前からだろうが、CMは所々で昔から話しかけてくる。

 

風邪薬のパブロンのCMでは

 

「効いたよね?早めのパブロン」

 

のところだけ急に話しかけてくる。

 

それまでは風邪の諸症状に苦しむ母親を、けなげにも助けたいと思う娘が母親を労わったりする姿が映し出される。

 

すると突然、薬が水に溶けていく画像になり

 

「有効成分が風邪によく効いていきます!」

 

などと男性のナレーションが入る。

 

また急に、先ほどの母親と娘が、すっかり快復した様子で、急にこちらを見据え

 

「効いたよね?早めのパブロン」

 

と、効いたよね?って、言われてもねえと思うことになるのであるが、別に腹は立たない。

やはり、腹が立つのは最近増えつつある、男をターゲットにした癒し系の嫁さんCMである。

 

許せぬCMの制作者の考え

 

「ほらほら、あんたんちの嫁さんはこんなに美人じゃないでしょう?」

 

「優しい言葉もかけられなくなったでしょう?」

 

「どうせペットの残飯を食わされているのでしょう?」

 

という発想から

 

「このCMで夢をみさせてあげるから、この女優の笑顔に騙されて買いなさい」

 

「この商品を買わせてあげるから、一瞬だけでも癒されなさい」

 

と舐めきった態度で作られたCMであることに憤りを感じるのである。

 

 

しかしもっとも悪いのは

 

また、それに気づかずまんまと、このテのCMに胸を撃ち抜かれちゃってる野郎が嫌いである。

 

こういう野郎は

 

「こういう嫁さんがいたら旦那をダメにするなあ」

 

「でもダメにされたいわあ」

 

などと思い

 

「ああ、こうしてダメになっていくアタシ」

 

などと恍惚の表情で言うが、そんなひとは、CMを観る前から、とっくにダメになっているのである。