選択肢がないのに〝よろしいでしょうか?〟 について考える

まずは読んでもらって〝よろしいでしょうか?〟

 

例えば、飲食店の店員さんが、

 

「出来上がりまでに、3~4分ほどかかりますがよろしいでしょうか?」

 

という場合がある。

 

「よろしくない」

 

と言ったところで結局、3~4分はかかるのだから

 

「出来上がりまでに、3~4分ほどかかりますがよろしいでしょうか?」

 

ではなく、

 

「出来上がりまでに、3~4分ほどかかりますのでお待ちください」

 

でいいのではないだろうか?

 

 

困った注文風景

 

店「出来上がりまでに、3~4分ほどかかりますがよろしいでしょうか?」

 

客「・・3~4分ねえ。そこをなんとか1~2分にはなりませんか?」

 

店「しかし、こちらといたしましても、通常4~5分かかるところを急いで3~4分でやってますんで」

 

客「そうだろうけど、こちらも急いでるんでなんとか2~3分で手を打っていただけないか?」

 

店「急いでいるのはわかりますが、7~8分かかる訳でもあるまいし、あくまで3~4分ほどかかりますがよろしいでしょうか?」

 

客「よろしくないんだよねえ、3~4分では時間がかかりすぎなんだよー」

 

店「先ほどから申します通り、通常4~5分かかるところを急いで3~4分でやってますんで」

 

客「こちらも急いでるんでねえ。なんとか曲げて2~3分でお願いしたい!」

 

と20~30分ほど押し問答しているケースがある。

 

(ありません)

 

お客に選択肢がないのであれば

 

なので、お客に選択肢がない場合は、

 

「よろしいでしょうか?」

 

ではなく

 

「のでお待ち下さい。」

 

で統一したほうがいいのではないか?

 

 

あなたも、このブログで唐突に私から

 

「統一した方がいいのではないか?」

 

と問われても

 

「統一しないでもらいたいと思ったところで、結局あんたは、統一したほうがいいと思っていて」

「私に選択肢はないのだから、〝統一したほうがいいのではないか?〟ではなく、〝統一したい〟と書けばいいのではないか?」

 

と思ったりして、書いている私自信、どんどん訳がわからなくなるのである。

 

 

 

 

やや混乱してきたので、改めて考えてみる

 

飲食店の店員さんに

 

「出来上がりまでに、3~4分ほどかかりますがよろしいでしょうか?」

 

と問われたならば、

 

「そこをなんとか2~3分で」

 

という選択肢は確かにないが、よく考えてみればシンプルに

 

「じゃあ、時間ないんでやめときます」

 

と答えて出ていくという選択肢がお客には有り

且つ、私が提唱した

 

「出来上がりまでに、3~4分ほどかかりますのでお待ちください!」

 

などと言うと喧嘩を売っているようにもなるので

 

「出来上がりまでに、3~4分ほどかかりますがよろしいでしょうか?」

 

で、全く問題ないことがわかりました。

 

今日は色々すみませんでした。

【カーソルが変で点滅!】 文字がどんどん消えてく現象と対処法

文字入力で厄介な現象

 

パソコンを使って文字を入力。

一通り書き終えたんで推敲しようと、気になる箇所を

 

〝Deliteキー〟

 

で消して、いざ書き直そうとすると、直していく尻から、カーソルがなんかピコピコ
必要な個所がドンドンドンドン消えていくことはないか?

 

「ない」

 

と言われると不都合なので

 

「ある」

 

とあなたが答えたことにして話を先に進めたい。

 

 

「あ!何か書きたいのかわかった!」

 

という人も、知らなかった頃に戻ってお楽しみください。

 

これまでの我流の対象法

 

さて、この問題、私の場合はメモ帳みたいなテキストエディターの類は大丈夫なんだが、
特に

Microsoft Officeの〝Word〟とか、

このブログ書いている〝WordPress〟で起こりがち。

 

私はこれまで、この現象が起こると、消してはならない箇所を
別の付箋とかにコピペして避難させておいて

 

『もう、どれだけ消えてもいいもんね』

 

と、書き直したのちに、改めて貼りなおしたり、
一旦、保存して、パソコンを起動し直して気を取り直して推敲したりしておった。

 

なんでこうなるの?!

 

つまり、この現象は〝Word〟とか〝WordPress〟だとかの一種のバグで、
これが起こったらもう、どうにもならぬものだと、対処方はあるのかもしれないが機械音痴の私には
これまたやっかいなことになりそうで迂闊に手は出せんぞと、思っていたのである。

 

 

 

※非常にわかりにくいが、これが通常の状態。日本海の字が日本回になっているので直そうとするが

 

 

 

※で、こういう風にカーソルがピコピコになって、正しい文字を入力すると、〝回〟だけが残って、逆に消したくない文字までが消えていく状態になる。

 

 

カーソルが変になりピコピコ状態

 

しかし、この、毎日毎日、アホなことだけを書き続けているこのブログを
ありがたいことに定期的に読んで下さる方たちがいる。

 

もしもその方たちが、このような現象に悩まされているならば、
私がこれの対処法を調べて公開することで、読者の皆様の悩み解消になるのなら、
一度、調べてみようと、思い立ったのだ。

 

で、調べてみると原因は、バグなどではなかった。また対処法もごく簡単だった。

 

カーソルが変になったときの原因と対処法

 

では、まずこの現象が起こるまでを時系列順に振り返ってみよう。

 

①文字を入力する。

②誤っていたり、不要な箇所が見つかる。

③消したい部分を、〝Deleteキー〟で消す。

④新たに、正しく書き始める。

 

問題の現象が起こるのは、④を始める時である。

カーソルがピコピコして、文字を書くたびに消えていくようになっている。

 

実は、③の段階で〝Deleteキー〟のすぐそばにある〝Insertキー〟を押しているのである。

それがこの現象の原因。

なので、犯人はバグではなく、そんなボタンを押した自分である。

 

 

 

 

だいたい〝Insertキー〟というものは、なんなのか?

 

通常、パソコンで文字を入力する際、私たちは

 

【挿入モード】

 

という文字を打てば、打つだけどんどん文字が挿入されるモードで使っているのであるが、
この、〝Insertキー〟を打つことで

 

【上書きモード】

 

という文字を打てば、打つだけどんどん文字を上書きしてしまい、
書いてあることをどんどん消していってしまうモードになる仕組みなのである。

 

では、変更されて【上書きモード】になってしまった状態を、
もともとの【挿入モード】に直すにはどうすればいいか?

 

まあみなさんお気づきの通り、〝Insertキー〟をもう一度、押せば良いのである。

 

この〝Insertキー〟を無効にする方法もあるそうだが、なんか必要になることも
ごく稀にあるそうだし、その時になって

 

『あれ?〝Insertキー〟有効にするにはどうすればいいんだっけ?』

 

と改めて調べなおすのも大変なんで、仮に【上書きモード】になってしまったら、シンプルに

 

『やれやれ、自分のタイピングもまだまだミスが多いな』

 

『はい、〝Insertキー〟を押そう』

 

『そういえば実家のみんなは元気だろうか?』

 

『たまには親孝行しなくちゃだな』

 

『今夜あたり電話してみよう』

 

と、ほんの一瞬、自分を振り返るための時間に充てることを、私はお勧めします。

 

(すればー?)

 

 

ザ・イエローモンキーのファンのみなさま、す、いませんでしたー!

イエローモンキーのJAM

 

 

イエローモンキーの代表曲である〝JAM〟の歌詞はこうである。

 

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 外国で飛行機が堕ちました

ニュースキャスターは嬉しそうに

「乗客に日本人はいませんでした」

「いませんでした」

「いませんでした」

 

 僕は何を思えばいいんだろう 僕は何て言えばいいんだろう

  (以下略)

 

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この歌を聞いて、私の友人は  

 

「あの歌、すいませんでした、すいませんでしたって変だよな」

 

 と言っていたが、 いや  

 

〝いませんでした〟   だから。  

 

〝すいませんでした〟   じゃないから。

 

すいませんでしたー!

すいませんでしたー!

すいませんでしたー! 

 

 って詫び続ける歌があったら、新しい気もするけど。  

 

歌詞をよくよく考えてみると

 

 この歌、私は好きなんだが、よく考えてみると

外国で飛行機が堕ちました

ニュースキャスターは嬉しそうに

「乗客に日本人はいませんでした」  

って

ニュースキャスターは別に、嬉しそうにしてはいないのではないか?

 

仮に嬉しそうにしてたとすると、満面の笑みで  

 

「乗客に日本人はいませんでしたー!」

 

「いませんでしたー!!」

 

「いませんでしたー!!!」

 

 って、もう  

「イェーイ!」

  とか

  「ちゃんらーん!!」

 

  と、林家こん平のように言わないと収まらない感じだよこれじゃ。  

 

 

 

 

 

 ※写真は、乗客に日本人がいなかったことを嬉しそうに伝えるニュースキャスター。  

 

もっとおかしな奴らがいるぞ!

 

 

歌詞の真意は、国境とか国籍とかが違えばとか、日本人でなければとか 命の尊さに違いがあるように感じてしまう報道の在り方みたいなのに苦言を呈していると思う。

 

  であれば、昔、阪神大震災直後、そこら中でガス爆発が連発している商店街で

「おー!また爆発しました!」  

 

と、はしゃいだようにに爆発した方へ走りながらレポートし  

 

「この家はどなたの家ですか?」

 

「今、どんな気持ちですか?」

 

 と聞いて回っていたフジテレビの笠井信輔アナ。

 

またはガレキの下敷きになって必死に助けを求める声をかき消すように ヘリコプターでブンブンブンブン撮影し、上空から煙の立ち上る街の姿を

 

 「まるで温泉街に来ているようです」

 

 とレポートしたキャスターの筑紫哲也。

 

 このような連中を揶揄するような歌詞にすればよかったのにと思う。  

 

まあ、そんな歌詞にしちゃ、そもそもテレビで放送されないなあ。

お尋ねします! あなたにふさわしい場所は?

ふさわしい場所

 

人や物にはそれぞれふさわしい場所があると思う。

どんなに輝いているものも、場所が変わるとくすんで見えることもあるし、
またはその逆もありえる。

例えばマツタケの香りがどんなにかぐわしくても、それが人間から発せられていたらとても

「いいにおい」

とは思っていられないし、はっきりいって気持ちが悪いだろう。

 

タレントにもこれは言える。

 

仕事で9ヶ月間青森県の五所川原市に住んでいたのだが、そこに大きな商業施設があり、
そこは月に一度有名人を招いてのイベントを行っていた。

私がたまたまその施設に立ち寄ったところ、U字工事の単独イベントが催されておった。

 

 

U字工事は、栃木訛りを駆使した、田舎者を全面的に押し出した漫才師なのだが、
当日のネタは、自らの出身県と、隣接する茨城県をくさしていくネタ。

 

「ぼくらですね、二人とも栃木県出身なんですけども」

「栃木県ってとこですね、茨城じゃないですよ?」

「よく間違われちゃうんですよ」

「冗談じゃねえんだから、頭くんだほんとに!」

「だいたい茨城弁は何をしゃべっているか訛っていてよくわがんねっぺ!」

 

などと言いながら栃木県民がいかに茨城を下に見ているかを語っていくのだが、
そのうち、一方が茨城出身者と結婚をしたいと言い出す。

 

「茨城出身者と結婚すると、周りから悪く言われるぞ」

 

「そのため、群馬に住まざるを得なくなる」

 

「群馬にはいいところがひとつもない」

 

などと諭され

 

「じゃあ埼玉に住むからいい」

 

と答えたところ、

 

「や、埼玉に住むとか夢みてぇなこといってんじゃねえぞ!」

 

という代表ネタがあるのだが、この日もそのネタを演っていた。
が、会場はシーーンとしている。

 

それはそうである。

 

ここは、日本一何を喋っているかわからないと言われる津軽弁の地域。
訛りのレベルの高さは泣く子も黙る五所川原である。

埼玉に住むとか夢みてぇなことをいってんじゃねえ土地なのだ。

 

つまり、U字工事の漫才は、大都市で演じてこそ輝くのである。

 

でも最近は辺境の地でも活躍してるぞ?

 

あれはU字工事ではなく、ディレクターが活躍しているのです。

 

 

読まずに感想文 本を読まずに書く方法!   

他人から借りる本は読みにくい

 

買った本なら読むのだが、借りた本は読まん。

理由は、そもそも自分で選択したものでなく、半ば押し付けられている本であり、

且つ、自分で買う本は、

 

『金を出して買ったんだし』

という気持ちが

『読み切らないと!』

という気持ちを沸き上がらせる為だろうと思う。

 

だから随分借りた本は読まずに返した。

 

その度、何食わぬ顔で

 

「面白かったよ」

 

などといいながら、内心

 

『深い内容の感想なんかを求められたらどうしよう』

とヒヤヒヤしていたりしていた。

 

で、実際、深い内容の感想を求められたりする。

そんな経験あなたにはありませんか?

 

「ないよ」

 

と言われると立つ瀬がないので

 

「あるよ」

 

ってことにしてください。

 

読まずに感想を言う方法

 

さて、その様な、行きがかり上、読んでもない本の感想を答えなければならなくなった状況を
切り抜ける方法がある。

それは、その本のタイトルを活用すること。

答えは、タイトルの中にある!

 

例えば数年前、宮部みゆきの

〝長い長い殺人〟

という本を借りて、読まずに返した時の事。

 

「どうだった?」

 

と持ち主に聞かれた私は

 

「いやぁ~長い殺人だったねえ」

 

と答えて事なきを得た。

 

別の機会に、岡本太郎の

 

〝自分の中に毒を持て〟

という本を借りて、読まずに返す時、持ち主に

 

「どうだった?」

 

と問われた私は

 

「う~む」

 

等と内容を思い出すふりをしながら

 

「やっぱり、自分の中には毒を持たないとね」

 

と訳知り顔で答え、事なきを得た。

 

そしてまたある時は、松尾スズキ氏の

 

〝大人失格〟

という本を借り、どうしても彼の文体に馴染めず、読まずに返す時、持ち主に感想を問われ、
困った私は

 

「なんだか、大人を失格って感じだよね」

 

と答え、事なきを得たのである。

皆様も、このような状況のときは、ぜひ、この技を使って欲しいと思う。

 

 

本を読まずに読書感想文を書こう!

 

と、ここまで書いて思い付いたのだが、つまり本というのは
タイトルに全て内容が折り込まれているのではないか?
速読術などと言って、分厚い本を数十秒で読み内容を把握する人達が稀にいるが、
あんな事をなくとも、タイトルさえ知っていれば、内容を熟読した人と同じ視線で
会話できるんではないか?

〝罪と罰〟

など私は読んだ事がない。

だが、感想を問われれば

「世の中ってのはさ、罪っていうのがあれば、罰っていうのがあるんだねぇ」

 

と答える事が出来る。

 

また、志村けんの

 

〝変なおじさん〟

 

という本があるが、読んだ事は無い。

 

だがしかし、感想を問われれば

 

「志村って、本当、変なおじさんだよね」

 

と答えておけば愛読者には、それなりに納得してもらえるだろう。

(志村けんの愛読者がいるのかは不明)

今後、読書感想文を書かなければならなくなった場合は、みなさんもこの要領で書きましょう。

 

責任は負いません。

 

見逃してあげて! SNS初心者がやりがちなこと

最近Facebookを始めた後輩が、ものの見事にSNS初心者にありがちな事を連発しているので、

 

ここで改めまして、

 

“私の考えるSNS初心者にありがちな事”

 

 

を列挙します。

 

 

 

最初の書き込みで「よくわからん」と、つい書いてしまう。

 

「本当にこれで投稿できるのか心配だ」

「できれば助けてほしい」

「優しく見守ってほしい」

「でも、媚びたくない」

 

という複雑な心境で、発信できること、それがこの

 

「よくわからん」

である。

優しく見守ってあげましょう。

 

 

長文の書き込みを誤って消してしまった場合、「途中で消えた」的な、しなくてもいい書き込みをしてしまう。

 

「苦労して長文書いたんだよー」

「おんなじこと二回かくの大変なんだよー」

 

の悲痛な叫び。

努力は努力なんで読み流してあげましょう。

 

 

プロフィール写真を最も自分が輝いていた頃の写真にしてしまう。

 

「決してそれ目的ではないのだが」

「せっかくSNSを始めるからには」

「あわよくば恋人も欲しい」

 

の思いからとんでもなく昔の写真を選択してしまう。

が、ガラケーで撮った写真だったりするので荒い画素数の影響で怪しい写真になっていて逆効果であることが多い。

 

闇雲に操作した結果、世界何10か国に及ぶ見ず知らずの友人が出来る。

 

東南アジアの地下アイドルみたいな者たちと繋がったりし、巡り巡って金品を要求されたりもする。

 

 

“友達より先にイイネを押しましょう”に、自らの書き込みにイイネを押してしまう。

 

で、自分以外に「イイネ」がなく、一人で布団にくるまって泣くのである。

 

 

 

泥酔状態でログインし、リア充連中へ対して攻撃的なコメントを残してしまい、消去方法がわからず焦る。

 

泥酔でググってるもんだから余計に調べられない。

 

で、最終的には放置する。

 

「もういいやー」

 

「リア充であることも罪なのだ」

 

「寝よう」

 

という段取りになるのである。

 で、最終的に縁を切られる。

 

ちなみにFacebookでの自分のコメントの消し方は

 

消したいコメントを長押し!

 

(この長押しがわからないのである)

 

 

 

コピー

 

削除

 

編集

 

キャンセル

 

と窓が出てくるので削除を選択すればOK。

 

“彼女が出来る”が呼び物のサイトについ登録してしまう。

 

って、

「全部お前の事だろーが!」

そうです。

 

私が、変なおじさんです。

 

 

 

【モテるモヒカン】 モヒカンのススメ!④

モヒカンにしてくれる場所

 

さあ、あなたもいよいよモヒカンにする日がやってきました。

おめでとうございます。

モヒカンにすると心に決めたものの、いったいどこでモヒカン刈りにすればいいのでしょうか?

 

モヒカン刈りにするには、一体どーしたら!

全員で「ヨイノデショーーーカ!?」

 

 

と皆さんご存知の三枝の愛ラブ爆笑クリニック風に問うならば!?

 

まずは、美容室

 

知り合いがいるなら別だが、昔ながらの近所の床屋さんとか、最近増殖中の1,000円カットの店とかでは、
モヒカンのモの字でも言おうものなら

 

「出て行ってくれ!」

 

「塩撒いとけ塩!」

 

などと言われかねないからである。

 

美容室で、メンズも得意と謳っている店であれば、モヒカンにも応じてくれるのである。

あとは、あなたが美容室というオシャレ空間で

 

〝モヒカンにしてください〟

 

と口に出していえるかどうかの問題です。

 

自分で刈る

 

適当な店がない場合は自分でもできる。

 

モヒカンも長く続けていると美容師さんが手を抜き出すことは前回書いた。

 

なぜ、美容師さんは、手を抜くのか?

それはこの手の髪型を施術させられることが嫌なんだろうと思う。

それは確かに

 

「俺はカリスマ美容師になって、世の中にかわいくておしゃれな女性を増やしたい」

 

と思って頑張って美容師になったら

 

「モヒカンにしてください」

 

なんてのが来たら嫌だろうと思う。

 

わからんでもないので、美容室通いを止め、自分でバリカンでモヒカン刈りをすることになるのである。

手先が器用であれば、安いバリカンを買って、自分でやることも可能。

結構自分でやった方が、ワイルドで凶悪な感じが出たりもするものである。

 

 

※このトラヴィスさんは、恐らく自分で刈ったはず。だよね?!

 

一番のおすすめは、バーバーカルチャーな店

 

で、最近は世界的にバーバーカルチャーなるものが流行している。これがもう、モヒカンの救世主的存在なのである!

 

ほら、最近、普通の床屋さんじゃない、美容室でもない、欧米的でかっこいい床屋さんを見かけたりしないだろうか?

 

このバーバーカルチャーは、オランダの『SCHOREM』(シュコーラム:クズ野郎の意)というイカレタ床屋集団が先駆け。

 

この『SCHOREM』

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クラシックバーバーへの敬意とロックンロール、カスタムカルチャー、
サブカルチャーへの愛情がブレンドされた独自のスタイルに魅せられ、
世界中の男性達が足繁く通っています。
また、カルチャーの発信地としてフッションリーダー、トレンドセッターから常に注目を集める伝説的バーバーです。

—————————————————————–

とのことで要するに、身も蓋もない言い方をすれば、一種のオシャレ床屋。

 

 

この店はへアルタイルはお客の要望を細かく聞くのではなく、
壁に貼られたポスターの中から、自分がしたい髪型を申し出て施術してもらうスタイル。

 

※私のは、上段右から三番目をやってもらってます。

 

バーバーカルチャーのお店、増殖中

 

この手のお店が日本国中増えつつあり、そこには恐らく『SCHOREM』のDNAを引き継ぐバーバーがいるはずなので心置きなくモヒカンを注文しよう!

 

そこには私のやっているサイコ刈りもあるので、あなたの近くにこのようなお店があれば、一番敷居が低くモヒカン刈りに出来るはず。

あなたがモヒカンを気に入り、そのお店に『SCHOREM』が手掛ける『REUZEL(ルーゾー)』というポマードなんかも充実してれば常連になってしまえばいいと思う。

 

 

 

なんか最後は宣伝みたいになってしまったな。

 

まあ、とにかく、モヒカンが君を待っている!

 

【モテるモヒカン】 モヒカンのススメ!③

モヒカンの心構え

 

坊主は二十年ほど前から男性の間で人気のヘアスタイルとなり、

〝ボウズスタイル〟

などというヘアカタログが定期的に出版されているくらい、世の中に浸透している。

方やモヒカンの浸透度は低い。

それは、モヒカンが見た目的に凶悪であり、それによる私生活への影響が大きいからである。

巨人の澤村投手ほどではないにしろ、モヒカンは物議を醸す髪型であることには間違いがないので、
今回、モヒカンにするかどうかを迷っているあなたに、モヒカンにすることで生じるメリット・デメリットを紹介し、
実際にモヒカンにするか否かをご検討いただければ幸いである。

 

 

モヒカンのメリット

 

手入れが楽。

 

ドライヤー10秒も当てれば乾く。頭頂部の長いモヒカンであっても横を刈ってないのと比べたら数段乾くのが早い。
なので、朝の準備が楽。朝活にも最適である。

 

坊主よりオシャレ。

 

最近、ただ金がないだけで坊主にしているにも関わらず

「オシャレ坊主の類だもんね」

と言いたそうな顔をしている輩も多いので、そういうヤツとの差別化がはかれる。

 

オヤジ狩りに遭わない

 

頭の悪そうなガキを叱りつけたくなる場面をたまに目にするが、叱ったりして逆襲されては

中高生といえども集団であれば勝つ自信がない、というより逃げ切る体力がないので一瞬ひるむ。

しかしモヒカンであれば無言でヌッと立つだけで、勝手に私のバックボーンを誤解して解散してくれるので助かる。

 

白髪隠しに最適。

私のように側頭部の生え際やこめかみだけに白髪があるものにとって、
すぐに伸びる、この部分の白髪染めは手間であり、少ししか使わないので白髪染めを無駄にしやすく不経済である。
ので、いっそここを刈ってしまえば、そんなものは全て解決なのである。

白髪染めって、バスルームとか汚しがちだしね。

 

M字はげの隠しになる。

 

生え際が広くなってM字ハゲになってきたが、頭頂部がハゲているならばスキンヘッドもありだが、
せっかくこうして頭頂部は毛がフサフサなのに、生え際だけのためにスキンヘッドにはできない!

という人に特におすすめしたい。

 

意外に子供には受けがいい。

恐がるかと思いきや、そんなことはなく、むしろEテレのキャラクター的なものと解釈し、笑顔で接してくれる。

 

モヒカンのデメリット

 

世間が引く。職務質問に遭いやすくなる。

 

まず、大人が引く。

 

こうみえて、絵本も嫌いではないので、図書館の絵本コーナーに入って行くと、読み聞かせをしているママ達にギョッとされる。

 

一度、図書館にあった

〝襲撃~中田カウスの1000日戦争~〟

という本を手にしたまま絵本コーナーに入って行ったら図書館員のひとが一気に数人立ち上がったので、そのまま踵を返して出てきたことがある。

 

 

 

美容師さんが、適当に施術するようになる。

 

はじめのうちは、私の

「モヒカンがいかにいいか!」

などという語りに大きく頷き、白髪のくだりなどでは興味深々だった美容師さんも、だんだんと

「モヒカンなんで横をバリカンで刈るだけだろ?」

と、回を重ねるごとにぞんざいな扱いになり、はじめは30分かけてやってた作業も、
バリカンでちょちょっと刈られただけで

「ちょっと待っててください」

と、意味もなく雑誌を読まされたりして待たされて、最後に申し訳程度にハサミを入れて
正味10分
くらいの施術時間しかかけられなくなる。

 

 

頭頂部に視線を感じるようになる。

 

胸の大きな女性がよく

 

「男の人が、自分の胸を見ている視線を感じる」

 

というようなことを言うが、これと全く同じ理由で老若男女問わず
自分の頭頂部に視線を感じる。

 

「こっそり見てるつもりなんだろーなー」

「見てるのばれてないと思ってるんだろーなー」

 

と思いながらバッチリ視線を感じることができる。

 

男でありながら巨乳の気持を味わうことができる。

 

(味わってどうする)

 

と、こうして書き出してみれば、モヒカンのデメリットなんてせいぜい世間体ぐらいな話で、もっとモヒカンへの理解が広がれば何の問題もないのである。

 

だいたい、CS放送でアメリカの番組とか見てると向こうの大学教授とかでも普通にモヒカンだったりするのである。

 

モヒカンが理解されない国は遅れているのである。

何に遅れているのかは不明。

 

(明日へつづく)

【モテるモヒカン】 モヒカンのススメ!②

モヒカンへの社会への反応

 

そんな憧れのモヒカンではあるが、やはり世間ではまだまだモヒカンへの風当たりが強いようである。

全国的に、モヒカンにしたことで非常に怒られちゃった人がいるのをご存知だろうか?

 

 

※この人、派手に怒られました。

 

それは、2015年4月のこと。

該当の新聞記事を見てみよう。

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巨人・澤村拓一投手(27)の“モヒカン頭”が波紋を呼んでいる。
今季は新守護神としてまずまずのスタートを切った右腕だが、12日のヤクルト戦(東京ドーム)で突如披露した豪快ヘアスタイルに、
球団内は一夜明けても大騒動。
本人はちょっと気合を入れたつもりでも、身なりにうるさい“紳士の球団”が見逃してくれるはずもなく――

 

(中略)

 

巨人は選手の服装や身なりにはうるさい“紳士の球団”だ。
「あんな髪形を許していいのか!」
というファンの声を聞くまでもなく、モヒカン頭に球団幹部の目は三角。
現場スタッフも「あいつはウチから出たいのか?」とカンカンだった。

巨人では「茶髪、長髪、ひげは禁止」という伝統的な服装規定はあるが、モヒカンは想定外。
あきれ顔のチームスタッフは「『奇抜な髪形はやめなさい』と言っただけでは、今の若い子たちには伝わらないのかも。 
はっきり明記しないといけないのかもしれないね」とため息をついた。

さすがに澤村も周囲の冷たい視線を感じ取ったのか、斎藤投手コーチに「失敗しました」と言い「3日待ってください」と髪形の変更を示唆したとか。
今回もまた、思わぬところで球団内外の怒りを買ってしまった。

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と、澤村よ!巨人なんてやめちまえ!

モヒカンのよさがわからん老害どもめ!

で、結局、髪型を直した澤村にも忸怩たる思い。

そんなんだったらモヒカンにするな!

文句言われたらAmazonで500円のカツラ買って被ってりゃいいんだ!

まったく。

 

 

誰がモヒカンで誰がモヒカンではないか

 

ここで私は、一般的にモヒカンと呼ばれている髪型にも、モヒカンと非モヒカンがあると考えておるので
皆様にもわかりやすく解説したいと思う。

 

モヒカンじゃない人

 

ウド鈴木

 

 

モヒカン評論家O氏 「彼の場合は、横の刈込みはいいが長い部分の範囲が広すぎですね。」

 

出川哲郎

 

 

モヒカン評論家O氏 「彼は全体的に刈込が甘い上、長い部分とのメリハリがないですね。」

 

はなわ

 

 

モヒカン評論家O氏 「はっきり言ってツノとモヒカンは違いますからね。あと、彼の顔が憎たらしいですね。」

 

ホリエモン

 

モヒカン評論家O氏 「刈込みが、甘いですね。その上、なんか、生理的に不快ですね。死刑になればよかったのに。」

 

 

太宰久雄(タコ社長)

 

 

モヒカン評論家O氏 「全体的に毛量が少なすぎです。それで、タコ社長をご存知ない方はスルーしてください。」

 

ゴルゴ松本

 

モヒカン評論家O氏 「・・・なんかわかりませんが、モヒカンと認めたくないですね。それにしても暑苦しい顔です。」

 

 

以上、モヒカンではない人たちでした。

 

モヒカンな人

 

ランシドのティム(左)とラーズ(右)

モヒカン評論家O氏 「文句なしのモヒカンです。しかしティムは今、諸事情でモヒカンに出来なくなってしまって残念です。」

          「詳細は各々検索してください」

 

がーまるちょばの二人

 

 

モヒカン評論家O氏 「彼らも文句なしのモヒカンですが、憧れはしませんね。」

 

ミスター・T

 

モヒカン評論家O氏 「元祖モヒカン!モヒカンは、ヒゲがどんだけ濃くても構いません。」

 

辺りが私の認めるモヒカンの人たちである。

 

違いは、つまり

 

①髪が長い部分の占有率がどれだけ少ないか

②反りこんでいる部分がどれだけ短いか

 

以上の二点が、モヒカンと非モヒカンの分岐点というか、モヒカンの定義なのである。

 

(だったらゴルゴ松本は、あきらかにモヒカンではないか!)

 

の声が聞こえてくる。

 

私としても、定義的に彼が一点の曇りもなくモヒカンであると思うのだが

 

でもー・・・何かが違う

 

でーもー 何かが ちーがーうー

 

と往年の鈴木ヒロミツの曲を歌ってしまうのである。

 

(しりません)

 

 

(つづく)

【モテるモヒカン】 モヒカンのススメ! 

一億総モヒカン志願

 

本当はモヒカンにしたいが、モヒカンにすることで起こりうる事態に腰が引けてしまっていている人が多くいると聞く。

(気がする)

 

男女問わず、口に出しては言わないが

 

『あのモヒカンってのにしてみたいなあ』

 

と思ったことは一度くらいはあるはずである。

 

それが証拠に、かのホリエモンは、粉飾決済の罪で収監される直前、モヒカン刈りにした上でインタビューに応じ

 

「これ(モヒカン)は思い出づくり」

「モヒカンにすることってないじゃないですか。」

 

とモヒカンへ憧れを語ったのである。

 

考えてみてほしい。

 

湯水のように金を使い、それまで散々、何不自由なく面白おかしく俗物的な生活していた男が、
翌日から牢屋に入れられるという段になって、シャバという社会生活の最後の日をどう過ごしたいか?

と考え

 

『たった一日でいい、かっこいいモヒカンで過ごしたい』

 

『モヒカンで思い出作りできれば、この世に思い残すことはない』

 

『モヒカンが唯一の冥途の土産』

 

とモヒカンにしたのだ。

 

(ホリエモン、死刑になったわけではありません)

 

と、そのくらいモヒカンは魅力的なのである。

 

ただ、ホリエモンは、そのインタビューの中で

 

「スタイリストというかヘアメイクの人が来ていて、おしゃれモヒカンにされました」

 

とも語ったので

 

「どこがオシャレだ!」

 

「シモブクレでダサいわ!」

 

「だいたい自分で言うな!」

 

と、誰に選出されたわけでもないが、モヒカン代表として私のヒンシュクを大いに買ったのである。

 

 

※写真はダサいモヒカンの最たる例

 

ソフトモヒカン許すまじ

 

 

そもそもモヒカン自体が誤解されている節があるので、ここではっきりとさせておきたい。

 

よくツーブロックのことをモヒカンという人がいるが

 

『残った毛で、ファサッと側頭部を隠せるのはモヒカンではない』

 

と、私は言い切ります。

(言い切れば?)

 

またソフトモヒカンと称する

 

「頭頂部がやや長ければモヒカンか!」

 

「あっち行けシッシッ!」

 

と言いたくたる、モヒカンの風上にも置けない連中が氾濫しておるが、あれをモヒカンを呼ぶなどとは言語道断。

 

この気持ちは、恐らく真のSM趣味の人が

〝ソフトSM〟

などというものをやっておる連中を

 

「なあにが、ソフトSMだ!」

 

「あっち行けシッシッ!」

 

と蔑む気持ちと同じである。

 

いや、蔑んでいるかどうかは知らんけど。

 

まあ、言い換えればソフトモヒカンが氾濫しているのと同じだけ

 

『本当はモヒカンにしたいけど・・・』

 

と、モヒカンに憧れている者が多いという証拠である。

ちなみに〝ソフトモヒカン〟で検索すると

 

〝ハードなソフトモヒカンできます!〟

 

などというわけのわからん美容室の宣伝文句が出てきて、
日本国民にとってモヒカンは憧れであり、

且つ、

決行しがたい髪型である、
言い換えれば一ドルが360円だった頃のハワイ旅行と同じような価値があることを思い知るのである。

 

(つづく)