【ドキュメント】選挙に出ないのに、街頭演説やってみた!

一生に一度は、街頭演説がしてみたい!

『言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ポイズン』と、その昔反町隆史さんは歌った。それから二十余年、今、世の中は変わったのか?それとも昔のまま言いたいことが言えない世の中なのか?

誰に頼まれたわけでは無いが、私が身をもって確認してみたいと思う!

どうやって?

街頭演説で!!

街頭演説で人気者になりたい!!

なんでわざわざ街頭演説で確認する必要があるのか?それは私が前々から「人前で大声で言いたいことを言って、目立ちたい!」と、街頭演説に憧れをもっていたからである。

出来ればただ演説するだけでなくワーキャー言われたい!で、演説のあとは聴衆から涙ながらに大喝采されたい!で、出来れば握手攻めに遭いたい!で、出来ればその中の一人の美女から求婚を迫られたい!で、出来ればその美女は資産家の一人娘で会って欲しい!

ああ、考えただけでもワクワクする。ということでやや強引ではあるが、街頭演説をするしかなくなったのである。

街頭演説の準備

さて、街頭演説をするとなったら準備が必要である。私としてはよく見かける政治家が選挙カーの屋根にある特設ステージから行うのをやってみたかったのだが、私にそんなものが調達できるはずもなく、やむなく歩道で演説する、〝辻立ち〟というスタイルで行うことにした。

しかし問題は、道路使用許可である。いったい道路許可申請の費用はいくらぐらいかかるのか?また、申請から許可までの期間はどのくらいか?手続きは面倒なのか?というか果たして許可が下りるのか?

と思って調べてみると、警察署の許可が必要なのは、〝道路の工事、道路に広告板やアーチなどの設置、場所を移動しない屋台の出店、このほか『祭礼行事やロケーションなど一般交通に著しい影響を及ぼす行為』〟であり辻立ちスタイルの街頭演説は許可が不要であるとのこと。

しかしこの、『一般交通に著しく影響を及ぼす』というところがなかなかにグレーゾーンでどうとでも解釈できそうではあるが、私の場合は

「注意されたら謝ってすぐ逃げる」

という弱腰の信念のもと、私の居住地域の新潟市内の人が大勢集まる、新潟駅前の交差点で街頭演説を執り行うことにした。

演説をするのには何が必要だろうか?
普段みかける街頭演説の方々をイメージしてみると

  • メガホン
  • 白手袋
  • 名前が書かれたタスキ
  • 名前やスローガンなどが書かれたノボリ

 

と、少なくともこれだけあればなんとか恰好は付きそうである。

メガホンは小型だが、職場にあったのでそれを拝借することに。

※もっと大きいのが用意できればよかった。この記事を参考に街宣をする方は、ぜひメガホンはケチらずに大きなものを選びましょう。

白手袋は100均でドライバーズグローブというものを購入。

タスキはこれまた100均であきらかにパーティーグッズなものを購入。

※タスキに名前を書くと、万が一お巡りさんに追いかけられて逃げる場合に素性がバレる恐れがあるため、〝本人〟とだけ書いてごまかすことに。

ノボリは、100均で売っていた園芸用の棒と、近所の布地屋さんで白い布を購入し、演説当日に手書きでマジックで何か書こうと決めた。

※これもケチって失敗しました。本気で街頭演説を行う方はホームセンターでノボリのポールが1,000円程度で販売されていますし、オリジナルのノボリも専門の業者に発注すれば3,000円~作れるそうですので参考にしてください。

さて、ひとまず道具は揃った。あとは演説を実行するだけである。が、演説する前の晩に

「いよいよ明日は朝から街宣かー」

「緊張してなかなか眠れないなあ」

と思っていたところ、肝心の街頭演説で何を話すのか全く決めていなかったことに気が付き大慌てで世間に対して言いたいことを考えることになった。

目的と手段が入れ替わるとはこのことである。

街頭演説で話す内容

 

何か言えって言ったって、別に世間に対して言いたいことなど特にない。冒頭で反町隆史さんの曲を持ち出して当記事の企画意図めいたことを書いたが、正直に言えば、ただ街頭演説がしたかっただけなんである。

とはいえ演説で何も話さない訳にはいかないので、とりあえず思いつくままに何か書き出そう。

  1. カレーライスのカレーの汁のことをルーという人がいるが、あれはルーではなく、あくまでカレーソースであるということ。
  2. 寄せ書きは書く方ももらう方も迷惑であること。
  3. タフマンのロゴマークは、ハッキリ言ってアレであること。
  4. タレントの桑野信義のことをクワマンとは誰も呼んでないし、当の桑野さえも自分がクワマンであるという自覚がないと思われるということ。
  5. 金八先生の最終回のラストで金八の主題歌をクラス全員で突然合唱するシーンは、視聴者に対して違和感しか生まないということ。

 

まあ、これくらいあれば十分だろう。

さて、準備は整った。いよいよ明日は朝から生まれて初めての街宣だ!

街頭演説当日

※午前8時30分。演説決行の場所、新潟駅前に到着。

土曜の早朝ということもあり、人影はまばらである。が、この後ここで初めての街宣を行うと思うと、いやが上にもテンションが上がる。ああ、早く聴衆の大喝采を浴びたい!

※自分がこれから演説する交差点付近の歩道を見ながら武者震い、というか緊張で普通に震えました。

 

※この坊主頭が筆者です。演説現場付近の路上でノボリに文字を書き込むが、マジックの出が悪く上手く書けず。当初〝私がやります!!〟と書く予定だったが、〝私〟まで書いたところで、画数が多く、とても全部は書ききれないと判断し、急遽

 

※〝私です〟と書いたたため、全く意味不明のノボリが出来上がってしまった。

※ノボリが出来上がったところで、白手袋に手を通す筆者。白手袋をするとグッと本気度が増すことがわかった。この場合の本気度とは、ヤバ度と言い換えても問題ありません。

衣装を身につけ現場へ向かうが、自分の勝手な思い付きで早朝の平和な街をザワつかせるかと思うと罪悪感をおぼえ、急に知らないおじさんに怒鳴りつけられそうな気がしてドキドキする。

※どうみてもイデオロギーに偏りのある人物に見える。

※午前9時、予定していた演説場所に到着し、さっそくマイクで演説を始める筆者。凶悪な風貌である。

さて、いよいよ演説開始である。人々は私の目の前にさしかかると、私と目を合わせないようにし小走りに駆け抜けていく。こっちも演説なので何か話そうと思うが、緊張して上ずってしまって「えー」とか「あー」ぐらいしか声が出ない。

改めて写真を見て思ったのだが「選挙に金など要りません!」「その証拠にこの私のノボリを見てください!」と言った方が説得力があったかもしれない。

 

 

※ハードコアな泡沫候補にしか見えない。

このまま唸っているだけではますます怪しい。「早く何か話さないと!」と、勇気を振り絞って、「カレーのソースのことをルーという人がいますが、あれはルーではなく、あくまでカレーソースです。ルーというのはコレのことです」と、バーモントカレーを片手に話しはじめられた。

もうこれで大丈夫だ。私は言いたいことを声を大にして街中に対して語りはじめることが出来た。このまま話し続けよう。

あとは聴衆が集まり、うんうんと頷き、涙交じりの大喝采のうえ、握手攻めに遭えばいいのだ。

芸能人で握手を断るひとがいると聞くが、私の場合はそんなことは絶対にしない。それどころか、24時間テレビのマラソンで萩本欽一さんなど「ギャラリーの声援には必ず手を振って応える」「それが人気商売の心意気だ」と豪語するタイプのランナーがいるが、私もまったく同感である。握手は拒まぬ!

さあ、どんどん集まれ!人間ども集まれー!!!

※遠巻きにみるとこんな感じです。

しかし、聴衆は立ち止まって耳を傾けようとはぜず、相変わらず私の前だけ急に足早になり逃げるように通り過ぎていくばかり。喝采どころか、街でひとりぼっち。というか地球でひとりぼっちという気がしてくる。

※ご当地出身の政治家、田中角栄氏のモノマネで「まーそのー!」と人差し指を立てて演説してみるが・・・

何とか人々の気を引いて立ち止まってもらおうと「まーそのー!」と、ここ新潟県出身の政治家、田中角栄のモノマネを挟んでみるものの、誰も立ち止まらないどころか、そもそもモノマネが似てない上、今時そんなモノマネ誰も知らないのでなんの効果もないんである。

その後、十数分演説を続けてみたが、誰一人聞く耳を持たず、『この迷惑オヤジ!』『クソして寝ろ!』とでも言いたげな冷ややかな気持ちがタップリこもった視線を十二分に浴び、心がバキバキに折れ、予定よりも早く演説を打ち切ることにしたのである。

※午前9時20分頃、街全体から嫌われている気がして、頭を下げて演説を終了しました。

結果、

「ああ、俺は街の嫌われ者だ」

「社会のダニだ」

ということがわかっただけで、資産家の一人娘どころか、猫の子一匹近寄ってこなかった。

 

不甲斐ない結果に終わったことを報告に行こう!

演説のあと、私は、駅に入り、電車に乗り込んだ。

なぜなら、私は今回の街頭演説の結果を、ある人に報告しなければならないからである。

誰に報告が必要なのか?

それはもちろん(故)田中角栄である。

他県の方はご存知ないだろうが、新潟では田中角栄のモノマネをした場合、結果を田中角栄自身に報告しなければならないというローカルルールがあるのである。

ということで、私は新潟から電車で片道二時間、田中角栄の銅像がある「浦佐」という駅へ電車で向かった。

 

電車に揺られること二時間、浦佐駅に到着。

「ここが浦佐か」

「待っててください、角栄先生ー!!!」

浦佐駅の八海山口(東口)を出ると、そこには

光り輝く!!!!

 

田中角栄先生像!!!!!!

 

文字通り、足元にも及ばない私を見下ろす田中角栄先生像。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

今回、街頭演説をやってみた結果、言いたいことも言えないこんな世の中ではなく、言いたいこともないのに演説をしても、誰にも共感を得られない、いたって普通の世の中だということが分かりました。

機会があれば反町隆史さんにもこのことを教えてあげたい。迷惑だとは思うが。

追伸

田中角栄のモノマネをした場合に報告が必要というローカルルールは、お察しの通りウソである。

【新潟に有る】林家こん平事務所に行ってきました!

笑点の林家といえば?

「笑点の林家といえばどの落語家か!?」

と、そこらのクイズ王とやらが問われたならば、すかさず

「林家三平!」

「奥さんは国分佐智子!」

「二人の出会いは水戸黄門!」

「演じた役はうっかり八兵衛役!」

「三平は当時、林家一平!」

と聞かれてもいないのにどんどんどんどん回答していくことになる。

また同じ質問を、そこらの女子高生に問えば、すかざす

「林家たい平~!」

「秩父出身~!」

「顔てっかてか~!」

「これ常識~!」

「24時間テレビのマラソンランナー経験者~!」

「ちなみに笑点の水色の着物の三遊亭小遊三は素人時代、1964年の東京オリンピックの聖火ランナ~!」

と答えるのである。

が、同じ質問を我々正式の昭和生まれの者にした場合は

「笑点で、林家だあ?」

「んなもんはチャンラ~ン!に決まっとるわ」

「林家チャンラ~ンだ」

「でなきゃ、林家チャーザー村」

「それでもなきゃ林家カバンには若干の余裕」

「つまりは、林家こん平師匠である」

と正しく正解を導き出すことが出来るのである。

と、いつものように前置きが長くなったが今回は、この林家こん平師匠についてである。

ああ見えて林家こん平はなかなかの人物

林家こん平は、新潟県刈羽郡千谷沢村(後の小国町、現:長岡市)大字千谷沢字千谷沢出身の落語家。
先代の林家三平の惣領弟子。

先述の〝林家たい平〟は弟子。

師匠である林家三平が54歳の若さで逝去されたのち、師匠三平の預かり弟子や直弟子を数多く育てたというなかなかの人物。

にも関わらずそんな素振りはテレビでは見せず、笑点の中では完全なバカキャラ。

何も知らない我々視聴者は、彼のことを、とにかく大声で人生を乗り切ってきた男、程度に認識していたのである。

その後、2004年に病気に倒れ笑点を勇退した。

笑点出演時、彼はこの新潟県千谷沢村大字千谷沢字千谷沢出身であることを

「大字チャーザー字チャーザー」

といい、なんだかわからんが観ているこっちも笑っていたのであるが、ここへ来て突然

「2017年にここ新潟に林家こん平事務所が出来てるらしい!」

の噂が入った。

これは林家こん平に会わねばならーん!

生でチャンラーンと言ってもらわねばならーん!

と、調べたところ自室から自転車で15分程度のところにあるその事務所へ、実際のところそんなに興味はなかったが、

「思いついてしまったものはしかたがあるまい」

という程度の理由で自転車を漕ぎ漕ぎ林家こん平事務所への潜入を試みたのである。

林家こん平事務所へ潜入する!

事務所の場所は、新潟市中央区西堀にある商店街の一角。

詳細住所は、新潟県新潟市中央区西堀通3番町258−37。

全国的に有名は、とんかつ太郎近く。

「こん平師匠に会ったらなんて挨拶しよう」

「お門違いも甚だしいが、泰葉の現在について聞いてみようか」

「でも意外に怖い人だったらどうしよう」

「シャレが通じない人だったら走って逃げよう」

と思っていたら、事務所に着いた。

というか、これ事務所か?

事務所というかビルの一階にある貸店舗のような感じである。

店構えのガラス張りの窓には

〝しょうてん会寄せ〟

なるポスター。

ドア左手にある二階へとつづく階段の下にある郵便受け付近に

〝笑みの処方箋、わらい亭〟

というモロ手作り張り紙。

一方、ドア右手には1・2・3ちゃら~ん体操とかいう、体操の振り付け及び歌詞がイラスト付きで書かれている。

ハッキリ言ってカオス。

「いよいよこん平師匠とご対面か」

と思ってドアに貼られたポスターから中を覗き込むが、人っ子一人いないご様子。

やっぱり、これ事務所じゃないよ。

林家こん平事務所というよりは?

つまりはここは林家こん平事務所ではなく、林家こん平事務所がプロデュースしているイベントスペースである。

で、このイベントスペースでは月に一回、こん平師匠がやってきて、〝しょうてん会寄席〟という、まさか笑点寄席とも名付けられんので、ギリギリセーフのネーミングのイベントをしている模様。

そのイベントの内容は、弟子の落語と、落語絵本読み聞かせ、1・2・3ちゃら~ん体操、こん平師匠による撮影会&握手会を催しているらしい。

で、この場所はイベントがやりたい人向けに、時間貸しもしているらしい。

なるほど、やはり簡単に、こん平師匠に会えなかった。

新潟には、私同様、ここへ行けばいつも林家こん平師匠がいると思っている方も多いと思うのでくれぐれも注意してもらいたい。

今度、私はしょうてん会寄席に、入場料を払って一度、参加してきますので、別途報告しま~す!

【プリクラはキモいか可愛いかを判定!】白黒つけましょー!2/2

翌日、再びプリクラコーナーへ!

このまま諦めてはならん。
このままでは、プリクラ画像がいかにいい加減で気持ちの悪いものなのか証明できん!

と、翌日のプリクラコーナーに人もいないであろう午前中の時間を狙って潜入することにした。
午前11:00件のプリクラコーナー到着。

案の定、プリクラコーナーに女子高生含め人はおらず安心したが、併設のアーケードゲームコーナーには若手男子が大勢たむろしてゲームなんぞをやっておる。

『まったくテメエらは午前中からこんなところへ来やがって』

『他にすること無いんか!』

と、どやしつけたくなったが、そのセリフはまったく私自身にも言える言葉であり

『俺も他にすることないんかなあ』

と落ち込むのであった。

いよいよ機械に潜入!

前日、女子高生が行列をなしていたので目を付けておいた白い機械で撮影することにした。

「プリクラがいかに気持ち悪いか証明してやる」

などとは言っても、できれば私も奇麗に写りたいのである。
どうせなら女子高生が行列していた機械で撮られたい!

と、自分でも驚いたのだが、いつの間にか私の心の中には

「篠山紀信さんにならヌードを撮られてもいい」

とでもいうような気持ちが芽生えていたのである。

で、意を決してゲームコーナーの男どもに気付かれぬようにプリクラ機のノレンのビラビラを素早くくぐって中にサッと入る。

我ながら機敏な動きで恐らく誰にもバレていないはずである。

『さすが、俺よ』

『入っちまえばこっちのモンだ!』

『まったく手間をとらせやがって』

と正面にある液晶画面に近づくと

〝外の受付ブースで、お金を入れてね!〟

という機械的な音声が流れる。

『なっ、何ぃぃぃぃ!?』

『せっかく入ったのに!』

と思うが今さら引き返すこともできず、一旦ノレンを出て、機会の周りをグルグル見渡し、受付ブースというコイン投入口を発見。

『早く、早く!』

と焦りで震える手で100円玉をつまんでしめて400円也を投入。
再び素早くノレンをくぐり、ようやく通常の手順を踏んで機械に潜り込んだのであった。

撮影の前にもいろいろやることがある

改めて小屋内部の液晶画面に近づくと、

〝まずは証明写真コースかプリコースか決めろ〟

と表示される。
こんな思いをして証明写真を撮りにくるわけはないので、プリコースを選択。

続いて

〝で、何人で映すのか決めろ〟

という表示が出る。

二択になっており、二人か三人以上かの選択を迫られた。

『いや、あの、私、一人なんですが…』

と思うがとりあえず二人を選択すると

〝二人の、おなまえを入力してね〟

という表示が出、仕方がないので二人とも、おかむら、と入力する。

〝つぎは背景を選べ〟

〝仕上がりのイメージを選べ〟

などの質問に答える。

『そんなもんどーでもいだろー』

と思っているのに、いざ選択する場面になると先述の

『せっかくなら篠山紀信さんに』

の気持ちが芽生え、熟考している自分に顔が赤らむ。

いよいよ撮影がはじまる

機械から

〝撮影だよ!〟

の声がして

〝3・2・1〟

とカウントダウンが始まる。

画面には

〝▲カメラをみてね!〟

と表示されカメラを見るとストロボがたかれ一枚目の撮影終了。

再び

〝3・2・1〟

とカウントダウンが始まり二枚目、三枚目と撮影される。

四枚目からは同じポーズではよくなかろうと、画面下に表示される若手モデル達の撮影見本のようなポーズをとってみる。
枚数を重ねるたびに、口に手を当てる、胸の前で手をクロスさせるなど、だんだんと大胆になっていく自分の驚く。

『ああ、こうしてすべてさらけ出すアタシ』

『もうどうにでもして!』

『アタイ、どうなってもいい』

と、とっくにどうかしちまってるクセに思うのであった。

落書きブースへ

撮影が済むと、再び機械から

〝落書きブースへ移動してね▶▶▶〟

という表示が出、ささっとここから出ろ、と言われる。

矢印が指し示す入り口とは逆の向かって右側のノレンを開けて機械を出る。

今の今まで中で恥ずかしげもなくポーズを取っていたことを悟られぬように平然とした顔をする。
これは、ラブホテルを出た瞬間、中で行っていた行為については全くの知らぬ存ぜぬの表情をつくるカップルの心理に似ている。

などと思った瞬間、落書きブースという機械側面に設置されたコーナーの、ノレンをくぐって再び機械に隠れる。

先述のラブホカップルが外へ出た一瞬だけ素の表情になり、速攻で隣のラブホに飛び込むようなものである。

落書きブースでは、盗難に遭わぬようゴム製のヒモで機械にくくりつけたれたタッチペンがあり、そこで色を選んだりして先ほど撮影した画像に好きなことを書く。

今度は、画像を受け取るためのアプリのURLが書かれたメールを受信できるアドレスの入力が求められたので、それを入力して終了。

画面には

〝印刷ブースで写真を受け取ってね▶▶▶〟

の表示が出、ノレンをくぐって再び表にでる。

世間に帰ってきた

アーケードゲーム機の男子高生どもがこっちを見ている気がする。

私はプリクラの機械から離れ、機械背面の印刷コーナーから写真が出てくるのを遠巻きに見ながら、前日同様、

『方向音痴の私は、道に迷ってしまい』

『意図せずこんな機械のノレンをくぐることになってしまった』

『もちろん撮影などはしておらず、この機械の中にインフォメーションセンターがあるのかと思って入ってみただけ』

『ああ、掃除機コーナーはどこだろう?』

と遠くを見渡すようなフリで印刷コーナーから写真が出るのをチラ見。

1分ほどして

『カコッ』

と間抜けな音と共に印刷物が出てきた瞬間、スタスタと機械に近寄り、それを素早く手に取り、逃げるように店を後にしたのである。

結果発表

まずは、盛る前の画像がコチラ。

そうして撮影した画像がコチラである。

さあ、どうだ?

本人とは似ても似つかんだろーが!

気持ちが悪いだろーが!

これをよく理解し、SNSのプロフィール画像をプリクラにするのはよくよく考えてみよう!

って、なかなかプリクラは面白かったなあ~。

【プリクラはキモいか可愛いかを判定!】白黒つけましょー!1/2

最近のプリクラの写真はあれでいーのか!?

なにが気持ち悪いかといって、最近のプリクラの画像ほど気持ちの悪いものはない。
よくSNSなんかでプロフィール画像をプリクラのものにしている者がいるが、ハッキリ言ってすぐに別のものに差し替えたほうがいい。

「そんなことない!」

「プリの画像はとてもいい!」

「だいたい今時、プリのことをプリクラなんていってるオヤジの話は読みたくもない!」

などと言わずに冷静に聞いて欲しい。

また、読みたくもないと思っても、このブログをブックマークに登録して最低一日30回は読みに来て欲しいと、虫のいいことを考えながら話を先に進める。

何が気持ち悪いのか?

まずプリクラの画像の何が気持ち悪いか、あの目である。
まるでリカちゃん人形のように不自然な大きさ、且つ黒目がちでなんとも異様である。

リカちゃん人形は人形だからかわいいのであって、人間だったら気持ち悪いのである。
たまに海外で

「バービーになりたい」

などといって美容整形の結果、本当にバービー人形のようになっているバカがいるが、プリクラはアレの小型版である。
アレを良しとしているのと似ているのである。

プリクラ大好きっ子にプリクラの気持ち悪さを教えるためには?

などと書いてもプリクラを分かっていないオヤジと、プリクラが良いと思っている人との溝は埋められない。
どうすればその溝を埋められるか?

プリとやらがいかに気持ちが悪いか、またいかに原型をとどめていないか、どうすれば読者諸氏にわかっていただけるか?

まず私がプリクラを撮ってみるしかない。
撮って、その姿をさらし、いかに異様かを分かってもらうしかない。

と、いうことでさっそく某大型家電量販店のプリクラコーナーに潜入調査を行ってきたので報告する。

オヤジ、一人でプリクラコーナーへ行く

夕方、16:00プリクラコーナーへ着く。
まず、その機械の大きさに驚く。
昔のプリクラはこんなんじゃなかった。

私だってそこまで年寄りじゃない。
プリクラぐらい何度も撮影したことはある。

が、最後に撮ったのはもう10年以上前であり、その当時はこんなに大きくなかったのである。
昔のプリクラは、もっとこう小型で、ジュースの自動販売機のような大きさだったのである。

が、現代のプリクラの機械は、まるで小屋のような大きさに変貌しており、そのどでかい機会が5台も並んでいることに圧倒される。

且つ、16:00という時間的にも女子高生が多数たむろしておるが、プリクラの画像の異様さを知ってもらうためには躊躇などしていられない。
そこへ私がモヒカン頭で恐る恐る近づいていく。
単なる変質者と思われていたかもしれない。

そのため、

『わたくしは、プリクラを取りに来たのではなく、あくまで道に迷ってこんな所に不本意ながら入り込んでしまった者である』

『できることなら早くこの場を立ち去り、妻の誕生日プレゼントの掃除ロボットを購入するため、お目当ての掃除機コーナーに行きたいのだがね』

と、妻などおらぬにもかかわらず、ちゃんと家庭もある信頼のあるダンディスムの塊という風情を醸しだし

『やれやれ困ったな』

という表情をしながら横目でチラチラとプリクラの機械を見て回る。

プリクラ横に多数あるアーケードゲーム機コーナーには、男子高生がたむろしており私の方をジロジロとみてくる。
オヤジ狩りのターゲットとされたのかもしれない。

『サッサと撮って帰ろう』

と思うが、5台あるうちのどれがその、ポピュラーな、いわゆる盛ってくれう機械なのかがわからない。

そのため、機械の壁面に書かれたキャッチコピーのようなものを読んでいく。

〝自分至上、最高の「私」〟

だの

〝盛り感はコスメで作れる〟

だのと書かれているが、どれもこれもよくわからん。

あとで記事にするためにスマホでコソコソとそれらを撮影しながら

『つまりは、まあ、どれでも同じなんだろう』

と思い、どれか空いている機械に入ろうとするが、これがなかなか勇気が出ない。

あくまでお掃除ロボットを購入しに来たのに、不本意ながらプリコーナーへ迷い込んでしまった芝居をしているのである。

その演技から急にプリクラの機械にノレンみたいなビラビラをくぐって入っていく勇気がない。

『どーしよー?』

と思い、10分ほどオドオドしていると、ガードマンのお父さんがあきらかにこちらを見ながら近寄ってきた。

迷っている演技が認められ、正しい売り場へ案内しようというのか?
田代まさし扱いされているのか?

どちらにせよ面倒なことになる。

『ヤバイ』

と思い

『逃げろ』

とスタスタを早歩きでその場を離れ、一目散に家に帰ってきた。

この日は、残念ながら撮影ならず。

果たして撮影は出来るのか?!

(つづきを読む)

 

 

【にいがた酒の陣2018レポート】楽しかったなあ~!

にいがた酒の陣って?

にいがた酒の陣の概要は、コチラの記事からどうぞ。

私は、2018年3月10(土)に、にいがた酒の陣2018に参加してきましたので、ご報告いたします!

まずは行列に並ぼう!

午後三時に会場に到着し、入りまで続く行列の最後尾に並んでから、チケットを買い、更に行列に並び、おちょことミネラルウォーターを受け取り、飲み始めるまで約20分程度と、昨年よりもかなりスムースに入場することが出来た。

この雰囲気。


酒好きだったら、いやが上にもウキウキしてくる。

「さて!飲むぞ!」

と気合いを入れ、おちょこを持って手当たり次第に酒蔵ごとのブースにいる瓶を持った担当者におちょこを差し出す。

一人が差し出し、酒を注いでもらっていると

「お!ここ酒飲めるぞ!」

と次々におちょこを持った手がニョキニョキと差し出される。

担当者は

「やれやれ、この酒飲みどもめ」

「ほら、恵んでやるよ」

とでもいいたげな雰囲気で差し出されたおちょこに次々に酒を注いでいく。

本当はそんなことは無いのだろうが、根がひがみ体質に出来ている私にはそう感じるのである。

そのため、酒を受ける側としてはどうしても

『配給』

『無条件降伏』

『GHQ』

『ギブミー・チョコレート』

などの言葉が頭をよぎり、いじけてくる。

が、このような行動を数回繰り返せばすぐに酔っ払い

「てやんでえ!こちとら入場料払ってんだ!」

「ケチケチしねえでもっとジャンジャンつぎやがれ!」

と気が大きくなり、

「酒だ酒だ!酒持ってこーい!」

「芸のためなら~女房も泣かす~」

と浪速恋しぐれを歌いだすのである。

(歌いだしません)

今年のお客は美人揃い!

で、昨年は客層の七割が不破万作似のお父さん達であったが、今年はなんと若手の女子多数!

それもみんな美人!

こんなにもみんなが美人に見えるなんて、俺はもうすぐ死ぬのか?などと思ってしまうほどである。

美人同士の二人連れなどが

「私たちもかなり日本酒に詳しくなったよね~」

などとキャピキャピ言いながらおちょこを手にもって試飲に走っている。

もう、酒はどんどん回り、こちらの足取りもかなり怪しくなってくる。

そこへまた、スルメをくわえて歩く若手女子などが多数現れ、

『この国の行く末はどうなるのか?』

『結構、楽しい行く末かもしれない!』

などと思いながら歩いていると、かなり酔っぱらっていると思われる頬を赤らめた美人が私とすれ違いざま

「もう、なんかわけわかんな~い」

「もうなんかど~でもい~」

などとヘラヘラ笑って嬉しいことを言ってくれる。

『わけがわかんないなら』

『どうでもいいなら』

『乳を揉んでも良いのか?』

などと良からぬことを思い、声のひとつでもかけてみようかと思うものの、あくまで

「ど~でもい~」

のであって、別に

「誰でもい~」

と言っている訳ではないことに気が付き、咳払いをしてまじめに試飲を続けるのであった。

(声かけとけばよかったか?)

 

※会場の空きスペースで段ボールで宴会を始めるひとびと。

 

ツマミが欲しい!

さて、酒ばかり飲んでいるとツマミが欲しくなってくる。

私はポケットにそっと鮭ジャーキーを一袋忍ばせ、それを齧りながらのんでいるが、そんなもんでは腹の足しにならず、何か他の食い物が欲しい。

が、食い物コーナーはこれまた行列で、並ぶのが面倒くさい。

と、設置されたテーブルを見れば、集団でやってきた客たちの宴席の後が放置されている。

そこにはカラアゲ、てんぷら、焼き牡蠣、など、ご馳走の、ま、残飯なのだが、それらが山の様にある。

 

残飯はあるが、人々はおらず、片づけずに帰ったものと思われる。

『たとえ残飯でも食いたい』

『いや、むしろ残飯が食いたい』

と思考が変になってくる。

このおかずたちは、イベント終了後には捨てられるのだろう、と思うと

『だったら俺が!』

『ついでに余ってる酒も飲みほしてやる!』

と思い、残飯に手を伸ばしそうになるが、我に返って

『いかんいかん!』

とそれらを見ないようにして立ち去るのであった。

『危ないところだ』

『あと、一歩で人間の尊厳を失うところだった』

と、まさか、にいがた酒の陣で人間の尊厳についてかんがえることになるとは思わなかった。

新潟の地酒には〝竹徳〟のかまぼこが良く合う

で、二時間も飲んでいると、空腹に耐えられなくなって、にいがた酒の陣で一番お勧めのフードである、竹徳のさつまあげ、海老しんじょう(¥300)と、しょうが天(¥300)を購入し、それらを食べつつ、更に試飲活動に入ったのであった。

また来年!

その後、古町芸妓のおどりを見たりしつつ、一時間ほどうろつき、イベント終了15分前になったのでそのまま会場を出た。

で、この夕日。

にいがた酒の陣、最高かよ、と思うのだった。

で、明け方目が覚めて、水のんだら会場のどこ酒よりも美味しかったんだな、これが。

酔い覚めの水、千両に値が決まり。

近々、私のおすすめする新潟地酒について報告しまーす。

【にいがた酒の陣2018直前!】イベントの流れと、参加する際の注意点!

待ってました!にいがた酒の陣!

ここ新潟では、三月の春もすぐそこへ来ている時期になんとも素晴らしいイベントが行われる。

それは、にいがた酒の陣である!

このイベントは新潟県内に約90あるという酒蔵が一斉に集結。

その年の新酒を販売。

県内だけでなく、県外及び国外から来た人たちと共に、地元の食と地酒を楽しむことがコンセプトの日本酒版のオクトーバーフェストのようなもの。

いわば、新潟の地酒の祭りである。

何が祭りなのか?それは試し飲みし放題だから!

私も参加していなかった頃は

「たかだか地酒と地元の食べ物を販売するだけでなにが祭りなのか?」

と思っていたが、この祭りの最大の売りは、その年の新酒が試飲し放題なところである。

参加するまでの流れと注意点

にいがた酒の陣の流れはこうだ。

会場は朱鷺メッセというビルにある有名歌手のコンサートにも使われる大ホール。
大ホール中に新潟県内を上越、中越、下越と三つのエリアに分け会場を三分割。
そのエリアごとにに所在地のある酒蔵がそれぞれのブースを設営している。

入場するまでに時間がかかる!しっかりとして防寒対策を!

で、我々参加者は会場に向かうのだが、まず会場に入るまでが大行列!
三月初めの新潟はまだまだ寒く、信濃川沿いの寒風吹きすさむ中でかなりの時間待たねばならんので、くれぐれもしっかりとした防寒対策が必要である。

酒をこぼされてもいい服で、手ぶらで歩けるように!

で、ようやく入場料を支払うとイベント名がプリントされたおちょこを貰い、腕に入場料を支払った印として紙製のリストバンドを付けられる。

そして、もらったおちょこを持って会場内をうろつくことになる。
うろつくと言っても、このイベント回を重ねるごとに入場者数が増え、会場内は大混雑。
全員牛歩状態。

みんな酔っぱらって酒の入ったおちょこを持ってギュウギュウで歩いているので酒などコボされることもある。

ので、酒をこぼされてもいい、動きやすい服装がベスト。
個人的には薄でのジャンバー、防寒用の下着の上下、動きやすい服がよいと思う。

で、酒を購入すると荷物はどんどん増えるし荷物はなるべく減らして、ショルダーバックなどを使い、両手があくようにしておきましょう。

試飲の方法

私は勝手に酒樽に入った酒をヒシャクですくって飲めるのかと思っていたがそうではない。

試飲希望者は、酒蔵のブースにいる担当者におちょこを差し出す。

と、担当者からおちょこに三分の一ほどの酒を注いでもらうことができる。

で、飲む。

酒蔵の人は

「どうですか?」

などと聞いてくるので、気に入れば購入するし、質問があれば質問する。
購入しないのなら

「また後できます」

等と言うか、無言で別のブースへうつっていけばいい。

初めはやや緊張するが酒を飲めば緊張も解けるので安心してほしい。

つまりは、飲んだもん勝ち!

これを忘れぬように!

で、散々飲んだら会場を出て帰るという流れである。

飲みすぎ注意!

参加すればすぐわかるが、会場の中にも外にも飲み過ぎてぶっ倒れているもの多数!

いくら飲んだもん勝ちでもぶっ倒れては面白くない。

大勢、ぶっ倒れて空いたスペースでゲーゲーいっている。

試飲しつつ水などを飲みつつ、日本酒はあとで酔うことを考慮して飲み進んでほしい。

私の本音

私なんぞは買うというより試飲しに行っているだけなのでこの担当者とのやりとりがわずらわしい。

実をいうと日本酒にそれほど詳しいわけではないので、感想などを聞かれるのが怖い。

せいぜいがニヤッと笑って立ち去るだけである。

おちょこにも三分の一ではなく、並々と注いでほしいと思うのだが、そうもいっていられんので、仕方なく何度も何度もぎゅう詰めの中を歩いて、何度も何度も試飲するのである。

 

客層

「できれば若手の女子が大勢いて、酔ってどんどん私にしなだれかかってくれいい」

と思って参加したが、実際のところ、客層の70%は不破万作のような風貌のお父さんたちなので変な気を起こさないように!

※画像は不破万作。

まとめ

防寒対策(といっても会場内に入ったら脱いでも邪魔にならんもの)と、荷物は少なく、試飲は遠慮せず!

且つ、飲み過ぎず!

お客はほとんど不破万作!

さあ、こんなに大勢の酔っ払いを一挙に目にすることなど滅多にありません!

気を付けていってらっしゃ~い!

俺もいくぜ。

以上。

【YouTube+SNS】うざいコメント一斉調査!

ネットは難癖社会

 

現在の日本では、難癖をつけるヤツが頻繁に発生している。

日本のどこで発生しているのかというと、ネットの上のコメントの場で発生しているのである。

 

Yahooニュースで、YouTubeで、知恵袋で、Twitterで、Facebookで、連日連夜発生しておる。

 

君も目にしたことがあるでしょう?

 

ああいうのは本当にわずらわしく、くだらない。

ということで、くだならいことばかり書いている当ブログとしては放っておいてはいかーん!と、調査。

調査結果を以下に列記いたします。

 

最近目にした難癖一覧

 

★品種改良について難癖をつけるパターン

 

子供のコーギーがよちよち歩きで階段をうまく登れないという可愛い感じの動画に対して

 

〝人間の都合で不自然に短足なプロポーションにされて〟

 

〝敵が来てもすぐに逃げられないから可哀想〟

 

などと〝可愛い〟を連発するコメントに変な視点で水を差す、人が嫌な気分になることが三度の飯より好きな一派。

 

 

★種の異なるペットを共存させるか否かで難癖をつけるケース

 

うさぎと猫がじゃれている動画に対して

 

〝もとを正せば、うさぎは猫のエサだったんだぞ!〟

 

〝一緒に飼うなんて非常識!〟

 

などと言っておる。

 

〝もとを正せば〟

〝世が世なら〟

〝古来人間は〟

 

などと変化を受け入れられない一派。

 

 

★筋トレのトレーニング方法について難癖

 

筋肉自慢のユーチューバーが

 

「筋トレと飲酒は相性がよくない」

 

と語る動画に対して

 

〝俺は毎晩酒のみながらも筋トレで筋肉つけて痩せたぞ!〟

 

〝それより動画主の肩は十分に鍛えられていない!〟

 

などと難癖をつけておる。

 

そんなヤツは放っておけばいいのにユーチューバー擁護派も擁護派で

 

〝あくまで理論の話であって、お前の経験を聞いてるんじゃない〟

 

などとケンカが勃発。

 

論破された難癖野郎は苦肉の策として、

 

〝なんでマッチョなヤツは全員顔がブサイクなの?〟

 

などと身も蓋もないことを言うしかなくなるようである。

 

★タレントに難癖をつけるケース

 

テレビ番組の動画に対して

 

〝ここにヒロミがいる意味がわかんない〟

 

〝ヒロミ嫌い〟

 

と難癖をつける。

 

ほっとけばいいのにヒロミ擁護派も

 

〝いや、あそこでヒロミがこういったことで場が助かっているのがわかんないの?〟

 

などと、

 

〝これだから素人は〟

 

と自分も素人のくせしてアンチヒロミを迎え撃つのである。

 

迎え撃たれたアンチヒロミは苦肉の策として

 

〝お前みたいなクソ人間に何がわかるか!〟

 

と、クソ人間のくせして抜かすのである。

 

★「俺のほうが裏事情を知っている」と、あくまで噂話を噂話で塗り固めるケース

 

〝AとBが共演NGなのは、昔、ある番組でケンカしたからなんだよね〟

 

〝というかAの奥さんはBの元カノだからなんだよね〟

 

〝というか、Bの元カノなんてデマで本当はCの元カノなんだよね〟

 

〝ちげーよ!Cの元カノにはヤバイ過去があって…〟

 

〝なんだと?俺の友達の友達が芸能界にいて、俺の方が詳しいんだよ!〟

 

〝てめえみたいなクソ人間に何がわかるか!〟

 

〝てめえこそクソ人間だろwww〟

 

などとクソ人間同士で罵り合うのである。

 

 

★代理戦争しているケース

 

志村けんが

 

「渡辺プロ時代のギャラの分配には問題がなかったが、その後独立して個人事務所になってからギャラの分配に疑問を感じるようになった」

 

「ドリフターズの地方営業ギャラが1,500万円ときいたことがある」

 

「その割に自分の取り分が少なすぎるのではないか」

 

というようなことから一時、リーダーのいかりや長介を確執があったと語ったことに対し

 

〝いかりや1,000万。のこりを四人で分配だろうな〟

 

〝いかりや取りすぎでしょwww〟

 

〝そもそも付き人だったのにメンバーに入れてもらえただけ感謝しろ〟

 

〝だとしても志村には少なすぎるわ〟

 

〝いかりや以外の四人で地方回って金とれるのか!〟

 

〝いかりやが個人でもらったんじゃなく、個人事務所の経営費にも回してたんだから妥当な分配でしょ〟

 

〝会社の経営もわからんヤツが勝手なことを言うな!〟

 

などと、ドリフターズの収入の分配でケンカしてどうする?

 

まとめ

 

こんなコメントよんでる私も私なので今後は読んでも気にしないことにしまーす!

【糖負荷試験を受けてみた!】糖尿病の恐れがあるヤツと呼ばれて(呼ばれてません)

健康診断の結果いろいろ

 

私の職場のWさんは痛風持ちなのだが、健康診断の結果に

 

『痛風になる恐れがあります』

 

と書かれており

 

「もう痛風なんだけどなあ」

 

と言った。

 

同じく職場の某は

 

『糖尿病です』

 

と、糖尿病の恐れがあるではなく、はっきりと

 

『糖尿病です』

 

と書かれたそうである。

そんなことってあるんだね。

 

私の場合

 

毎年、健康診断の結果は

 

『肝機能障害が見られます。精査を受けてください』

 

『糖尿病が疑われます。内科医で糖負荷試験をお勧めします』

 

『肥満が見られます。カロリーの取りすぎに注意してください』

 

『アルコール類の量を減らすことをお勧めします』

 

と書かれている。

 

「知るか」

 

と思って無視しておった。

 

が、一向に倒れる気配もないので毎年毎年、更に無視に無視を重ねて負った。

 

しかし、糖尿病なんて贅沢病だよ!

 

と思っていた私も年をとると糖尿病の疑いがあるだなんて。

 

が、たわむれに

 

「もしも糖尿病判定されたら、楽に痩せる薬なんかがもらえるかもしれない!」

 

と、よこしまな考えを持ち近所の内科へ行った。

 

内科に行った。初回

 

まずは血液検査

 

初回は血液を抜かれ、

 

「結果が出たらまた来てください」

 

と言われ、次回の予約をして終了。

注射に弱い人は、当ブログの注射の克服方法と言う記事を参照して乗り切っていただきたい。

 

二回目の来院

 

二回目は、前回の血液検査の結果を見ながら、糖負荷試験をするかどうかの相談をされる。

 

痩せる薬が貰えるかもしれないと思っているので、とにかくその試験とやらを受けると伝える。

 

「糖負荷試験は、二時間かかるので改めて来てください」

 

と更に次回の予約を入れて終了。

 

三度目の来院。糖負荷試験とは?

 

いよいよ三回目の来院で、糖負荷試験の日。

まず、左手で採血。

次に、超甘ったるいサイダーのような液体を300mlほど飲まされる。

 

で、30分~1時間おきに左右の腕から交互に採血。

 

合計6回採血。

 

で、きっつり二時間かかって終了。

次回予約を入れる。

 

 

四度目の来院。

 

糖負荷試験の結果を聞くも、なにがなにやらよくわからん。

 

「血圧の下がる薬を二週間分出しときますんで、飲みきったら再度来てください」

 

で終了。

 

「できたら、血圧計を購入して、二週間毎日つけてください」

 

と言われたので、仕方なくAmazonで上腕で測るタイプの血圧計(4000円弱)を購入。

毎日、朝晩二回、血圧を測るはめになった。

 

血圧計生活

 

 

軽い気持ちでいったのに、痩せる薬はもらえず、何回も通院して、且つ、毎日血圧も朝晩測らねばならず、

 

「まったくめんどくせー」

 

「例年通り無視してりゃよかったー」

 

と後悔するが、こうみえて長生きしたいタイプなので仕方がないとあきらめる。

 

で、測っていたが晩酌をはじめて、さんざん酔っぱらってから血圧を測り忘れたことを思い出し、

 

「やらないよりはやったほうがいい」

 

と酩酊状態で血圧を測ってみた。

 

血圧計が腕をぎゅ~っと締め付けてくる。

酔っているので

 

『負けてたまるか!』

 

などと思う。

 

『毎日毎日俺を締め付けやがって!』

 

と、血圧計に反抗して思い切り腕に力を入れる。

 

力を入れて

 

「Youはshock~!」

 

と、歌い北斗の拳のケンシロウ状態で力を入れた。

 

血圧計に思い切り逆らうとどうなるかわかりますか?

 

正解は、ただ腕にまく布のマジックテープがベリベリッとはがれて、エラーになるだけであり、
血圧計が壊れる恐れもあるので、飲酒後は血圧を測ってはいけない。

 

 

本屋で見つけた本

 

そんな折、本屋で

『筋トレが最強のソリューションである~マッチョ社長が教える究極の悩み解決法~』

 

 

 

という本が平積みされており、立ち読みしたらくだらないけど面白い。

何にでも影響を受けやすい私は、これを読んで二年前にやめてしまった禁酒と筋トレを再開しようと決意したのである。

 

腹が割れたら報告します。

【沼垂テラス商店街】ブックオブヌッタリに行ってきました!

沼垂民として

 

沼垂と書いて、〝ぬったり〟と読みます。

私の住む新潟に、この沼垂はある。

ハッキリ知って渋い街である。

私が済みだした5年ほど前には、やれ

 

「凶悪事件のあったビルがある」

 

だの

 

「変質者がよく出る地域」

 

などと根も葉もない噂をきかされたりもしたのだが、ここ数年でなかなかの発展を遂げておる。

 

どう発展をとげておるのか?

 

まず、商店街が出来た。

商店街が出来たのである!

全国的に商店街はシャッター商店街などといって、どんどん廃墟化が進んでいると聞くが、しつこいようだが商店街が出来たのである。

 

出来たというよりも、なかば廃墟化していた商店街、というか〝市場〟を有志がそれぞれの店舗跡をリノベーションし、復活させたのである。

その名も〝沼垂テラス商店街〟。

 

 

ディープな装いを残したまま、かっこよく再生させていると思う。

(普段から人をくさしてばかりいるので、何事につけ褒めることがとてもヘタです。すまぬ)

 

その商店街の再生を皮切りに、商店街だけにとどまらず、近隣にも新しい、活気のある店がぞくぞく登場。

 

中でも古本屋は、三店舗もオープンするという稀なケース。

ね?

古本屋が出来ることじたい少ないのに、立て続けに三店舗も出来たのよ?

 

古本イベント開催

 

その流れを受けてだろうと思われるが、このたび

〝ブックオブヌッタリ〟

と銘打った古本イベントが2017年9月17日の日曜日に開催されると知った。

 

この古本イベント、内容はどのようなものかと言うと、最近耳にするようになった

〝ひと箱古本市〟

を、件の沼垂テラス商店街を中心としてやっちまおうということらしい。

 

ひと箱古本市とは?

 

ひと箱古本市とは、地域のさまざまな店の軒先などで、古本屋を営む店主さんが、箱ひとつ分の古本を販売。
本のチョイスや価格は店主の自由という、店主一人につき、ひと箱限定の古本のフリーマーケットのようなものとのこと。

 

沼垂発展の起因

 

そもそも、なんでこの沼垂の町が急激な発展を遂げたのか?

よくよく考えたところ、原因は私だった。

私が引っ越してきたから発展したのである。

 

私のいく先々、店舗などは行くたびに発展する。

それが、私が新潟版の仙台四郎といわれているゆえんである。

(いわれてません)

※写真は仙台四郎

 

私は二代目仙台四郎としてフリチンで街を歩いている。

(歩いてません)

 

そんな私の耳に入った、沼垂でのイベント開催情報である。

 

「この町を守る、仙台四郎、否、沼垂四郎として参加しない訳にはいかん!」

 

と、勇んで出かけて行き、お客として参加してきたので、内容を報告しようとしているのである。

 

ブックオブヌッタリ2017参戦レポート

 

当日の11:00頃、現場到着。

台風の接近により強風。

開催直後でもあり、人影ちらほら。

 

商店街のあちこちに置かれた箱を見ていく。

 

 

幼い子を連れた家族連れ、なかでも母娘のチームが多数参加。

絵本をあーでもないこーでもない、と楽しそうに話し合ったおりとても微笑ましい。

 

※箱に入ってない場合もある。

 

当方、モヒカンなんで、一見テロリストなんで箱の前に腰をおろして品定めに入ると、
店主の方が、若干ひきつっているように思われ、なるべく店主さん不在の箱や、絵本選定中の母娘のじゃまにならぬように遠巻きから見て回る。

 

と、すぐに見終えてしまった。

 

商店街以外にも古本市はやっているはずだが、近所に住む私でさえも、いまひとつ開催している場所が把握できない。

 

一旦、現場を離れる

 

近隣の場所を探しに、自転車でぶらつきだしたら、突然の大渋滞!

 

突然の人ごみ!

みなさん手に手に何か持っている。

 

※写真のようにほぼ全員、手に手にビニール袋にはいったなにものかを持っている。

 

 

警備員さんが出てきて

 

「徐行してくださーい!」

 

「はい、車とおりまーす!」

 

の大声張り上げ。

 

『古本市は、こっちがメインであったか!』

 

と賑わいの方へ自転車を進めると、酒蔵の酒飲みイベントが開催されており、古本市とは無関係の人ごみであると判明。

 

 

手に持っていたのは、酒粕らしきものらしい。

また酒蔵の今代司(いまよつかさ)酒造近辺では、

 

〝利き酒チャレンジ〟

 

などワイワイやっており、古本より利き酒したい!

 

 

利き酒でみごとに当てたのか

 

「はい、おめでとーございまーす!」

 

カランカランカラン♪

などと威勢のいい音がする。

とてつもない引力で引っ張られそうになるが、昼から酒など飲むわけにはいかんと、泣く泣く酒造を後にする。

 

 

ふたたび現場へ

 

再び、ブックオブヌッタリエリアにもどり、本を見ていく。

 

普通の本屋は、店員が目の前にいることなどなく、心置きなく見て回ることができるのだが、
意外と人見知りであり、店主が見ている目の前で本を選ぶという行為が困難。

且つ、店主さんとの会話なども極端に苦手で、こういう場で気さくに話に応じたりできぬタチなので、
酒蔵で酒のんどけばよかったかなとも思う。

 

気が小さい私は、

 

「箱をのぞき込むからには何か買わねばならない」

 

「買わないと申し訳ない」

 

と勝手に思い込み、買いたい本がない場合は、店主が目をそらした隙にその場を離れるといったコソ泥じみた選定方法をしておったが、
慣れてしまえば店主が

 

「どうでもこうでも買っていけ」

 

などと思っているはずもなく、イベント開始から一時間半ほど経ってからようやくリラックスして本選びができるようになったのである。

 

 

気になったこと

 

ちなみに、箱には店名やポップなどが貼ってあるのだが、今回のイベントでは

 

 

というステッカーがイベント参加のしるしのものだと後でわかったのだが、私は近眼なので

 

『なんだよ、ブックオフの店ばっかりだな』

 

『ブックオフのなら見る必要ないわ』

 

と、そのステッカーが貼ってある箱は、ハナから見なかったので、あとで〝ブックオブ〟の誤りだと気が付いて見直して回るハメになった。

 

個人の古本屋のほうがブックオフなんかより断然面白いのであるので、

 

「わざわざブックオフをパロることもあるまい」

 

と思う。

 

所感

 

途中、雨が降ってきたので、本も建物内にしまわれたもようでほとんど人もいなくなったので、終了時間を待たずして帰ってきた。

 

手元に二冊、明治時代の新聞のスクープネタが集められた

〝特ダネ名記事〟

400円。

と、

 

原作なんかあるとか知らなかったが、最近映画でみて面白かったものの原作

〝刑務所の中〟

を購入。250円。

 

私は近くの古本屋にも、図書館にも普通の本屋にも週に二回は顔を出すくらい本を目にすることが多いのだが、それでもこの二冊などは、

こういうイベントがなければ一生手にすることもなかったわけであり、会うはずもなかった本に出会え、とてもよかった。

次回同種のイベントが開催されたらまた参戦しまーす!

 

 

悪質ダジャレタイトル本 ワースト10(5位~1位) 

さて、お待ちかね、いよいよランキングの発表です。

(誰も待ってません)

 

第5位

 

 

 

『チャック全開~チャック・ノリス「最強」伝説』

 

チャック・ノリス公認と書いてあったが、タイトルの本当のところの意味までは公認してないんじゃないかなあと。

 

チャック全開ねえ、インパクトだけは認めます。

 

 

第4位

 

 

『日常洋画劇場』

 

この日曜と日常をかけるあたりの、誰でも思いつくダジャレがもう重罪!

内容的にはカルトムービーをうがった形で楽しむようなものだけに、このタイトルはない。

出版するからにはもうちょっとひねってほしい。

 

第3位

 

 

『エーガ界に捧ぐ』

 

一瞬あたまが真っ白になりました。

映画評集なのですが、このタイトルでは正直期待できない。

 

いや、いい本なんだと思いますよ!

しらんけど。

というか映画本コーナーはダジャレの宝庫でした。

映画評論家のみなさん、大丈夫でしょうか?

 

第二位

 

 

『農と言える日本人』

 

・・・・。

 

どうもありがとうございます。

となぜかお礼が言いたくなりますね。

ならんけど。

 

第一位

 

 

『桂ざこばのざっこばらん』

 

ざっこばらんって、無理があるなあ。

無理があるけど、ざこば師匠好きだから、やっぱり一位にするのやめます!

 

 

 

『ざこBar』

 

と思ったらざこBarって、それでもざこば師匠好きなんで、というより師匠の師匠を尊敬してますので、2冊まとめてランク外とします。

 

 

真の第一位

 

 

 

『オレたち将棋ん族』

 

往年の伝説的バラエティ番組、オレたちひょうきん族の文字りなんだろうが、

もうねえ、

 

〝将棋ん〟

 

ってなに?

 

オレたち将棋族

 

とか、

 

オレたち商銀族

 

とかならまだ許す。

 

将棋ん族はいけない。

 

で、よくみるとエピソード3って、シリーズ化しとったんかい!

 

さらによくみると

 

「シリーズ堂々の完結!」

 

って書いてあって、やれやれ。

読んでないけど、終わってくれてありがとう。

 

 

調査結果

 

ということで、もう日本は既にダジャレ列島と化しておりました。

私の力ではどうすることもできません。

 

こうなったひとりひとりが気を確かに持って、ダジャレを言わない、言わせない、持ち込まない、

持ち込もうとしないを心がけてやってくしかないんだな、やっぱり、オムスビください。

キヨシ。