もくじ
ゆがんだ相撲観戦
昔から大相撲中継が好きである。
とはいえ相撲自体が好きなわけではなく、相撲中継を小さな音で聞きながら昼寝をするのが好きなのである。
大昔は金魚売りの売り声や、風鈴の音などが絶好の昼の睡眠導入ものとして有ったのだが、さまざまな問題から、それらが姿を消してしまった現代に於いて、私にとっては相撲中継が金魚売りの売り声、風鈴の音の代わりになっているのである。
自分から攻めに行く姿勢
しかし、相撲中継は年に六場所しかやっておらず、そのタイミングで昼寝のチャンスがあることは少ない。
たまたまのチャンスに巡り合うのをまっているわけにはいかず、そんなことでは私の昼寝ライフを満足させることはできないので、何年か前からDVDなどでなるべく睡眠を誘発させるものをあちこちから探してきてはレンタルしたりするようになった。
これを睡眠導入系と名付けて収集することを私の数少ない趣味としている。
図書館は睡眠導入系DVDの宝庫
最近の図書館には本に限らず視聴覚系の資料も豊富にある。
その視聴覚資料はもう、睡眠導入系の資料がわんさかある。
濡れ手に粟とは、こういうことかと思ってしまうほど。
最近の私的ヒット作は
“公式長編記録映画 日本万国博”
と
“たんけんぼくのまち”
前者は淡々モノと名付けているもので、ハラハラドキドキは一切なくただただ淡々と静かに映像がながれていくもの。
後者は言わずと知れた教育テレビ(現Eテレ)モノ。
おぼえていますか?たんけんぼくのまち
資料によると、たんけんぼくのまちは、1984年から1992年まで放映されていた社会科の教育番組。
主人公のチョーさんが、毎回、テーマに沿って町を散策し、最後にそれを絵地図にまとめてレポートするという番組。
これをいい大人になった今みると
「ああ観てたなあ」
「学校を病欠したときとかこれ見て癒されてたんだよなあ」
とかで、我々世代には懐かしさで涙の出る代物で今更ドハマりし、昼寝に限らず、夜、晩酌をしながら見て
「チョーさん。。。」
と実際に涙を流したりし、かなりヤバイ人になっている。
チョーさん=ながしまゆういち
そしてさらにDVDを見ながら
「それにしても、チョーさんは今頃なにをしているのやら」
「チョーさんは、ながしまゆういちって名前だったんだなあ」
「一発屋・・・」
「嗚呼、ながしまゆういちの人生・・・」
などと自分のことを棚に上げてチョーさんを不憫に思っていたが、なんとググってみたらチョーさんは今も大活躍!
やはりEテレの“いないいないばぁ”という番組のわんわんの着ぐるみの中に入り、スーツアクター兼、声優としても出演。
今は芸名を“チョー”に改め またアニメONE PIECEはじめ数々の作品に出演されていることが分かり、ホッと一安心するのであった。
(自分の人生心配しろ)
つりばんど 岡村
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