【修学旅行の夜あるある】もう寝た?について考える。

修学旅行の夜風景

修学旅行の夜、ひとしきり大富豪や枕投げが終わり、布団の配置でひと悶着あったあと(角が人気である)、布団に入って寝にかかる。

消灯時間を過ぎおしゃべりしていると、見回りの先生がやってきて

「おい、そろそろ寝ろよ」

的なことを言って次の部屋へ移っていく。

この時、この教師は何を考えているかというと、自分の修学旅行の頃を思い出しているのである。

※画像はドリフの修学旅行

二巡目の先生は怒りがち

二巡目の先生が来たときに、まだ喋ってたりすると先生がちょっと本気で怒る。

先生もややキレたし、疲れたし、明日もあるし、寝るか、と思い一応は寝に入る。

一応、寝に入ろうとし、寝かかり、今にも眠りにおちそうになるところへ

 

 

 

 

 

 

「寝た?」

と言い出すヤツがいる。

必ずいる。

間違いなくいる。

日本全国老若男女、全員一致で間違いなくいると答えるほどにいる。

でそいつの

「寝た?」

に対して、一部の宵っ張りなヤツが

「寝てない」

と答えて再び数人で目をつむったままのおしゃべりが始まる。

おしゃべりの内容は、好きな異性のことである。

「誰が好きか答えろ」

などと必ず言い出すヤツがいる。

必ずいる。
間違いなくいる。
日本全国老若男女、全員一致で間違いなくいると答えるほどにいる。

で聞かれたヤツは、

「う~ん」

と考え、

「みんな好き!」

などと答える。

ダサイ。

ダサいがいる。

必ずいる。
間違いなくいる。
日本全国老若男女、全員一致で間違いなくいると答えるほどにいる。

恋の話で盛り上がる

で、

「実は安藤さんに手紙を渡したが、ゴミ箱に捨てられていた」

などという会話になり、ケケケと笑いあう。

実を言うとこの段階で部屋で寝ているヤツは一人もおらず、会話に参加していなくても、異性の話が気になって寝たふりをして、聞き耳をたて

『俺、安藤さんい手紙渡さなくてよかった~』

 

などと胸をなでおろしたりしている。

※画像は修学旅行の夜の筆者。筆者以外は全員犯罪者になった訳ではありません。

ド深夜になる

そうこうしていると実は何時間も経っており、本当に眠くなってくる。
見回りの先生も寝たらしく、もう巡回に来ない。

もう眠たくて眠たくて仕方がない。

会話も途切れ途切れになって来たし、このまま寝よう、

もう、

寝よう

 

 

思っている

 

 

と…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「寝た?」

と再びさっきのヤツが出てくる。

必ず出てくる。
間違いなく出てくる。
日本全国老若男女、全員一致で間違いなくいると答えるほど出てくる。

この、「寝た?」野郎は前日の寝不足から翌日バスの中で爆睡し、鼻にかっぱえびせんを突っ込まれた写真などを撮られることになるのでサッサとねりゃあいいのに寝ないのである。

寝入りばなを起こされた方は、

『眠みーのにチクショー!』

などと思っているところへ再びさっきの一部の宵っ張りなヤツが

「寝てない」

と答え、数人で目をつむったままのおしゃべりが再開されるのである。

すでに夜明けが近い

もういい加減会話もなくなり、さっきの「寝た?」の野郎がひとりでポツリポツリと

「でさ」

とか

「安藤さんが」

などと通算5回目のラブレターをゴミ箱に捨てられていた話を未練たらしくするもやがて誰も反応しなくなる。

しかしそいつは、数分おきに

「寝た?」

「寝た?」

を繰り返す。

ついには不安そうな声になり

「寝た?」

「ねえ」

「寝た?」

と繰り返すようになるが、今回ばかりは誰も反応しない。
そいつ以外全員寝ているからである。

この様に修学旅行の夜に

「寝た?」

と言い続けるヤツは最終的に黙殺され、最後にようやく眠るのである。

なんで、そいつの最終的に寝入るところが私にわかるかと言うと、実は私がその、「寝た?」の野郎だったからである。

【「好き」と言い過ぎる男、「好き」に弱すぎる女】「お前が好きだから!」について考える

好きを乱発する男

「好き」を連発する男がおる。

そういう男は、女を口説こうと、そりゃもう必死で「好き」を連発する。

「好き」

を連発すれば女性はコロッとなる可能性が極めて高いからである。
なぜ、極めて高いかと言うと、この

「好き」

に弱い女性が極めて多いからである。

男は軽~く「好き」と言っている。

女性は好きという言葉に対して

「よっぽど私のことが好きなんだな」

と思っていることが多いのだが、実際は最初の「好き」と言う時は、それなりに緊張するものの、二回目からは何でもない。

「好き」

と発することに対してなんの緊張もない。
ハッキリ言って

「好きって言っとけばなんとかなるだろ?」

程度で「好き」と言っているのである。

で、実際好きと言っとけばなんとかなっているので、今回、私はそれに対して警鐘を鳴らすことにする。

「好き」でなんとかなる具体例

デート中に男が何か失言をしたとする。
例えば、ふざけて女性の元カレについて何か冗談めいたことを言ってしまったとする。

で、彼女の方がとても怒る。

「なんで今、元カレのことが関係あるの!」

などと詰め寄られた場合、男はどうしたら良いか?

「いや、冗談だよ冗談!」

などと言っても通用しない。

「怒ることないだろ!」

なんて言ったら火に油を注ぐことになる。

「えーと、明日の天気は」

などと話をはぐらかそうとすれば襟首を締め上げられることになる。

男はここで

「好き」

というである。

炎上を回避するもっとも有効な手段として

「ごめん」

と、謝ったうえで

「お前のことが好きだから」

と言えばあと一歩である。

「前の彼氏のことが憎くて…」

とでも付け加えれば一丁上がり。

もう女性はポーッとなって

『だったら納得♡』

などと、何をどう納得したのかサッパリわからんが、とにかくもう失言を全面的に許してしまうのである。

「好き」でどこまで許されるか?

とここまで書いても、女性の中にはこれが信じられず

「男が好きって言うってことは、命がけで言っているのよ」

「少なくとも私の彼だけは、軽々しく好きなんて言わないのよ」

などと怒る人がいそうである。

では、本当に「好き」でケンカを回避して、彼女の機嫌を保持することが出来るかどうかを見てみよう。

検証①カップルの喧嘩の原因〝生活習慣の違い〟                             

例えばせっかく作った手料理、ま、カレーとする、を、男の方が

「いただきまーす」

と言いながら、カレーにウスターソースをジャブジャブとかけたとする。

彼女はもちろんムッとする。

で、一口食べて

「いや、ウスターソースってホント美味しいよね!」

などと、バカ彼氏が抜かしたところで戦いがはじまる。

「ちょっと!なんで味も確かめないでソースをジャブジャブかけちゃうの!」

に対して

「だって、お母さんがソースをかけた方がいいって教えてくれたから」

などと言ったら即刻カップル解消である。

「俺がどう食おうが俺の勝手だろ!」

などと言ってもお仕舞である。

そこで男は

「ちょっと!なんで味も確かめないでソースをジャブジャブかけちゃうの!」

と言われた場合、

「ごめん」

と、謝ったうえで

「お前のことが好きだから」

と言えばあと一歩である。

「ユングの説によれば、カレーにソースをかけるのは、美しすぎる君を汚したいという深層心理で」

などと付け加えれば一丁上がり。

もう女性はポーッとなって

『だったら納得♡』

などと、何をどう納得したのかサッパリわからんが、とにかくもうカレーにウスターソースジャブジャブも全面的に許してしまうのである。

(許すかー?)

検証②:カップルの喧嘩の原因〝束縛・浮気〟

彼女に

「飲み会行くなら、飲み会の写真をリアルタイムで送って来い」

だの

「金輪際、俺以外の男と話しするな」

などと、愚の骨頂の束縛バカ彼氏がいる。

「そんな人いるの?」

と思う人もいるかもしれんが、これが結構いるのである。

で、言われた方も言われた方で

「私を束縛するのは、私を好きな証拠ね」

と、くそでもねえことを思っているのであるが。

で、そのバカ彼氏がいつものように彼女に

「くれぐれも俺以外の男と話しするなよ」

と、LINEで通話していたつもりが、間違ってビデオ通話になっており

「なあ、わかっているのか?俺以外の男と話しするなよ!」

と言いながら、実は別の女とベットに入り、思い切り腰を振っている姿が彼女にバッチリ見えているにもかかわらず、

『ああ、このスリルがたまらん』

と、興奮し

「おい・・お・俺以外の・・・男と・・・話を・・・」

と言ったところで、彼女から

「あんたさっきからビデオ通話になってるよ」

「頭おかしいんじゃないの!」

と詰め寄られた場合どうするか?

「いや、冗談だよ冗談!」

などと言っても通用しない。
するはずがない!

「俺が誰と寝ようが俺の勝手だろ!」

「でもお前は俺以外の男と話をするな」

なんて言ったら訴訟沙汰にもなり兼ねない。

そのため、男は

「あんたさっきからビデオ通話になってるよ」

「頭おかしいんじゃないの!」

と言われた場合、

「ごめん」

と、謝ったうえで

「お前のことが好きだから」

と言えばあと一歩である。

「毎日毎日お前のことを考えて頭が可笑しくなりそうで、こうしてちょくちょく他の女と寝ることで、もっともっとお前を好きになれるんだ」

とでも付け加えれば大団円。

もう女性はポーッとなって

『だったら納得♡』

などと、何をどう納得したのかサッパリわからんが、とにかくもう彼女を束縛しながら、自分は浮気をしまくるということを、全面的に、全面的に・・・って、許すわけがなく、こんんなことしたらワイドショー沙汰にもなり兼ねませんので、女性のみなさんは「好き」を連発する男に、くれぐれもご注意くださーい!

【いちいち二回言う人】隠れ催促野郎について考える!

まず、二回言ったら命令口調!

ことあるごとに立て続けに二回言う人がいる。

「メールみてメール!」

「宿題やった宿題!?」

などと、命令口調でイラダチを抑えきれないと言った感じで言う。

はっきり言って腹が立つ。

イラダチが抑えきれないのは、それを聞かされているこっちだ!

と思うことになる。

 

なぜ二回言われると腹が立つのか?

その1

例えば野球で審判に

「アウト!」

と言われるよりも、

「アウトアウト!」

とアウトを2連続で言われる方が腹が立つ。

質が悪い審判になると

「アウトアウトアウトアウトアウトアウトアウトアウトー!」

とベンチに引っ込むまで言う者がいるが、あれなどは連続して言われると腹が立つ最たるものである。

分かっていることを、何度も言うという、念押し。

これが何回も言われることへの腹が立つ理由のひとつであることがわかった。

その2

「メール見た?メール!」

などと繰り返し言うのは、

「早く!」

の意味が込められている。

パワハラ問題が叫ばれる昨今、まさか職場で

「早く!」

とも言えないが、早くしてほしい場合に

「メール見てメール!」

と抜かすのである。

あとあと、偉そうとか告げ口された場合に

『繰り返していっただけで、別に催促なんかしてないよ』

と言い逃れをするためにも、二回繰り返して、遠回しに催促する。

繰り返し言うことによる「サッサとせんかい!」という秘めた催促。

以上二点が、何回も言われることへの腹が立つ、もうひとつの理由であることがわかった。

言ってる奴の心理

言ってるヤツはだいたいイライラしているヤツである。
ストレスが溜っているのである。

なぜストレスが溜っているかと言うと、部下や子供が催促するまで動こうとしないからである。

なぜ、部下や子供が催促するまで動こうとしないかと言うと、そいつが日頃から

「メールみてメール!」

「宿題やった宿題!?」

と言い続けているからである。

そういう風に言われ続ける部下や子供は、どんどんどんどんそういった催促がないと動けない者になっていく。

催促する人は動けない人を作りだしているのである。

自らそういう者を育てているくせに、そういう者にイラつくという悪循環を起こしているのである。

まとめ

 

 

そのため、今後そういう人を見かけたら、マッチポンプとはこのことかと、バカがなんか言ってる程度に聞き流して置くことをお勧めしまーす!

 

 

【画ビョウのイタズラをやってはならない理由】ガビョウでガビョーン!

高校生の頃の決して真似してはいけないイタズラ

高校の頃、バカ工業高校だったので、イスの座る部分に、針を上にした画びょうをセロテープで引っ付けて、そこに座るヤツを痛がらせるという嫌なイタズラが大流行した。

別に嫌なヤツをターゲットにするのではなく、あくまで無差別。
とにかくその場に居ないヤツが標的となる。

休憩時間にトイレなどに行った奴などが狙われやすい。

トイレに行っている間に仕掛ける。
で、座る段になってイスを見られてはバレてしまうので、仕掛けられたヤツには

「おー、次の授業さ~」

などと話しかけ、くれぐれもそいつにイスを見せないようにする必要がある。

で、そいつがイスに座るまでのドキドキ感と、座った直後に飛び上がって痛がるのが、今から考えると残酷なのだが、当時はとてつもなく面白かったのである。

ある日のイタズラ風景

ある日の休憩時間、クラスの気は優しくて力持ちキャラのとても良い奴がいて、そいつがたまたま教室に居なかった。

「あいつはちょっと可哀想なんじゃないか?」

の意見もあったが、そこはあくまで無差別のイタズラであるのでそいつの性格が優しかろうがなんだろうが仕掛けることにしたのである。

そいつが教室に戻ってきて、いつものように

「おー次の授業だけどさー」

などと当たり障りのない会話をし、そいつがイスに座るのを待つ。

ドキドキしてそいつ以外の全員がそいつが座るのを見守る。

『早く座れ!早く座れ!』

と心の中で念じていると、そいつが座った。

『やった!』

と思ったのも束の間、なんのリアクションもなく普通に座ったのである。
どうやらケツの隙間に画びょうがうまく入り込んでケツには何のダメージも与えなかった模様である。

画びょうが仕掛けられたイスに、平然と座る男。

それを見ていた私たちは、全員笑いを堪えるのに必死で

「ギュ~~~~~ッ」

などと、変な声を出しながら机に突っ伏したのである。

エスカレートするガビョウのイタズラ

そのうちこのイタズラがますます流行ってくると、全員が全員、もちろん私も含めてイスに座る前には誰に話しかけられようと、必ずイスにガビョウが仕掛けられていないかをチェックするようになる。

ので、ブームは沈静化に向かいかけたのだが、そのうちに授業開始の

「起立!」

「礼!」

「着席!」

の起立!と着席の間のわずかな時間に、前の席のヤツのイスにガビョウを仕掛ける者が多数あらわれ

「起立!」

「礼!」

「着席!」

のタイミングで教室の数人が同時に悲鳴を上げて飛び上がるという事象が相次ぎ、教師に見つかってこっぴどく叱られたため、再びブームは沈静化に向かいかけたのである。

止められなかった二人

が、それでもこのイタズラのスリルと快感を忘れ慣れぬ者がおり、先述のようにうまくケツの隙間にガビョウがハマって失敗することを避けるために、画びょうを

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と、二つ仕掛ける奴が現れた。

そもそもこれがエスカレートのきっかけだった。

ガビョウのイタズラブームの真っ最中であり、二つも仕掛けれていると、流石に仕掛けられたヤツも気が付く。
イスにガビョウが仕掛けてあった場合、教室を見渡せば仕掛けたヤツが誰なのかは、だいたいわかる。

仕掛けたヤツは、仕掛けられたヤツをじっと見ているからである。

そこで、仕掛けられたヤツも、休憩時間に仕掛けたヤツが教室からいなくなったタイミングを見計らってガビョウを

「チクショウ、二つも仕掛けやがって」

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      📌   📌

 

と、ガビョウでカシオペア座のように仕掛け返した。
仕掛け返されたヤツも、そんなイスには座るわけが無い。

で、カシオペア座で仕掛け返されたヤツは、

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と、ガビョウの北斗七星で仕掛け返した。

北斗七星が仕掛けられた奴は、

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と、ガビョウで〝死〟の文字でやり返した。

〝死〟の文字を仕掛けられた奴は

   
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   📌              📌

と、ガビョウで〝殺〟の文字でやり返し、どんどん画数が増えて行った。

〝殺〟の文字でやり返されたヤツは、仕掛けたヤツを殴り、殴られたヤツが工業高校生のくせに何の因果か年よりじみた園芸部に所属しており、部活で使う角材で、殴ったヤツを殴り返し、大喧嘩に発展。
二人とも二週間の停学になったのであった。

ガビョウのイタズラをしてはならない理由

ガビョウのイラズラは、ケガをするし、過ぎれば停学になるのでくれぐれもやらないように!

【ウケるまで同じギャグを言いつづける人】誘い笑いに腹が立つについて考える!

スベれどもスベれども

スベったことに気が付かず、同じギャグを繰り返し言うヤツがおる。
もう何度も何度も言う。
受けるまで言う。
うるさくて仕方がない。

こういうつまらんギャグを繰り返し言うのは、会社の中でもやることが無い、たまたまはずみで昇進しただけのバカ上司である。

このバカ上司は、

『会社には私のユーモアが必要だ』

『部下どもの今年の笑いはじめは、私のギャグで幕開けさせてあげよう』

などと大きな勘違いをし、こっちは素直に嫌悪感を感じているだけにもかかわらず、

『素直に笑わせてあげるから…』

などと、たわけた事を思っているので腹が立つのである。

 

バカ上司のギャグ風景

このバカ上司のギャグは、会議の席など発せられることが多い。

で、そのギャグとやらは、せいぜいがシンポジウムを、チンポジウムなどと言い換える程度の、ご時世的にもハラスメント以外の何物でもないものなので、スベッたとかスベらないとかの問題じゃく、聞かされた全員が聞こえなかったフリをして、黙殺しているにも関わらず、言ってる本人は

『アレ、ちょっと声が小さかったかな?』

『聞こえなかったのかな?』

と思い、再び

「いや、次回のチンポジウムではね~」

「ガハハ~」

と、大きく上半身を横に傾けた恰好で同じギャグをのたまう。

が、やはり黙殺されるので

「アハ」

「アハ」

「アハ」

と三回アハを繰り返し、誘い笑いを誘発しようと目論見ながら、会議の出席者全員の顔を代わる代わる見渡していく。

『一人でも笑わせればこっちのもんだ』

『そこから笑いのダムを決壊させる』

と訳の分からんことを考えているのである。

あまつさえヒクヒクと肩を大きく揺らして首をすくめる動作を繰り返しながら顔を見渡していくが、もちろん誰も相手にせず、このバカ上司と目が合わぬように視線を机に落として、聞かなかったことにして次の議題に移っていく。

が、それを見た上司は

『みんな笑いたいのに我慢をしている』
『我慢しなくていいんだよ』
『やっぱりこの会社には私のユーモアが必要なんだよナ…ユーモアが…』

と、うっすら涙を浮かべて思い込み、どんどん悪い方向へ向かっていくのである。

忙しい時に限ってつらまんギャグは炸裂する

この様に一度思いついてしまったギャグは、何度も言う。
もっともタチが悪いのは、そのバカ上司が暇だという点である。

そのため、部下が忙しいときに限って暇そうに近くに寄ってきては、

「いや、チンポジウムがさ」

などと言い出すので、聞き飽きた部下もついには頭に来て、

「チッ!」

と、明らかに悪意に満ち満ちた舌打ちを聞こえよがしにするが

『無反応から反応に変わった』

『脈あり』

と恐ろしいことを考えているので注意が必要である。

つまらんギャグは年を越す

で、今年の笑いはじめとして思いついたギャグだったが、受けるまで言うので年末まで同じことを言うハメに陥り、年末の忙しいときに

『今年の笑い収めは、私の渾身のギャグで』

と思い、

「来年の国際チンポジウムでは~」

などと言い出す。

一年間もの間言い続けているので、さすがにちょっと可哀想になった部下達も仕方が無く、

「・・・はは」

と付き合い程度で、苦笑いをする。

これがいかん。
これがバカ上司のハートに火をつけ、あくまで苦笑いにもかかわらず、

『爆笑』

『バカ受け』

と判断し、勢いづいて益々同じギャグを言うようになる。

死ぬまで言い続ける

数年立った後も

「いや、何年か前に俺が言ったんだけどさ~」

「俺がね、言ったんだけどさ~」

「会議の席でね、受けたギャグがあるんだよ」

「国際シンポジウムのことを、俺は何て言ったかわかる?」

「そう、この俺が何ていったか?」

などとクイズ形式を交えながら死ぬまで言うので注意が必要である。

いや、死んだあとも、末代まで伝えるべく、そもそも誰かがあとで読む用に書いている日記にも書いたりするので始末が悪い。

死んでも言う

最終的には自らの墓石に

〝チンポジウムの墓〟

などと堀り、それはそれで受けることになるので、笑いとは本当に難しいのである。

【トナラー許さん!】恐怖、座席を一個飛ばしにしない人。

空いている自由席でのトナラー


昔、ガラガラの新幹線の自由席に座っていたら、隣の席に中年オヤジが乗ってきたことがある。

『なんでわざわざ隣に来るかなあ?』

と腹が立ったが、こちらからすぐに席を変わったりすると相手の気分を害し、いざこざなんかに巻き込まれてもいけないと思い、発車してしばらく経ったらトイレにでも立つ振りをして席を変わろうと思っていた。

で、発車と同時にブラックニッカのポケット瓶を飲んでいるとわずか数分で、なんだか楽しくなってきてしまい、酔うと、持前の人類みな兄弟と思い込む体質なもんで、

『まあ、この中年オヤジが隣に来たのも何かの縁じゃないか』

『オヤジ、一杯やっか?』

という気持ちになり、ニヤニヤしながら

『なあ、おう!』

と肩をくんだら、その中年オヤジは一目散に居なくなってしまったことが有る。

まあ、中年オヤジからしてみれば災難だっただろうが、私に言わせてもらえれば、ガラガラの自由席でわざわざ人の隣に座るという愚行に対するバチを当ててやったのである。

トイレで真横に来るトナラー


新幹線だけではない。

トイレでもこういうことは起こる。

特に男性トイレでは小便器が複数並んでおり、だいたいは入り口近辺の便器から埋まっていき、次に入って来た者は、一個飛ばして用を足すのが不文律となっている。

にも拘わらず、デリカシーの欠片もない者がたまにいて、人が用を足している真横の便器の前でイチモツを取り出し、用を足し始める。

『この野郎、頭おかしいんか!』

と思うのだが、そいつは何食わぬ顔で

「私はこうしてきちんきちんと、一席づつ詰めていくのです。」

「それが人の道という物です」

などと勘違いも甚だしいことを思っているのである。

用を足しながら挨拶するトナラー

それだけならまだいい。

わずか数秒、窮屈さを我慢すればいいだけである。

が、中には職場のトイレで、人が用を足している真横に陣取り、己も用を足しながら、人の小便器をのぞき込む様にして

「お疲れ様でーす」

などと言う者がいるのである。

人のブツを見ながら、お疲れ様です、などと失礼なことを抜かすとは何事だ!とどやしつけたくなる。

が、こういう無神経なヤツは、どやして付けたところで

「なにもブツを見てお疲れ様です、なんて言ってるわけじゃないですよ~」

「尿の色を見て、お疲れ様です、って言ったんですよ~」

「その色、肝臓が疲れる証拠ですよ~」

「お疲れ様で~す」

と、気持ちの悪いことを言い出すに違いないので、トイレで真横に来て挨拶するヤツは、トナラーどころの騒ぎじゃないくらいヤバイ奴なのでサッサと逃げることをお勧めしまーす!

【モヤモヤしてるよね?】類似タレントをハッキリさせよう。

イメージが似ている有名人

有名人Aを思い出そうとするとき、そのイメージの中に有名人Bが含まれることが多々ある。

個人的には、伊東四朗を思い出すとき、そのイメージの中には山城新伍が含まれている。

あなたにも、なかなか見分けがつかない有名人がいるでしょう?

パット・モリタを思い出してみよう。

映画、ベスト・キッドで主人公の空手の師匠ミスター・ミヤギを演じた俳優。
この映画が公開されたのは、私が小学生の頃。

で、この映画が公開されるまで、日本でパット・モリタの存在を知る小学生など皆無であり、我々世代には彗星のように現れたスターである。

で、彗星のごとくあっと言う間に見かけなくなってしまったのだが、彼はいたい何者だったのか?

アメリカでは有名な空手の有段者だったのか?

と、調べてみたとれば

パット・モリタはアメリカ生まれの日系二世。
アメリカで俳優として活躍していた人であった。
映画、『ベスト・キッド』でアカデミー助演男優賞にノミネート。

この映画のあとも俳優として活躍。

2005年没。

合掌。

この、パット・モリタを、思い出してみてください。

思い出せただろうか?

思い出したあなたに確認したいのは、あなたが思い描くパット・モリタのイメージの中に、かなりの確率で、ショー・コスギが含まれているはずである。

ショー・コスギとパット・モリタの関係性

調べてみると、ショー・コスギは日本生まれで二十歳前後に単身渡米し、厳しい下積み生活を経てアメリカの忍者映画でブレイクしたというアクション俳優で、顔を見てみればわかるがパット・モリタとは、日系のアメリカの俳優というだけで他には何の類似点のなかった。

にもかかわらず、誰でもパッド・モリタを思い出すとき、ショー・コスギのことも思い出すことになるのである。

ショー・コスギの息子、ケイン・コスギ

で、ショー・コスギの息子のケイン・コスギ。

ケイン・コスギを思い出してみて欲しい。

思い出せたであろうか?

いかがだろう、あなたの思い描くケイン・コスギのイメージの中には、カルロス・トシキが含まれているはずである。

ああ、私はメンタリストになったような気がする。

なぜ、ケイン・コスギを思い出すとき、カルロス・トシキが出てきてしまうのか?

まあ、片言の日本語の逆輸入日系人ということで出てくるだけなのだが。

カルロス・トシキはその後、どうした?

で、ぜんぜん関係ないのだが、カルロス・トシキについて調べてみる。

1991年、カルロス・トシキ&オメガトライブを解散。

ソロ活動の中、1998年、椎間板ヘルニアを患い、静養のために故郷ブラジルへ帰国後暫くは音楽活動から離れて実家のレストランを手伝う。

40歳を過ぎた頃に農業の道を志し、種苗会社に勤務する傍ら47歳でブラジルの国立大学に入学しバイオテクノロジーを学ぶ。

後、ニンニクの品種改良を成功させ現地の雑誌に「ブラジルで最も偉大なニンニク・スペシャリストの一人」と特集されるまでになったのである

だからなんだとは言わないで欲しい。

 

【男女混合バンドの恋愛事情を妄想する!】乱れとるぞ!③

ジュディマリ問題

とここまで書くと、反対派から

「だったらジュディマリこと、JUDY AND MARYはどうなんだ!」

と言う声が聞こえてくる。
JUDY AND MARYのボーカル、YUKIはバンドメンバーではない、別のバンド、真心ブラザーズのYO-KINGと結婚したから、JUDY AND MARY内に於いては恋愛感情はなかったというたわけた発想である。

では、JUDY AND MARYを調べてみよう。

証拠④

※画像左端が恩田氏。

JUDY AND MARY

1991年、函館に映画のエキストラとして来ていた後のボーカルのYUKIと、当時ヘビメタバンドでデビューしていた後のバンドリーダーとなるベースの恩田快人が映画スタッフ達との飲み会で、YUKIから

「自分もバンドを結成したいがどうすればいいのかわからない」

と相談されたのをきっかけとして、翌1992年、バンド結成。
いろいろあって(各々Wikiで調べよう)

1993年プロデビュー。
1999年、JUDY AND MARYの活動を一旦休止。
2000年2月、JUDY AND MARYの活動を再開。
2000年9月、真心ブラザーズのYO-KINGこと倉持陽一と結婚。
2001年3月8日、JUDY AND MARY解散

とこの略歴で、何かを感じないだろうか?

これ、休止して、再開して、結婚して、解散するのである。

想像して欲しい。
あなたのが参加しているバンドのボーカルがYUKIなんである。
もう狂うのである。

男はみんな狂っちまうんである。

 

そもそもジュディマリ自体、恩田がYUKI狙いで始めたのである。
のっけから、よこしまなのである。
で、1991年から1999年の8年間に及ぶヘビの様にしつこい恩田からの口説きから逃げるように活動を休止。

「もうしつこくしないから!」

「音楽に専念するから!」

と、言われたことで了解し、2000年に活動再開したものの、わずか7か月後にYUKIが別バンドの者と、まさかの結婚。
2001年、YUKI以外のメンバーは失意のどん底に陥り解散したのである。

恩田だけとは言わん。
メンバー全員、YUKIを狙っておったのである。

JUDY AND MARYはYUKI以外の三人の男どもは、恋敵として連日連夜いがみ合い、本番直前に弦を切る、靴を隠す、ぞうきんを絞って出た水で淹れたお茶を飲ませるなどの嫌がらせが横行していたと聞く(気がする)。

と、なんの証拠もないが、メンバーにYUKIがいると想像するだけで全てがわかってしまうんである、俺には、って誰だよ。

証拠⑤

和楽器バンド

古いバンドのことばかりでは、若い読者に申し訳がないんで、頑張って新しいバンドも調べてみる。

「和楽器バンド」というのがヒットした。

もう画像しかみてないが、このバンドなんかとっかえひっかえ付き合っては別れてを繰り返すビバリーヒルズ青春白書のような状況に陥っていると思われる。

この中で、誰も、誰にも恋愛感情がないと言い切れる人はいないはずだ!

反対派の最終手段

などと書いても、筋金入りの反対派は

「男女混合バンドだからって、必ずしも恋愛感情が伴うものじゃない!」

と、以下の証拠をつきつけてくる。

反対派からの証拠①

マキシマム・ザ・ホルホン

まあ、まあそうですねえ、まあねえ。

 

反対派からの証拠②

DREAMS COME TRUE

んー。まあ、そうですねえ。。。。

反対派からの証拠③

いきものがかり

なるほどなるほど。

 

でも、まあ、そういうことを言っているんじゃないから!

大人の話をしましょうよ、と言い残して退散ことにする。

【男女混合バンドの恋愛事情を妄想する!】乱れとるぞ!②

引き続き、この物語はフィクションです。

 

証拠③

リンドバーグ

1988年 元アイドルであったボーカル 渡瀬マキが、アイドル時代のバックバンドのメンバー平川達也と、平川の音楽仲間であった二人を足して4人組として結成。
1989年 プロデビュー。
1997年 渡瀬と平川が結婚する。

やってくれたな、平川。
平川さんよお~!

と平川さんを怒鳴りつけたくなる。

 

さて、この平川は姑息な男であると見た。

というのも、1988年から1997年までのおよそ10年間の想いを実らせたという、一見美談だが、私から言わせてもらえれば、自らがバックバンドを務めるアイドルに密かに好意を寄せていたが、業界の掟として気持ちを打ち明けるわけにはいかずに我慢に我慢を重ねておったが、そのアイドルがブレイクせず、廃業を考えていたところへ漬け込み、当時ブームになりつつあったバンド結成を持ちかけたと思われるからである。

チェリッシュの松崎同様、

「なんとか繋ぎ止めておきたい」

「さよならなんかは言わせない」

と聞きようによっては恐ろしいことを思い

「俺が売れさせて、恩を売るだけ売って、外堀を完全に埋めて、逃げられないようにがんじがらめにしてから求婚を迫る!」

と、誓い、執念の塊となって本当にバンドをブレイクさせるも、当の渡瀬からは全く相手にされなかったが、そこは平川の執念深さでバンドメンバーであることを利用しつくし、連日にわたって口説きに口説き、1988年から1997年というおよそ10年間に及ぶ洗脳まがいの戦法で、頭の中に花が咲いたような状態になった渡瀬からとりあえずは婚姻届に印を押させたという次第なのである。

そのため、私は平川達也は、平川達也だけは、敵に回してはいけないと、強く心に誓うのであった。

と、俺は何を根拠にこんなことを書いているのか、やはり男女混合バンドに対する嫉妬で、頭が混乱して来るのである。

と、やはり男女混合バンドは、やはりどこかに恋愛感情ありきで営まれていることがわかってくるのである。

※帽子が平川氏。

(つづきはコチラ)

【男女混合バンドの恋愛事情を妄想する!】乱れとるぞ!①

この物語はフィクションです。

あくまでこれはネタであり、全くのフィクションです。
登場する人物・団体・名称は架空であり、実在のものとは一切関係がありません。

私は、つりばんど岡村といって、毎日毎日わけのわからないことを書いているバカですので、NOメクジラでお願いします。

さて、本題。

メンバーが、男女混合のバンドがおる。
男性オンリーバンドの経験しかない私としては、はっきり言って羨ましい。

だいたい男女混合の時点で、何か卑猥なものを感じる。
ほとんどの人が私と同じ意見だと思うが、男女混合ということは、

〝混浴〟

とか

〝乱交〟

とかそういうイメージが湧く。
(お前だけだ)

Everybody Needs Somebody

実際はそんなことはないのかもしれないが、私としては、男女混合バンドの中では、九分九厘カップルか異性メンバーに対し恋愛感情を持っている者がいるという説を強く訴えたい。

「証拠はあるのか!?」

と抜かす反対派に対して、私はこれから証拠を出していくことにする。

証拠①

チェリッシュ

まずバンド内恋愛感情云々の前に、男女混合バンドの証拠として、どしょっぱなに出したのがあまりにも古すぎる物であったことにヤングマン諸氏は驚いたことと思うが気にしないで先に進んでいただきたい。

結婚披露宴で新婦の女友達が歌う定番の『てんとう虫のサンバ』と、薬用せっけんミューズのCMでお馴染みチェリッシュは、私と同じ愛知県出身の男女混合バンドである。
チェリッシュについて調べてみる。

1968年、ボーカルの松崎好孝を中心に男性4人組バンドとして結成。
1970年、女性ボーカルの松井悦子が加入し、男女混合バンドとなる。
1971年、プロデビュー。
1972年には、ボーカルの二人以外は脱退。
1973年、バンドというよりは、男女二人組ボーカルユニットとなり、『てんとう虫のサンバ』で大ヒットとなる。
1977年、二人は結婚。

という流れらしいのだが、私からしたら、これはもう1970年、松井悦子の加入がそもそも松崎好孝が、悦子をなんとか口説こうと思うものの、自らが中心になって結成したバンドであるし、

「俺、今バンドに燃えてるからよ」

と、メンバーに行ってしまった手前、女なんぞにうつつを抜かしているわけには行かず、しかしながら悦子をなんとか繋ぎ止めておきたい、の思い強く

「いっそバンドのメンバーにしちまえ!」

「そうすりゃメンツも立つわ」

という考えのもと加入させたと思われるのである。

※画像は、己が恋愛のために、悦子以外を脱退させる方向にもっていくことを考えているイエローサングラスの松崎氏。

で、1972年に他のメンバーを全員追い出し、晴れて二人組となり、やりたい放題の末、1977年に結婚したと睨んでいるのだが、松崎さん!証拠は上がっているんだ!無駄な抵抗はやめて出てこい!

と男女混合バンドに対する嫉妬で私の頭がどうにかなってくるのである。

※画像はみごと悦子を射止めることのできたことを、恥ずかしげもなくレコードジャケット上で宣言する松崎氏。

証拠②

サザンオールスターズ

1974年 青山学院大学に入学し、音楽サークルで出会った桑田佳祐、関口和之と中心にバンドを結成。
1975年 原由子が青学に入学。
1976年 いろいろあってサザンオールスターズ結成。
1978年 プロデビュー。
1982年 桑田佳祐と原由子結婚。

サザンに対しては、羨ましくない。嫉妬もない。
理由は、ちょっと今、思い出せない。

(つづきはコチラ)