【多重債務からの脱却】自分で過払い金返還訴訟を起こしてみたレポート④

引き続き、自分で過払い金返還請求訴訟を起こした話

では、またまた読んでいきましょう。

裁判の前日の緊張から書いた日記です。

2008年3月17日の日記。タイトル「輝け!第一回口頭弁論期日」

明日は第一回口頭弁論期日です。
等と言うと、
“ディベート大好き人間の集い”
みたいに思われて

「お前、上佑?」

と言われそうだが、
(はい、意味わかりませんねゴメンナサイ)

そうじゃなくてただの借金裁判の一回目って話です。

(詳細は過去の日記参照願います)

裁判を4社に向かって起こしたので時間もお金も想像以上にかかってしまって、久方ぶりに食うや食わずの生活を送っております。

慣れております。

で、数日前に相手側(サラ金)から、答弁書なる書類が届く。
答弁書とは、裁判所に出向かなくても、裁判所に出向いて発言した同じになる書類。
相手側は、書類でこう来た。

「原告(ボク)の請求を棄却する。」

「訴訟費用は原告(ボク)の負担とする」

「との判決を求める。」

えっ!?俺が勝つんじゃねーの?
裁判費用は被告が支払うンじゃねーの?
と正直、泡食ってしまう。。。。

っと、通常だったらそーなる所ではあるが、勉強したので、こんな答弁書は定義的な事で、相手側にソレ以上の反論はせず本気で争う気が無いのはよくよく承知している。

ワハハハ!

あまりにも、ここまでの流れが、参考にしている本の通りに進むので、
“ゲームの攻略本”
を手に入れたみたいで、あっけないけれども苦労していただけに面白い。
この本、全部で212ページあるのだが(たったそれだけ?)、ここまでボクがやってきた事が記されているのは148ページ目。

あと少しである。
ここまでやったのだから勝ちたい。

でも、明日の裁判は大手が相手だ。

心配だ。

どこの会社かなんて、口が裂けても言えない。
終わり。

この日記は、株式会社アコムの提供でお送りしました。

 

解説

「お金も想像以上にかかってしまって」

「食うや食わずの生活を」

などと書いているが、たかだが7000~8000円と電車賃、ネットカフェの金程度のことで合計10,000円もかかっていないが、とにかく多重債務で金が無いわ、金がないくせにタバコを吸ってるわ、自炊はしないわで、今から考えると自分がバカだっただけであり、過払い金返還訴訟にはそんなにお金はかかりませんので安心して下さい。

 

ちなみに

参考にしたのはこの本です。

(つづく)

【多重債務からの脱却】自分で過払い金返還訴訟を起こしてみたレポート③

それでは引き続き、自身で多重債務から脱出した方法を過去の日記からたどっていきます。

2008年2月22日の日記。タイトル「静粛に!」

裁判を起こしました。

(詳細は過去の日記参照願います)

四件訴訟を起こしたので、結構大変。

どれぐらい大変かと言うと、携帯の着歴が全部
“裁判所”
になるくらい大変なんです。

で、決まりました一社に対しての、第一回口頭弁論期日!

3/18 11時!

続いて第二社目の第一回口頭弁論期日は、4/10 11時!

場所は、もちろん霞ヶ関。
無料ですので、お時間の都合が合えば、傍聴して下さっても当方一切構いません。

「行こうかしら」

と思った人だけに続けます。

裁判所に着いたら、法廷の中に入りましょう。
そしたら傍聴席に座って下さい。
原告である私は、あなたより早く来て、傍聴席で名前を呼ばれるのを待っているはずです。
名前を呼ばれると書記官が、

「平成20年、〇〇号、過払い金返還請求事件。原告つりばんど岡村、被告〇〇社」
と言います。
そこで私は裁判官から見て右側の原告側の席に移ります。

すると今度は裁判官が、私に対して

「訴状を陳述しますね?」
等と聞いてきます。
そこで私は、
「はい」
と答えます。

そもそも”訴状の陳述”とは・・・

長いですね。すいません。
まあ、続きは現場で。

 
 

解説

 

「口頭弁論とは」

 
は、まあ裁判である。
テレビや映画でみるあれ。
私のような裁判は、あんなにかっこいいもんじゃなく、ただ
 
「はい」
 
とか答えるだけだったが。
 

「訴状の陳述とは」

 
裁判では、裁判の中でのみ発した言葉が全てである。
そのため、本来であれば私が、「何がどうなったからこう訴える」ということを全部口頭で説明しなかればならない。
 
が、そんなことをしていたら時間がいくらあっても足りない。
ので、
 
「訴状を陳述しますね?」
 
とは
 
「訴えの内容を書いた書面をここで読んだことにしますね?」
 
という意味であり、それに対して
 
「はい」
 
と答えると、その内容を裁判の中で申し上げたことになります、という意味である。
 
くだらないと言えば、くだらないルールだよなあ。
 
(つづく)
 

【多重債務からの脱却】自分で過払い金返還訴訟を起こしてみたレポート②

引き続き、自分で過払い金返還訴訟を起こした当時の日記から。

2008年01月19日の日記。 タイトル「霞が関バラード」

多く払いすぎたサラ金への返済金を取り戻す訴訟を起こす為に、久々の休みを使い霞ヶ関へ行く。

「訴えを起こす上で必要な、相手側の登記簿謄本だの、いくら払いすぎたのかだのの書類を用意せよ!」

との事で、法務局へ行ったり相手側に資料請求に行ったりして1日がかりで疲れた。

思い起こせばついこの間まで

「裁判所ってどんな所だ?」

「やはり服装はスーツ・ネクタイ着用が義務付けられているのか?」

「ボディーチェック・持ち物検査は厳重なのか?」

等と思っていたが何度も通い色々わかって来たので報告する。

まず、服装規定=無し。
ボディーチェック=無し。
緊張感=有り。
喫煙所=有り。
食堂=有り(ラーメン280円)。
門前にガードマン=多数おり。
若手弁護士に見間違われガードマンに敬礼される事=無し。
コンビニ=有り。
明らかにヤクザ=おり。
トイレにウォシュレット=無し。
泣いてうずくまるおばさん=おり。

人生の縮図有り。
義理人情有り。
夜の闇=有り。
春の宴=無し。
日比谷公園=有り。
東京タワー=見え。
ベイブリッジ=見えず。
壁を殴る輩=おり。
アジ演説=有り。
はとバス=おり。
嘘=無し。
涙=有り。
笑い=無し。

解説

実際に裁判はまだ行われていないが、書類の提出に追われていたころの日記である。

書類といっても別に難しいものではなく、当時パソコンをもっていない私でも簡単に出来た。

どうしてもパソコンが必要なときはネットカフェでいろいろやっていたなあ。

ちなみにこの日記は、クロマニヨンズの「夢の島バラード」という曲の歌詞をモチーフに書いたものです。

ちなみに

私は名古屋市弁護士会というところが出していた「サラ金からお金を取り戻す方法」という本を1,000円くらいで買って、その本通りにやったらすべてうまくいきました。

この本を電車で読みながら「はじめに」の最後に

「さあ!サラ金からお金をとりもどしましょう!」

と書いてあるのを読んで、不覚にも電車内で落涙したことを思い出す。

(つづく)

【多重債務からの脱却】自分で過払い金返還訴訟を起こしてみたレポート①

過払い金返還訴訟

古い話で、私の記憶も曖昧なので、当時mixiに書いていた日記からの記事を掘り起こしていきます。

当時、自分のことを「ボク」などと書いているのが我ながら腹立たしいが、なるべく原文のまま載せることにします。

2007年12月18日の日記。 タイトル「一年前は宿無しでした。」

と、朝一番でメゲながら、昼から裁判所へ行ってきた。

で、何の裁判かと言うと、これが実は借金の裁判。

恥をさらすが、こう見えて私は、世に言う多重債務者なのです。

自慢にもなんにもいなりませんが、昨日や今日から多重債務に陥った訳ではなく、消費者金融とは、かれこれ10年以上前からの付き合いで、(しかも4社)初めは転職の間収入がなかったので、当面の生活費として借りた10万円からスタートで、数年で400万以上に膨れ上がり、給料日には4社に対して支払いに行くのもライフワークになっておりました。

で、払えど払えど、ただただ金利を払い続けるばかりで一向に元本が減らない。
毎月13万円も払っているのに。

過去の日記を遡ってもらえばわかるのだが、 お陰で半月の生活費が6000円だったり、家を追い出されてネットカフェ難民になったりと、いやいや、つらかった。
友達付き合いもままならず、人並みの生活もままならずだましだまし

「これも、まあ、面白いね」

と半分泣き笑い状態。

今年の2月に部屋を借りたけど、まともな家具も無く家具屋さんで、2万円のソファーを見て欲しくなったんだが、

「いや、生活の為に我慢しよう」

と決めて、いつもの様に消費者金融に金を13万払った時、

「でも、これっておかしいんじゃねえか?」

となんだか急にムカついてきた。

で、よく電車の中の広告で

「多重債務からの脱出!○○法律事務所」

みたいなのがあるでしょ?
ある人に助言を受けて、あれを、法律事務所の力を借りず、自分でやってみようと思った訳です。

そんで、調べてみるとただ借金を整理するだけかと思ったら、あの手の会社はグレーゾーン金利って言って、刑事罰は受けないけど、法律的にはやってはイケない金利で運営してて、その辺に異議を申し立てると、正当な金利(18%)で計算し直してくれて、払える範囲で支払いをしていけばいいって言う。
しかも費用は一社につき500円の収入印紙と、数千円分の切手。
以上!
それだけ。

「でも、高い金利を承知で金借りたんでしょ?」
「契約書交わしたんでしょ?」

などと言われそうだが、これは約定利息と言って、やっぱり法には触れている訳だから、契約書交わしてても 関係ない。
払わんでよし。

で、数回裁判所の調停委員の人が消費者金融に掛け合った所、消費者金融側からの回答は、4社揃って

「あ、もうこれ以上払わんでいいっすよ」

であった。

ぽかーん

ってなモンである。

今まで払ってきたのは何なの?

無知な方なら、ここで

「あーよかった」
「めでたし、めでたし」

なのかもしれないが、勉強して多少詳しくなったボクとしては、こんなモンでは許せない。

「あ、もうこれ以上払わんでいいっすよ」

とは、つまり

「実はかなり余分に支払ってもらっちゃってるんで、返せとか言われたら困るんで、もうこれで終わりにしましょうよ」

と言う事であり、きちんと手続きをすれば、余分に支払った分(過払いと言います)を取り戻せるのだ。

で、計算してみた結果、100万円強の過払い分がある事が分かったので、恨みを込めてオレは、新たに「不当金利過払い分返還訴訟」を起こす!

これはかなり痛快な裁判で、これまで取り立ててた側の消費者金融に対し、過払い分に、逆にこちらから金利(5%)を付けて逆に取り立ててやると言う裁判。
まあ、相手は29.9%っていう狂った金利を付けてたわけだからねえ。

消費者金融業者では、こうした過払い分が10兆円にのぼると言う。
いくら過払いがあっても

「あなた過払いですよ」

などとは決して教えてくれない。
数日支払いが遅れれば

「あのなあ、所詮はサラ金なんだよ!」
「目玉売れ!肝臓売れ!」

である。
無知な人を食い物にしている訳だ。

(なんかの教則本みたくなってきましたね)

さあ、金を返してもらって、人並みの生活をするぞ。

あきらめたソファーも買ってやる。
貯金もしてやる、親に仕送りもしてやる。
彼女も旅行に連れてってやる。
(彼女いねえだろ)

さあ、消費者金融よ、ボクの100万と、青春を返せ。

解説

つまりは、特定調停の裁判をして、その後、過払い金返還訴訟を起こすと決めた日記である。

(つづく)

【中山秀征嫌いですか?】うしろゆびさされ組ファンの恨みはらさでおくべきか。

中山秀征、通称ヒデちゃん。

なあにがヒデちゃんだこのヤロウ。

クソバカヤロウ!

と言わすにはいられない、この中山ヒデ、言わずと知れた大物有名人であるが、実際の所は小者である。
小者であるというか、小者でしかない。

中山秀征こそが小者であり、小者といえば中山秀征なのである。

と、ここまで書けば分かっていただけると思うが、私は彼が嫌いである。

『中山秀征、中山ん家のヒデの野郎』

と考えるだけで、ハラワタが煮えくり返ってくるほどに嫌い。

と、私がなんでこんなにも中山秀征が嫌いかと言うと、別に世間で言われているように

「芸が無いのに売れている」

とか

「つまらない」

とか、そういう理由ではない。

そんなことは当たり前であり、取るに足らん。
芸がないからこその中山秀征であり、つまらないからこそ中山秀征なのである。

芸のある中山秀征が中山秀征か?
面白いことを言う中山秀征なんて、もうそれは中山秀征ではないだろう。

でもまあ、彼なりに上手く司会もこなしているし、その愛されがちなフェイスで、それはそれなりに需要はあるのだと思う。

なので、私は彼を嫌いというか、恨んでいるに近いのである。

秋元康、通称ヒヒオヤジ。

 

話は変わるが、我々世代にとって秋元康を憎んでいる者は多い。

ま、我々世代に限らず、秋元康を憎んでいない人はいないのだが、なかんずく我々世代は秋元への憎しみが強い。

と、秋元康と中山秀征。

この二人が憎いと聞いてピンとこなければ昭和49年生まれ失格である。

うしろゆびさされ組を知っていますか?

※画像はうしろゆびさされ組。左がゆうゆ。

あなたは、うしろゆびさされ組をご存知だろうか?

うしろ髪ひかれ隊ではない、渡り廊下なんとか隊でもない。

うしろゆびさされ組は、1985年当時おニャン子クラブに所属しておった高井麻巳子と岩井由紀子とで構成された二人組アイドルユニットである。

その楽曲は今聞いてもカッコよく、そんじょそこらのアイドルユニットとは別格なのである。

その、どちらかといえば人気があった方が高井麻巳子。

その高井麻巳子をこともあろうにプロデューサーである秋元康が妻に娶ったのである。

現役アイドルとデブプロデューサーの結婚は、我々世代を地獄に叩き落とし、

「高井麻巳子があんなヒヒオヤジとー!」

と発狂寸前に追い込んだのである。

その数年後には、秋元康は

「恋愛論」

などというエッセイを発表。

あの顔で恋愛論。

それを読んで実際に発狂した高井麻巳子ファンもいたと聞く(気がする)。

恥ずかしながら私、ゆうゆが好きでした。

と、実を言えば、私は高井麻巳子ではなく、断然、岩井由紀子、通称ゆうゆの大ファンであったので、

「高井麻巳子なんかに入れあげるからそんな目に遭うんだよ!」

と対岸の火事的に思って居ったのだが、そこへ来て、うしろゆびさされ組解散し数年後、バラドルとして活躍していたゆうゆと、先述の中山秀征の熱愛が報道されたのである。

で、フライデーに写真が乗ったのだが、その写真は、なんというかデキレースというか、一見、激写されたっぽく写されているのだが、わざと作られたような変な写真であった。

今、検索してもその写真はなぜか出てこないのでうまく伝わらないと思うのだが、写真週刊誌見開き一杯のツーショット。
で、ゆうゆが目を見開いて口に手をあてて驚いた表情、中山秀征が脱力したような目を半開きにした腑抜けた表情でカメラを見つめるというものである。

この報道後、私は一気にゆうゆ熱が冷めてしまい、他のファンも同様だったのか、気が付いたら彼女をテレビでみることはなくなっていたのである。

だがしかし、平然と芸能界に君臨し続ける中山秀征。

1998年に元タカラジェンヌと結婚。

元ABブラザース。

趣味タップダンス。

ばーか!

 

【どうでもいいことを話し続けるオバサン】興味ありませーん!について考える

はじまりは「ちょっと聞いてよ~」

こっちがまったく興味のない話を延々し続ける人がいる。

こういうのは、オバサンに多い。

例えば職場の昼休みに、弁当を食べているときに

『ちょっと~すごく面白い話きいてくれる~?』

という感じで独りでアハアハ笑いながら近づいてきて

「ちょっとさあ~アハアハアハ!」

「うちのパパがさぁ~アハアハアハ!」

「スマホを買ったんだけどさぁ~アハアハアハ!」

「使いこなせなくてさぁ~アハアハアハ!」

と、お前ん家のパパとやらがスマホを使いこなそうがなんだろうが全く興味がないのに

「でさぁ~、スマホがこれまでの物より大きいのに軽くてさぁ~アハアハアハ!」

「パパもさあ、もと早くから機種変更すればよかったって、言ってさぁ~アハアハアハ!」

などと話し続ける。

まず旦那のことをパパなどと呼んでいる分にはしったこっちゃないが、他人に対して

「うちのパパがさあ」

などと言っていることに腹が立つ。

他人に対して配偶者のことをパパとかママとか言うヤツはだいたい頭がおかしい。

ここはお前の家じゃねえ!

と怒鳴りつけたくなる。

他人に配偶者のことをパパと言う心理

こういうヤツは心の中で

『うちはパパとかママとか呼び合っているんだよ』

『上流階級なのよ』

『パンが無いならケーキでも食べればいーじゃないの!』

という気持ちを込めて

「うちのパパがさあ」

などと抜かすのである。

また、旦那に限らず他の家族のことも、娘のことは

「エミリがさあ」

息子のことは

「ショウタがさあ」

犬のことは

「ペコがさあ」

と、そいつの家の家族の名前など知るわけも無いのにいちいち名前で言うのである。

どうでもいい話を聞かずに済む方法?!

で、話していることといえば、そのオバサンの家であった旦那が機種変更したとか、飼っている犬がくしゃみを二回連続でしたなどといった一見ホッコリニュースだが、ただのどうでもいい話である。

こんな話を聞かされている方は

「そーですね」

「可愛いですね」

「そーなんですか」

の三種類の相づちをうっておけば、オバサンは機嫌良く話続けるので楽といえば楽なのだが、貴重な休み時間にこの攻撃をされると休憩が出来ず、時間の無駄である。

こういうオバサンからのどうでもいい話を延々聞かされずに済む方法はないか?

答えは、有る!

それは、さきほども書いたが

「そーですね」

「可愛いですね」

「そーなんですか」

の三種類の相づちを打つのでオバサンは機嫌よく話続けてしまう。

「ちょっとさあ~アハアハアハ!」

「うちのパパがさぁ~アハアハアハ!」

と話しかけてきた段階で

「うっ」

「腹がっ!」

と言ってうずくまり、トイレに駆け出せばこのどうでもいい話を聞かされることを回避できるので機会があったらやってみてくださーい!

【名古屋嫁入り物語のフォーマット】記憶だけでよみがえらせられるか?

知っていますか?名古屋嫁入り物語

その昔、名古屋嫁入り物語という二時間ドラマのシリーズがあった。

シリーズといっても、キャスティングと設定がやや変わるだけで、言わば、まあ、毎回同じ話。

で、毎回、

「これが名古屋だ!」

「これが名古屋の嫁入りだ!」

と主役の植木等が、二階の窓からお菓子を放り投げながら言うシーンがクライマックスになるのだがこの話、周りの人間に尋ねても、誰もしらんので、全国的に嫌われている名古屋出身者として、ここでその毎回だいたい同じこのドラマの流れを説明することにする。

別にしなくてもいいのだが。

名古屋嫁入り物語冒頭

まず、植木等(三重県出身)と、山田昌(名古屋の名女優)が、名古屋在住の夫婦である。

この夫が主役である。

この夫は、異常なほどの名古屋愛に溢れている。

「そんな名古屋人いるかよ!」

というくらい名古屋愛が強い。
半面、名古屋人以外、特に東京人を毛嫌いしている。

で、この夫婦には一人娘がいる。
毎回決まって一人娘である。

で、この一人娘役はだいたい、かとうかず子か川島なお美である。
かとうかず子も川島なお美も、もちろん名古屋出身である。

で、このかとうかず子演じる一人娘は、だいたい東京者と恋に落ちている。
その上、結婚の約束をしている。

東京人嫌いな父親に東京者と結婚することを告げ

「なあにいぃぃ?」

「東京者だあぁぁ?」

「名古屋人とでなきゃ結婚は許さぁぁぁん!!」

などと言う親子喧嘩からこのドラマは始まる。

婿は、だいたいコニタン

で、この東京者のフィアンセは、空気の読めない男である。

空気の読めない義理の息子役といえば小西博之、コニタンである。

はぐれ刑事純情派でもこの空気の読めなさは発揮されている。

息子はだいたい動物園で働いている。

父親にとってこいつは、空気は読めずに忌々しい存在だが、まじめな態度にそこまで東京者も悪い人間ではないことに気が付きはじめる。

名古屋嫁入り物語中盤

娘の幸せを願い、結婚を許し、夫婦そろって東京の婿(コニタン)の実家に挨拶に行く。

挨拶に行く途中で、東京の蕎麦屋に立ち寄る。

毎回立ち寄る。

で味噌煮込みやきしめんを注文して、「無い」と言われる。

で、そこの蕎麦屋には隣の席の客として漫才師のおぼんこぼんがいる。

毎回いる。

で、おぼんこぼんが

「やっぱり蕎麦は東京だね」

「この間、出張で名古屋に言ったが、食えたもんじゃないよ」

「きしめんとかいって、鰹節をバンバンかけちゃって」

「その上、みゃーみゃー言っちゃって、名古屋人はまるで猫だね」

などと唐突に名古屋の悪口を言い始める。

それを聞いて

「なんだ、お前たち!」

「名古屋をバカにするのか!」

などと喧嘩になる。

で、

「やっぱり東京者は許せぇぇぇん!」

と怒り心頭に発し、なぜか娘の縁談も破断になりかける。

名古屋嫁入り物語終盤

が、よくわからんが、情にほだされる形で東京人の良さを知り、許すことになる。

で、いよいよ縁談もまとまり、結納の日になる。

が、ここで婿はぶっちする。

無断欠勤をかます。

いよいよ父親も

「やっぱり東京人に娘はやれーん!」

と怒り狂うが、半日くらい遅刻して婿がやってくる。

聞けば、動物園のゴリラかなにかの子供が急病になり、必死で寝ずの看病をしていたとかでの遅刻だと判明。

名古屋嫁入り物語クライマックス

それを知った父親は

「さすがワシの息子じゃ!」

などといって本格的に息子を愛し始める。

で、いよいよ結婚式当日、近所から集まった人々に対して、二階の窓から

「これが名古屋だ!」

「これが名古屋の嫁入りだ!」

とお菓子を撒くのである。

あとは、名古屋人が観たこともない名古屋の結婚のしきたりなんぞをふざけ半分で紹介し、後日、生まれた孫を抱いて喜ぶ老夫婦の姿があった終わりである。

って、名古屋嫁入り物語は、だいたいこういうドラマです。

【安物買いの銭失い】脇がビリビリについて考える!

君は、脇がビリビリになったことがあるか?

胸がドキドキする、とか、足がガクガクする、などという言葉を使ったことがある人は多いが

「脇がビリビリになる」

という言葉を使ったことがある人は少ないはずだ。

なぜ突然そんなことを言いだしたかと言うと、つい先日、私の脇がビリビリになったからである。

思い起こせば三か月前

職場で着るために、年末に新しいワイシャツを、金もないのでお手頃な価格が魅力の某大手衣料品チェーンで購入した。
白とグレーを一枚づつ、都合二枚買った。

古いシャツは捨てて、それからは合計三枚のワイシャツを使いまわしておった。

で、洗濯して干すときに、脇の部分が破れておったのである。
しかも両脇。

ワイシャツ三枚を週に五日使いまわすということは、文句なしのヘビーローテーションである。

そりゃあもう、シャツにとっては馬車馬のように働かされていたのだろうが、それにしてもわずか二か月かそこらで脇が破れるか?

もしかして私の脇から繊維を溶かすような液体などが噴出しているのか?

とも疑ったみたが、同時にかったグレーのシャツはちっとも脇にダメージなどない。
元気そのものである。

というか買って三か月なのに、もはや捨てるしかなくなった事がくやしい。

捨ててたまるか!

ので

「脇以外にはダメージもないし」

「素肌に直接着るのではなく、白いTシャツの上に着るのであるから」

「保護色になった脇が破れているなどと」

「職場の者に見破られるはずはない」

「だいたい俺の脇なんて誰がみるかってんだ」

「俺は物は大切にするタイプだぜ」

と持前の貧乏根性丸出しで、破れていることを承知の上で職場に着ていった。

「通気が良いと思えばいいんだ」

と、何食わぬ顔で過ごして居ったが、なんだか職場の者たちの視線を脇に感じる。

巨乳の女性が、男性からの胸への視線を感じることがあるなどと耳にするが、私の場合は脇に感じるのである。

で、脇に意識を集中してみると、意外に私は、腕を上げるポーズをよくとっており、脇が全開状態になることが多いことに気が付く。

『バレているのか?』

と疑いだしたが、

『そこはほら、白いTシャツの上に白いワイシャツを着ているわけだから』

『保護色で破れていることなど、バレる訳がない』

『まあ、〝ほつれてるかな?〟程度は思われているかもしれない』

と思ってその後も過ごしておったが

『一応確認しておこう』

と鏡に向かって腕をあげてみる。

 

と、この有様である。

バレバレである。

「恥ずかしいわ!」

「しかもなんか花柄みたいになってるし!」

「俺の脇は昔の炊飯器か!」

などと思うが、仕事の途中であり、着替えに帰るわけにもいかん。

『今日は帰るまで、絶対に腕を上げないぞ』

と、トレインスポッティングのレントン状態で過ごすことになった。

 

ようやく仕事が終わる

で、仕事も終盤にさしかかり、

『どうにかこうにかバレずに済みそうだわ』

と思っておったが、最後の最後で職場の者達全員に、腕で大きく輪をつくり

「今日はもう仕事終了だよ!」

「もうOKだよー」

の意味で、合図をしなければならんことになった。

日本酒の〝白鶴まる〟のCMの矢崎滋のようなポーズをとらねばならん。

※画像は矢崎滋。

この脇で、職場の者達全員に腕で大きく丸などをつくろうものなら、職場の全員に脇がビリビリなのがバレてしまう。

もしも笑っていいとものテレフォンショッキングで

「友達の輪!」

といったタモリの脇がビリビリだったら、いいともの生放送は中断し、特別番組としてプロ野球珍プレー好プレーに差し替えられることになる。

その上、タモリの人格が疑われ、週刊誌では

「お昼の顔の裏にあるタモリの闇」

「品性下劣!干されていいとも!」

などの激烈なタモリバッシングが始まり、タモリ人気も失墜。

ついには芸能界から追放された上、ダンボール生活を余儀なくされたに違いない。

「俺はそんな目に遭う訳にはいかーん!」

「そんなことはできーん!」

と、

『全員にバレるわけにはいかん』

『が』

『一人にバレるのは仕方がないわ』

と思い同僚に

「悪い、実は俺、脇がビリビリでOK出せないから」

「代わりに丸の合図してくれ」

と恥を忍んでお願いすると

「あ、自分で脇がビリビリな意識は有るんですね?」

と言われ、

「とっくにバレてるわ~」

と逃げるように退社してのであった。

【中学の嫌な思い出】誰一人、得しなかった話。

中三の春

中学三年になったばかりの春に、同級生のMと言う男が

「受験勉強を控えてこんなもの読んでる場合じゃない」

と思い立ったとかで、大量に収集してしまったエロ本の処分に困り、河原に捨てに行ったという。

「俺、河原にエロ本とか一杯落ちてるけど」

「いったいどんなヤツが捨ててるんだろう?どんな変態なんだろう?って思ってたけど」

「俺のような奴が捨ててるんだってことがわかった。」

と言っていて大いに納得したことがある。

この様に昔は河原や雑木林なんかに如何わしいブツが廃棄されておったものである。

こって牛が入手したビデオ

同じく中学三年の春、同じバスケ部に所属する〝こって牛〟というニックネームの九九のできない愛すべきバカキャラのヤツが、如何わしいビデオをどっかで拾ったんだか貰ったんだかして入手したと言う。

それを聞いた男子バスケ部三年一同(8人くらい)で

「一大事だ!」

「千載一遇のチャンス!」

などとバカ丸出しでほざき、その日、さっそくバスケのスキルではなく人の好さだけでキャプテンに選ばれたヤツの家に集まって鑑賞会を開くことになった。

ビデオにはいかにもなタイトルの、いかにもなフォントのラベルが貼られており、いやがうえにも我々の気分が上がる。

キャプテン家の居間で、電気もつけずにカーテンを締める。

キャプテン家の親兄弟が帰ってきても隠蔽する時間を稼げるように玄関はじめ家の入り口全部に鍵をかける。

再生しよう!

今はなきビデオデッキにこて牛の持ってきたVHSのビデオを挿入し、再生する。

我々一同で、固唾をのんで、これまた今はなき、ブラウン管を見つめる。

再生されるまでの真っ暗なブラウン管には我々が反射して映りこんでおり、照れくさい思い。

で、いよいよ作品が開始されたが、その主演女優がなんとかいうか、もうオバサンなんである。

冝保愛子のような女優なのである。

冝保愛子が、セーラー服を着ており、助演男優が脱がし始める。

その助演男優の方も、真っ赤な靴下に白いブリーフを履いたオジサンであり、気持ちが悪い。

しかし中学生のリビドーは、計り知れぬものがあり、60分程度のその作品を文句を言い言い一応最後まで全員で観たのである。

おぞましい。

上映終了後、

「いや、酷かったね」

と言い合い、もうコリゴリと思って、それぞれが帰宅の準備に入る。

如何わしいVHSのビデオを手に

「これどーするんだよう!」

などと半泣きですがり付いてくるキャプテンを全員で無視してブツをキャプテンの家に放置して現地解散したのである。

翌日の部活前

前翌日の放課後、部活の開始のとき体育館の前で、キャプテンが相変わらずの半泣きの表情で、女子バスケ部も近くにいると言うのにかかわらず

「お前らこれどーすんだよう!」

と補助バックから例のビデオを出して持ち上げる。

「バカヤロウ、そんなものを学校に持ってくるんじゃねえ!」

「しかもここで出すんじゃねえ!」

と全員でキャプテンを押さえつけ、その場にいなかったバスケ部一気が弱い、〝チリ〟というニックネームの強烈な天然パーマのヤツの補助バックにそのブツを押し込んで

「これでいいね?」

と、チリ以外全員が納得したところで、そんなことは露ほども知らず、戻ってきたチリを含めた全員で練習を開始したのである。

練習後

練習後、こって牛が

「あ!俺のバックにビデオが入ってる!」

と言い出した。

どうやらチリが自分のバックに入っていたブツを発見し、いつの間にかこって牛のバックに入れた模様。

「というかもともとテメエんだろ」

「お前が持って帰れ!」

と言って、こって牛にビデオを押し付け、いつものようにだべりながら、みんなであちこち寄り道をして帰宅したのである。

私の家で

で、家で補助バックからジャージを出そうとすると、なんと私のバックにブツが入っている。

「まったくいつの間に!」

「こって牛の野郎!」

と自分で顔が真っ赤になるのがわかるくらい怒り心頭に発し

「ただじゃ済まさん!」

と、自転車に乗って2キロ離れたこて牛の家に行き、こって牛の家の玄関直結の郵便受けにそのビデオを放り込んで帰って来たのであった。

あとで聞いたところによると、その日のこって牛は、家族中から変態をみる眼差しで見られつづけ、食事も喉を通らず、針のムシロであったという。

【一人称が「ボク」な大人】僕!僕!僕!について考える

お笑いコンビの一人称は

漫才コンビは自分たちのことを、

「私たちは」

とは言わずに、

「ボクラは」

と言う。

しかもなんか変なイントネーションで

「ボ(→)ク(↑)ラ(↓)は(→)」

などと言う。

いい年をして、「僕」もないもんだが、いつまでも若く見られたいのか30ヅラ下げてあくまで

「ボクラ」

と言い続ける。

目立った者がちの若手お笑い芸人の世界、お笑い芸人諸氏には、まっさきに自分たちのことを
誰も言わないうちに

「私たち」

とか、

「ボクラ」

以外の言い方をすることをお勧めする。

いい年をしてボクと言う人

で、この、僕という一人称の言葉。

これ自体は別にいいのだが、芸人に限らず社会人でもいい年をして

「僕」

などと言うヤツがいるので注意したい。

やつらは漢字で「僕」ではなく、カタカナで「ボク」と言っていると思われる。

会社の偉いさんなどという立場の者でも、自分を「ボク」と言っている者もいるのであなたの周りにもいないか注意してみてみて欲しい。

公の場で「ボク」という年寄り

まあそいつが、個人的な場所で使うのは構わんが、公というか、会社の朝礼とかそういう場所でも

「ボクなんかは」

などと、使うので耳を疑う。

「ボクが思うには」

とか、なあにがボクだバカヤロウ。

ボクって年かてめえは!

と、どやし付けたくなる。

大人になれ、大人に!

※画像はいい年をして、「僕」などと抜かす最たる例。

「俺」上司

もっと悪いのになると、公の場で

「俺」

だの

「俺ら」

だのを、敢えて使うバカ者もおる。

朝礼の場などで

「俺らがそれを言っちゃいけないと思う」

「俺らが~」

などと抜かす。

まず、そのお前の抜かす、「俺ら」とやらに私が含まれていると思うと腹がが立つ。

お前と一緒にされたくない、の思いからムカつく。

こういう事を抜かす上司の心理は、自分が元ワルだったことをアピールするために、

『俺もお前らの気持がわかるってことにしてやろう』

『それに便乗して、俺も昔はワルだったことをアピールしてやろう』

『ちょっと汚い言葉を差し込んでやろう』

と訳の分からんことを思い

『ここはひとつ、私たちではなく、〝俺ら〟で』

と意を決して

「気持ちはわかるが」

「俺らがそれを言っちゃいけないと思う」

「俺らが」

「お(→)れ(↑)ら(↓)が(→)」

などとたわけたことを言い

「俺を、上司と思うな」

「ダチだと思え」

「お、彼女マブイね」

「ハクイね」

「俺ってバリバリかい?」

「朝もはよからヘアーの乱れをせっせこせっせこ整える」

「俺はスーパースター♪」

と完全無欠のロックンローラーを歌いだし救急車で運ばれていくのである。