【高確率で眠れる】寝なきゃいけない時に、絶対に眠れる方法!Zzzz

眠りたいのに寝られない

「寝なくちゃいけないのに眠れない」

と焦ることがある。

「明日も早いからなるべく寝ておきたいのに眠れない」

と、どんどん焦ってくる。

仕方が無いのでYouTubeで眠れるなんて謳われているヒーリングの音楽を聴いたりするがやっぱり寝られない。

「もういっそ起きていようか」

とも思うが、やっぱりちょっとでも眠りたい。

本でも読むか?
いや、本読んでる時間がもったいない。

そんな悠長なことは言っていられない。

目をつむる。
余計なことは考えない。
でも眠れない、そんな時ってありますよね?

さあ、困った。

スマホを出して

「眠る方法」

等と調べる。

それでここにたどり着いたあなたは正解です。

もう少し読めば、私が寝られる方法をお教えします。

有名人の言う眠る方法

多忙な人と言えば有名人である。
その有名人が多忙の合間をぬって少しでも眠る方法を過去に言っていた。

ウッチャンナンチャン

「起きるまでの時間を見て、〝あと〇時間眠れる〟と自分に言い聞かせると寝られる」

と言っていた。

試したけど、眠れなかった。

間寛平

「誰かに起こされると眠たくなる。そのため、自分に〝はよ起きや、はよ起きや〟と言い聞かせると眠れる」

これも私は、寝られませんでした。

必ず眠れる私の対処方法

まず、眠っている時の状態に自分を近づけるようにする必要がある。
これが一番大事である。

自分自身を眠っている状態に近づけて行って近づけて行って・・・とやれば最終的には眠っているのである。

眠っている時にヒーリングの音楽を聴くか?
眠っている時に本を読むか?
眠っている時に焦るか?

眠っている時はどれもしないのである。
さあ、やってみよう。

眠っている時は複式呼吸している

まずは呼吸をゆっくりと、出来る限りゆっくりと腹式呼吸で行いましょう。
と、どんどん寝ている状態に近づいていきます。

眠っている時はわけのわからんことを考えている

夢はあとで思い返してみると訳がわからないものです。

ので、頭の中でとにかく訳の分からないことを考えましょう。

立川談志家元に言うイリュージョンの世界

「お前のとこの縁の下に飼ってたキリンどうした?」

「トックリのセーター着るのが嫌だからって家出しちゃったよ」

「書き置きは無いのかい?」

「無いねえワープロは打てないしなあ、地下鉄に乗る後ろ姿は見えたけど」

「結局、宮内庁へ相談に行くべきじゃないの?」

「いや、防衛庁でしょう、ノコギリ持って」

という訳のわからんことを考える。

理屈で物を考えてはダメです。

そして、言葉で考えるんじゃなくて映像で考える。

『馬車』

『鳩』

『横綱審議委員会』

『マシンガン』

『うな重』

『空き瓶』

『十返舎一九』

『焚き火』

『あぶない刑事』

『パセリ』

などと次から次へ、訳の分からん、脈絡のない映像を頭の中で出していくと、そのまま夢の世界へ入って行きます。

難しい場合は、羊が一匹、羊が二匹でもなんでも、映像として羊がサクを飛び越えていく姿など、普段は考えないような映像を頭の中で映し出すとと眠れますので、騙されたと思ってまずは深呼吸するところからお試し下さーい。

 

【カンフー映画のタイトルは〝ドラゴン〟が多すぎる!】について考える

カンフー映画は〝ドラゴン〟使いすぎ

いくらカンフー映画の日本での世界的大ヒット作が、ブルース・リー主演の『燃えよドラゴン(原題:龍争虎闘 ENTER THE DRAGON)』だったからといって、その後のカンフー映画のタイトルにドラゴンと使いすぎである。

でもブルース・リーは問題なし!

まあ、『燃えよドラゴン』につづいて公開されたブルース・リー主演作の

『ドラゴン危機一髪(原題:唐山大兄 THE BIG BOS)』

『ドラゴン怒りの鉄拳(原題:精武門 FIST OF FURY)』

『ドラゴンへの道(原題:猛龍過江 THE WAY OF THE DRAGON)』

などは、原題に『ドラゴンへの道』以外は〝龍〟の文字は使われていないが、ドラゴンの代名詞ともなっているブルース・リーの主演シリーズであり、ブルース・リーは中国での役名が李小龍だからドラゴンで全く問題なし。

そのため、ドラゴンシリーズとでもいうようなくくりとして問題が無い。
というかちょっといい。

〝龍〟の文字が入っていれば良し!

また、そもそも原題に〝龍〟の文字が入っている作品は、まあ、香港の人たちが付けたタイトルだし、なにかしら龍と関係があるんだろうし、風水とかそういうものかもしれんし、それにしてもちと使いすぎだが良しとする。

なかにはそのものずばり、

『ドラゴンカンフー(原題:龍虎八拳)』

などという、未就学児でも思いつくであろうタイトルの作品もあるが、あくまで原題に〝龍〟の文字が入っているので良しとする。

そういった意味ではジャッキー・チェン関連作品の

『ドラゴン特攻隊(原題:The Dragon Attack!!)』

『拳師 The Next Dragon(原題:Wushu)』
『ドラゴンロード(原題:龍少爺 Dragon Lord )』
『ドラゴン・ブレイド(原題:天将雄師 Dragon Blade)』
『ツイン・ドラゴン(原題:双龍曾 Twin Dragons)』

 

等は、原題に龍とかDragonと入っているので問題ない。

〝龍〟が入っていないのにドラゴンがある

しかし、原題に龍の文字もはいっていないのに、勝手に邦題にドラゴンと付けている作品が多すぎるのである。
とくにジャッキー関連作品に多い。

以下は全てジャッキー関連作品だが

『ドラゴン・プロジェクト(原題:精武家庭、House Of Fury)』
『ドラゴンキングダム(原題:The Forbidden Kingdom)』
『ライジング・ドラゴン(原題:十二生肖 Chinese Zodiac)』
『女ドラゴンと怒りの未亡人軍団(原題:Legendary Amazons)』
『ファイナルドラゴン(原題:風雨雙流星)』
『レッド・ドラゴン/新・怒りの鉄拳(原題:新精武門 New Fist Of Fury)』
『ドラゴン・ファイター(原題:女警察、Police Woman)』
『タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道 序章(原題:廣東小老虎、The Cub Tiger From Kwang-Tung)』

などなどなどなど、ジャッキー関係だけでこの量である。

これらは原題に〝龍〟の文字が入っていないのに勝手に邦題としてドラゴンと付けているのである。

つけ過ぎである。

 

まあジャッキー自体がドラゴンと使い過ぎている部分もあるが、それ以上に邦題を付ける者がドラゴンを乱発しているが許せん。

なんで許せんかと言うと、ジャッキーファンである私は、タイトルだけではどれがどの作品だか混乱し、〇〇ドラゴン、〇〇ドラゴン、ドラゴン〇〇、と紛らわしく、どれもこれも似通っているために、観たい映画を借りてきたつもりが別の作品を借りてきたりしてしまうからである。

もうこれ以上、ドラゴンと付けるのやめて欲しい。

ジャッキーの役名はドラゴンにされすぎ

邦題だけではない。

ジャッキー主演作品では、日本語吹き替え版に於いて、初期の作品はとくにジャッキーの役名が勝手に

〝ドラゴン〟

にされていることが多いのである。

 

しかし・・・

よく考えてみると、ここまで書いておいてなんだが、ブルース・リーの中国での役名が〝李小龍〟だからドラゴンで全く問題ないのなら、ジャッキー・チェンの中国での芸名が〝成龍〟だから、タイトルや役名にドラゴン乱発してもいいのか。

そうか、なんだ、ごめんなさい。

今回の記事、自らに全否定!

(それを読まされた方の身)

【愛の国ガンダーラ】ゴダイゴと後醍醐天皇、そして伍代夏子。

ゴダイゴを知っていますか?

ゴダイゴというバンドが有る。

ちょっと思い出すだけでも、ビューティフルネーム、モンキーマジック、銀河鉄道999などなどなどなどヒット曲、名曲ぞろいの天才バンドだと思う。

って、このゴダイゴって、なんでこんな名前なの?

ゴダイゴって何だ?

って思ったことはないだろうか?

正直言って変な名前と思う。

もしもあなたがバンドをすることになって、名前を付けることになったらゴダイゴってつけますか?

もしもメンバーの誰かが

「ゴダイゴってどうかな?」

なんて言ったら速攻で却下しますよね?

後醍醐天皇みたいだし。

ゴダイゴの由来調べました

と思って調べると、ゴダイゴのバンド名の由来はメンバーのミッキー吉野が

「史上最強のバンドにしたい」

と、自分の名前の「吉野」が付く吉野朝廷を作った後醍醐天皇を由来として命名したとのこと。

なんだ、ゴダイゴは後醍醐天皇のゴダイゴで良かったんだ!

後醍醐天皇の『後』って?

と、これだけでは記事が短すぎる。

なんとか引き延ばさねばならぬ、と、無理やり

「後醍醐天皇の名前はなんで後醍醐なの?」

と思ってみる。

後醍醐の〝後〟って何?

前醍醐とか有るの?

で調べてみると

〝後〟の付く天皇は後醍醐天皇の他にも、

後鳥羽、後堀河、後嵯峨、後深草、後宇多、後伏見、後二条、後醍醐、後村上、後亀山、後小松、後花園、後土御門、後柏原、後奈良、後陽成、後水尾、後光明、後西、後桜町、後桃園

と沢山いる。

で、天皇の名前に〝後〟が付くのは、

〝後〟のつかない名前の天皇が以前に居て、

①前の天皇の子の場合

②前の天皇と居所の名称が同じな場合。

③前の天皇と事績が似ている場合。

であり、後醍醐天皇は、②の醍醐天皇と、居所の名称が同じな場合であったので後醍醐天皇になった

とのこと。

なるほど。

って、これでも記事にするには文字数が足らん。

伍代夏子

ということで、

ゴダイゴ→後醍醐天皇

で、ゴダイ繋がりで、伍代夏子について調べてみる。

伍代夏子は、ゴダイゴ関係者か?後醍醐天皇に関係があるのか?

伍代夏子

1982年 〝星ひろみ〟としてデビュー
1985年 〝加川有希〟として再デビュー
1986年 〝中川輝美(本名)〟に改名
1987年 〝伍代夏子〟として再々デビュー。

名前の由来は、憧れであった五木ひろしの〝五〟と、八代亜紀の〝代〟を足してもじって〝伍代〟にしたとのことで、ゴダイゴとも後醍醐天皇とも無関係でした。

 

【迷惑なんだよね】悪しき風習、寄せ書きについて考える!

〝寄せ書き〟と書いて〝迷惑〟と読む

世の中に迷惑なもの数あれど、社会に出てから渡される寄せ書きの色紙ほど迷惑なものは無い。

学生の頃の仲間たちとのよ寄せ書きであれば、将来の夢が書いてあったりして読んでいて楽しいので後になって読み返すこともあるが、会社に勤めるほどいい大人になっている上、ぶっちゃけたところ、そこまで仲が良くない会社の仲間たちから寄せ書きを貰ったところで読み返すことはないからである。

だいたい本当に仲が良いなら寄せ書きなんぞはそもそも無用である。

仲がそんなに良くないからこその寄せ書きであると言える。

私は、あちこちを転々としてきたのでその地を離れるたびに会社の仲間たちから寄せ書きを受け取ってきたのであるが、まあ読み返さない。

せいぜい受け取った直後に口では

「わー、ありがとう」

などと言って、斜め読みする程度で家に帰ったらもう見ない。
一生見ない。

一生見ないにもかかわらず、一応は自分宛の応援の言葉がつづられている物を捨てる訳にもいかず、映画のパンフレットと共に押し入れの中に眠り続けることになるのである。

はっきり言って邪魔である。

これ、私が冷たい人間なんだろうか?

実を言えば読者諸氏も寄せ書きを受け取ったら迷惑だと感じていると思うのだが。

私の最近の寄せ書き

私は、寄せ書きは絶対に受け取った者も読まない!と決めつけているので職場を辞めていく者に贈る寄せ書きなどでは最近は真面目に書くことをやめ

「女を紹介してください 090-****-****」

などと書いているが誰からも何も言われない。

このことからも、やはり受け取り手は、会社の寄せ書きなんぞ読んでいないと断言できるのである。

もしくは呆れて物も言えないのかもしれないが。

寄せ書きは、書き手も迷惑!

何も寄せ書きが迷惑なのは受け取り手だけの話ではない。

書き手だって大して親しくもなかった者に別段贈る言葉のないのである。

にも関わらず、社内の一応寄せ書きを仕切っている者から

「本人に見つからないように」

「期日までに必ず書いて!」

などと急かされ、仕方なく色紙に向かうが書くことがない。

しかし書くしかないので、参考までにと他の人の書いたのをよく見てみれば、〝お元気で!〟程度のことを空白を埋めるために大き目の文字で書いていたり、本人とは全く関係のないイラストなどで逃げているものが多く参考にならない。

仕方がないので

〝次の職場でも頑張って〟

だの

〝〇〇さんにとって未来が明るいものになりますように〟

だの、Facebookで通知される嫌な上司の誕生日のお知らせを見てしまった時のように

「なんか書かなきゃダメかよ~」

などと文句を言い言い当たり障りのないことを書くのである。

とまあ、書く方も迷惑であるし、そんな気持ちで書かれたものの集大成のような寄せ書きなどを受け取る方も迷惑だし、読まないし、捨てられないし、寄せ書きは学生時代を最後とし、撤廃することを強く提案します!

【絶滅して欲しい行動】うんざりさせる人々について考える

過去に絶滅した者達

ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじのモノマネをする者が絶滅したこと心から嬉しい。

あと、平成生まれには全く理解できないだろうが、学校のプールの授業でシャワーを浴びている時に、髪を洗う仕草をしながら

「ティモテ」

などと言う者も完全に絶滅してくれて嬉しい。

が、世の中には他にも絶滅して欲しい者達が存在するのでここで発表する。

ラピュタのムスカのモノマネをするヤツ

ここ数年見かけなかったがつい最近、また真似している者がいたのである。

「目が、目がー!」

と、モノマネするヤツはだいたい得意げであり、必要以上に大声であるのにも腹が立つ。

そのモノマネを聞かされる方も、本人は迫真の演技と思い込んで大声でやっておるので、見て見ぬふりもできず

「はは。。」

などと一応笑わねばならず面倒である。

もうこのモノマネ、本当にいいから。

うんざり。

お決まりのドラマのセリフ

「お前に俺の気持なんかわかんねーよ!」

「わからねーよ!」

というドラマのやりとり。

これなんなの?
何のやりとりなの?

と言いたくなる。

この会話いるか?
もう私なんかはこのセリフ出てきた段階でそれ以上その作品を観るのを止めることにしている。

よくある歌詞 〝今宵〟問題

歌詞で、今晩のことを「今宵」とする者がいる。
歌詞で、今宵と出てきたら私なんぞは違和感しかおぼえないのだが、みんなやたらと今宵と使いたがる。

なぜ、今宵なんという日常生活で使わない言葉を、作詞となるとここぞとばかりに

〝今宵〟

と使いたがるのだろうか。

文字数の都合で、どうしても三文字で今晩を表したいのであれば

〝今夜〟

でいいのだが、

「今夜より、今宵のほうが文学的でいいでしょう」

などと勘違いしていると思われる。

相川七瀬作詞のSweetEmotionがまさにそれである。

というか、SweetEmotionというタイトルがそもそもエアロのパクリであることにも腹が立つが

灼熱の恋にグラス合わせ
今宵2人何処までも達(い)こう

と、なあにが今宵だ、ばーか!

よくあるツッコミ台詞 「生まれたての子馬か!」

バラエティー番組などで上手く立ち上がれない姿をみて

「生まれたての子馬か!」

とツッコむのももうやめてもらいたい。

はじめは25年くらいまえにダウンタウンの松ちゃんが言ったと記憶しているが、その後もそれを真似た芸人が

「生まれたての子馬か!」

などと言っているので腹が立つ。

よくある漫才 「〇〇になりたかったんだよね」

漫才で

「俺、〇〇になりたかったんだよね」

「じゃあやってみようか」

という流れのネタ。

だいたいなりかたったら、やってみるってのに無理がある。

初めは一つのネタの中で、短い漫才コントネタをいくつか演るために仕方なく、苦肉の策としてやり始めたのであろうが、最近は初めからコントでやればいいようなネタでも

「俺、〇〇になりたかったんだよね」

「じゃあやってみようか」

という風にやっているコンビも多いので腹が立つ。

オリジナリティなどは意味も分かっていない、何にも考えていないコンビと言える。

もしも私が漫才の審査員だとしたら、この出だしのコンビはその時点で失格とする。

 

あーもううんざりだー!!

 

 

 

【青森→札幌】貯めた金をすぐに使い切る方法 3/3

連日連夜のススキノ通い

そうして始まった私のススキノ生活は、夜の店に連日連夜通い詰めておった。

「一度、同伴出勤をしてみたい」

と思い、同伴出勤をし

「なんだこんだけのもんかよ」

と思ったり、開店から閉店まで居続けると言ったことをしておった。

キャバクラでは、1セット何分だかの決まりがあり、その時間終了間際になると男性店員が寄ってきて

「お時間ですが延長どうしますか?」

的なことを聞いてくる。

キャバクラはタチが悪いもので、いつまでたってもキリがいいタイミングなんてもんはなく、金と時間さえあればずっと居たくなってしまうもんである。

幸いというか、金も時間も有り余ってたもんだから近寄ってくる男性店員に

「いちいち聞きに来なくても大丈夫ですよ」

「ラストまでいるから少し割引いてよ~」

などと答えておった。

現金がない状態でキャバクラに居続けるということ

ある日、同じようにキャバクラに行き、1セット終了間際に男性店員が近寄ってきて、延長の有無を聞いてきた。
その日は、銀行から金を下ろすのを忘れて財布の中が延長をするほど余裕が無かったので

「今日はもう帰ります」

と言うと

「そんなこと言わずに~」

と言う。

「でも、金がないからさ、コンビニで下ろせばあるけど」

と言うと

「閉店してから、コンビニまでついていきますよ、で、そこで払ってくれればいいですから」

と言うので、

「物分かりのいいひとだね」

などと言って、結局ラストまで居続けた。

 

閉店後にコンビニATMへ行く

店が終わり、泥酔状態で店の店員二人に付き添われてコンビニのATMに行き、ATMにキャッシュカードを挿入すると

〝時間外につきお取り扱いできません〟

と表示される。
たまにある、なんか営業時間的な問題で、翌日朝まで金が下せないヤツである。

「やばっ」

と思うが、初めてきた店ではないし、なんとかなるだろうと付き添いできた男性店員二人に

「あのさ、翌日まで下ろせないくってさ」

「明日また金持ってきますわ」

と告げると

「ああ、大丈夫ですよ~」

と言って、某サラ金の無人契約機に連れて行こうとするので

「ワッハッハッハ!」

と笑って

「あの、俺さ、この会社に過払い金訴訟を起こしてるから、この会社、もう貸してくれないよ~」

「っていうか、明日持ってくるからさ~」

と言うが、

「やばいですよ、こいつ」

「こいつ、ヤバイやつですよ」

などと抜かしながら、私を閉店した店へと連れていく。

すると電灯が明るくなった店の中で、付き添いの二人から話を聞いた寺島進そっくりな兄貴的な店員が出てきて

「金がないそうですねえ」

などと言う。

※写真は寺島進。

閉店したキャバクラ内にて

こっちも酔っぱらって気が大きくなっているし、そもそも銀行の都合で朝まで払えないだけなのに、まるで無銭飲食扱いであることに腹が立ち

「あのさ、さっきからヤバイ奴だかとかなんだとか言ってるが、失礼だろ、泥棒扱いするんじゃねえよ」

「そもそもコンビニまでついてきて払えばいいっていったのはそっちだろ」

「だいたい、また朝になりゃ払うっていってるだろうが」

「逃げると思ってるなら、ここで泊めてくれよ、駄目ならお前らの寮でもなんでも連れてってくれよ」

というと

「兄貴、どうしますー?」

などと店員同士の話し合いがしばらく続いた。

で、結局、運転免許、保険証、携帯電話を店長と名乗る男に預けさせられて、その日は解放された。

翌日、夕方、店舗の開店と同時に支払いをし、預けたブツを取り戻した。

お客の上中下

落語の世界では、そういう店で働く女性からすると客には〝上中下〟があり、

『上は来ず、中は昼来て昼帰り、下は夜来て朝帰り、そのまた下は居続けをし、そのまた下は居残りをする』

なんて言われるので、そういう意味ではちょっと金を得たからといって、そういうところに通い詰め、結果居残りをしてしまった私は、今考えれば、まったく、無粋なことをしたもんであると反省している。

 

とまあ、こういった生活を半年も続けると、あっという間に貯めた金などはなくなるのである。

まかり間違えば私もアニータの夫のようなことになっていたのかもしれないなあと怖くなる。

血気盛んもほどほどに。

男性諸氏はご注意ください。

 

【青森→札幌】貯めた金をすぐに使い切る方法 2/3

憧れのススキノ

翌日、仕事が終わるとさっそくススキノへ一人向かい、ススキノ中を流して回る。

「青森での鬱憤を札幌で晴らす!」

などと意気込み、ススキノ中のそのテのビルを物色して回る。

何しろ金は有る。
恐いものは無い。

店選びの秘訣として、まず、呼び込みのいるようなところはダメである。
呼び込みがいなければ誰も入らないような店だからである。

と、一件のイメージクラブなる店が目に留まる。

でかでかと壁に貼られたその店の女性陣たちが私好みの人々だったからである。
看板には

〝信頼の〇〇グループ直営店〟

などと書かれている。

〇〇グループなど知る由もなかったが、自ら〝信頼の〟と明言するところが清々しい。
風俗店の鑑だ!

などと思い、

『ここしかねえ』

と一応、周りをキョロキョロして、知人などおらぬか確認の上、素早く入店。

アンケートに答える

受付の男性店員にコースの確認、指名の確認を済ませ、料金の支払いを済ませると、プレイ内容について事前にアンケートを書けと言われ、バインダーに挟んだアンケート用紙とボールペンを手渡された。

そのアンケートには、

①自分がSかMかどちらのプレイを望むか?
②好きなシチュエーションは何か?
③言葉責めは有りか?
④分娩台に乗ることも辞さぬか?

などなど10項目以上の質問があったので、

①Mを望む に〇を付ける。
②女教師と生徒 に〇を付ける。
③言葉責め 有 に〇を付ける。
④分娩台 辞さぬ に〇を付ける。

といった風に全ての設問に回答して、

『こんなアンケート、形式だけで、別に関係ないんだろ』

と思いながら受付店員に提出した。

個室へ行く

数分待たされたのち、私の担当女性がやってきて個室に入る。

個室では、服など脱ぎ、シャワーに入りながら、

「今日仕事だったんですか?」

など、世間話として、自分が昨日青森から札幌に異動してきた旨などを聞かれるままに話した。

シャワーから出ると、担当者が私が書いたアンケートが挟んであるバインダーを熟読したかと思うと、表情が一変し

「おら、分娩台に座りな!」

というので、虚を突かれたようになり驚いていると

「ほら、早くすんだよ!」

と急かされて、分娩台によじ登る様に座って股をひらく。
イメージプレイなるものが始まったらしい。

これまでの生涯で、演技とかそういうものに一切触れてこなかった私としては、どうしたもんだか迷ってうちに、あれよあれよとベルト的なもので手足を縛られ

「お前かい?転校生っていうのは?」

という。

本当にアンケートに書き込んだ女教師と生徒でのプレイをしなければならんらしい。

これまで演技の勉強はおろか、イメージプレイをしたことがないので

『やっべえな』

と思うが、待ったなしで演技はスタートしている模様である。

稽古不足を幕は待たない、恋はいつでも初舞台、などと梅沢富美男の夢芝居の歌詞が頭に浮かぶ。

すると

「ほら、お前、先生に会いたくて、わざわざ青森から転校してきたんだろ?」

と、シャワータイムでの世間話をも、プレイに取り込んでくる筋金入りのプロ根性に関心しつつも、私が人生で初めて頂いた役が、エロ女教師会いたさに、わざわざ青森から転校してきた、とんでもねえスケベ生徒役であることに情けなくなる思いがする。

こちらとしても仕方なく

「はい、ボク、先生に会いたくて、転校してきました。。。」

などと、大根役者丸出しの猿芝居でもって応じていると、

「お前、なんで転校生のくせに勃ってんだい?」

「どうして勃ってるか説明してごらん?」

などと言うので、

『なんでって言われても』

と思いつつ、なんて答えていいか、一応セオリーとして

「いやらしいからです」

と答えると

「違うよー!」

 

「血が入ってるからだよ!」

と、

『ああ、そういう物理的な話でしたか』

と、この女教師は、物理の教師であったかと思い、さすがは信頼の〇〇グループ直営店だよなあ、と思ったのである。

っていうか、そのシチェエーションで

「なんて勃ってるんだい?」

って聞かれて

「血が入ってるからです」

なんて答えられるヤツいるかよ。

(つづく)

【青森→札幌】貯めた金をすぐに使い切る方法 1/3

五所川原生活

『おら東京さ行くだ』は、歌手の吉幾三が、自らの故郷を自虐的なギャグとして作詞作曲して歌ったものである。

この曲の歌詞は

「テレビもねエ、ラジオもねエ、車もそれほど走ってねエ」

から始まる有名なものである。

そのモデルとなった吉幾三の故郷と言えば、青森県は津軽半島の、北津軽郡金木町、現・五所川原市である。

その五所川原市に私は、2010年12月から2011年9月までの9か月間、長期出張へ行ったのである。

五所川原での生活は毎日毎日仕事仕事、休日以外は平均して朝8:30から深夜22:00まで仕事。

残業に継ぐ残業で、産業医面談をされたほどである。

で、休日は何をするかと言うと、ただひたすらに寝るのである。

休日くらいどこかに遊びにいけばいいものなのだが、なにぶん遊ぶところがない。
有ったとしても外は雪で
そのため、金を使わず貯まっていく一方。
私の口座には、うなるほどの金が貯まったのである。

五所川原からのススキノ

そういう五所川原での長期出張生活を送ったあと、私が派遣されたのは北海道は札幌市である。

ただの札幌ではない。
札幌市中央区である。

尚且つススキノ超近である。

五所川原からの札幌市中央区。
言っては悪いが日本最大の田舎から日本有数の都会、都会というか歓楽街。

はしゃぐなと言うほうが罪。

私は、五所川原は金を使うところがなかったが、札幌は金を使うところしかないということをこの後、嫌というほど知ることになる。

札幌初日、札幌には旧知の後輩のKがいることもあって、午後早くからKと合流。

Kの案内のもと、時計台やら、地下街やら、札幌市内をいろいろと案内してくれた。

で、ススキノを通りかかり、女性関係にまじめはKは

「ここがススキノです」

「キャバクラや風俗も山ほどありますが」

「くれぐれもこういう悪所には立ち寄らぬように!」

と念を押す。

「俺はそういうの興味ないからよ」

などと答えたが、心の中では早くKと別れたい。
別れてススキノを満喫したいと思い

「Kよ、早く帰れ」

と持ち前の恩知らずさで、念じておったのである。

(つづく)

【焦れば焦るほど】焦ってうまくいくヤツはいない!

焦れば焦るほどおかしくなる人

東京にし住んでいたころ、帰り道にテイクアウトの出来る居酒屋が有った。

もつ煮が200円という破格なので、ちょくちょく買って帰っていたのだが、私以外に買っている人を見た事が無かった。

売上的に、このままではやばいと思ったのだろう、店のオジサンも色々工夫を凝らして客寄せに走り出した。

まずは店先に灰皿やベンチが置かれた。

その次は「ご自由にお取りください」と書かれたアメ玉が置かれ、ぬいぐるみが置かれ、探し猫の貼り紙が貼られ、アイデア募集のノートとペンが置かれ、招き猫が置かれ、
遂には

“よろしくネ”

と書かれた小さな看板をぶら下げられた犬が店頭に繋がれる様になった。

「来るところまで来たな」

と思っていたが、応援の意味も込めて立ち寄ったある日、店主のオジサンに

「いつもありがとう」

「なんか良いアイデアないかなあ?」

「つくねオマケするから頼むよ」

と血走った目で言われて

『なんで俺にそれを聞く?』

とは思ったが

「はあ」

「何か思い付いたら言います」

と答えた。

で、その日から行くのをやめてしまった。

本人が焦れば焦るほど、周りの者は逆に冷めていくものである。

恋愛で焦りすぎるひと

恋愛にしてもそうで、

「誰か紹介してくれねえか!?」

「お願いだから、誰でもいいから紹介して!」

「どんな人でもいい、生きていさえすればいい、頼む!」

などと焦って言えば言うほど、紹介する気持ちも萎え、紹介しないどころか、そいつとの縁を切ることになるのである。

 

かく言う私も

というか私も遂には毎日ブログに書くことがなくなってきて、

ねえ!誰かアイデアちょうだい!

お願いだから!

などと、焦りに焦っているのである。

 

 

【IPPONグランプリ】回答者は本番前に先に出題がわかってしまう問題について考える

IPPONグランプリへの疑問

何が腑に落ちないといって、IPPONグランプリでAブロックとBブロックの対戦のあとに、視聴者からの回答を発表することほど腑に落ちないことはない。

などと言っても、IPPONグランプリをご存知ない方もおられると思うので、一応、IPPONグランプリについて説明します。

IPPONグランプリとは?

IPPONグランプリは、フジテレビ系列で不定期に放送されるお笑い芸人対抗の大喜利番組である。

大会出場選手10名がAとBのブロックに5人ずつ分けられ、それぞれのブロックで大喜利を行い、1名ずつ勝者を決定する。
大喜利の回答の審査・採点を行うのはそれぞれ他のブロックに分けられた出場者であり、Aブロックの採点をBブロックの出場者が行い、逆も同様に行う。
審査員は一人2ポイントを持ち点としており、審査員による採点の合計が10点満点を獲得した回答は「IPPON」となる。

各ブロックで最も「IPPON」を獲得した出場者がA、Bからそれぞれ1名決勝戦に進出し二人で大喜利勝負をし、優勝者を決めるというもの。

このAブロックとBブロックの対戦のあとハーフタイムショーというかセットチェンジの時間を埋めるためだと思うが、番組チェアマンである松本人志の回答や、事前にフジテレビのサイトで募集した視聴者からの秀逸な回答を発表するのである。

で、冒頭に書いたこれが腑に落ちないと言うのである。

よく考えてみよう

対戦の直後に、事前にフジテレビのサイトで募集した視聴者からの回答を発表するのである。

ということは、出場者もフジテレビのサイトを観れば事前に問題がわかるということである。

芸人である以上、プライドをかけても事前にそれを観るようなマネはしないと思うが、ただ、見ることができると言うところが腑に落ちないのである。

しかし、実際にはどんな風に視聴者からの回答を募集しているか見てみなければ真相はわからん。

出場者には事前に出題が観られないように工夫しているかもしれん。

ので、実際に観てみました。

番組サイトで試してみた

まず、フジテレビのサイトに入り、フジテレビIDを取得する。
空メールを送信すると仮登録のメールが届く。

そのメールに記載のURLにアクセスし、個人情報やパスワードを決めればフジテレビIDの取得は完了である。

その上でIPPONグランプリのサイトに行き、出題にチャレンジできる。

 

チャレンジを押して、参加するを押す。

 

 

答えなくても「スキップ」ボタンを押せば次の出題を見ることができる。

これ何回でも出来る。

もしかして、相当数の出題が有り、本番まではどれが出題されるかわからず、事前に出題が観れたとしてもほとんど役に立たないのかとも思ったが、何回試しても、本番で出題された問題しか出てこなかった。

つまりは、誰でも事前に出題をみることが出来たのである。

しかしこのサイトでは『写真で一言』は事前に確認不可能。

また決勝戦の出題も確認不可能。

難しいところ

番組側としても、視聴者とも繋がっていたいし、視聴者の回答でも面白いものはあるし、また視聴者も挑戦したいだろうし。
かといって出場者に、事前に問題を開示しておいて、本番当日は事前に回答をご用意の上集まってもらうなんてやったら大喜利は台無しだし、どうすればよいのか?

個人的には大好きな番組であり、出場者は事前に出題を把握した上で回答を用意しているのではなく、その場で出題を見て、その場で回答していると思っているので、どうかこの腑に落ちない点を改善して欲しいと願っている。

私の案

全くの大きなお世話でしかないのだが、一応私は考えました。

私としては、先に書いたように番組サイトでは、本番で使われる出題の100倍近い相当数の出題をし、本番まではどれが出題されるかわからず、事前に出題が観れたとしてもほとんど役に立たないようにするか(放送作家が出題を考えるのに相当苦労するので難しいと思うが)、視聴者の回答を募るのは大会の収録が済んでから行い、別録でこのコーナーを行うかしかないと思っている。

繰り返しになるが、私の好きなIPPONグランプリは、同じ大喜利でも、予定調和の笑点のようにならないで欲しいのである。