【突然のリストラ危機】 その時、私の右往左往

突然の業務縮小

 

2009年頃の話。

当時の東京の勤務先が業務縮小することとなり、一か月後までにそれまでとは別業務となるが、会社に居残るか退職するかの二択を迫られた。

回答は一旦保留とし、

「10年以上務めたし、良い機会と考えて転職をしよう」

と考えて友人・知人にいろいろ相談して回ったところ、小さいながらも自分でデザイン事務所を経営している友人が会社経営も大変な中、

 

「本当にやる気ありますか?」

「ある」

「そうですか、でもうちも厳しんですけど・・・」

「・・・月15万円でいいなら」

 

との返事。

非常にうれしいながらも

 

『15万円では生活苦しいなあ』

 

の思いはあったが、デザインの勉強を頑張って、昇給、ゆくゆくは独立!
などとお得意の取らぬ狸の皮算用をし、

会社には

 

「辞めます」

 

と伝えた。

 

捨てる神あれば…

 

勤務先は、業務縮小の関係で残りの期間を新潟にある営業所で二週間ほど働く必要があるとのことで、数日後に新潟行きを控えたある日、何人か大勢で集まる機会があり、これまでの経緯を面白おかしく語っていたところ、その時、全くの初対面の年長者のかたから

 

「だったらうちの会社に来ないか?」

「君みたいにぶっ飛んだ人材がうちには今いなくてね」

 

という。

 

何の会社か聞くと、軍事的な備品やらなにやらを海外から買い付けて、関係当局へ卸す商社だという。

 

「俺、高卒ですけど?」

「というか工業高校卒業ですけど?」

 

と言うと

 

「そんなのは関係ないんだよ」

「もちろん、英語はしっかり学んでもらうよ」

「でも、君みたいなぶっ飛んだ人材が我が社には必要なんだよ」

 

初対面で人のことをぶっ飛んでいるぶっ飛んでいると言われることに多少違和感はあったものの

 

「こういうお堅い商売の人には俺のようないい加減に生きてきた人が珍しいのかもな」

 

と思い、聞けば給料もタップリ!

その上、地元の軍事施設に月1回は通わねばならぬが、むしろ私にとっては会社の金でちょくちょく帰省ができるとあって一石二鳥。

 

「では、新潟出張から帰ってきたら、改めて連絡をください」

 

とのことで名刺をもらって別れた。

 

デザイン事務所は?

 

別れた直後の先述のデザイン事務所の友人に電話

 

「あのさあ!」

 

「やっぱりこの間の話いいわ!」

 

「なしで!!」

 

と我ながら人でなし。

もうその日から浮かれる浮かれる。

 

 

新潟到着

 

新潟では

 

「東京が縮小されてこの後、どーするんですか?」

 

と聞かれるたびに

 

「まあ、私の場合、商社に決まったからねえ」

「商社マンなんで、商社のマンなんで」

「がはは」

 

とよくわからないことを言っていたのである。

 

(つづく)

【ヒドいあだ名】 史上最低のドイヒーニックネームNo.1

それは中学の同級生

 

中学に入学したときの話。

別の小学校から入ってきた同じクラスになった当時で100キロを優に超える体重の男子がおり、彼の小学校時代からの友人は彼のことを

「ブーコー」

と呼んでいる。

や、これいじめでしょ?

と思ったので、そんな呼び方はやめようと提案するが

「別に悪気があってそう呼んでいるのではない」

「彼は親からそう呼ばれている」

と飛んでもないことを言う。

ウソつきやがれ!と思っていたが、その後、彼と親しくなって彼の家に遊びに行くと本当に母親が階段の下から我々のいる二階の彼の部屋に向かって

「おいブーコー!」

「友達にお茶持ってけ!」

と本当にブーコーと呼ばれていたので、素直にボクも

「ブーコー」

と呼ぶようになった。

 

ブーコーもブーコーで自分ちのじいさんのことを

「おい、しげお!」

 

と呼んでおり、呼ばれたじいさんも

 

「おう、ブーコー」

「ビーフジャーキー友達に出してやれ」

 

とブーコーの家はとても金持ちで豪邸に住んでいたが、金持ちは金持ちでなんかざっくばらんというか、バランスが崩れているというか、いろいろと複雑なのかもしれないと子供ながらに思ったものである。

 

ブーコーの腕力

 

 ※写真はブーコーではありません。この二倍くらいあります。

 

ブーコーは、とても温厚な性格で、10歳は年上と思えるくらいに落ち着いていて精神年齢も高い上、体がでかく、それに比例して腕力も物凄い。

誰もかなわないがために、力自慢というか、不良界で名を馳せたいバカが

〝怪力ブーコーを倒した〟

という看板が欲しいために、全くケンカをする気のないブーコーに挑んでくることが多々あった。

が、ブーコーは、どんなに強そうなやつでも、どんなに悪そうなやつもかなわずだいたい一撃で戦意喪失させるか、戦意喪失せずに果敢に立ち向かってくるヤツにはお得意のベアハッグで呼吸困難に陥らせすぐに降参させていた。

中には

「腕力はあっても走力はない」

「あいつを倒すには殴って逃げればいい」

などといい、実際にそうしたが、当たりまえに、あとで捕まって、死ぬ思いをさせられている者もいた。

 

ブーコー大人になる

 

ブーコーは成績は悪くなかったが、父親が工場の経営者だったので、ボクと同じ工業高校に入ったが、柔道部の顧問からの必死の勧誘から三年間逃げ続けた。

卒業後、こちらが上京したこともあってだんだんと疎遠になったが、ある日、なんの用事か忘れたが、電話をくれたことがあった。

たまたまそれに出られず、留守電が吹き込まれていた。

再生を押すと

「もしもし」

「ブーコーです」

「また、電話しま~す」

と言って切れた。

懐かしさとともに

「自分でブーコーっていうなよ!」

 

と突っ込まずにはいられなかった。

ちなみにブーコーは現在、激痩せし、超スリムです。

 

【会社でのマナー】会社で嫌われている人が言えないセリフはコレだ!

  その昔、エレベータに乗っていたら、同乗していた見ず知らずのおばさんが突然、  

 

「あの頃楽しかったよね?!」

 

  と声を掛けてきた。

 

  「え?!」

 

  と思わず声を出したら

 

 「や、だからあの頃さ・・・」

 

  と黄昏の表情をされて、一刻も早くエレベーターが目的階につくことをひたすらに念じていていたことがある。  

我勝ちに突然、声をかける人

 

年齢のせいもあると思うのだが、ある程度の年齢の人で、ちょっと気づかいの出来ない人が、 このように突然話しかけてくる傾向にあると思う。

相手の状況関係なく、突然話しかけてくる。

 そういう人は、職場や学校で、誰かを割と重要なことを話し合っていても、 突然割り込んできて

 

  「今日って何曜日~?!」

 

  とか

 

  「○○さんって今日出勤?!」

 

  と言ってくる。

 

わざわざ割り込んできて聞くことか?

 

だいたいそれくらい自分で調べろよという感じである。

  また、集中して仕事をしているときでも、遠くの席から

 「○○くーん!!」  

 

などと大きな声で話しかけてくる。

 

  「ちょっと来てー!」

 

  とか。

 

もうこっちの状況関係なし。

もう自分のことだけ! で行ってみると、わざわざこっちが行く理由もなく

 

  「おまえが来やがれ!」

 

  と思うことになる。

   

看守根性

 

こういう人は、用事もないのに人の会話に割り込んだり 集中していることをあえて妨げることに快感をおぼえたりしていて よくみると前が膨らんでいる。

(膨らんでません)  

こういう人が、飲食店などで店員に対して横柄な態度をとるんだろうと推測される。

喫茶店などでもなんだか知らないけど怒ったような声で

 

「コーヒー!!」

 

などとぶっきらぼうに言ってるんだろうな。

お互いが気持ちいいように

 

「コーヒーください」

と言えんか?

殺伐とした人生を送っているんだろうなあ。

まったく哀れなり。    

 

パソコン画面を凝視していると、ボーッとしているのか集中しているのか区別がつきにくいので、 普通の感覚なら

 

「もしかしたら集中しているのかもしれない」

と考えて行動するだが、こういう人々は

 

「どうせボーッとしてるんだろう」

 

と往々にして性悪説に基づいて生きている傾向にあるのでこのような行動に出てしまうのである。

 

今、声かけて大丈夫?文化

   

 

そういう人たちを今更立ち直らせることは困難なので、これを読んで共感してくださる方々に提唱したいのは、

 

〝今、声掛けて大丈夫?文化〟

である。

  急ぎのようがあるけど、その相手が誰かと話し合っているとき、

または パソコン画面を凝視していて、多忙なのかそうでないのか判断が難しいとき、 などに  

「今、声掛けて大丈夫?」

 

  これで行きませんか?

  気遣いの出来る人が言っているセリフ、それは

 

「今、声掛けて大丈夫?」

 

ってことにしようこうなったら。

(どうなったらだよ)

【いけないナイトプール】真似するとケガします!③

連行

 

静寂の世界から急に騒がしくなったこともあり、心臓もバクバクで、当ブログの読者は全員ご存知の教育テレビのばくさんのかばんの、ばくさんの登場シーン状態。

 

 

「バークバクバクバク~!」

 

(知りません)

 

パトカーから二名のポリスの方が降りてきた。

セキュリティ会社のおじさんがプールのカギを開け、ポリスの方から出てくるように指示される。

 

「手を挙げろ!」

「抵抗すると撃つぞ!」

 

などと言われるはずもなく

 

〝やれやれ〟

 

と言った感じで

 

「署まで同行願おう」

 

とのことでパトカーの後部座席に乗り込もうとすると

 

「ちょっと待って」

 

と言われて、ポリスの方が濡れている私の体で車が水浸しにならぬよう後部座席にビニールシートを敷いた。

私はその上に座り、ドアが閉まり、署に向けて連行されていったのであった。

 

 

事情聴取

 

署につくと、階段で二階へ上り、ドラマでみるよりは小綺麗な感じの取調室らしき部屋へ通された。

 

「では調書をとるから」

 

「はい」

 

「なんでプールに忍び込もうと思ったの?」

 

〝漫画を読んで〟

 

などと答えられるはずもなく、

 

「・・・暑かったので」

 

と答えると

 

「それだけか?」

 

と言うので

 

〝工業高校出身なもんで〟

〝青春を取り戻したかったもんで〟

 

などと答えられるはずもなく、

 

「・・・ダイエットしようと思って」

 

と答えると

 

「家で水風呂入って近所走れ!」

 

と当たり前のことを当たり前に叱られてしまった。

 

「最近は変な人間も多くて」

「プールに糞尿などを撒いたりする者もいる」

「お前はそんなことしてないな!?」

「してません」

「今、市長に連絡して起訴するかどうか確認するから」

 

と言って数十分待たされた。

 

待たされている間にポリスの方々も、ある程度私がそこまでのワルではないとわかると世間話をしてくれたりするようになった。

 

部屋に据え付けられている電話が鳴って、主に話し相手になってくれているポリスの方がソレに出る。

 

「市長は起訴しないそうだ」

 

という。

 

〝こんな夜更けまで市長も大変ですね〟

 

などと言えるはずもなく

 

「ありがとうございます」

 

と答えた。

 

 

 

調書完成

 

さらに数分後、さきほど聞かれた内容が活字になった調書がが机の上に置かれた。

その紙には

 

「私、岡村〇〇は、平成〇〇年、〇月〇日、〇時〇分頃」

 

「暑かったのと、ダイエットのため、深夜に市営のプールに忍び込み連行されました」

 

「深く反省しており」

 

「今後は、二度と繰り返しません」

 

などと書かれており、調書に〝暑かったのと〟などと言った通りに書かれていることがおかしかったが、それに署名するよう促され署名をし、釈放されたのであった。

ここ数年、ナイトプールが流行っているが、このような真似は決してしてはいけないのである。

【いけないナイトプール】真似するとケガします!②

深夜のプール

 

さて、いよいよ念願の深夜のプールである。

衝動的に潜り込んだため、もちろん水着などは持ってきていない。

衣服を脱いでプールサイド置く。

全裸になるとプールへと静かに入った。

とりあえず平泳ぎで15メートル程度、軽くクロールを2~3掻き、ちょっと潜水、けのび、などをしたらもうする事がない。

 

プールに入って5分も経っていない。

 

「せっかく手足を負傷してまで忍び込んだんだから」

「もうちょっと居ようかな」

 

とただ水に体を浮かせて黒柳徹子さんお得意のポーズをこのブログを読んでいる人は当たりまえにしっていると思うが
(知りません)
それをしていたら、遠くで何か光ったような気がした。

 

「すわっ!」

「ロボコップ!?」

 

と思って体を水中に沈め、鼻の穴から上だけを水面に出して音を立てぬようにプールの隅にゆっくりと移動。

水面に懐中電灯の光があっちへ行ったり、こっちへ行ったりしている。

 

「はやくどっか行けロボコップー!」

 

と思っていたら目の前がパッと明るくなり、
もろに懐中電灯で顔を照らされた形となった。

今思うと、向こうの人も怖かったに違いない。

 

「もはやこれまで!」

 

 

やってきたのはロボコップ?

 

とザバァと音を立ててプールサイドに上がると、懐中電灯を持っていたのはロボコップではなくセキュリティ会社のおじさんだった。

 

〝いやあ、どーもどーも〟

 

という感じでフリチンで頭を下げながら

 

〝まだまだ残暑が厳しいですな〟

 

といった風情で脱いだ衣服を持ち、

 

「もう出ますから」

 

と言い、とりあえず衣服をフェンスの向こうに投げようと思ったら、

 

ウーーーーーーーーーーーーーーーッ

        ウウーーーーーー!

ウーーーーーーーーーーーーーーーッ

        ウウーーーーーー!

 

とサイレンの音がして、パトランプパッカパカでパトカー登場。

 

〝これはこれは〟

〝ポリスのみなさんこんばんは〟

 

と、ひとまず心の中で挨拶をしたのである。

(つづく)

【いけないナイトプール】真似するとケガします!1/3

ハロルド作石先生作品の影響

 

漫画家のハロルド作石先生とは全く面識はないが、同郷で、中学校の6年先輩であることもあって、勝手に親近感をもち、もちろん作品がとてつもなく面白いのが前提だがデビュー作の『ゴリラーマン』から全作読んでいる。

 

彼の、映画化もされた『BECK』というバンドを描いた作品の連載が開始されたころ、この作品の中に夜、学校のプールに忍び込んで憧れの女性と泳ぐ美しいシーンがある。

そんな経験は自分にはないのだが、周りの友人に聞いてみるとみんな嘘か本当かしらないが、夜の学校のプールに忍び込んで泳ぐことは一回ぐらいは経験があるという。

私がアホであることをこのブログを読んでいる人は全員しっていると思うが

(知っています)

アホ故、何事にも影響を受けやすく、

 

「俺は工業高校で、学生生活にはそんな思い出はなかった!」

 

「俺も夜のプールで泳ぎたい!」

 

「青春を取り戻す!!」

 

と、思っていたところ、夜に散歩をしていたら、ちょうど季節が夏であり、当時住んでいた都内某市の屋外市民プールがあったので絶対にやってはならないことなのだが、くれぐれも、絶対にやってはならぬことなのだが、衝動的に忍び込むことにした。

(アホ)

 

一応、誰か見ていないか周りを見渡す。

人はいなかったが、プールを取り囲むフェンスに

 

〝このプールは24時間機械監視されています〟

 

とプラスチック製の注意書き看板が掲げられている。

 

プールに忍び込んではいけません!

 

改めて辺りを見渡すが、機械で監視しているようにはとても見えない。

 

「機械監視?」

 

「面白い」

 

「ロボコップ呼んで来い!」

 

などと訳のわからんことを思い決心を固めたが、フェンスの上には案の定、鉄条網が張り巡らされている。

 

 

フェンスを掴んで一歩一歩登っていきながら

 

「ノーロープ」

 

「有刺鉄線」

 

「電流爆破」

 

「デスマッチ」

 

などと恥ずかしながら大仁田厚直撃世代として、口にしつつ頂上へ到達。

多少の鉄条網での傷には目をつむり、フェンス頂上からプールサイドへ

 

「飛翔天女!」

 

などと言って、飛び下り、足を負傷しながらも着地したのであった。

 

(つづく)

【お尻の火傷】 裸で石油ストーブをつける危険性!傷跡は残るのか?

一瞬の不注意で、大事になる

 

そもそも部屋で裸で居たのがわるいのだが、今年の3月の土曜の寒い夜に石油ストーブで右の尻を火傷してしまった。

 

石油ストーブを付けて酒にベロベロに酔い、暖かいのをいいことに、全裸でストーブにケツを近づけておったら、右の尻をストーブ全面のグリルのようなところに

ジュッ

と押し付けてしまったのである。

 

(熱っ!!!!!!!!!!)

 

と思って尻を触ると、尻の皮が伸びて手のひらにビニョーンとくっついた。

みると患部は拳一個分程度。

 

 

慌てて何回か触ると、触っただけ皮がめくれるので、それ以上触らぬようにして、とりあえずシャワーで患部に冷水をかける。

 

というか三月なので寒くて、1分と続けられない。

ので仕方なくペットボトルに冷水を入れて、尻を冷やしていた。

場所が尻だけに医者にいくのもどうかと思って、とりあえずは放っておいていいものかどうか、スマホで

 

「臀部 やけど」

 

とか

 

「お尻 火傷 ストーブ」

 

などで検索するも、ヒットするのは

 

「児童虐待」

 

的なものばかりで有効な情報を得られず。

 

「跡が残るのか??」

 

「我ながら美しい尻なのに」

 

などと思っていたらボーッとしてきた。

 

酒に酔っているからかなんなのかわからんし、ひとり暮らしなので、ベロベロで救急車呼ぶのもおかしいし、タクシーで行くのも金かかるし、とりあえず今夜はこのまま寝ちまおう、とすっごく痛かったが、更に酒を飲んで前後不覚になって眠りに落ちた。

 

翌日も日曜なので、ケツのやけどごときで救急病院に行っていいものかわからず、とりあえず放置。

 

 

とにかくすぐに病院へ(救急病院でいい!)

 

翌月曜になって、恥ずかしがっている場合ではないと医者にいくことにしたが、意外と、火傷って何科に行ったらいいかわからない。

調べて皮膚科であると判明し病院へ行く。

なんですぐにこないか叱られたので、

 

「土日だったし、酔っていたし」

 

と答えると、お医者さんは

 

「本当はすぐに、酔っぱらっていても救急病院に行かなくてはいけなかった!」

 

「そうすれば跡が残るのも少なくて済んだ」

 

とのこと。

 

たとえこれが土日祝日であっても、我慢して平日を待つことなくすぐに救急病院にいかなければダメだということなので、火傷しないに越したことはないが、あなたも同じ状況に陥ったり、陥ったひとがいたら、すぐに病院にいくようご注意ください。

 

やけどして、これ読んでる人は、とにかくもう読むのやめて病院に行きましょう!

 

尻の傷跡

 

結果としては、すぐに冷水に冷やしたことで、大事に至ることはなかったが、もの凄い痛みが1~2日続いた。

 

傷跡といえば、形は元通りになったものの、火傷跡の皮膚の色が黒ずんでいる。

2年ほど前に、同じような火傷を足に負ったことがあるが、その皮膚の色はだいぶ元通りになっているので3年もあれば尻も元に戻るのではないかと思っている。

 

そのため、3年はグラビアの仕事は受けられない。

【舞台観劇ビギナー】 はじめての観劇のマナー

初めての観劇

 

15年ほど前、知人の出演する劇団の芝居を観に誘われ、行くことにしたのだが、お芝居などは「ワルのポケット」とか「うりどろぼう」だとかいう子供向けのを小学校の観劇会で観た以来であり

 

「芝居っていうのはあれだろう?」

「歌舞伎とかみたいなのでしょう?」

 

と思って、

 

「ビールのみながら、弁当つつきながらみるべ」

 

と、途中のコンビニで弁当、ゆでたまご、ビール(500ml×2)を買い込み劇場へ着いた。

劇場は小ぶりな貸しホールに、十字型のステージが組まれ、その十字の空いたスペースに観客が座るというもの。

 

さすがに私も、

 

「これは、歌舞伎と違うべ」

「弁当食える雰囲気ではないべ」

 

と弁当を断念。

とりあえず、十字型ステージなため、変則的な客席であり、

 

「すいません」

「すいません」

 

と五六人に頭を下げ、少し膝を曲げてもらって廊下に出、そそくさとお手洗いにいき、個室に入ってビール500ml缶×1を一気飲み。
ゆでたまごを貪り食った。

我ながらおぞましい。

 

残りの一本がどうしても飲みたい

 

 

自席に戻って開演をまっていたが、少し酔いが回ってきて、残りのビールがどうしても飲みたいが、再びお手洗いに行くにはまた、すいません、すいません式で行くのも億劫で

 

「この席で飲んじまえばいいっぺ」

「劇が始まる前に飲んじまえばいいっぺ」

 

と思ったが、十字型のステージなので、15メートル先にも向かい合うようにして観客がおり

 

「飲んでるとこ見られるの恥ずかしいべ」

「アル中と思われるべ」

 

となる。

 

(っていうか、なんでこんな変なステージなんだよ!)

 

と多少腹が立ったが、仕方なくジャンバーの下で

〝プシッ〟

とプルトップをはがし、逮捕された犯罪者のようにジャンバーで顔を隠し、

〝グビビビビ〟

と残りのビールを一気飲みしたのであった。

 

芝居が終わり、立ち上がると、向かいの観客席からすたたたっと駆けつけてきたのは知人の女性。

 

「あんたが上着に隠れてビールのんでるの、私の友達もみんな見てて爆笑してたのに気が付かないの!?」

「まったく恥ずかしい!」

 

といった具合に叱られてしまった。

 

私はこのとき、自分では隠れてるつもりでも結構みられてることが多いということと、劇団の芝居は歌舞伎や相撲とは違って、飲み食いしながらみるものでは無いということを知ることとなった。

 

みなさん、くれぐれもご注意を。

【はじめてのカツラ】 私の頭はサイコビリー!

私のヘアースタイル

ここ5年私の髪型は基本的にモヒカンである。

パンクスを自称しているにも関わらず、美容室で

「ソフトモヒカンで」

などと、〝ソフト〟など言っていたのが気に食わず、

「モヒカンで」

と言ったのがきっかけでそうするようになった。

 

するとだいたい美容師さんに

「モヒカンって、あの?」

「えっ!いいんですか?」

とギョッとした感じで言われるが、

「やっちゃってください」

と言って、普通にやってもらう。

 

しかし、ある日、当時担当してくれていた美容師さんが、どうみても私がドン・キホーテで購入した1500円程度のヒゲバリカンと同じバリカンで私の頭を刈っているのをみて、ただ側頭部を刈るだけではあるし、自分で言うのもなんだが、たかがモヒカンごときに美容院代をかけるのが惜しくなり、3年くらい自分でモヒカン刈りにしておった。

ただ最近は、近所にバーバーショップなる、美容院より安い店が出来たこともあり、そこに通ってサイコ刈りをしていたのだが、ここへ来て急に職場から私のヘアスタイルに物言いがついた。

 

 

※これがサイコ刈りです。

 

物言いのいきさつ

私が勤めている会社では、全国各所にある事業所の者達が遠方に居ながらも、それぞれの顔をみながら打ち合わせをすることができるテレビ会議とかいうものを定期的に行っているのだが、たまたま私がそれに出席し、私のヘアスタイルをみた別事業所のお偉いさんが

「あの髪型はいいのか?」

と仰ったそうで。

「サイコ刈りのなにが悪いんだ?」

と詳しく聞けば、よくわからないが、社会人らしくないんだそうで

「もっと無難な髪型に直せ」

と仰っているらしい。

そこで、私のいる事業所の者が、

「うちは、問題ないからいいんだけど」

「ヘアスタイル変えられないかね?」

というので

「変えられません」

と答えた。

そんなことで髪型を変えるぐらいなら、パンクスを自称などしないのである。

「だったら次回からのTV会議どうする?」

と言うので

「じゃあTV会議は、カツラ被って出ます」

ということで収束した。

で、早速Amazonでカツラ発注。

本日、茶封筒に押し込まれたブツが、荒々しく郵便受けに放りこまれておったので開封。

さっそく被ってみた。

 

はじめてのカツラ

 

まず、Amazonでの実際の画像がこちら

 

 

 

お値段驚きの500円。

 

この写真を覚えておいてください。

 

 

 

続いて、届いたブツを私が被ると

 

 

って、このカツラ見本の写真と違い過ぎるだろ!!

なんか中の網みたいのが、おデコにまで出てきてて異常にかゆいし!!

ボリュームもへったくれもねーし!

 

でもまあ会社は、こっちの方が社会人らしいと言うんだから、社会人らしいっていうのは、なかなかに難しいもんなのである。

 

まあ、会社は、これが社会人らしいとは言ってないけど。

 

 

 

 

【パンクスでもドリカムが好きだ!】 人生観が変わるとは?私のドリカム感

人生観が変わるとは

 

よく〝人生観が変わった〟などと耳にするが、私にとってこの言葉の意味がよくわからない。
人生観が変わったと思える出来事がなくて、なんか人より劣っている気もする。

そもそも〝人生観〟そのものの意味もなんなのかよくわからない。

あなたにはわかりますか?

 

とりあえず人生観を辞書で調べてみると

「人生に対する見方」

とか

Wikiであれば

「人間ひとりひとりが、自分自身の人生や人間全般の人生について抱く諸観念のこと」

とかいうことだが、今ひとつ自分にとってはぼやけていて理解できない。

 

周りのひとに具体的にどういうことなのかを聞いてみたら

 

「岡村さんはヘビースモーカーだったのに、今では大の嫌煙家ですよね?」

「それって人生観が変わったっていうんじゃない?」

と言われるが、あくまでそれは私の喫煙観が変わったんではないだろうか?

 

 

意地を張らずに素直になること?

 

で、改めて人生観が変わったと言う人は、何をもって人生観が変わったと言っているかというと、だいたいが

「絶景を見て人生観が変わった」

とか

「名言を聞いて変わった」

「出産して変わった」

などと言うことらしい。

 

絶景みてすごい景色だなあ、奇麗だなあ、自分は小さいなあと思ったり、名言聞いて、自分は間違ってたなあとか思ったり、出産については男性故、知る由もないが、つまりは、人生観が変わるとは、心が洗われるような思いをすることなのか?

それまでネガティブにとらえていたことが、何かのきっかけでポジティブにとらえられた時のことを指すのか?

 

もし仮に、そういう意味だとするならば、若いころはバカだったので、

 

「歌謡曲なんてきいてられっか!」

「ドリカムとか聞いてるやつとはお近づきになりたくねえ」

 

などととんでもないことを言って、周りから大ひんしゅくを買っていた私が、つい先日、無性にドリカムが聞きたくなり、ベスト版のアルバムを購入してしまったのも、いわゆる人生観が変わったというやつなのかもしれない。

部屋でドリカムを流したら顔が真っ赤になりましたけども。

 

この様に、年とともに昔は全く否定的だったものに対して肯定的になっていくのであれば私は数年後、今はぜんぜん良いと思っていない泰葉のCDを聞いて

 

「イッツ・ソー!フライデイ、フライデイ・チャイナタウン!」

(カーッ!)

 

 

と部屋でビブラスラップをもって踊り狂っているかもしれないのだ。

こわあ。