【嫌煙者が愛煙家に「タバコをやめろ!」という本当の理由】どうかタバコは辞めないで~!

180度変わった価値観

私は元喫煙者だが、今は大がつくほどの嫌煙者である。
自分が吸っている時は、嫌煙者を毛嫌いし、

「自分の金で買ったタバコを自分で吸って何が悪い!」

などとのたまっていたが辞めた今では、

「誰の金で吸おうがこっちは迷惑なんだよ!」

と言っている。
つまりは勝手なヤツなのである。

「タバコを辞めろ」と言えば言うほど辞めない

愛煙家に「タバコやめろ!」と言ったて辞めるわけがない。
元喫煙者だからよくわかる。

喫煙者は

「タバコやめろ」

と言われれば言われるほど辞めたくなくなるのである。

 

なぜか?

喫煙者は、だいたいタバコは辞めようと思っても辞められないと思っていることが大きくかかわってくる。

まずは、そのメカニズムを見ていこう。

喫煙者がタバコを辞められないと思い込むメカニズム

だいたいの喫煙者は口では

「絶対辞めるもんか」

などと言っているが、心のどこかには

「辞められたらいいかもしれない」

とは必ず思っている。

が、試しにちょっとやめてみて、一時的なニコチン切れをさも禁断症状が起こっているかのように錯覚し、パニックになり、

「タバコを辞めるには、相当な覚悟がいるな」

と思い

「辞められないわ」

と思い

「誰が辞めるか!辞めてたまるか!」

と、どんどん意固地になり、

「辞められないものを辞めさせようとするヤツ、すなわち嫌煙家!」

「嫌煙家許さん!」

と鼻息を荒くするのである。

どうすればその呪縛から逃れられるか?

では、禁煙に成功する人は、この呪縛をどう乗り切ったのか?

答えは別に乗り切るとか大げさなことではない。

単純にニコチン切れの症状のとき、落ち着いてみれば痛くもかゆくもなく、そもそも禁断症状など無いと気が付いた時、喫煙者は

「禁煙なんか大したことない」

と理解しすんなり辞められるのである。

タバコを辞めた喜びを共有したいのに!

そのため、このタバコを辞めたという、吸わなくてもいいという素晴らしさを分かってほしいがために私は禁煙直後から、喫煙者に対して

「タバコを辞めた方がいい」

「自分たちがいかに臭いかということを理解した方がいい」

「金ももったいない」

「体調もいい」

「というか何より、お前ら喫煙者は臭い」

「仕事中にタバコばっかり吸いやがって、会社にタバコを吸いに来ているのか」

「タバコなどサッサと辞めろ」

「だいたいお前らは臭い」

と言い続けた結果、先述の

「辞められないものを辞めさせようとするヤツ、すなわち嫌煙家!」

「嫌煙家許さん!」

となり、結果、私の周りで私以降タバコを辞める者はおろか、辞めようとするやつさえいない始末である。

嫌煙家が「タバコをやめろ」という本当の理由

で、こっちもこっちで悔しかったのだが、最近は私も考え方が変わってきた。

というのは、

「こんなにタバコを辞めることが素晴らしいということを、何年も教えているのに辞めないなんて」

「こっちの苦労が水の泡だわ」

「タバコを辞めないようなヤツはエラい目に遭え!」

と憎しみがわいてきた。

「一生辞めずにエラい目に遭え!」

「絶対に辞めるんじゃねえ」

と思い、

「どうすれば喫煙者がが一生タバコを辞めないか、一生吸い続けるか、臭くあり続けるか?」

「金を無駄にしてくれるか」

「体調を壊してくれるか」

と考えた結果、しつこく

「タバコ辞めろ!」

「自分たちがいかに臭いかということを理解した方がいい」

「金ももったいない」

「体調もいい」

「というか何より、お前ら喫煙者は臭い」

「仕事中にタバコばっかり吸いやがって、会社にタバコを吸いに来ているのか」

「タバコなどサッサと辞めろ」

「だいたいお前らは臭い」

と言い続けることにしたのである。

ということで、嫌煙家の皆さん、喫煙者に対しては

「タバコをやめろ」

と言い続けましょう。
どうか、意固地な愛煙家が一人でも多く、タバコを辞めないことを願って。

【カッコ良いタバコは、いつからカッコ悪くなったのか?】それはあの日です!

昔はカッコ良かったタバコ

たしかに昔、タバコを吸う姿がカッコ良かったという時代があった。

現在のようにコンプライアンスがどうのこうのという風潮もなく、映画やドラマやでは緊張をほぐすシーン、考えにふけるシーン、ベッドシーンの後、などのタイミングで登場人物はほぼタバコを吸っておった。

ハードボイルドものでは言うまでもなく、主人公は日常的にタバコを吸っておったし、そのタバコに火をつける姿がこれまたカッコ良く見えたものである。

キムタクはドラマでタバコをプカプカふかし、観る方も観る方で

「今度のドラマではキムタクはキャメルを吸っているぞ」

と慌ててキャメルを吸い始める男も大勢いたのである。

が、現在においてタバコを吸う姿はカッコ良いどころか真逆となり、カッコ悪いものの代名詞のようになっている。

一部、それに気が付かず、相変わらず

「俺ってカッコ良いでしょ?」

「ヤニっていい匂いでしょ?」

「タバコを吸ったあとのこの口の周りの毛穴という毛穴から染み出る口臭とタールの入り混じった匂いをかがせてあげるね」

などと言う、とんでもねえことを思い、あまつさえ

「現代の松田優作」

「それ、アタシ」

と、口の中で亀を飼っているのかと思われるほどの悪臭を出して、遠い目をして黄昏た雰囲気を作っていたりするのである。

もう、タバコがカッコ良い時代は終わったのだ。

ああ、こういう人には早くタバコがダサい時代になったことに気が付いて欲しい。

タバコのカッコ悪い化の発端は2002年

では、タバコがカッコ良かった時代からタバコがカッコ悪い時代になったのはいつからか?

いつからといってある日、突然ガラリと切り替わったわけではなく、徐々に変わってきたのである。

禁煙ファシズムなどと言われ始めたのは1980年代からだが、そんなのは当時、ごく一部の嫌煙者と、愛煙家との間で言われていたにすぎず、世間的には

「断然、タバコ、カッコいい!」

の時代であった。

が、2002年に健康増進法という法律が制定されたのが、本格的にタバコカッコ悪い化が始まった発端である。

この法律の中に、受動喫煙防止という条項があり、それには多数の者が利用する施設の管理者に対し、吸わない者がタバコの煙を受動的に吸ってしまうことを防止するために、喫煙所などの措置を講ずるよう求め、努力規定なるものを制定た。
って、この条文に違反しても、法令上なんの罰則はないらしいのだが。

更に同年、都市部で路上喫煙禁止条例がしかれ、その違反者には千円~二千円也の罰金が科せられるようになった。

と、この頃私は恥ずかしながらマナーも頭も悪い喫煙者であり、条例のしかれている地域から条例のしかれていない地域に入ると、さっそくタバコに火をつけ、あろうことか歩行喫煙。

この法律や条例がしかれる前からポイ捨てなどのマナーも取りざたされていたにもかかわらず、吸い終わると平気でタバコを地面に捨て、靴でギュッと決し

「まあ、タバコは葉っぱで、そのうち土にかえるから」

と、とんでもなくふざけたことを抜かしていたのである。

と、まずはタバコがカッコ悪くなった発端の時期は2002年である。

第二の波、2009年

次のムーブメントは駅のホームの喫煙所である。
これがJR東日本では、2009年に概ね取っ払われたのである。

昔は、駅のホームには当たり前のように喫煙所があり、そのうち、駅のホームの端っこに一か所だけ残る様になり、そして2009年JR東日本ではホームに限らず一部エリアの駅構内の喫煙所を撤去。

おそらくこの時期くらいだろうが、新幹線ホームの喫煙所もあの、せまっ苦しい人と人ともすれ違うのに苦労する、かた、そこへキオスクで買った大量のお土産袋を持って入ってくる迷惑野郎も登場する、あの喫煙所が登場し、尚且つそれがガラズ張りで、周りからそんなところへ押し込められてまで、タバコとかいう臭いゴミを吸っている姿がさらされ

「哀れだねえ」

「ああはなりたくないねえ」

と世間に印象付けたあたりから、タバコのカッコ悪い化は加速していったのである。

最終的にタバコはいつからダサくなったか?

2002年に端を発し、2009年に加速度を増したタバコのカッコ悪さであるが、ではいつから完全に

「世間的にタバコはカッコ悪い」

に切り替わったかという問題はなかなかに難しい。

とくにこれと言った出来事があった訳でもない。

が、私は、2014年10月31日をもってタバコを卒業した。

私が吸っていた時は、私が吸っていることで、どうにかこうにかタバコのカッコ良さは保たれていたのである。

タバコの唯一のよりどころが私だったのである。

私がやめたからタバコは完全にカッコ悪くなったのである。

ということで、世間的に2014年10月31日を持ってタバコがカッコ悪いと断定された日としまーす。

【タバコを吸い始めるたったひとつの理由とは?】このバカをちょっと見てみろ

タバコを吸い始める理由

タバコを吸い始めた理由のアンケート結果はだいたい

「イライラしたので」

「ダイエットのため」

「二十歳になったから」

「友達のタバコを一緒に吸った」

などと言う回答が多い。
でも、これ全部ウソである。

ウソを暴いていくことにする。

まず、

イライラしたので

これはこういう人もいるんだが、タバコ吸ってみてクラクラしてだいたい一箱吸わずに辞める。
そういう人から余ったタバコを貰ったことがあるのでわかる。
タバコがイライラを解消するツールでないことが吸ってみてわかって辞めるのである。

イライラを解消するのは、タバコ常習者が、タバコ中毒になってタバコが吸えずにイライラし、タバコを吸って落ち着くことを

「タバコはイライラが解消する」

などとのたまうのであって、はじめからイライラ解消のために吸い出すなんていうことは無いのである。

ダイエットのため

これであるが、これは過去にタバコは痩せるか?の記事を書いたのでよければご一読願いたい。

痩せる方法はいくらでもあるのに、なんでタバコを吸おうと思ったのか?が問題である。

ので理由になっていない。

二十歳になったから

これは、理由になっていない。
二十歳になったから、なんで吸おうと思ったのか?が本当の理由である。

 

友達のタバコを一緒に吸った

これが女性がタバコを吸い始める理由の第一位であるという。

これ、こういうの本当に多い。

女性に限らず男でも多い。

「付き合いで」

「仲間外れになりたくない」

等と言う者が結構いる。

これ、未成年とか若手の意見じゃなくてオジサン、オバサンにも本当にたくさんいる。

私の周りにも、いいオジサン、オバサンが、いったんタバコ辞めたくせに何年も経ってからまた吸い出すヤツがいて、そいつらに再び吸い出した理由を聞くと、

「付き合いで」

「友人のタバコを貰って」

などと抜かすのである。

もうこういう人は、何よりも質が悪い。

ずっと吸ってる人より質が悪い。

「会社の厳しいノルマをみんなで達成して」

「あんまり嬉しいから一服しちゃった」

と、訳が分からんのだテメーは!と、どやしつけたくなる。

と、「友達のタバコを一緒に吸った」という理由は、「ダイエットのため」「二十歳になったから」同様、本当の理由ではない。

なんで友達のタバコを一緒に吸おうと思ったのかが問題なのだ。

タバコを吸い出すたった一つの理由

なんで、この人は、会社の厳しいノルマをみんなで達成したから吸おうと思ったのか?

なぁぁぁぁぁぁーんでか?

 

と、堺すすむ的に言えば、タバコを吸う理由、即ち、「格好をつけたいから」しかないのである。

※画像は堺すすむ。知らない人は親に聞こう。

「俺だって昔は吸ってたんだぞ」

「舐めてもらってはこまる」

などと誰も舐めていないのに思う。

 

私は恥ずかしながら元重度のタバコ狂いだっただが、もともと吸い始めたのは自動車学校で同年代の奴らが喫煙所でタムロしているのをみて

「俺も舐められたくない」

「格好をつけたい」

と吸い出したのである。
で、

「練習」

などといって、一人で部屋でコソコソ吸って、友達の前で吸うことに優越感を感じていたのである。

我ながら愚かである。
というか、ただのバカである。

が、所詮、タバコを吸っている奴は全員似たり寄ったりでとどのつまりは、「格好をつけたい」しかないので、タバコを吸っている人は今後、吸い始めた理由を聞かれたら、四の五の言わずに

「格好を付けたかったからです」

と、お答えくださーい!

【喫煙者の救済策】そろそろ楽になっちゃえば?

駅の喫煙所

 

駅前の喫煙所に、このような注意書きが足されている。

 

 

大変ご苦労なことである。

 

こんな小屋みたいなところに押し込められて。。。

 

「なんか解決策はないか?」

 

と悩んでおられる愛煙家の皆様に解決策をお伝えしたい!

 

タバコを、やめりゃあいいんである!

 

と言うか撤去だ撤去だ!!

 

 

よくある愛煙家風景

 

「またタバコが値上がりしましたなあ」

 

「いやはや昨今の愛煙家いじめは度が過ぎませんか?」

 

などと話し合って居る。

確かに行き過ぎている感がある。

 

生きづらい世の中になっていることに嘆く愛煙家の皆様に解決策をお伝えしたい!

 

タバコを、やめりゃあいいんである!

 

 

愛煙家向けの雑誌「コンフォール」

 

その名もCONFORT。

表紙をつらつら見てみよう。

 

★2014年No.9

 

 

免疫力を上げるタバコをより楽しむために「断食」のすすめ。

 

って、普通の断食するほうがいいんじゃないのか?

 

★2014年No.10

 

 

「タバコをやめようと思ってはいけない」

 

って、なんでだよ!

田中義剛風に言えば「なしてだべ!」

ほかに

〝タバコの煙と一人で遊べるのが大人の男だよ〟

 

などと黒鉄ヒロシが言っている。

読めば読むほど意味が分からん。

 

★2015年No.12

 

 

「葉巻ほど楽しませてくれる女がいるかい?」

北方謙三

 

って、いるだろ?

一生、葉巻と二人で遊んでろ。

 

★2016年のNo.17

「タバコを吸うヤツはみんな仲間だよ」

哀川翔

 

だったら

 

こいつも哀川翔と仲間と、そういうことにしておこう。

 

★2017年No.21

 

「マナーをまもって一服お吸いなまし」

柳家喬太郎

2017年になると愛煙家の主張もこれまでの男尊女卑思想からやや軟化してくる。

 

楽になっちゃえよ

 

などと書いてきたが、私は別に日本中全員タバコをやめろとも思わないし、吸ってる人がいても構わない。

自分も数年前までヘビースモーカーという恥をさらして生きていた男である。

 

 

でも、普通に吸ってればいいのに、こうやって嫌煙ブームに必死に抗ってるのをみると、心の底からタバコなんかやめりゃーいーのになーと思うのだ。

 

本当に簡単にやめられるんだから。

 

 

 

喫煙は痩せる? タバコをやめると太るのか?

タバコってかっこいい?

 

 

「タバコを吸ってる人ってだいたいスリムじゃない?」

 

「で、かっこいいでしょ?」

 

等と言う人は、恐らく喫煙者に対して

 

 

 

 

 

 

こういうイメージをもっておるのだろうが、実際のところタバコを吸っているのは

 

 

こういうイメージなので、そこのところをはっきりさせておきたい。

ていうかこれ、世界一ダサいジャケットだと思うなあ。

灰皿、手で持ってるし。

 

辞めたい気持ちはあるけれど

 

「健康のことを考えるとタバコも辞めたいけど・・・」

 

「タバコを辞めると太るから」

 

という人がおる。

 

確かにタバコを吸っているのは痩せている人が多い気がする。

が、気がするだけで全くそんなことはない。

 

むしろ、未だに歩行喫煙などしている者はだいたいデブである。

 

 タバコを吸えば痩せる?!

 

 

極端な者になると、

 

〝タバコを吸えば痩せる〟

 

くらいに解釈しておる者もおる。

 

 

タバコを吸えば痩せるんだったら、パイプをこよなく愛した竹村健一はガリガリなはずだ!

 

 

超ヘビースモーカーの和田勉もガリガリだったはずだ!

 

 

カンニング竹山もガリガリでなければならない!

 

柳原可奈子は!?

 

 

西村賢太は!?

 

 

 

鈴木ヒロミツは!?

 

 

どうしてみんなデブなんだ!

 

 

 

伊集院光はタバコを吸っても辞めても変わらないぞ!

 

というか辞めた現在の方が、絞まっている気がする。

 

 

タバコが痩せるんなら筒井康隆をどう説明する!?

 

 

 

小松左京をどう説明する?!

 

 

 

井伏鱒二を

 

金正日を

 

 

 

金正恩を

 

 

 

私「いったいどー説明すれば!」

 

全員で「ヨイノデショーカ?!」

 

 

(だからこんな番組しらないよ)

 

結婚に後悔した人は大勢いるが、禁煙して後悔した人はいない③

 

心境の変化

 

タバコを辞めると体調や金銭面だけでなく心境も変わってくる

 

「俺たち喫煙家はなあ」

 

「タバコを吸って税金を多く払ってるんだ」

 

「市民税免除しろ!」

 

などと言っていた自分も、タバコを辞めてみれば

 

「まったく訳の分からんことをいっていたなあ」

「っていうか辞めればいーだけじゃん?」

 

と思う。

 

仕事でも

 

「じゃあ、タバコ吸ってきてから会議始めましょう!」

 

とか言うヤツがいるが

 

「タバコを仕事の一環みたいにいうんじゃねえ!」

「こっちはお前らをまってなきゃならんのか!」

 

と怒鳴りつけたくなる。

タバコを辞めても、タバコを吸っている人を悪くいうことはしないぞと思っていたのに、

こんな風になっちゃって、どうもすみません。

 

 

禁煙にかかったお値段

 

当時のハイライトひと箱420円、×4箱=1,680。
プラス 本代1,000として、しめて2,680円。

 

過去に吸ってきたタバコ代

 

二十歳から三十まではだいたい一日ひと箱、それ以降はふた箱から三箱、
それまでのタバコ代(金額の変動もあるので)安く見積もって300円としても
20年間7,305日×300=2,191,500円。

20年間で安く見積もって役220万円である。

40年なら440万円(おそらく今後もどんどん値が上がる)。

 

新車の良いのが変えて、車の中も臭くなくて、歯も白い。

働いても働いても楽にならない。

辞めた今となっては、タバコこそが貧乏神だったんだと思います。

 

というか、まじめな話、金目的でやめたたばこですが、体の変化が本当にうれしいですよ。

 

「うるせえ健康バカ!」

 

の声も聞こえてくるようだが、もしも心の中に辞めてもいいかなって気持ちがあったら
騙されたと思ってためしてみて欲しい。

騙さないので。

 

禁煙に失敗する人

 

・ただ根性でやめようとしてる人

稀に成功する例もあるようですが(宮迫博之さん)、なかなかに難しいうえ、時間もかかると思います。

「徐々に減らしていって2年かけて辞めました」

っていう人もいるけど、私は二年も我慢できる根性がありません。

あと、こういう人は、イライラして周りに迷惑をかけます。

 

・遊びや付き合いで「やめる」と言ってる人

 

「上司がやめたから仕方なく」

 

とかほんと、部下も部下で情けないが、部下に禁煙を強要するような上司も上司でロクなもんではないので早い段階で縁を切っておいた方がいいと思うが、こういう人は失敗します。

 

また一時的に成功したとしても、上司が吸いだしたら自分も吸い出すということに陥ります。

結局、自分自身で腹落ちしないとダメだと思うんですよね。

 

所感

 

ちょっと極端なたとえかもしれないのですが、タバコってDV夫に似ていると思うんです。

 

昔、〝午後は〇〇思いッきりテレビ〟ってのがあって、思いッきり生電話のコーナーがあったの覚えてます?

 

「奥さん!」

 

とか、みのもんたさんが、奥様の悩み相談を電話で行うさまをテレビで映して流すという悪趣味企画。

 

 

あれで奥様が

 

「うちの夫は家に金も入れないで博打三昧」

「私のパートの金も持っていく」

「金を出さないと殴る蹴るで」

 

とか相談すると、顔を真っ赤にしたみのさんが

 

「奥さん!」

「そんな奴と早く別れればいーじゃないの!!」

「なんで別れられないの!!」

とと叱ると

 

「・・・でも、たまに優しいんです」

 

バカヤロー!!!

 

って感じですが、タバコってこの状態に似てると思うんですよね。

 

金ばっかり使って、体にも悪いし、空気も悪いし、臭いし、周りに迷惑だし、歯は黒くなるし、子供の環境的にも悪いし、

でも、たまに優しいんです。

 

 

 

 

 

結婚に後悔した人は大勢いるが、禁煙して後悔した人はいない②

いかにして安くタバコをやめるか、体験談として書いております。

前回からの続きです。

 

 

辞めるまでの期間

 

よく

「辞めるのにどのくらいかかった?」

 

と聞かれるが、辞めるのには一日、というか

 

「や~めた」

 

と思う一瞬で辞めました。

その後、3日、一週間と経って

「あ、大丈夫だな」

と思ったので、決断は一瞬、安定期に入るまで一週間といったところです。

 

 

最初にやったこと

ネットで検索する。

これ読んでいる人は、すでにやっているのでこのブログを読んでくれていると思いますが、
私も同じでまずはネットで「禁煙」で調べました。

当時、ネットのニュースで

 

〝タバコをやめた瞬間から起きる体の変化について〟

 

の記事を読んだり、

〝禁煙をした芸能人〟

 

などのまとめ記事を読んで、
人それぞれの禁煙方法をタバコを吸いながら眺めていました。

 

 

いろいろな禁煙方法

 

・タバコなど世の中にないと思い込む (石田純一さん)
・タバコが吸いたい欲求はせいぜい15秒。吸いたくなったら15秒数えて耐える(タモリさん)
・役作りのため(堺雅人さん、向井理さんなどなど)
・禁煙パッチで(松本人志さん)

 

役者ではないので、堺式は無理!
禁煙に金はかけたくないので松本式も無理!

石田式とタモリ式を試してみたがぜんぜん無理!

だったタバコはあるし、15秒かぞえても、そもそも「出来れば吸いたい」と辞める意思が弱いので辞められるわけなし。

 

目にとまったもの

 

・本を読んでやめました

(椎名林檎さん、今田耕司さんなどなど)

 

その記事では、本当に大勢の人が

〝本を読んで〟

と書いており、なんだそれ状態。

 

 

世界一、安く、意思がなくても禁煙できる方法

 

そこで

〝禁煙〟

〝本〟

で改めて検索しなおして見つかったのがアレン・カー著、禁煙セラピー。

Amazon見ると、数百件の高評価。

お値段1,000円弱。

 

レビューを見るとうまいことばかり書いてあって半信半疑だったが、
値段が、私の一日分のタバコ代程度だったこともあり早速発注。

 

冒頭で

「読み終わるまでタバコを辞めないで」

と書いてある。

字も大きく、これは割とすぐ読み切ってしまうなと思ったのでコンビニでハイライトを4箱購入。

スッパスパ吸いながら役4時間かけて読了。

読了に合わせて4箱吸い切った(一時間ひと箱!)。

 

人生、最後のタバコを山盛りになった灰皿に押し付けて火を消し、家中の喫煙具をぜんぶゴミ袋に放り込んで
喫煙生活に別れを告げることにした。

それまで一時間タバコをやめるなんで出来なかったが、一時間二時間と時間が経過し、
タバコから解放されたことが嬉しくてたまらなかった。

翌朝起きると部屋の空気が澄んでおり、いかに今まで濁った空気の中で生活していたのかを知ることとなった。

 

以後、一週間くらいは、たまに多少吸っちゃおうかな?と、思うことはあったが
禁断症状などは全くなく、すがすがしい毎日を送っている。

 

(次回につづく)

 

結婚に後悔した人は大勢いるが、禁煙して後悔した人はいない

タバコやめよっかな?

 

私は、三年前に40歳の誕生日目前にタバコを辞めました。

それまではハイライト(一本当たりタール:17ミリ)を、
ハイライトが品切れだった場合はロングピース(一本当たりタール:20ミリ)を一日2箱ないしは3箱吸っていました。

「健康を気にしてタールを減らすことにしました」

「健康を気にして1ミリのタバコにしました」

と全く筋の通らんことを言っている人がいますが、
私の吸っていたタバコ一本は、そういう人が吸ってるタバコのひと箱分であり
そのため、歯の裏真っ黒。

真っ黒すぎて表面にもにじんできておりました。

吸っている時は、〝禁煙〟の言葉を聞くだけで腹が立ち、立川談志家元が仰っていた

 

「酒とか煙草をやめるヤツほど、意思の弱いヤツはいない」

に激しく同意し

 

「禁煙?」

「なんでこんないいものを辞めなくちゃならんのだ?」

「仮にタバコ代がひと箱1000円になっても、他の支出を抑えてでも吸う」

 

と、今考えるとムキになっていて、なにかに取りつかれていたようだよなあ。

 

また、喫煙者あるあるだと思いますが、タバコ屋と、タバコを売っているコンビニと、
喫煙所だけは街のどこにあるか把握して、いかにタバコを切らさないかを念頭において生きていました。

これから、そういうヘビースモーカーがどうやって辞めたかを書きますので、
これを読んでいる人で、もしもタバコを辞めたいなと思っている人がいれば、その手伝いができればと思います。

 

 

禁煙に必要な心構え

 

まず、

「絶対やめてやる!」

と思う必要はまったくありません。

思っているのならもうやめられてますよね。

 

私の場合は、

 

「実をいうと、あんまり辞めたくないけど」

「まあ、心の底からタバコがいらなくなったら」

「辞めてやってもいい」

「出来れば吸いたいけど」

「タバコって世間がいうほど悪いやつじゃないよ!」

「っていうか辞めたくない!」

 

という全く軟弱極まりない根性で禁煙にのぞみました。

それでも辞められましたので安心してください。

 

「でも、禁煙って禁煙外来に通ったりするんでしょ?」

「禁煙パッチとか禁煙ガムとか買うんでしょ?」

「パッチやガムがやめられなくなるじゃないか!」

「金がかかるじゃないか!」

「節約のために禁煙するんだから、そんなの買うくらいならタバコ買うわ!」

 

と思うでしょうな。

私もまったくそう思っていました。

(長い文章は読みたくないよね)

(なので)

(具体的な話は次回に続きます)