遂に解明! 有給ではなく、意味なく半休をとる人の心理

忌まわしの半休

 

有給休暇は休暇を一日とっても、賃金が支払われるといったものだが、半休というのは、午前か午後のどちらかのみの出勤。

で、一日分の賃金が支払われ、有給の消化は半日分であるというもの。

 

もともとこの半休制度は

 

「できれば一日休暇を取りたいが、どうしてもその日に片づけるべき仕事がある」

 

とか

 

「繁忙期なので会社の仲間のためにも半日でも出勤したい」

 

などという時にとるものだが、中には何にも用事はないのに、一日休暇をとればいいのに、この半休をとる人がいる。

しかも午後だけ出勤するのではなく、午前だけ出勤する午前半休をとる。

あなたの職場にはいないだろうか?

 

いると答えた人に、さらに問いたいのだが、その人は、割と年配ではないか?

 

なぜなら 、こういう人は、学校が週休一日だったころの、土曜日は午前中だけの授業で帰宅していたころの経験があるからである。

 

そんなのはかなり昔なので、こういう経験がある人はまあ年配である。

 

なんにも用事はないけれど、半休をとる心理について考える

 

用事もないのに有給ではなく、半休をとる心理としては、半日で帰ることのできる、なんとなく嬉しい、明日は日曜日だし、今日は半日だし、今日はドリフターズ観て寝ようという、あの頃の気持ちを味わうべく、ノスタルジックな気持ちを癒すために午前半休をとっている。

 

で、半休で帰るときはいちいち

 

「今日、半休なんで~」

「じゃあお疲れ様~」

 

などと普段はしない挨拶を、ひとりひとりにして回っていく。

この後も勤務する人たちが昼食をとっているところへわざわざ入っていってまで

 

「今日半休なんで~」

 

などと繰り返して居る。

 

心の中では

 

「たとえこの挨拶が午後一杯までかかっても構わない」

 

「この挨拶を受けた人のややひきつった表情をみるために半休とってる!」

 

「この顔をずっとみていたい!」

 

「録画したい!」

 

などという勢いで、昇天の表情をしている。

 

 

ですので、用事もないのに午前半休をとる人は性格が悪いと思って概ね間違いありません。

 

というか、こんなことをいちいち書いている俺の方が性格わるいな。

 

 

 

 

 

 

元気がないときに 私がやっていること②

前回に続いてなんとなく元気がないときに私がやっていることを綴っていきます。

(綴るってほどのもんかよ)

 

眉毛をハの字にしてみる

 

元気がないときは元気のない顔をしている。

眉間にしわがよってたりする。

また、元気があるときは元気のあるような顔をしている。

 

これを逆手にとって、元気のあるような顔をしていれば元気がでるのではないかと、

無理に眉毛をハの字にする。

「ニッ」

という感じにやってみる。

そうするとなんとなく心が軽くなるような感じがする。

 

元気がないときにやってはいけないこと

 

これは飲酒です。

とくに昼から飲んだりすると地獄。

ただただ滅入っていくだけなのでこういう逃げ方はよくないと身をもって進言したい。

 

財布が軽いと心が重い

 

元気がないのは単純に金がなくて不安である場合もある。

ちゃんと計算してやりくりすればなんとかなる。

私は給料日までの半月を6,000円で乗り切ったことがある。

米とモヤシでなんとかなる!

最悪、甘えられるひ人には甘えて貸してもらったりしよう。

私が過去に、甘えた人たち、感謝しています。どうもありがとう。

日光に当たる

 

朝方生活に切り替える

元気がないときは、なんとなく夜型生活になっていることが多い。

ので、当てもなくぶらっと散歩に出かけてみる。

遠くまでいく必要もない。近くのコンビニまででもいいからちょっと外出してみよう。

なんとなく気分が変わります。

 

できれば軽く走ってみる

 

なんか体育バカみたいで申し訳ないが、20分でいいから軽くゆっくり走ってみる。

往年の森田健作のようで我ながら恥ずかしいこととは思いながら、実はこういうことしてます。

だからといって、

「さらば涙と言おう」

を歌いながら走ったりはしてません。

 

人と話す

 

自分の中ではこれが一番効果的。

なるべく仲の良い友達と、なるべくくだらないことを話す。

 

冷水を浴びる

 

最後にもっともトリッキーな方法。

家のシャワーで冷水をバサッと浴びる。

自然と声が出る。

この方法は、その昔、冬にガスが停められたときに仕方がなく行っていたものだが、以外にも気分がリフレッシュされると判明。

しかしみなさんは真似して風邪などひかぬよう、サウナの水風呂などで試してもらいたい。

 

 

と、なんでこんなことを書いたかと言えば自分がなんとなく元気がないからである。

だから水風呂あびてくるぞ!

君も元気で!

わー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元気がないときに 私がやっていること①

なんとなく元気がないとき

 

「別に何があったわけじゃないけど、なんとなく元気がない」

とか

「自分は周りから必要とされていない感じがする」

などと思うときが、単細胞の私にもある。

と言うことはもちろんあなたにもあるであるよね?

なので、なんとなく元気がないときの自分なりの対処法を書いていきます。

 

「いや、はっきりと嫌なことがあって元気がない」

「だからこんなブログを読んでいる場合ではない!」

 

と言われると困るのだが、まあ、お付き合いください。

 

まず、

元気がない=体調が悪い

ということがある。

その昔、アパートで一人

「もう、俺なんか本当にいらない人間だよなあ」

と落ち込んでいた時、大きなゲップが出た途端に元気になり、

「ああ、ちょっと気持ちが悪かったから、なんか大げさに考えたのかな?」

という出来事があって以来、元気がないときはまず、体調が悪くないかを確認するようになった。

 

 

ひもじい、寒い、もう死にたい 不幸はこの順番でやってくる

 

体調も別に悪くないときは、じゃりン子チエと言う漫画の単行本5巻、オバアのセリフ

「ひもじい、寒い、もう死にたい 不幸はこの順番でやってくる」

を思い出すことにしている。

主人公のチエは小学五年生ながら、大阪の下町のホルモン焼き屋を明るく一人で切り盛りしている。

父親のテツは、働きもせずにケンカと博打にあけくれている最低の男だが、憎めない存在。

事前に警察が情報を入手して、踏み込もうとしている大阪カブの会なる賭場にテツが参加。

テツの親友の警察官、ミツルから踏み込みの情報を聞いたチエは、テツの母親のお菊(オバア)と共に、警察が踏み込んだ混乱に乗じてテツを逃がそうと、大阪カブの会の会場である地獄組のビルの横のラーメンの屋台に入って待機している時の出来事。

テツが逮捕されるかもしれず、ラーメンも喉を通らないチエ。

チエ「うち、なんべんもひどい目におうてるけど、テツがブタ箱にほうりこまれるの初めてや」

お婆「ほら、みなはれ、もうそんなこと考えてる」

  「人間に一番悪いのは腹が減るとゆうことですわ」

  「そおゆとき、メシも食べんともの考えるとロクなこと想像しませんのや」

  「ノイローゼっちゅうやつになりますのや」

  「おまけに寒~~~い部屋で一人でいてみなはれ」

  「ひもじい…寒い…もう死にたい!」

  「これですわ」

チエ「うちいややあな~」

 

という、シーン。

これ読んでいらい、私も、元気がないときはとりあえず食べるようにしています。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

【健康診断の服装】  健康診断であるあるについて考える

健康診断の季節

 

健康診断に行き、会場で同じ職場の人間に会うと、お互いに全く知らない人の振りをするのはなぜだろう?

 

多少の会釈程度は行うが、職場が一緒の知人ではなく、あくまで

 

〝ゴミ収集所で何回か見かけたことがある人〟

 

程度の会釈である。

 

たまたま順番の関係で、その人と結構な頻度で顔を合わせてることになっても、あくまで赤の他人で押し通してしまう。

人は何故、健康診断の場所で、この様なつかなくてもいいウソをついてしまうのか。

 

それは恐らく、あの健康診断の際に着替えさせられる、あの独特のオシャレ感覚の一切ない最悪の部類の寝間着のような物を着させられているのが一つの要因で、なんだか素の自分をさらけ出しているようで

 

「こんな姿、人に見られたくない!」

 

と思っているところへ、よく知る職場の人に見られてしまい逃げるわけにもいかず、自分を無くして無くして、結局無視する形となるのである。

 

 

※今日、健康診断だったので撮影してきました。去年よりはマシでした。去年は毛玉だらけのやつだったので。

 

掟破りで声かけてくる人

 

中に、健康診断会場で、あの服を着ながら平気で声をかけてくる人がいるが、そういう人はデリカシーがない上、露出狂の可能性が高いので注意したい。

あれ、職場の知人くらいだからいいが、松任谷由実のDESTINYの心境で、昔、ひどい振られ方をした彼氏と遭遇。

 

冷たくされていつかは見返すつもりで、

それからどこへ行くにも着飾っていたのに

どうしてなの今日に限って健康診断のあの服を着ていた

 

ということでは洒落にならない。

 

健康診断関係者は、このことを肝に銘じて、あの服装をもっと他人と会ってもはずかしくないものにしていただきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

【児童虐待を目撃したらどうする?!】蕎麦屋での出来事

蕎麦屋にて

 

蕎麦屋で蕎麦を食べ始めた頃に、チンピラタイプの若夫婦がベビーカーに乗せた乳児と入店し俺の背後に座った。

旦那の声が

「騒ぐとゲンコツが飛ぶぞ!」

「なんにも食わさねーぞこの野郎!」

と言っている。

嫁は嫁で

 

「天ざるってさ…」

 

などとのんきに言っている。

 

“児童虐待”

 

の文字が頭に浮かぶ。

 

 

チンピラカップル

 

まあ、たまたま近くに座った俺に意見されたくもあるまい。
早く食べて早く帰ろう。

と思っていたら

 

「この野郎!」

「騒ぐとなんにもくわさねーぞ!」

 

と再び聞こえたので、

「てめえの方がよっぽど騒がしいわ!」

と、蕎麦湯を頭から引っ掻けてやろうと振りかえったら、旦那は満面の笑みで乳児にウエハースを与えながら

 

「騒ぐとなんにも食わさねーぞー♡」

 

と言っていた。

声と表情はある程度一致させて欲しい。

【押しつけがましい人】 看板に偽り有り! 説明と実物が伴ってないということ

懐かしい子供会

 

小学生のころ、子供会のクリスマス会があって

 

「今日はケーキをお土産にプレゼントします!」

 

と小ぶりではあるがホールのケーキが一人にひとつづつ配られた。

家に帰って食べたら、思っていた生クリームのケーキではなく、バタークリームのケーキでそれが苦手な私は一口しか食べられなかった。

別に何も間違ったことは言われていないが、勝手に期待して、勝手に裏切られたというなんだか釈然としない苦い思い出である。

 

最近のひとはバタークリームって知っているのかは、この際放っておく。

 

 

嬉しい歓迎会

 

何年か前の話だが、長期で札幌に出張にいったのだが、そこの後輩が歓迎会を開いてくれるというなんとも有難い話。

 

「俺の仲間のやってる店なんで、いろいろ融通してくれるらしいです」

「楽しみにしていてください」

 

というので、食通をうならせる街、札幌ということもありとても期待して幹事の彼の、仲間がやっているという居酒屋に到着。

 

「では、乾杯を」

 

のタイミングで幹事の彼が登場。

後ろには彼の仲間の店主が、Tシャツにタオル鉢巻き姿で、こうよくあるラーメン店の店主がグルメ雑誌などで腕組みをしてこっちをにらんでいるような写真があるが、あの恰好をしている。

 

 

幹事の彼が話し出す。

 

「えー!今日は、俺の仲間のこいつが、いろいろ便宜を図ってくれてー」

「いつものコース以上に豪華な品揃えとなってます!」

「最後に寿司が付きます!!」

 

「イェーイ!」

「ワーワー!」

 

という歓声の中、店主の彼は腕組みのまま満足そうにウンウンと頷いている。

 

 

「えー!そういうことなんで腹いっぱい飲み食いしてください!」

 

「イェーイ!」

「ワーワー!」

 

「じゃあ、仲間からちょっと挨拶を」

 

などといって、なぜだか店主の挨拶を聞くハメになった。

まあ便宜を図ってくれたんだから挨拶がしたいんだろう。

 

すると、店主による、いかに自分が便宜を図ったのかのスピーチがあり、最後に、

 

「えー!コースの最後には普段はつかない寿司もつきますんでヨロシク!!」

 

と寿司を念押しして、ようやく歓迎会が開始された。

 

会は無難に進行していき、終盤にさしかかった。

 

いよいよ寿司である。

 

「北海道の寿司はさぞかし新鮮なんだろうねえ」

 

と思っていたら、出てきた寿司は助六寿司だった。

 

 

 

 

別に何も間違ったことは言われていないが、勝手に期待して、勝手に裏切られたというなんだか釈然としない苦い思い出である。

 

 

 

 

 

 

【世代間格差】 オヤジになりたくない! あなたはメールアドレスなんて略す?

問題はメールアドレス

 

メールアドレスのことを

〝メルアド〟

という人がいる。

こういう人はだいたい

「今時、メールアドレスなんていってらんないよ」

「だからメルアド!かっこういいだろう!」

「文句あるか!」

 

などと何故か怒っている。

嗚呼、メルアド野郎。

 

メルアド族の言い分

 

「いあ、でも、最近はわりと〝メアド〟っていうらしいですよ」

 

「〝メルアド〟っていうと、なんかちょっとおじさんっぽいらしいですよ」

 

と言っても

 

「メールアドレス略してメルアドでなにが悪い!」

「木村拓哉 略してキムタク!」

「ドリームズ・カム・トゥルーはドリカム!」

「だったらお前はドリカムをドカムと言え!」

 

などと無茶苦茶な言い草となり、鼻の穴全開の北島のサブちゃん状態。

 

「それはそうかもですが、でも昨今は、メアドが主流だそうで」

 

といっても相変わらず聞く耳をもたず

 

「うるせえうるせえ!松本潤、略してマツジュン!」

「愛川欽也 略してアイキン!妻のうつみ宮土理はウツミド!」

 

と、のたまう。

 

「いや、愛川欽也はキンキンですから。で、奥さんはケロンパです」

 

と諭しても

 

「ええい!うるせえうるせえうるせえ!」

「お前らみたいなモンがセックスフレンドのことをセフレなどと言い出すんだ」

「俺たちは、そういう関係を愛人というんだ!」

「愛人と書いて、ラ・マンと読むんだ!!」

 

などととてつもなく古いことを言い出す。

 

 

この頭の固いバブル世代め!

困り果てた私は、その人のことを無視して職場の二十歳の若者にこの話を聞いてみた。

 

若人との会話

 

「メルアドなんていわないよねえ。メアドだよね?」

「はあ」

「はあって、君は友達にメールアドレスとか聞くときなんて聞くの?メルアド?」

「電話番号しか聞きません」

「なんで?メールアドレスはどうする?」

「いや、電話番号聞けばLINEで繋がりますから」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

って、頭の固いのは、俺なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

【社会人としてのマナー】 はじめての幹事で気をつけること! 

 

詰めが甘い人がいる

 

せっかくそこまで丁寧にやっていたのに、最後にぶち壊してしまうような人がいる。

 

あなたの周りにもいないだろうか?

例えば、せっかくいい付き合い方をしてきたカップルが、別れ際がめちゃくちゃであったために結果的には全ての思い出が汚れてしまったりする人。

 

「どこが悪いの!?」

 

「悪いとこ直すから!」

 

と必死になればなるほど、どんどん思い出は汚れていく。

 

よくある送別会の席で

 

「宴もたけなわですが、このあたりで一旦お開きと・・・」

「じゃあ、二次会行く人~?」

「歌いたいか、語りたいか?」

などとざわざわしている中で、送別される人が、一応礼儀として財布を開けると

 

「ちょっちょっちょ!」

「何してんの!送別会でお金出す人がありますか!」

と、ここまではいい。

全く問題がない。

ここまでは問題なかったのに詰めが甘い場合、どういう訳かこういう場所ではいつも会計係にされる人が

 

「ちょっと、三人分足らないんだけど!」

「まだ出してない人だれー?!」

「ごめん、これ二人分~!」

「ちょっと、細かいのないの?!」

「500円玉二枚あるひとー?!」

「あと、一人分たりないよー!」

「おれ、最後のほうにちょっと来ただけなのに全額払わなくちゃだめなの?!」

「ぞうすいと、ぬるいビールだけで4000円払うの!?」

 

ということになったりした場合の送別される側の態度は、周りのできごとが一切目に入っていないふりをして、スマホをいじるか、送別会のあいだ中、誰ともなじんでいなかった人と、コーヒーよりも紅茶のほうが実は眠気覚ましには効果的らしいといった聞き飽きた会話をする羽目になるのである。

 

それで送別される側の人は、この職場での思い出の一切合切が汚れたものになるのである。

 

だから、これから歓送迎会の幹事になる人には、くれぐれも会費を前もって徴収しておくか、とりあえず立て替えて、後で回収して欲しい。

 

 

サプライズパーティーは特に注意

 

 

まあ、考え方を変えると送別会は、送別される側もする側も、この後あまり会わないだろうからいいとして、サプライズパーティーなどでこういう詰めの甘いことは決してないようにしてもらいたい。

詰めの甘いサプライズパーティーでは終盤こうなる。

 

「今日は、もうほんとビックリしたー!」

「私、サプライズとか初めてだからうれしい!!」

「突然電気が消えて、店員さんがケーキ運んでくるんだもん!別の人のだと思ったー!!」

「ユミ!それからみんな!これからも仲良しでいよーね!」

と、会も終盤になり、祝われた人も一応礼儀として財布を出そうとすると

「ちょっちょっちょ!」

「何してんの!お祝いされた人がお金だすことないの!」

などというところまでは全く問題ないのだが、詰めが甘かった場合、幹事のユミが

「ちょっと、三人分足らないんだけど!」

「まだ出してない人だれー?!」

 

と言い出す。

 

「ごめん、これで二人分~!」

「細かいのないの?!」

「500円玉二枚あるひとー?!」

「あと、一人分たりないよー!」

「あたし、最後の方に来ただけなのに、全額払わなくちゃなの?!」

「ケーキの残ったのと、ぬるいカシオレで4000円払うの!」

 

などと言う人も出てきたりして、女の友情もへったくれもなくなるからである。

 

 

 

【カレーのルー、間違って使っていませんか?】 カレー汁をルーと言う人を糾弾したい!

ビギナーはビギナーらしく!

  子供の頃、母ちゃんとアイスクリーム屋に行き、そういうオシャレなところに入ったことのない母ちゃんは、舐められまいとしてバニラが欲しい旨を

「あの、ホワイト下さい」

と言ってしまい、俺と店員のお姉さんとで赤面したことがある。

 

恰好をつけて逆に間違ってしまった非常に恥ずかしい例である。

(母ちゃんスマヌ)

 

同じように恰好をつけ、逆に間違って非常に恥ずかしい目に遭わなければならないのに、 もう間違いの方が横行していて、今となっては誰も間違いとは気が付かない、 むしろ正しいことを言っている人の方が間違っているといわれている現象がある。

それはカレーライスのカレー(汁)のことを恰好をつけて〝ルー〟と言うことである。  

カレーとルーとの関係

 

カレーはカレーであり、別の言い方をすれば、〝カレー汁〟であり、

ルーはあの、市販のやつならの固形の、自炊するなら糊状のあれのことである。

それを

「あそこの店はルーがうまいんだけど、ライスがもうひとつなんだよねー」

とか

「すいません、ルー増しでお願いします!」

などと言っておる。

 

あのねえ、ルーっていうのは

     

これのことだから!

     

これじゃないから!  

 

あくまでルーと言い張る人

 

それをまあ、

 

「当方オシャレなもんで、シャレオツなもんで」

 

「良家の出なもんで、カレー汁とか口が裂けても言えないもんで!」

 

などと思っているのか

 

「あの店はルーがいいよね」

  と言う。

あくまで言う!

モー!お前にはルー・オンリーの味がわかるのか!!

「ルー増しで!」

なあにがルー増しだ!

俺が店員ならルーをポンとライスの上に置いてやるからな!

 

「ご飯が多いんでルーもう少し下さい!」

 

いや、ルーはこれだから!

 

 

 

「前までルー増し無料だったのに有料になったんですか?」

 

・・・いや、ルーはこれだから・・・ね・・

 

 

「君のつくるカレーは、味はもちろん、ルーとライスのバランスがいいね」

 

だからルーはこれだってつってんだよ!!!!!!!!!!  

 

 

「そうは言っても自分、外来語、得意なもんで」

「エブリタイム、ルーとセイしちゃうんだぜ!トゥギャザーしようぜ!」

 

という具合にルー大柴さんのルーは、こういう経緯で命名されたのはあまり知られていない。

なぜ知られていないかというと、ウソだからである。

 

【食レポが嫌い!】聞き飽きたグルメレポート 『ご飯が欲しくなりますね!』 

食レポの御法度

 

グルメレポート界に於いて

 

「〝おいしい〟発言は御法度」

「〝おいしい〟をいかに別の言葉で表現するかが腕の見せ所」

 

などとテレビタレントが言っているのを耳にするが、私には最近、

 

「いくらおいしいって言ってなくても、もうそのセリフは聞き飽きた」

 

と思うグルメレポーターの発言がある。

それは、一口食べ終わったあと、

 

「ん~」

 

などと声を出したあと

 

「ご飯がほしくなりますね」

 

 

 「お酒がほしくなりますね」

 

を言うものである。

 塩辛いお取り寄せギフトとかを番組で食べたときなどにとても有効。

 

ABCテレビの『朝だ生です旅サラダ』とか言う番組なんかでタレントのK俣さんなんかがよく言っている。(と思う)

誰も文句は言えないし、これはもう簡単。

この二言があればだいたいのグルメに対応できるので私にも出来そうである。

ある意味〝おいしい〟というより簡単だが、なぜか「いい表現だなあ」と聞き手を騙せる言い回しであり、たちが悪いと判断。

運の良いことに、K俣さんをお呼びしてインタビューする機会に恵まれたので、ここで報告します。    

K俣さんとの対談

 

――――――はじめまして、つりばんど岡村と申します。今日はグルメレポート界の革命児、K俣さんとお会いできて光栄です。  

 

K俣「ダッシャーッ!!!!!!!!」

 

  ――――――相変わらずお元気そうですね!ではさっそくお話を伺っていきたいのですが、あの、ぶしつけな質問で恐縮なのですが、あなたはよくレポートの際に〝ご飯がほしくなりますね〟や〝お酒がほしくなりますね〟とかだいたい二通りでやりすごしているように思うのですがどうですか?  

 

K俣「そんなことより、お茶が欲しくなりますね!」

 

  ――――――ああ、失礼いたしました。気が付きませんで(と、お茶を出す)  

 

K俣「お茶うけも欲しくなりますね!」  

 

――――――重ね重ね、失礼いたしました。(と、まんじゅうを出す)  

 

K俣「このまんじゅうはうれしいなあ。小さいころお祖母ちゃんの家でよく食べてたんですよ。あの日に帰りたいなあ。タイムマシンが欲しくなりますね!」  

 

――――――ああ、そうなんですね、K俣さんは小さいころどんな遊びをしていたんですか?  

 

K俣「はないちもんめだねえ、あの子が欲しい♪って歌うところが好きだったなあ。本当に、あの子が欲しくなりますね!」  

 

――――――(笑)そこのところが好きな感じ、なんとなくわかります。

 

  K俣「でも、当時、自分は暗くてね、いつもひとりぼっちで。そんな時は。友達が欲しくなりますね!」

 

  ――――――はあ、なるほど。ではそろそろグルメレポートに於ける・・・・  

K俣「うるさい!黙ってください!そんで大きくなって思春期にはいると、いやらしいことばかり考えるようになって、女が欲しくなりますね!」

 

  ――――――いや、今日はそういう話ではなくて・・

 

  K俣「今いいところなんだよ!黙れ! ああああ、そうそう、結婚したら赤ちゃんが欲しくなりますね!で、子供が大きくなったらマイホームが欲しくなりますね!! 自動車も家電もあれもこれも欲しくなりますね!ご飯が欲しくなりますね!お酒も欲しくなりますね!」

(と瞳孔がひらっきっぱなしになり、口から泡がとめどなくあふれ出している)

K俣「この対談のギャラいくらなの!!お金が欲しくなりますね!」

  ――――――いや、そういう話は結構ですので、大丈夫ですか???どうかグルメレポートの・・・

 

  K俣「そんなこと言ってたら、あなたが欲しくなりますね!」

 

  と、いつものハーフパンツを脱ぎだしたので、私は無性にご飯あ欲しくなった。 (ワケガワカリマセン)