焦るな危険 やってはいけないダイエット

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だいたいこういう記事はダイエットして、未だに健康体を維持している人が書くものだが、この記事の場合はいまだ試行錯誤している状態の筆者がかくことをお許しいただきたい。

 

食べれば痩せる系

 

思い起こせば過去いろいろなダイエットをして来たが、まず、そもそもチャレンジしたものの、すぐ継続できなかったのが、温かい紅茶に、すりおろしショウガを入れて飲むヤツと、にがりを飲むヤツ。

確か後に問題になったテレビ番組の発掘あるある大辞典で紹介していたものだと思うが、効果がどうというより、そもそもまずくて2~3日しか続かなかったと記憶している。

どういう理由でショウガやにがりを飲むと痩せるという説だったのかはわからないが、当時は飲むだけで痩せるなんて楽でいいじゃん程度の認識で行っていた。

〝飲むだけで痩せる〟

などのうたい文句のサプリなんかも、まずくないから続けられるだけで、これの類に入る。

 

焼酎ダイエット

 

一番、即効性があり、我慢の少なかったのが自ら編み出した焼酎ダイエット。

はっきり言ってこれが最もやってはいけないものだと思う。

もともとアルコールが苦手だったが、自分の体質は焼酎を飲むと空腹を忘れて眠りにつけると判明。

朝はコンビニおにぎり一つ。

昼はコンビニおにぎり一つと、カップの春雨。

夕飯は食べずに寝る直前に焼酎のボトルのキャップ一杯だけ流し込むと

「うへえ」

となって寝ていた。

 

が、だんだんと体質がアルコールに慣れ始め、飲む量がどんどん増加。

飲む量は増しても体重はぐんぐん減った。

そのころの写真を見ると本当に痩せている。

今考えればほとんと一日食べてないんだから体重なんて減って当たり前なのだが。

 

このダイエットの弊害は、アルコール依存症に陥るということと、連日の空腹生活に耐えかねて普通の食事に戻すとあっという間に体重が元通りになるところか、強烈なリバウンドがやってくる。

「リバウンドしたら、また焼酎ダイエットすればいい」

などと考えて、何年もこの生活をしていた。

我ながら恐ろしい。

 

ケトジェニックダイエット

 

最近でいえばケトジェニックダイエットも半年以上続けていたことがある。

ケトジェニックダイエットは、簡単にいうと極端な糖質制限(砂糖はもちろん、炭水化物なども一切食べない)をして、肉やら卵やら脂質はいくら採ってもいい。

しかし

「続けていると体臭がアンモニア臭になる」

という恐ろしいことを言われていたが、いい匂いのするデブか、しょんべん臭い細マッチョかの二択をして後者を選択。

また食事制限の苦手な自分には向いていると思って実行。

米やパンなんて食べないなら食べないでいいと思えてくる。

当時、このダイエットの第一人者と言われていた人が突然死したこともあり、私がこれを実行していると知っている人からは

「大丈夫なの~?」

 

と冷やかされたりしたが

「ケトジェニックダイエットで亡くなったのは一人。糖尿病で亡くなった人はすごい人数でいちいち報道されてないだけ!」

などと嘯いていた。

ダイエットってなんかちょっと狂信的なところあるよなあ。

実際これの危険性とか効果は自分にはよくわからない。

でも結局、半年続けたが大きな効果もなかったのでやめた。

 

ちなみにアンモニア臭はしませんでした。

(つづく)

 

 

 

 

 

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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