借金地獄 心のささえになったもの

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コンサートトラック

 

ジョギング終了後、さだまさしコンサートツアーのトラック発見!

調べてみると数日前に、ここ新潟でコンサートがあったらしい。

 

 

私は彼のように、莫大な借金を背負いながらも、その後の頑張りで完済した人たちを
借金完済の師匠と思っている。
矢沢栄吉さんしかり。

というのは、数年前までは私は多重債務者であり、サラ金4社から合計400万円の負債を負っていた。

毎月毎月、10年間に渡り毎月の支払をしては、生活が立ち行かなくなり、
毎月毎月、限度額一杯まで引き出す、の繰り返しで、いわゆるリボ払い地獄にはまっておった。

そういう生活の中で、彼のように莫大な借金(35億円!)を30年間かけて年間150本などという、とんでもない回数のコンサートや、合間に小説を執筆したりで返済を続けているという話をきくと

「俺なんてたかだか400万円じゃん」

と心が軽くなる思いをしていたことがあったからである。

 

悲しい心の支え

 

当時は心も荒んでおり、

「有名人が自己破産した」

「自己破産寸前!」

 

などというニュースを見ては

 

「俺はこの人よりは金持ちだ」

「岩城滉一に勝った!」

 

などと、よくわからんことを言って空威張りしていたものである。

 

さだまさし

 

で、さだまさしさんは数年前に35億円を完済。

借金を背負う前に2000万円で購入していた無人島(詩島:うたじま)が荒れ放題であったものをリフォームした模様が今年3月にTV番組で放送された。

 

私の借金解決方

 

私の場合は、彼のようにコツコツ頑張ったっていうのとはちょっと違って、

偶然に出会った本(過払い金回収マニュアル サラ金(消費者金融)・クレジット会社からお金を取り返す方法 )を読み、弁護士事務所などは通さず、本の通りに実行したら、あれよあれよと過払い金返還請求訴訟の裁判をおこし、
なんどか裁判所に通い、あれよあれよと和解が成立。
あれよあれよと口座にお金(45万円くらい)が振り込まれた経験があるのだが

〝完済〟

ではなく

〝和解〟

である点に、多少引け目を感じているところもある。

ので、このトラックを発見した時に私は、人目もはばからず、
落涙しながら、思わず合掌をしてしまったのであった。

(してません)

 

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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