【アル中と呼ばれて】 アルコール依存症への軌跡  卒業編

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32歳で連続飲酒

 

このように私は、毎日飲むようになってから僅か2年あまりで、年に3回程度の割合で連続飲酒に陥るようになった。

仕事を休んで飲み続けることもあった。

父親と同じである。

私が独り身なだけで、家族が居れば配偶者の命令で、息子が私にインディアンデスロックをかけていたかもしれない。

 

 

       ※写真はインディアンデスロック

 

吐いても飲んだら危険信号

 

酒を飲む理由は、昔、友人がいった

 

「気持ちがいいから」

 

しかないと思う。

私が三十歳まで飲まなかったのは、それまでは飲んでも気持ちよくなかっただけの話。

 

なので、これ読んでくれてる人も、気持ちがいいレベルで飲んでいる分には問題がないと思うが、恐ろしいのは、気持ちがいいから飲んでいたのに、
気持ちがよくなくなってもまだ飲み続ける私のような症状に陥ることである。

 

 

依存症の最大の原因は?

 

依存症になった原因は何か?

〝ストレス〟

とか

〝弱い自分〟

とだいたいみなさん答えられると思う。

 

 

当時の私なら

 

「借金が大変で」

「未来が見えなくて」

「孤独で」

などと言うだろうな。

 

多分、アルコール依存症の人も、だいたい

 

「ストレスで」

 

「人間関係で」

 

「閉塞感のある世の中で」

 

「孤独で」

 

「意思が弱くて」

 

と答えられると思うが、今、私が考えてみると依存症になった原因はズバリ

 

〝酒〟

 

である。

 

あなたじゃなくて、酒がわるい!

 

身も蓋もないとはこのことかもしれないが、断言したい。

飲む側の問題ではない。

酒が悪いのである。

やめられないあなたが悪いんじゃない。

酒を飲むから、また飲みたくなるのであり、麻薬やタバコと同じである。

 

酒を飲んで

 

『俺はダメな人間だ』

『みんなから嫌われている』

 

と思ったのも、原因は酒。

酒は毒。

毒は多少なら薬にもなろうが、度が過ぎればただの毒。

普段から内心、そう思っていたのが、酒を飲んで顕れたのではなく、
初めからそんな考えはないのに、酒を飲むと脳がおかしくなってわけのわからんことを思ったに過ぎない。

 

 

 

酒を辞めるということ

 

約三年前、タバコを辞められたので、ついでに酒も辞めてみようと

〝アレン・カー著 禁酒セラピー (KKベストセラーズ)〟

と読んで辞めた。

 

半年で、また飲んでしまってすみません。

 

ただ、辞めているとき、

「酒のみたい」

とか思ったことはなく、毎日、やりたいことに費やせる時間は増えるし、身体はすこぶる快調だし、

「酒やめて、一切やなことない!」

と思っていた。

だから、誰でも辞められると思う。

 

(じゃあ、なんでお前はまた飲んだんだ!)

 

ちょっと、デートする機会があって飲んでしまったのである。

その後は、ムチャ飲みはしないので、大人な飲み方ってことで許して欲しいなどと言い訳している。

というか私の場合は、飲まずに口説けるようになるのが先決かも!

 

禁酒は、何度も敗者復活あり

 

というか、またやめよう!

結果は、おって連絡します。

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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