【1989年頃のテレビっ子】3/4 とんねるずVSダウンタウン

『ダウンタウンの・・・!?』で今田耕司が

東京進出を果たし、1991年12月フジテレビの冠番番組『ごっつええ感じ』で大ブレイクし、とんねるずと肩を並べたダウンタウン。
翌1992年4月から『摩訶不思議 ダウンタウンの…!?』という、どーにもこーにもタイトルがダサい関西ローカルのレギュラー番組が始まる。

いや、この番組がもうめちゃくちゃに面白かったのだが。

この番組はABCホールで行われる公開収録番組で、毎回異なった企画(主にゲームとかクイズとか)をやっていた。
出演はダウンタウンのほかは、ごっつええ感じにも出ていた今田耕司や130R、他にまだごっつのレギュラーではなかった東野幸治や木村祐一、リットン調査団、吉田ヒロなどの、まあダウンタウンの弟分的存在の者達。

その番組のある回で

「休日のダウンタウンを弟分だちで想像して再現しよう」

という企画で、今田耕司が浜ちゃんに扮し、浜ちゃんが家でくつろぐ様を演じていたのだが、その中で、テレビをつけて

「チッ!とんねるずか。オモロないんじゃ」

と言うのだが、その後、当時生まれたばかりの浜ちゃんの赤ちゃん役(人形)がとんねるずを観て笑ったので

「面白いな♡とんねるず」

という、まあ、いわばコントなのだが、それを観た我々視聴者は

「やっぱりダウンタウンはとんねるずのこと、面白くないとか思ってんだあ」

とか、変な納得をしてしまったのも、勝手に共演NGとか仲が悪いとか思い込んでしまうきっかけとなったと思われる。

『ラスタとんねるず』で石橋貴明が

『みなさんのおかげです』を一反お休み(事情はWikiで調べよう)し、1994年4月『ラスタとんねるず』という番組が始まったのだが、その第一回の放送(と思うのだが)で、放送ではピーという音声で消されていたのだが

「どっちが面白いか勝負をつけてやる!〇〇〇〇(人名)!」

と、時期的にも、口の動きからも

「松本人志!」

と言っていると思われたのだが、こればっかりは、もう本当に勝手な想像でしかないが、多分、

「どっちが面白いか勝負をつけてやる!松本ひとーし!」

と言っていたとしか思えないんだよなあ。

以上が私が目にしたとんねるずとダウンタウンの確執を垣間見た場面である。

とまあ、どれもこれも決め手にかけるのである。

(つづく)

【1989年頃のテレビっ子】2/4 とんねるずとダウンタウンは不仲なの?

とんねるずとダウンタウンが共演しない理由は知る由もないが

正直、とんねるずとダウンタウンが共演しない理由などは知る由もないし、今となってはとんねるず側もダウンタウン側も

「別に共演NGじゃない」

「仲も悪くない」

と言っているが、我々テレビっ子は、過去にとんねるずがダウンタウンに、名前こそださないが、遠回しにけん制していた記憶がある。

ダウンタウンからとんねるずへのけん制は、記憶にない。

ダウンタウンのブレーンがとんねるずにけん制していた記憶があるだけである。

ので、ここに記録として残しておく。

1992年『とんねるずの生でダラダラ行かせて!!』のエンディングに於いて

1991年10月に日本テレビで『とんねるずの生でダラダラ行かせて!!』という番組がスタート。
個人的な感想だが、パロディコントばっかりでそろそろ飽きられ始めたとんねるずが、ブレイク当時の何をしでかすか分らんような危なさを取り戻そうと、生放送で始まった番組。
(内容が〝ただ危ないこと〟に特化しすぎて無理やりで全然面白くなかった。半年あまりで収録に変わり、テコ入れにつぐテコ入れでなんとか観られるものになったが)

で、生ダラでとんねるずがスベっている最中の翌1992年4月、TBSテレビで、ダウンタウンによる『生生生生ダウンダウン』という番組が始まる。

先行で逃げ切りダウンタウンとの差を埋めるべく走り出したとんねるずに対して、それを追う形でダウンタウンが走ってきたのだが、鳴り物入りで始まった新番組が、よりによって生ダラと同じ、生放送。

世間的にも

「とんねるずとダウンタウン、どっちが面白いか」

などと言われはじめた頃だし、普通に考えればあえて生放送にしないほうがいいし、せめてタイトルに〝生〟の文字を使わないほうが良さそうなものだが、後発で後輩のダウンタウンの番組が、生放送の上、タイトルも『生生生生ダウンタウン』である。

※番組タイトルロゴもなんか同じような世界観でトホホである。

で、これまた生生生生ダウンタウンは面白くなく、

我々テレビっ子も

「なんだかなあ」

「ダウンタウンの良さが出てねーわ」

と思っている頃、生ダラのエンディングでノリさんが

「それでは、〝生生生生とんねるず〟また来週です」

と言ったのである。

しかも二週連続で!

これには観客も視聴者も大爆笑!

「よくぞ言ってくれた」

と言う感じであった。

で、生生生生ダウンタウンは生ダラ以上にスベりにスベり半年で終了。

終了直後、フジテレビでそれまでパイロット版が特番で二度放送された

『ダウンタウンのごっつええ感じ』

がレギュラー化してスタートし伝説の番組となるのである。

(つづく)

【1989年頃のテレビっ子】1/4 全国区にダウンタウン登場の頃

1989年のテレビっ子

1989年生まれのテレビっ子という書籍がある。

紹介文によると

『オレたちひょうきん族』が終わり『ガキの使いやあらへんで!!』が始まり、『ザ・ベストテン』が『みなさんのおかげです』に追い落とされた年。
そんな“平成バラエティ番組”の礎が築かれた、1989年。
ダウンタウンらお笑い第三世代ほか、多くの芸人とテレビマンのそれぞれの青春時代を膨大な資料から活写した、彼らと僕とあなたの群像劇。

という内容だそうである。

なぜ、だそうである、なのかというと、
私は1974年生まれであり、1989年は14~15歳。

中学三年という多感な時期であるものの、受験勉強も大してしなかったし、将来はお笑い芸人になとうと思っていたので

「一日八時間は観ないといかん!」

と将来のために毎日テレビばっかり観ておったので、この本をパラパラとめくってみたが、内容はだいたい知っていることが多く、大して読みもせずに

「別に~」

という感じだったからである。
読んでから書けよという話だが。

とんねるずとダウンタウンの登場を知らない世代からの質問

が、私よりも5歳も下のお笑い好きの者達にはこのとんねるずが絶好調な時に、ダウンタウンがその勢いを止めようと追い上げてくる感じの1989年のテレビ界について非常に興味があるらしく、この時代の話をすると

「とんねるずファンとしてダウンタウンの登場はどういう風に観ていたんですか?」

とか

「なんでとんねるずと、ダウンタウンは共演しないんですか?」

などと質問してくるので、それに答えようと思う。

「とんねるずファンとして、ダウンタウンの登場はどういう風に観ていたんですか?」

とんねるずファンとしてダウンタウンの登場は、ハッキリ言ってダウンタウンの登場は嬉しかったし、頼もしかった。
正直、とんねるずは当時パロディーのコントをアイドルとおちゃらけてやってるだけの感じになり、芸人というよりは笑いの取れる歌手のようにもなっており、且つ、内輪ネタにつぐ内輪ネタで、我々コアなファンから観ても

「とんねるず、どーしちゃったんだよー」

と思っているところだったので、新感覚の漫才できっちり爆笑をとるダウンタウンは頼もしく

「これが本物なんだな」

という思いで見ていたのである。

 

(つづく)

『私は、瓶を売っていました』について考える。ビンを売る少年。

私はビンを売っていました。

「私は幼い頃、小遣い稼ぎとしてビンを売っていました」

などと言うと、銅とか金属を売っていた日本アパッチ族的な者を連想するらしく、若手のギャルから

「何それ~!」

「終戦直後~!」

「大阪城公園~!」

などと言われるのであるが、実際にビンを売っていたのであるから仕方がない。

ただ売っていたのではない!

いや、誤解を招くといけないので改めて言うと、何処からか仕入れたビンを何処かに売るというものではなく、落ちているビンを拾い集めて、それを近くの酒屋に売りに行くという行為を行って小遣いを稼いでいたのである。

などと言うと、先ほどの若手ギャルが再び登場し

「拾って売るとか~」

「狩猟採集のじだ~い!」

「げんしじ~ん!」

「貝塚~!」

などとバカにされ、昭和49年生まれはどんどん元気がなくなるのである。

どんどんどんどん元気がなくなり、もうこうなったら、「瓶を売る少年の詩」というお涙頂戴的は歌を作ってやる。

歌詞は、吉田拓郎の『今日までそして明日から』からパクった。

====================

「瓶を売る少年の詩」 

作詞・作曲/つりばんど岡村

私はビンを売ってみました

時には誰かの力を借りて

私はビンを売ってきました

そして今、私は、思っています

明日からも、瓶を売って生きていくだろうと

=====================

と、私はこの曲でプロデビューし、年末には紅白歌合戦に出場しようと思っているところである。

(思ってません)

現代の人からの質問

さて、ここで読者諸氏は

「ビンなんてそんなに落ちてるか?」

「一本いくらで売れるの?」

などという疑問がわくかたもいると思うので諸々説明したい。

瓶がそんなに落ちているのか?

まず、ビンがそんなに落ちているかという問題だが、私が小学生の頃、1986~1987年まではジュースはだいたい瓶入りであった。

缶ジュースもあったが、なぜか缶ジュースは250mlという今で言うレッドブルのロング缶が主流で、現在の350ml以上のジュースはビン入りであった。

※画像は250ml入りの缶ジュース。

※懐かしの300mlの瓶ジュース。

というもの、ペットボトルは当時、まだなかったのである。
そのため、ビンは牛乳とか、一部レトロを敢えて意識した商品しかない現在とは違い、そっこら中に、今のペットボトル並みに落ちていたのである。

当時の私には、公園のゴミ箱が宝の山に見えたものである。

いくらで買い取ってくれたのか?

350mlの瓶は売った覚えが無いのでいくらで買い取ってくれたか不明。恐らく買い取ってもらえなかったんじゃないかな?
なので、私はもっぱら1リットルのビンを拾って、近所の酒屋に一本30円で売っておった。

10本も買えば300円になるので、小学生にはいい小遣い稼ぎとなったのである。

※画像は1リットル瓶入りジュース。重てえんだよな、これが。

中学に入り、友人同士でバンドを組んだは良いが、スタジオ代が無いので、公園をハシゴして1リットル瓶をかき集め、それを打った金でスタジオ代を払っていたという、今から聞くと先ほどのギャルが登場して

「まがたま~」

「はにわ~」

「やじり~」

などと言われかねない生活をしていたのである。

今はどうなっておるのか?

調べてみると、今でも瓶は売れるとのこと。

ワイン。・シャンパンなどの一部高級なもののビンは、例えば、ロマネコンティ1990 正規の空ボトルなどは。なんと5万円で買い取ってくれるらしい。

ワイン同様、ウィスキーや、ブランデイもものによっては高価買取をしてくれるらしい。

まあ、そんな瓶探しても落ちてはおらんだろが。

あとは、

・ビール瓶=一本5円。

・一升瓶==一本5~10円。

と現在では、一部の高級酒類の瓶はやたらと高額で売ることができるが、小遣いになるほどのビール瓶や一升瓶を集めたりは非常に難しい時代になっておったのである。

しかし!

問題の私が、小学生~中学生の頃、主に取り扱っていた1リットルのジュース瓶がいくらで売れるかと言うと、なんと酒屋ではなくヤフオクで希少価値がついて1本300円から、スプライトとかファンタなどは、なんと一本2,500円などで取引されているので、見つけたらぜひゲットしておこう。

でも、落ちてないよなあ~。

ちなみにビール瓶を入れるケースは一個300円で売れるらしいので、今時の小学生よ!どうせやるなら1リットルの瓶を探してヤフオクで売るか、ビール瓶のケース狙いで行きましょう!

【Facebookの偽装アカウントに吸い寄せられるオッサン】哀れな者どもについて考える!

哀れなものといえば

何が哀れかといって、明かなFacebookの架空の女性アカウントからの友達申請に対して

「申請してくれてありがとう」

「仲良くしましょう」

などとコメントしている中年オヤジ達ほど哀れなものはない。

なんでそんなことを知っているかと言うと、私自身が中年オヤジであり、Facebook上で連日のように、架空の女医アカウントからの友達申請が届き、そのアカウントを見にいくと

「みふゆさん、とても可愛いですね♡」

「初めまして、よろしくね百恵さん」

などとどいつもこいつも60ヅラ下げて書き込んでいるからである。

なんで、そいつらが60ヅラだとわかるかと言うと、そいつらのプロフィール画像は全員揃って自撮り画像だからである。

※画像は実際のリクエストありがとうコメントの数々。

なんでオヤジは自撮りをするか?

なんで全員自撮り画像かと言うと、この手のアカウントからの申請を嬉々として許可している者達はFacebookを出会いのツールとして利用しているので

「世の中にはオヤジ好きの若手女子がいると聞く」

「もしも出会えたとしても、実際会ったときに顔が好みじゃないなんて言われても困る」

「だったら、この顔をさらして、この顔でいいという女子に自分を選んでもらおう」

「こんな私でよかったら」

の思いを込めてスマホを握りしめ、自らのたるみ切った顔面を撮影し、プロフィール画像としているからである。

言ってみれば風俗店の写真指名代わりにFacebookのプロフィール画像を使い

「姉さん寄ってらっしゃいよ」

などと言っているのである。

にも関わらず、実際に中年好きな女性は、Facebookで好みの男を探すはずがないので、中年出会い求めオヤジの自撮り画像が功を奏することは無い。

功を奏するどころか、そのような詐欺の餌食にされておるのである。

そのため、冒頭で書いたように、何が哀れかといって、Facebookの架空の女性アカウントからの友達申請に対して

「申請してくれてありがとう」

「仲良くしましょう」

などとコメントしている中年オヤジ達ほど哀れなものはないのである。

架空アカウントの目的は?

で、そんな架空アカウントを作って送っている側は何を目的としているかというと概ね

①有料サイトへの勧誘

②架空のセミナーへの振り込み

③単純に愉快犯

④アカウントの乗っ取り目的

などと言うのがポピュラーなものらしい。

※画像は実際に送られてきた架空人物アカウント。写真に使われている人も、これを知ったら哀れだが。

 さりげなく〝独身〟とアピールされているのも腹立たしい。

日夜オヤジはコメントに励む

それに気が付かず、日夜自撮りオヤジどもは

「申請ありがとう!飲みに行けたらいいな」

「可愛いですね!好きになってもいいですか?」

「リクエストありがとう。離婚して今、寂しいよ~」

「こんなタイミングで申請してくれるなんて、もしかして運命かも…」

「一緒にお風呂入ろっ♡」

「リスエスト嬉しいです。パンツ下さい」

などと、考えつく限りの気持ちの悪いことせっせと考えて書き込んでおるのである。

なあにが、パンツ下さいだ、ばーかっ!

※恋愛に限らず、この手の「稼げる」系の架空アカウントもある。

「稼げちゃってる(笑)」とか。

そんな美味しい話を、人に言っちゃだめー!

オヤジ達よ!

さあ、目を覚ませ60ヅラ自撮りオヤジどもよ!

60ヅラ自撮りオヤジは注意せよ!

60ヅラ自撮りオヤジ以外の方は、架空アカウントからの申請が来たら、そいつの申請に対して嬉々として

「嬉しいなあ♡」

「仲良くしてね♡」

などと甘えた感じで承認しておる者たちが、いかに60ヅラであるかをよくご覧くださーい!

 

【赤の他人の不倫報道に怒る人々】不倫だ!浮気だ!について考える。

なんでそんなに怒れるの?

赤の他人の浮気だとか不倫だとかが許せない人の気が知れない。
自分の配偶者が不倫したのであればそれは腹も立つだろう。

それなら話は別である。

場合によっては、夫婦関係も冷え切っていて

「どうか不倫して欲しい」

と思っている者も多く、腹が立たない者達も多いだろうが。

また、身近な者のこととか、自分が好きな有名人のことならば腹の立つ気持ちもわかるが、相手が誰だろうが、もう〝不倫〟というだけで

「不倫許さん!」

「不潔!」

「大人は汚い!」

などと、自らがその汚い大人の代表のような顔をして抜かしておる者に腹が立つのである。

それをネットに書き込む人々

まあ、許せないと思うだけならまだしも、事もあろうにネットニュースのコメントなどに、訳知り顔で書き込みをする神経がよくわからん。

と、ここで数日前に某女性タレントの不倫報道に寄せられたコメントを見てみよう。

「〇〇子もダメだけど、それ以上に旦那がアホすぎないか?」

「まだ離婚もしてないのにホテルに行くのはアウトだね。そりゃ奥さんも怒るよね」

「でも、家庭を壊したのはあなたのご主人ですよ。既婚者でありながら他の女性と関係を持った」

って、あんたらが何を知っているというのか?

別に関係なくないか?

と思うのだが、きっとこれらの書き込みをしている者どもは心の中で

「俺が世間の風紀委員だ」

「この世にはびこる不倫などという悪を」

「成敗してやらねばならん!」

などと間違った正義感でやっているんだろう。

自分が気持ちが悪いことに気が付いていないんだな。

彼らの怒れる理由

どうしてそんなにも赤の他人の不倫が許せないんだろう?

考えてみると、理由は恐らく

①「もしも私の配偶者が不倫したら」という、相手の事情もしらぬくせに、自分とその人の不倫を重ねて考えすぎることによる思い込み。

②「私の好きな有名人が不倫!」という、その有名人を個人的に好きだったのに浮気をしたという悪い方のギャップによる怒り。

③「俺には配偶者もいないのに、その上浮気などとは許せん!」という単なる嫉妬。

の三つぐらいしかないだろう。

で、不倫したタレントに怒っている人に話を聞いてみると、だいたいが①で

「だって、私の周りの誰々さんも不倫が原因で離婚して」

「そこの家の家族が困ってて」

「だから許せん!」

などと言うのであるが、それがこの有名人への怒りと何の関係があるの?と言いたくなるのである。

もしくは

④「不倫はダメとコメンテーターが言っていたので」という、自分の考えが全くない世間の流れに便乗しているだけのアホ。

もいるかもしれないが。

今から不倫報道のコメント欄に

「奥さんが可哀想!」

などと書き込もうとしている人は、その前に一度、頭を冷やしてよく考えることをお勧めする。

まとめ

というか、

「不倫関係は商売になる!」

という理由で、週刊誌やらワイドショーやらが騒ぎ立てているのが一番の問題なのである。

そういう意味では、不倫報道の在り方をみて、それをブログを書いてる私も私なんだが。

【もう飽き飽き!】運命と書いて、サダメと読むについて考える。

聞き飽きた言い回し

「〝本気〟と書いて〝マジ〟と読む」

だの、

「”運命”と書いて〝サダメ〟と読む」

だのと、もう、いーかげん聞き飽きた。

にもかかわらず未だにこういうことを抜かすヤツがおる。

「俺ってこういうギャグが上手いんだよね~」

「ウィットにとんでおるんだよなあ」

などと鼻水を垂らし

「〝運命〟と書いて、〝サダメ〟と読む」

と恍惚の表情になり、よくよく見ると勃起している。

(してません)

もう聞きたくない!

この手のセリフは

「占いは良い事言われた時だけ信じる」

とか

「山の上の自動販売機の値段がなぜ高いかと言うと…」

というセリフくらいに聞き飽きたのである。

そのため、二度と私の前では言わないで欲しい。

腹が立つ理由

とはいえ、なんで腹が立つかと言うと、単純に聞き飽きたからであって、別に本気と書いてマジと読むも、運命と書いて定めと読むも初めに思いついた人はすごいと思う。

それを拝借して勝手にみんなが使いまくっているから腹が立つのである。

そんな手垢にまみれたギャグを、さも自分が思いついたかのように言ってのけるその根性に腹が立ち、その神経を疑うのである。

新しいのを考えよう!

そこで、私は、新しい当て字を考えてみた。
(この人、暇なんだなー)
(友達居ないんだなあ)

「〝糖尿〟と書いて〝贅沢〟と読む」

「〝時代劇〟と書いて〝昼下がり〟と読む」

「〝恋愛〟と書いて〝我儘〟と読む」

「〝彼氏〟と書いて〝束縛〟と読む」

「〝不安〟と書いて〝自由〟と読む」

「〝沈黙〟と書いて〝賢明〟と読む」

「〝落ち込んでいる男のSNSへの書き込み〟と書いて〝面倒くさい〟と読む」

「〝私〟と書いて〝喋る時、距離が近い男は首の骨をへし折りたくなるが、女性が距離が近い場合は、それはそれで、相手にも寄るけれども、まあ、うん、えーと、そのー、なんというか、その、ねえ?〟と読む」

(長い)

新しい暇つぶし

さて、あなたも暇つぶしに

「〝〇〇〟と書いて〝✖✖〟と読む」

を考えてみてくださーい!

【空前のストロングゼロブーム】ストロング系缶酎ハイ依存症にモノ申す!

ストロングゼロが流行っている

缶酎ハイのストロングゼロが20~30代を中心に大流行しているという。

ストロングゼロとは、サントリーから発売されているアルコール度数9%と、ストロングというだけあって他の缶酎ハイよりも強く、ゼロというだけあって糖質が0という、ストロングゼロだそうである。

この商品は割と昔からあって私もなんどか飲んだことが有る。

これ、飲めばわかるが、かなり酔いが回る。

し、なんか嫌な酔い方をする。世の中が憎くなるような変な気分である。

で、なんか口の中も甘ったるくてまずい。

ブームの原因は安さと強さ

いつからブームになったのかはわからんが、ビールよりも安く、強く、糖質ゼロで、コンビニで手軽に買えるというあたりがきっかけであるという。

また、NHKの「ニュースウォッチ9」では商品名さえ出されないが、〝ストロング系缶酎ハイ〟の危険性の特集が組まれたらしい。
その中で、500mlの”ストロング系缶酎ハイ”に含まれるアルコールの量は、テキーラのショット3.75杯分に相当し、”ストロング系缶酎ハイ”を飲み続けることでアルコール依存症と診断された人もいるとのこと。

将来に不安を抱く若者が現実を忘れたいが、金も無いのでストロングゼロを飲んで憂さ晴らししているらしい。

って、また飲んでどよ~んとなって、憂さ晴らしに飲んでという悪循環である。

若者よ!

と、ここまで調べた私は無性に腹が立ってきたのである。

「将来に不安で現実逃避するな!」

「前向きに生き、日々の努力を怠るな!」

「若者よ!」

などと、腹が立ったのではない。

金が無い癖にストロングゼロなどという私に言わせれば高価な、大名じみた豪勢な酒なんぞを飲んでいることに腹が立ったのである。

我が青春の酒といえば…

私なんぞは20~30代のころは酒と言えばもっぱら焼酎。

銘柄不明。ノーブランド。
もちろんペットボトル入り。
しかし、大五郎とかビッグマンなどという有名なものでなく、銘柄さえもついていない、ラベルに大きく〝焼酎〟とだけ書いてある焼酎。

もちろん甲類。ケミストリーな焼酎である。
4リットルで税込み1800円くらい。
500mlに換算すると225円。

一方、ストロングゼロは500mlで約190円。

値段としては、我が青春の安焼酎のほうがやや高いが、忘れてならないアルコール度数。
ストロングが9%に対して、安焼酎は25%。
ほとんど三倍。
焼酎、圧勝である。

これを西日が直撃する台所におきっぱにしていたので、真夏にはあっつあつの焼酎になる。
で、仕事から帰ってくると、ネクタイを外す前から

「早く酔っぱらっちまいたい」

の思いでそれを割って飲むなどの知恵も無く、慌ててコップに注いで一気に飲む。

喉が驚いて咳が出て、鼻から熱々焼酎が飛び出す。

喉から鼻にかけて安焼酎の悪い臭いが充満する。

この状態に陥ると本当に頭の中が真っ白になり、思考も身体も一時停止する。

こんな風にして毎晩飲んでいたので私もアル中であった。

今から思えば何やってたんだと思う。

若者へのアドバイス

まあ、最近でも似たり寄ったりの焼酎(なるべく乙種だが)を飲んでいるのだが、必ず割って飲む。

ストロングゼロ飲んでアル中になっている若者は、高いストロング系缶酎ハイをやめて、一升で1000円くらいの本格焼酎を炭酸水で割って飲めば、安くすむし、嫌な酔い方もしないし、依存症から脱出できるのでお試しくださーい!

【唇を尖らせる人の心理】口から音を出す人について考える!

口から音を出す人は…

四六時中、口から音を出し続ける人がおる。

四六時中話続けるのではなく、あくまで〝音〟を発し続けるのである。

どういう音かと言うと

「チュッ」

とか

「チュッチュッチュッ」

という水分量多めの舌打ちをするのである。

ハッキリ言って気持ちが悪い。

大概がキモオヤジ

このように口から音を発し続けるのは、概ねいい年をしたオッサンである。
オッサンであるからこそ気持ちが悪い。

女性や若手にこういう者はいない。

好きな人がいくら口から音を発していてもなんとも思わんが、気持ちの悪いオッサンなので腹が立つ。
なぜ、このような人は常に口から音を発しているかというと、口の神経がバカになっているのである。
もう口のパッキンが緩み切っており、自分の力で下あごをささえられなくなり、口を閉じようと思っても閉じられず

「チュッ」

とか

「チュッチュッチュッ」

と音を発しておるのだ。

あなたのお周りにこういう迷惑野郎がいたら、そいつが音を発するその口元をよく見てみて欲しい。
必ずそいつは、唇を尖らせ、タコのような口をしているはずである。


なぜ唇を尖らせるか?

無意識に尖らせているように思うが、実際のところ、可愛さアピールのつもりなのか唇を尖らせている。

どういう時に唇を尖らせるかというと、拗ねたときに唇を尖らせる。

どう拗ねると言うと、自分の言ったクソつまらんギャグに対して無反応だった者に対して唇を尖らせ

「んーもう」

とでもいいたげに唇を尖らせて、明後日の方を見ながら目線だけこちらに向けて、流し目のひょっとこじみた表情を作るのである。

杉様気取りのそのオッサンは

「ん~もう」

と、唇を尖らせつつ、内心では

『この唇の尖らせ方みた?』

『可愛いでしょ?』

『オッサンにも少年の心は残っているものなのだよ』

と、幼さアピールを出しつつも

『でも、夜になればこうして唇を尖らせて』

『ワイフのあちこちを吸っておるのだよ』

などと、そいつん家のブス女房が喘いでいる姿を思い出しているので反吐がでそうである。

首の骨、へし折りたい。

実を言うとの話ですが

さあ、こんな奴が同じ職場の近くの席にいたりしたら大変である。
一日中、気持ちが悪い思いをすることになる。

実は私の職場にもこういうヤツがいて、ほとほと困っている。

過去に当ブログで書いてきた

『キーボードを叩く音がうるさい人』
『ペンをカチカチ鳴らす人』
『クチャラー』
『独り言が多い人』

は、すべて同一人物をモデルにして書いている。

こうして振り返ってみると、その水分量多めの舌打ち野郎は、ただ口から発する音だけでなく、自らが発する音という音に無神経で、他にも多々、迷惑をかけていることが分かってくる。

何か良い対策は無いか?

 

どうすればいいのか?

なにか良い対策は無いか?

過去の記事を見てみても、たいがいの結論は

「どうせ注意しても治らん」

「人間関係が悪化するだけ面倒」

「放置!」

「無視!」

として締めくくられている。

今回も結局、無視しかないのか?

新提案

これ結局、私がこいつを嫌いだからこそムカツクのである。

好きな人なら全く気にならんのではないか?

嫌いだからこそそいつの一挙手一投足に神経質になり、腹が立つのである。

それが証拠に、職場の者に聞いてみても、

「そんなに気になります?」

程度の反応なのである。

であれば、私がそいつを好きになれば一挙に問題解決である。

私が、私さえが、そいつを好きになれば、好きになれば、好きに…

なんてなれるわけがないので、同じことで悩んでいる人は、こういうヤツは、存在しないことにしてやりすごしましょう。

約束します!

なんて、書いても解決にはならず、せっかくここまで読んでくれたことに対して申し訳がないので、お詫びのしるしといっては何だが、私が今の職場を辞める時には、こいつに、いかにお前が気持ち悪いかをこんこんと説明し、その模様をインタビュー形式でこのブログに書くので、どうか楽しみにしていてくさだーい!

 

 

【熱狂!FMW】涙のカリスマ、大仁田厚との思い出③

イベント終了

全試合が終了したし、はぐれた友達とも会えたし、帰ろうかと思っていると、従妹の姉ちゃんが私を見つけ

「大仁田と写真撮りたい?」

と言う。

聞けば、従妹の姉ちゃんのツテでバックステージに入れるという。

そんなもん、撮りたいに決まっているので控室に連れてってもらうことになった。

控室へ行こう!

ドキドキしながら階段を駆け上がる。

本当に大仁田と会えるのか?

大仁田と何か話せるのか?

一番のファンである涙のカリスマ、大仁田厚と会う。

リングサイドでなく、楽屋裏で会う。

大勢の中から顔面に水をぶっかけられるといった特殊な状況ではなく、きちんと会う。

大丈夫か、俺よ。

と、思いながら体育館の控室という、だだっぴろい部屋につく。
まず、ダミアンが居て驚いた。

奥には大仁田がいる。

私と同じようにツテでやってきた数人が短い行列を作っている。

大仁田はその行列に並んでいる者達と次々に写真を撮っている。

大仁田といえば、ファイヤー!の時代

大仁田といえば、

「ファイヤー!」

である。

大仁田はカメラ目線で指をさし、事あるごとに

「ファイヤー!」

と絶叫していた。

ちょっと前までブラックマヨネーズの小杉が

「ヒーハー!」

とよく言っていたがあの要領で、大仁田は

「ファイヤー!」

と絶叫していたのである。

当時は何も感じなかったが、何がファイヤーだったのだろう?

私の番が来た!

で、何がいいたいかと言うと、大仁田はこのファンとの写真撮影の際、シャッターがきられるたびに、疲れていたのだろう小さい声で

「はい、ファイヤァ」

「はい、ファイヤァ」

と嫌そうに気怠そうに言っていて

『あ、なんかやっぱちょっと怖いかも』

と思ったものである。

で、撮ってもらった写真がこちらである。

よく見ると大仁田と私たちは、別のカメラを見ているのが笑えるが、大仁田も疲れていながら割と笑顔で撮ってくれていることに気が付く。

当記事の冒頭でフロンティア・マーシャルアーツ・レスリング、略してFMWをご存知だろうか?

「ご存知だろうか?」

などと書いた私だが、実のところ、FMWに関してはせいぜい1994年くらいまでしか知らないので困ったものである。
高校卒業と共に熱も冷めまったく興味がなくなってしまった。

催眠が解けたのだろう。

だがしかし、調べてみれば2002年に幕を閉じたFMWも、1994ぐらいか一番良かった時代であり、それ以降は知らない方が良かったような事実ばかりであり、1994年でFMWの思い出が止まっている私は、幸せなFMWファンと言えるかもしれない。