もくじ
困ってしまう自己中心的な人
どこにでも自己中心的な人がいる。
全ての物事を自分を中心として考え、周りの状況を鑑みない人である。
こういう人が同じ作業をするチームにいると周りの人は大変なことになる。
こういう人は、自己犠牲精神が全くなく、嫌なことは全部人に押し付けて自分は楽をするばかりだからである。
自己犠牲精神もなく、怠けたいのであれば、いっそ参加しなければいいのだが、往々にしてこのような自己中心的な人は、自分は何にもしないくせに、他人の動きには何かと口を出したがり、〝アドバイス〟だのと抜かして、人使いが荒くコキ使ったりして腹が立つのである。
こういう自己中心的なヤツが上司だったりすると、もううんざり。
「やってられっか!」
という気持ちになる。
自己中心的な人物の見極め方=「呼びつける」
自分の上司が自己中心的は者かどうかを見極める方法の一つに、自分で足を使うタイプか使わないタイプがを見るとわかりやすい。
まず自己中心的なタイプは、自らの足を使わないからである。
そのため、基本的に自分のデスクからなるべく動こうとしない。
部下に用事があるときは、遠くのデスクからでっかい声で
「おーい!〇〇君!」
とパソコンのモニターを見たままで手招きし、自分のデスクまでくるように指図をする。
人をアゴで使うとはこのようなヤツのことである。
『用事があるならテメエから近寄ってこい!』
と思うがあくまで偉そうに遠くのデスクからでっかい声で
「おーい!〇〇君!」
などと抜かすのである。
と言うとこのバカ上司は
「でも私のパソコン画面を見てもらいたいんだから、呼びつけるのは仕方がないだろう!」
と頭の悪さを丸出しで反論をしてくるだろうが、自分のパソコン画面を一緒に観る必要があるからと言って、別に呼びつける理由にはならない。
近くまでいって
「ちょっと私の画面見て欲しいののだが」
と声をかけて一緒に移動すればいいだけのことである。
上司が部下を呼びつける理由
にも関わらずなんで大声で呼びつけるかというと
①呼びつけることによって、部下を威嚇し、優位に立つ
か
②大声で呼びつけることによって、周りにも威厳を示す
この二つである。
「いや、決してそんなことは思っていない!」
「急いでいるから大声で呼びかけるだけだ!」
などと更に反論をしてくるバカ上司は、
③勘違いしている
である。
どう勘違いしているかというと、会社と家庭の区別ができておらず完全に甘え切っているので
「会社の仲間は家族みたいなもんだ」
「上司は父親と同様だ」
「部下はなんでもいうことを聞く女房みたいなもんだ」
などと男尊女卑も甚だしいことを思い
「業績のためなら、女房も泣かす」
「それがそうした文句があるか!」
「酒や酒や、酒買うて来い!」
と浪速恋時雨を歌いだすのであるが、実の所、このバカ上司は家庭では完全にのけ者にされており、娘からも
「アイツ」
と呼ばれているため、家庭の温かみをせめて会社だけでも味わいたいと願い
「会社の仲間は家族みたいなもんだ」
と言っているので、哀れなもんである。
我が勤務先の自己中心的な上司
などと常日頃から思っていたが、先日、私の勤める会社のバカ上司のバカ講義を聞く羽目になった。
仕方がないので何の足しにもならん、愚にもつかぬクソ講義を聴いていたのだが、本人は勢いに乗ったらしく予定の時間を超過した。
で、
「じゃあ、ちょっと時間をオーバーしたので一旦、休憩を入れます」
と言い、もう、終わればいいのに、一旦、休憩を入れ、そのあとで改めてクソ講義を再開することになったのだが、その際、そのバカ上司は、自分の腕時計を見ながら
「じゃあ、この時計で18:35から再開しますので、それまでには帰ってきてください」
と言ったのである。
〝この時計で〟
というのは本来、みんなが共通で見ることのできる壁掛け時計などを指して
〝この時計で〟
というのが筋だが、こいつは、事もあろうに自分しか見ることのできない、己が腕時計を指して
「じゃあ、この時計で18:35から再開しますので、それまでには帰ってきてください」
と抜かしたのである。
「こんな自己中心的とバカとなどうまく付き合ってたまるか!」
と、私はそいつと円満に付き合うことをキッパリと諦め、徹底的にギクシャクする道を選んだのであった。
つりばんど 岡村
最新記事 by つりばんど 岡村 (全て見る)
- 保護中: テスト104 - 2023年10月21日
- 舞いあがれ!片づけいらずの紙ふぶき - 2021年2月26日
- コサックダンスが踊れるマシーン! - 2021年1月3日
最近のコメント