【トナラー許さん!】恐怖、座席を一個飛ばしにしない人。

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空いている自由席でのトナラー


昔、ガラガラの新幹線の自由席に座っていたら、隣の席に中年オヤジが乗ってきたことがある。

『なんでわざわざ隣に来るかなあ?』

と腹が立ったが、こちらからすぐに席を変わったりすると相手の気分を害し、いざこざなんかに巻き込まれてもいけないと思い、発車してしばらく経ったらトイレにでも立つ振りをして席を変わろうと思っていた。

で、発車と同時にブラックニッカのポケット瓶を飲んでいるとわずか数分で、なんだか楽しくなってきてしまい、酔うと、持前の人類みな兄弟と思い込む体質なもんで、

『まあ、この中年オヤジが隣に来たのも何かの縁じゃないか』

『オヤジ、一杯やっか?』

という気持ちになり、ニヤニヤしながら

『なあ、おう!』

と肩をくんだら、その中年オヤジは一目散に居なくなってしまったことが有る。

まあ、中年オヤジからしてみれば災難だっただろうが、私に言わせてもらえれば、ガラガラの自由席でわざわざ人の隣に座るという愚行に対するバチを当ててやったのである。

トイレで真横に来るトナラー


新幹線だけではない。

トイレでもこういうことは起こる。

特に男性トイレでは小便器が複数並んでおり、だいたいは入り口近辺の便器から埋まっていき、次に入って来た者は、一個飛ばして用を足すのが不文律となっている。

にも拘わらず、デリカシーの欠片もない者がたまにいて、人が用を足している真横の便器の前でイチモツを取り出し、用を足し始める。

『この野郎、頭おかしいんか!』

と思うのだが、そいつは何食わぬ顔で

「私はこうしてきちんきちんと、一席づつ詰めていくのです。」

「それが人の道という物です」

などと勘違いも甚だしいことを思っているのである。

用を足しながら挨拶するトナラー

それだけならまだいい。

わずか数秒、窮屈さを我慢すればいいだけである。

が、中には職場のトイレで、人が用を足している真横に陣取り、己も用を足しながら、人の小便器をのぞき込む様にして

「お疲れ様でーす」

などと言う者がいるのである。

人のブツを見ながら、お疲れ様です、などと失礼なことを抜かすとは何事だ!とどやしつけたくなる。

が、こういう無神経なヤツは、どやして付けたところで

「なにもブツを見てお疲れ様です、なんて言ってるわけじゃないですよ~」

「尿の色を見て、お疲れ様です、って言ったんですよ~」

「その色、肝臓が疲れる証拠ですよ~」

「お疲れ様で~す」

と、気持ちの悪いことを言い出すに違いないので、トイレで真横に来て挨拶するヤツは、トナラーどころの騒ぎじゃないくらいヤバイ奴なのでサッサと逃げることをお勧めしまーす!

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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