【あなたは大丈夫?】 老化現象の自己診断 (男性編)

家族経営のコンビニ

 

昔住んでいた街のコンビニは、路地裏にある小さな店舗で、熟年夫婦とその子供たちとの家族経営のような店だった。

母親であるおばさんは70がらみの人なのだが、私を不憫に思うのか買い物をすると黙っておまけの商品を袋にねじ込んできてくれる。

「悪いから」

と断っても、無理にレジ袋に投げ込むようにしてくれていたのだが、父親であるおじさんの方が、それをちょこちょこ見ていたのだろうか、私に対してジェラシーを燃やし、ことあるごとに私に冷たく当たってくる。

例えば、商品を提出し、清算が済んでもおじさんはピクリとも動こうとしない。

仕方なく

「あ、袋結構です」

と言うと、店中に響き渡るようなとてつもなく大きな声で

 

「助かりま~~~~~す!!」

 

と叫ぶので、ビクッとなる。
そのまま商品を掴んで店を出てくる。

 

お弁当を買っても同様で、清算が済んでもやはりピクリともしないので、

 

「あの、お箸結構です」

 

と告げると、同じように店中に響き渡るようなとてつもなく大きな声で

 

「助かりま~~~~~す!!」

 

と叫んでようやく袋に入れてくれるのである。

男性諸氏は年を重ねるごとに嫉妬深くなるそうである。

わが身を顧みて、無駄な嫉妬にかられていないかくれぐれも注意していただきたい。

 

嫉妬にかられた熟年おじさま

 

こっちとしては、別におばさんを狙っているはずもなく、おばさんが断っても袋にねじ込んでくるのである。

そんなコンビニ生活が数年にも及び、邪険に扱われる筋合いはないので、内心腹が立ち、なるべくおじさんとの会計手続きを避けていたのである。

ある日、インスタントの春雨スープを買おうとしたら、運悪くレジ係はおじさんである。

仕方がないので提出し、清算が済む。

私の我慢の限界にきているところへ、おじさんはどこか意地悪そうな顔をしながら

 

「スプーンでいいかな~~~?」

 

と来た。

 

 

「あのなあ…」

「スプーンで春雨が食えるか!」

「ふざけるんじゃねえ!」

 

とレジ横のおでんの鍋を持ち上げておじさんの頭へ

 

 

ズドドドドドーーーーーーッ!!!

 

 

などとできるはずもなく割と小さな声で

 

「あ、箸で」

 

と言った。

 

(女性編へつづく)

【詐欺に注意!】 最近増殖中のポスター

今時、こんな詐欺広告あるか?

 

というものを見つけたので報告します。

 

まずは写真を見てみてください。

 

 

書いてある内容は、

 

・男性求人 稼ごう 高収入

・お金持ちの美熟女の簡単なお手伝い

・ダブルワークOK!空き時間でOK!

・若年からシニアまで

・礼儀正しい対応のできる人

・一週間に2~3時間の空き時間でOK

・年齢18~70歳くらいまで

・誰でも簡単にできます

・お仕事をおこなう場所は内容によって異なりますが、原則としてお申込み頂いた男性のお住まいから車で一時間以内となります。

【仕事内容】

レジャー・スポーツ・映画鑑賞からお食事、ドライブ、旅行同伴、マンション等のお掃除、お庭のお手入れ…

趣味のお付き合い、悩みごとの相談、引っ越し、日曜大工からお買い物の同伴、生活全般の雑用から介護まで。

・お祝い金5万円プレゼント中

男性の優しさを求めているお金持ちのご婦人を、お申し込み後すぐに御紹介が可能です。

 

などというもの。

ここまでツッコミ所が満載だと、いったいどこから手を付けていいのかわからない。

というかツッコむ気を削ぐ。

 

 

 

応募するとどうなるの?

 

こういうの本気にして電話しちゃう人いるのかなあ?

いるんだろうなあ。

昔はこういうの、電話ボックス(懐かしい)の中にホテトル(懐かしい)のチラシに紛れて貼ってあったが、未だにあることに驚く。

これに電話すると

「一旦折り返すから電話番号を教えて」

という流れとなり、個人情報を根掘り葉掘り聞かれた上で、

 

「美熟女を三名紹介するので紹介料を30,000円程度支払が必要」

 

「でもすぐに元が取れる」

 

「第一、仕事が完了すればお祝い金の50,000円が入るので、何の問題もない」

 

という流れになっていく模様。

礼儀正しい対応ができる人が条件ってところも、後でもめ事になった時にすごんで黙らせるためなのかもですね。

明らかに詐欺なので、周りで応募しようとしている人がいたら止めてあげてください。

 

「本当に男性の優しさを求めている美熟女を知っている」

 

という人は紹介してください。

 

 

 

 

 

【40代のリアルな婚活】 泣き笑い合コン劇場 4/4 完結編

いよいよ合コン

 

思わぬ寄り道で、21:00ギリギリになったが、幸い相手側はまだ来ておらず、時間に遅れることなく店に入ることができた。

 

フスマを開けて用意されていた個室に入ると、件の後輩(もうヤツと書きますね)が、奥に入っていき壁に背を付けてドカッと座る。

 

「こういう時、俺たちがフスマを背にして座っておくべきじゃないの?」

 

と言うと

 

「ああ、そうか、最近、会社の飲み会では役職の関係で上座に座らせられることが多かったからなあ」

といい、フスマを背にして座りなおす。

いかんいかん

えっへん

とでも言いだしそうな、言い草である。

 

(バカが!)

 

と思いながらオッサン二人で横並びになっていると、ヤツが斜め上をみたままの形で、ポケットから何かを掴み、私の方に向かってテーブルの上をスライドさせるように

 

「あちらのお客様からです」

 

の要領で、何かを投げつけてきた。

 

 

 

私の目の前にはカクテルではなく、GODIVAのクッキーの小袋が5つ。

これは数日前、職場に札幌の営業所の者がうちの職場に来た際に、手土産に持ってきたものである。

なんで、こいつがそれを今ここで私に投げつけてきたのか?

 

ヤツの真意がわからず、GODIVAのクッキーを見つめ、言葉もなく黙っていると、ヤツは斜め上を見ながら

 

「これ、札幌出張に行ったときの土産だと言って、女性陣に渡してください・・・」

 

という。

 

「は?」

 

 

 

よくわからなかったが、つまりは、

〝札幌に出張するほどの男ですって、まあウソですが、見せつけてやってください〟

〝高級サラリーマンの振りして女性の心を鷲掴みにしてください〟

 

などというつもりらしい。

 

「っていうか、なんでGODIVAなの?」

「花畑牧場とか白い恋人とかならわかるけど?」

 

といったが、ポカンとしている。

『GODIVAってなんだべ?』

という顔をしている。

更に

「GODIVAは新潟にもあるだろ」

「で、お土産なら普通、箱で渡すだろ」

「なんでお土産をバラでもってこなきゃならんの?」

「っていうか甘いもので女心は鷲掴みにできるものなのか?」

 

と詰問したが、さらにポカンとしている。

 

『札幌に出張に行く男って、女心を掴めるべ』

 

とでも言いたそうである。

 

(バカが!)

 

と思う。

 

 

いよいよ女性陣がやってきた

 

狐につままれた表情とは、今のこいつの表情のことなんだなと思いながらあきれているところへ女性陣がやってきた。

 

が、相手も私をみる表情からして今回の話はなかったことにしようというのがありありとうかがえる。

こうなれば、今回はこの会を無難に楽しい思い出で終わらせよう。
なるべく私は〝粋〟に済まそう。
会計は、女性陣が気が付かぬうちに済ましておいて、スマートな感じで解散なり二次会に行こうと決めた。

 

女性陣がさっそくメニューを見た直後、見て、何にしようかほんの2秒ほど考えたところで、ヤツが

 

「あ!」

 

「言~っときますけど~!」

 

と節をつけて言い放ち、

 

「今回の支払いは我々男性陣で持ちますから!」

「遠慮せずにドンドン!」

 

と抜かす。

 

今、メニューみたばかりだし、別に遠慮してねーし、高い店でもねーし、無粋極まりないわー

と赤面する思い。

 

で、会話はヤツが主体となり、主に仕事の話を、自分たちが務める会社がいかに大きくて、将来的に安定しているかを、ウソ、大げさ、紛らわしい の広告だったらJAROに相談するレベルの脚色で話して聞かせ、話のまとめでは必ず

 

「ねえ?岡村さん」

 

と私を共犯にしていたが、酔いが回ってからは

 

「そうですよね?アニキ」

 

と柄の悪いところが噴出。

もうこいつとの合コンはコリゴリだと思いながら会は進行。

会計の段になるとベロベロになって、呂律の回らない口調で

 

「アニキ、すいません、金かしてください!」

「給料日には返しますんで!」

 

と言う。

 

何が、ここは男性陣が持ちますだこの野郎、金も持って来てねえんか!

 

と思う。

で、二次会に行って解散した。

その後も、アニキ、アニキと口ばかりのヤツのこの後の行動はどんどんエスカレートしていったのだが、具体的な行動は、本人も記憶がないと言っている上、著しく本人の社会的地位も剥奪しかねないため、割愛します。

 

 

数日後

 

後日、久々に職場で彼と顔を合わせた際、

 

「アニキ、合コンの金の件ですが、後日ちゃんと清算しますんで!」

 

と言ってきたので

 

「金の清算はもういいから」

「お前との関係を清算したいわ」

 

といったのは、あながち冗談ではなかったのだが、半年後の今日も彼はそれがわかっていない模様である。

 

 

【40代のリアルな婚活】 泣き笑い合コン劇場 3/4 古町編 

ようやく居酒屋へ

 

仕事が終わり、二人して店へ向かい、時間よりも15分ほど早く店の前についた。

件の後輩は相変わらずウヒョついておる。

ウヒョつくどころか、ソワソワし出して

 

「アニキ!店入る前に、どっかで一杯ひっかけていきませんか?」

 

などと言い出した。

 

「一杯飲むって、今から一杯飲むんだよ?」

 

「いや、だからその前にビールだけ一杯!」

 

「まあ、別にいいけど、もう相手の人たちくるんじゃない?」

 

と言ったが、耳に入っていないらしく、一人でズンズン歩いていき、よくあるTVが点いている小さな居酒屋に入っていく。

ドカッと席に座ると

 

「生二つ!」

 

などと勝手に、且つ横柄に言い、出てきたおしぼりで顔をゴシゴシと拭く。

おしぼりを首に回して、うなじから耳の中まで、ゴッシゴシゴッシゴシと拭く。

この男にランニングシャツがどうこう言われたことが腹立たしい。

 

顔を拭き終えると、出てきたビールを一気に飲み、叩きつけるようにジョッキを置くと

 

「よしっ!」

 

と言い

 

「ゲフッ」

 

などと漏らしてレシートを掴んで立ち上がり、出ていこうとする。

 

私はまだ一口も口をつけていなかったので、慌ててビールを飲み、後輩を追いかけるようにしてレジへ行く。

で、きっちり割り勘。

 

チャカつき続ける人

 

「よく、一杯だけのもうなんていって誘われることあるけど、本当にこんなに一杯だけなんて、お店の人も驚いていたろうね」

 

と話しかけるが、こちらの話は全く耳に入っておらず、上の空で、ジャケットやズボンのポケットというポケットを叩いたり、かき回したりしながら

 

「えーと、タバコを買っとかなくちゃいかんな」

 

とつぶやき、タバコ屋を探してキョロキョロしている。

タバコ屋は彼のすぐ背後に有ったのでその旨を教えると

 

「ああああ」

 

などと言いながら

 

〝そんなことは言われなくても、そもそもわかってますよ〟

 

というような表情をし、自動ドアにぶつかりながらタバコ屋へ入っていき、タバコを買うと、転げ出るように、再び自動ドアにぶつかりながら出てきた。

 

で、タバコに火をつけて深く吸うと、待っていた私に対し、

 

「アニキなんか緊張してるみたいですね!」

 

「って、おめえだよ!!!」

 

と一喝して、ようやく待ち合わせの居酒屋に入っていったのである。

 

(つづく)

【40代のリアルな婚活】 泣き笑い合コン劇場 2/4 笹口編

突発的な居酒屋の予約

 

さっそく目ぼしい居酒屋に電話するが

 

「満席です」

「個室でなければ」

 

という返事。

中には

「年末の金曜の21時に、前日に個室の予約など、気でもおかしくなったのか?」

と言わんばかりの対応をするお店もあり、讃嘆たる思い。

しかし一店舗だけ、駅からは遠くなるものの、

 

「なんとか9時に前のお客の宴会が終わる予定」

「9時を過ぎて少ししてから構わないなら」

 

というお店があり、どーにかこーにか携帯電話に向かって土下座するように感謝して個室を確保してもらうことが出来た。

 

これで、出来ぬ男から一転、出来る男の烙印を押していただけると、胸をなでおろそうとしたが、

 

「いや、明日、店が見つからなくて迷ったりしては出来ぬ男の烙印を押される」

「下見だ!」

 

と、仕事終わりに一回、翌朝の出勤前に一回、合計二回の下見をしにいったのである。
我ながら涙ぐましい。

 

 

決戦の金曜日

 

さて、迎えた当日、いつものように働き、就業時間が近づいてくると、件の後輩がソワソワしだす。

 

「顔の脂をとるウェットシートありますか?」

 

とか

「整髪料持ってませんか?」

 

とやたら聞いてくる。

この日に備えて持ってきている自分も自分だが、それらを貸してやる。

 

また、何かにつけて、用事もないのに私のところにやってきて、

で、

 

「アニキ、今日は仕事の話はなしで!」

 

などと言ってくる。

そんな席で仕事の話なんかしない。

 

ちょっとするとまたやってきて

 

「アニキ、相手のことを気に入ったかどうかのサインを決めときましょう」

「会話の中に、なんとなく相手の点数を織り込んで話してください!」

そんな高等テクニックは持ち合わせていない。

しばらくすると、またまた思い出したようにやってきて

 

「アニキ、残念なお知らせがあります!」

「何?」

「アニキ、今日、ランニングシャツ着てますね?」

「ランニングっていうか、Yシャツの下はノースリーブの下着だけど」

「ブー!(不正解の音のつもりらしい)」

「女の子は、ランニングシャツはおじさんっぽくて嫌いなんですよ~」

 

ややムッとして

 

「じゃあ、ジャケット脱がないからいいだろ」

 

と言うと、ちょっとニヤけて

 

「じゃあ絶対、ジャケット脱がないでください!!」

 

ビシッ

 

という感じで、私の顔に向かって指をさす。

 

 

だんだんむかついてきたが、その後、コンビニでTシャツを買って着替えた自分にも忸怩たる思いがした。

(つづく)

【40代のリアルな婚活】 泣き笑い合コン劇場 1/4 女池編 

今から半年前

 

2016年の年末の話。

五歳下のなぜか私をアニキと呼ぶ職場の後輩が

「もうアニキもいい年なんだから、ここらで真剣に結婚を考えたらどうですか?」

「考えるもなにも相手もいないのに何を考えるの?」

「いや、俺も何のアテも無にこんなことを言いやしませんや~」

と急に下卑た口調で話してくれた内容によると、その後輩が数日前に行った中学の同窓会で、婚活中の女性と知り合いになり、私がいつまでも独り身でいることを思い出して、その女性とのコンパを設定してくれるという有難い話。

相手も二人組でくるらしい。

後輩は既婚者だが、どういう目的でコンパにくるのかは、私には今ちょっと思い出せない。

とうに結婚を諦めた私にとっては半ば今更感もあったが、自分から求めた縁ではなく、こうした他人から持ってこられた縁というのは

 

「何かの引き合わせかもしれない」

「神無月に出雲で神様連の会議で、いよいよ私の番が決まったのかもしれない」

 

と、後輩には

 

「まあ、会うだけ会ってみるよ」

「君の顔も立たんだろうし」

 

などと口ではいっても、鼻の穴は冠のジロちゃん状態。

 

「だったら善は急げってやつで!」

「相手はクリスマスまでに何とかと言ってますんで、早いとこ決めちゃいましょう!」

 

と、話はとんとん拍子に進み、数日後の金曜、夜9時に会は開かれることとなった。

 

悪い癖とは知りながら

 

まず、こういう時にしてしまう私の悪い癖なのだが、一人で勝手に計画が暴走すること。

この時も、あれこれ考えていると

 

「というかこんなアパートで暮らしているわけにもいかんな」

「二人で住める物件というのは一体いくらぐらいが相場なんだ?」

 

とあれこれ調べるうちにSUUMOだとかHOME’Sだとかという賃貸住宅情報のアプリをダウンロード。
良さそうな物件を見つけたので雨の中を自転車で遠征。

土地勘もなかったので見つけるのに苦労し、二時間半もの間、自転車で物件から職場まで自転車での所要時間を体感したり、バスの時刻表などを丹念に見て回るという、我ながら超ド級の採らぬ狸の皮算用をすることとなった。

 

 

 

明日は合コンの日

 

いよいよ開催が明日となったある日。
件の後輩が

 

「アニキ、店はどこですか?」

 

と来た。

 

「え??!」

「俺が店を予約するの?!」

「ちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょ」

 

と肝を冷やす。

今から翌日の年末の金曜日の夜9時に店がとれるのか?

いや、とることはとれるだろうが、どんな店でもいいわけではない。
ここは個室でなければならない。
また、ある程度、おしゃれ過ぎず、下品過ぎず、チェーン店ではなく、雑誌にも紹介されておらなければならず、ぐるなびの星も3.5以上でなければならず、駅近でなければならず、だが私は元々ここ新潟で、そんなに知っている店もなく、だがしかし、ここで店を抑えられねば会う前から

〝出来ぬ男〟

の烙印を押されてしまいかねない。

 

 

 

さて、どうするどうする???!!!!

と焦っていたところへ、後輩が

「アニキ、俺、できれば刺身が上手い店がいいっすねえ~」

と抜かす。

 

なあにをのんきに!

首の骨へしおったろか!

 

と思いつつも必死でホットペッパーを超高速でめくり、目ぼしいページをゴリゴリと折ったりしていったのであった。

(続く)

遂に解明! 有給ではなく、意味なく半休をとる人の心理

忌まわしの半休

 

有給休暇は休暇を一日とっても、賃金が支払われるといったものだが、半休というのは、午前か午後のどちらかのみの出勤。

で、一日分の賃金が支払われ、有給の消化は半日分であるというもの。

 

もともとこの半休制度は

 

「できれば一日休暇を取りたいが、どうしてもその日に片づけるべき仕事がある」

 

とか

 

「繁忙期なので会社の仲間のためにも半日でも出勤したい」

 

などという時にとるものだが、中には何にも用事はないのに、一日休暇をとればいいのに、この半休をとる人がいる。

しかも午後だけ出勤するのではなく、午前だけ出勤する午前半休をとる。

あなたの職場にはいないだろうか?

 

いると答えた人に、さらに問いたいのだが、その人は、割と年配ではないか?

 

なぜなら 、こういう人は、学校が週休一日だったころの、土曜日は午前中だけの授業で帰宅していたころの経験があるからである。

 

そんなのはかなり昔なので、こういう経験がある人はまあ年配である。

 

なんにも用事はないけれど、半休をとる心理について考える

 

用事もないのに有給ではなく、半休をとる心理としては、半日で帰ることのできる、なんとなく嬉しい、明日は日曜日だし、今日は半日だし、今日はドリフターズ観て寝ようという、あの頃の気持ちを味わうべく、ノスタルジックな気持ちを癒すために午前半休をとっている。

 

で、半休で帰るときはいちいち

 

「今日、半休なんで~」

「じゃあお疲れ様~」

 

などと普段はしない挨拶を、ひとりひとりにして回っていく。

この後も勤務する人たちが昼食をとっているところへわざわざ入っていってまで

 

「今日半休なんで~」

 

などと繰り返して居る。

 

心の中では

 

「たとえこの挨拶が午後一杯までかかっても構わない」

 

「この挨拶を受けた人のややひきつった表情をみるために半休とってる!」

 

「この顔をずっとみていたい!」

 

「録画したい!」

 

などという勢いで、昇天の表情をしている。

 

 

ですので、用事もないのに午前半休をとる人は性格が悪いと思って概ね間違いありません。

 

というか、こんなことをいちいち書いている俺の方が性格わるいな。

 

 

 

 

 

 

元気がないときに 私がやっていること②

前回に続いてなんとなく元気がないときに私がやっていることを綴っていきます。

(綴るってほどのもんかよ)

 

眉毛をハの字にしてみる

 

元気がないときは元気のない顔をしている。

眉間にしわがよってたりする。

また、元気があるときは元気のあるような顔をしている。

 

これを逆手にとって、元気のあるような顔をしていれば元気がでるのではないかと、

無理に眉毛をハの字にする。

「ニッ」

という感じにやってみる。

そうするとなんとなく心が軽くなるような感じがする。

 

元気がないときにやってはいけないこと

 

これは飲酒です。

とくに昼から飲んだりすると地獄。

ただただ滅入っていくだけなのでこういう逃げ方はよくないと身をもって進言したい。

 

財布が軽いと心が重い

 

元気がないのは単純に金がなくて不安である場合もある。

ちゃんと計算してやりくりすればなんとかなる。

私は給料日までの半月を6,000円で乗り切ったことがある。

米とモヤシでなんとかなる!

最悪、甘えられるひ人には甘えて貸してもらったりしよう。

私が過去に、甘えた人たち、感謝しています。どうもありがとう。

日光に当たる

 

朝方生活に切り替える

元気がないときは、なんとなく夜型生活になっていることが多い。

ので、当てもなくぶらっと散歩に出かけてみる。

遠くまでいく必要もない。近くのコンビニまででもいいからちょっと外出してみよう。

なんとなく気分が変わります。

 

できれば軽く走ってみる

 

なんか体育バカみたいで申し訳ないが、20分でいいから軽くゆっくり走ってみる。

往年の森田健作のようで我ながら恥ずかしいこととは思いながら、実はこういうことしてます。

だからといって、

「さらば涙と言おう」

を歌いながら走ったりはしてません。

 

人と話す

 

自分の中ではこれが一番効果的。

なるべく仲の良い友達と、なるべくくだらないことを話す。

 

冷水を浴びる

 

最後にもっともトリッキーな方法。

家のシャワーで冷水をバサッと浴びる。

自然と声が出る。

この方法は、その昔、冬にガスが停められたときに仕方がなく行っていたものだが、以外にも気分がリフレッシュされると判明。

しかしみなさんは真似して風邪などひかぬよう、サウナの水風呂などで試してもらいたい。

 

 

と、なんでこんなことを書いたかと言えば自分がなんとなく元気がないからである。

だから水風呂あびてくるぞ!

君も元気で!

わー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元気がないときに 私がやっていること①

なんとなく元気がないとき

 

「別に何があったわけじゃないけど、なんとなく元気がない」

とか

「自分は周りから必要とされていない感じがする」

などと思うときが、単細胞の私にもある。

と言うことはもちろんあなたにもあるであるよね?

なので、なんとなく元気がないときの自分なりの対処法を書いていきます。

 

「いや、はっきりと嫌なことがあって元気がない」

「だからこんなブログを読んでいる場合ではない!」

 

と言われると困るのだが、まあ、お付き合いください。

 

まず、

元気がない=体調が悪い

ということがある。

その昔、アパートで一人

「もう、俺なんか本当にいらない人間だよなあ」

と落ち込んでいた時、大きなゲップが出た途端に元気になり、

「ああ、ちょっと気持ちが悪かったから、なんか大げさに考えたのかな?」

という出来事があって以来、元気がないときはまず、体調が悪くないかを確認するようになった。

 

 

ひもじい、寒い、もう死にたい 不幸はこの順番でやってくる

 

体調も別に悪くないときは、じゃりン子チエと言う漫画の単行本5巻、オバアのセリフ

「ひもじい、寒い、もう死にたい 不幸はこの順番でやってくる」

を思い出すことにしている。

主人公のチエは小学五年生ながら、大阪の下町のホルモン焼き屋を明るく一人で切り盛りしている。

父親のテツは、働きもせずにケンカと博打にあけくれている最低の男だが、憎めない存在。

事前に警察が情報を入手して、踏み込もうとしている大阪カブの会なる賭場にテツが参加。

テツの親友の警察官、ミツルから踏み込みの情報を聞いたチエは、テツの母親のお菊(オバア)と共に、警察が踏み込んだ混乱に乗じてテツを逃がそうと、大阪カブの会の会場である地獄組のビルの横のラーメンの屋台に入って待機している時の出来事。

テツが逮捕されるかもしれず、ラーメンも喉を通らないチエ。

チエ「うち、なんべんもひどい目におうてるけど、テツがブタ箱にほうりこまれるの初めてや」

お婆「ほら、みなはれ、もうそんなこと考えてる」

  「人間に一番悪いのは腹が減るとゆうことですわ」

  「そおゆとき、メシも食べんともの考えるとロクなこと想像しませんのや」

  「ノイローゼっちゅうやつになりますのや」

  「おまけに寒~~~い部屋で一人でいてみなはれ」

  「ひもじい…寒い…もう死にたい!」

  「これですわ」

チエ「うちいややあな~」

 

という、シーン。

これ読んでいらい、私も、元気がないときはとりあえず食べるようにしています。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

【ずっとゲームばっかりしてる人】 せいぜいゲームで頑張ってくださーい!

スマホゲームが流行っている

 

私の周りではゲームが流行っている。

内容はよくわからないが、ひどく楽しそうで

 

「このアイテムは貴重だ!」

 

とか

 

「惜しかったー!」

 

などと、私にはわからないが、そこまでのめり込めてうらやましくもある。

 

ただ

 

「そこでもっと一生懸命頑張らないとだよ」

 

とか、

 

「もっと、金を稼がないと!」

 

などと言っているのを聞くと、ちょっと違和感を覚える。

 

ゲームって、一生懸命やったり、金を稼いだりできるものなのか?

 

現実世界でもっと頑張って稼ぎやがれ!!

 

と言いたくなる思い。

 

 

あまつさえ

 

で、だいたいそういうやつは

 

「姫を助けんといかん!」

 

「妖精の力を借りねばならん!」

 

「この国は俺が守らねばならん!」

 

などと現実世界で口にしたら病院送りになるようなことを平気で口にしているのである。

 

 

何故私が、そんなジジイじみたことを思うかというと、若いころ、自分にもそういう所が多少あったからである。

 

痛い思い出

 

いろいろ有って、と言うか金が無かっただけだが、敷金礼金が貯まるまで3か月ほど変な女と六畳のワンルームでルームシェアしていたことがある。

 

その際にTVゲームの鬼武者Ⅱというのにはまっており、休みの日には一日中そのゲームをやっていて

 

「どうしても、あの武器がいるなあ」

「あそこのところでもっと金を稼ごう!」

 

といって敵をバサバサを斬っておったら、ふと

 

「いや、ていうかゲームじゃなくて、現実世界で金稼がなきゃいかんだろう!」

 

と我に返って情けなくなったことがあるからである。

 

 

その変な女とは口もききたくなかったので、そいつが帰ってくると寝たふりをしていたのだが、そいつが寝たふりの俺にファブリーズを全身くまなく振り撒いたりしており、悔しさのあまりギリギリと歯を食いしばって耐えたりしていました。

向こうは歯ぎしりでもしていると思っていたと思うが。

 

というか

 

最近では、プロゲーマーとか言って本気でがっつり稼いでいる人もいるという。

やるんなら、そこまでやってくれるとすごいと思うが、この間、コンビニのレジで、店員さんが袋詰めしてくれてるのを、スマホでゲームしながら待ってるヤツがいて。

その姿を見てたら、すげえ腹が立ったんだよー。