【突然のリストラ危機】 その時、私の右往左往【一挙読み】

突然の業務縮小

 

2009年頃の話。

当時の東京の勤務先が業務縮小することとなり、一か月後までにそれまでとは別業務となるが、会社に居残るか退職するかの二択を迫られた。

回答は一旦保留とし、

「10年以上務めたし、良い機会と考えて転職をしよう」

と考えて友人・知人にいろいろ相談して回ったところ、小さいながらも自分でデザイン事務所を経営している友人が会社経営も大変な中、

 

「本当にやる気ありますか?」

「ある」

「そうですか、でもうちも厳しんですけど・・・」

「・・・月15万円でいいなら」

 

との返事。

非常にうれしいながらも

 

『15万円では生活苦しいなあ』

 

の思いはあったが、デザインの勉強を頑張って、昇給、ゆくゆくは独立!
などとお得意の取らぬ狸の皮算用をし、

会社には

 

「辞めます」

 

と伝えた。

 

捨てる神あれば…

 

勤務先は、業務縮小の関係で残りの期間を新潟にある営業所で二週間ほど働く必要があるとのことで、数日後に新潟行きを控えたある日、何人か大勢で集まる機会があり、これまでの経緯を面白おかしく語っていたところ、その時、全くの初対面の年長者のかたから

 

「だったらうちの会社に来ないか?」

「君みたいにぶっ飛んだ人材がうちには今いなくてね」

 

という。

 

何の会社か聞くと、軍事的な備品やらなにやらを海外から買い付けて、関係当局へ卸す商社だという。

 

「俺、高卒ですけど?」

「というか工業高校卒業ですけど?」

 

と言うと

 

「そんなのは関係ないんだよ」

「もちろん、英語はしっかり学んでもらうよ」

「でも、君みたいなぶっ飛んだ人材が我が社には必要なんだよ」

 

初対面で人のことをぶっ飛んでいるぶっ飛んでいると言われることに多少違和感はあったものの

 

「こういうお堅い商売の人には俺のようないい加減に生きてきた人が珍しいのかもな」

 

と思い、聞けば給料もタップリ!

その上、地元の軍事施設に月1回は通わねばならぬが、むしろ私にとっては会社の金でちょくちょく帰省ができるとあって一石二鳥。

 

「では、新潟出張から帰ってきたら、改めて連絡をください」

 

とのことで名刺をもらって別れた。

 

デザイン事務所は?

 

別れた直後の先述のデザイン事務所の友人に電話

 

「あのさあ!」

 

「やっぱりこの間の話いいわ!」

 

「なしで!!」

 

と我ながら人でなし。

もうその日から浮かれる浮かれる。

 

 

新潟到着

 

新潟では

 

「東京が縮小されてこの後、どーするんですか?」

 

と聞かれるたびに

 

「まあ、私の場合、商社に決まったからねえ」

「商社マンなんで、商社のマンなんで」

「がはは」

 

とよくわからないことを言っていたのである。

新潟では毎晩酒盛り

 

東京で働く後輩たちも一緒に新潟に来ていて、一緒のウィークリーマンションで生活しており、毎晩、誰かの部屋に集まっては酒盛り。

 

「岡村さん、俺たちは残ることにしたんですけど」

「岡村さん、うらやましっす!」

 

というので、思い切り二枚目の顔を作って

 

「まあ、私の場合、商社に決まったからねえ」

 

「商社マンなんで、商社のマンなんで」

 

「がはは」

 

と答える。

 

「俺たちにも紹介してくださいよ!」

 

 

と羨望の眼差しであるため

 

「まあ、私もこれからだが、絶対にのしあがるから」

 

「その時には君たちを呼び寄せるよ!」

 

「でも英語は勉強しなかればならんぞ!」

 

「何しろ買い付けにもいかなくちゃだからなあ!」

 

「がはは」

 

と毎晩おんなじ話で飲んだくれておったのである。

 

帰京

 

新潟出張が終わり、東京へ帰ると、会社残留組の後輩兼、上司のM君が

 

「岡村さん、新業務、一緒にやりましょうよ!」

 

「辞めないでくださいよ!」

 

と言う。

 

この言葉は、当時の私を一番喜ばせた。

なぜかと言うと

 

「まあ、私の場合、商社に決まったからねえ」

 

「商社マンなんで、商社のマンなんで」

 

「がはは」

 

と答えられるからである。

 

なので、もちろんこの時も、一連のがはは笑いをしておった。

 

 

待ち合わせの喫茶店

 

さて、東京にも戻ってきたし、改めて商社の人に電話をして喫茶店で待ち合わせし、落ち合った。

 

「改めて上司に掛け合ったところ」

「今いる人材でがんばることになった」

「すまん」

 

すまんで済んだら警察いらねーんだよ!

 

と思いながらも、ごたごた言ってもどうにかなる話でもなさそうだし、ケンカして入社して、いい仕事になるとは思えないし、黙って引き下がってやろうと思って店を出た。

 

泣くに泣けないとはこのことを言うんだな。

と思いながら、店を出て数歩のところで会社に電話。

 

「M君はいますか?」

「今、代わります」

「もしもしMです」

「あ、M~?やっぱり新業務一緒にやるわー!」

 

ということで、会社に残留を決めたのである。

 

この後2年間、新業務を行ったのだが、これが未だに語り草の、楽しくて、得難き仲間を得られることになるのだから人間なにが幸いするかわからんもんである。

だからどんな時でも希望を捨ててはならないのである。

 

 

【いけないナイトプール】夜のプールに忍び込んではいけない理由【一挙読み】

ハロルド作石先生作品の影響

 

漫画家のハロルド作石先生とは全く面識はないが、同郷で、中学校の6年先輩であることもあって、勝手に親近感をもち、もちろん作品がとてつもなく面白いのが前提だがデビュー作の『ゴリラーマン』から全作読んでいる。

 

彼の、映画化もされた『BECK』というバンドを描いた作品の連載が開始されたころ、この作品の中に夜、学校のプールに忍び込んで憧れの女性と泳ぐ美しいシーンがある。

そんな経験は自分にはないのだが、周りの友人に聞いてみるとみんな嘘か本当かしらないが、夜の学校のプールに忍び込んで泳ぐことは一回ぐらいは経験があるという。

私がアホであることをこのブログを読んでいる人は全員しっていると思うが

(知っています)

アホ故、何事にも影響を受けやすく、

 

「俺は工業高校で、学生生活にはそんな思い出はなかった!」

 

「俺も夜のプールで泳ぎたい!」

 

「青春を取り戻す!!」

 

と、思っていたところ、夜に散歩をしていたら、ちょうど季節が夏であり、当時住んでいた都内某市の屋外市民プールがあったので絶対にやってはならないことなのだが、くれぐれも、絶対にやってはならぬことなのだが、衝動的に忍び込むことにした。

(アホ)

 

一応、誰か見ていないか周りを見渡す。

人はいなかったが、プールを取り囲むフェンスに

 

〝このプールは24時間機械監視されています〟

 

とプラスチック製の注意書き看板が掲げられている。

 

プールに忍び込んではいけません!

 

改めて辺りを見渡すが、機械で監視しているようにはとても見えない。

 

「機械監視?」

 

「面白い」

 

「ロボコップ呼んで来い!」

 

などと訳のわからんことを思い決心を固めたが、フェンスの上には案の定、鉄条網が張り巡らされている。

 

 

フェンスを掴んで一歩一歩登っていきながら

 

「ノーロープ」

 

「有刺鉄線」

 

「電流爆破」

 

「デスマッチ」

 

などと恥ずかしながら大仁田厚直撃世代として、口にしつつ頂上へ到達。

多少の鉄条網での傷には目をつむり、フェンス頂上からプールサイドへ

 

「飛翔天女!」

 

などと言って、飛び下り、足を負傷しながらも着地したのであった。

深夜のプール

 

さて、いよいよ念願の深夜のプールである。

衝動的に潜り込んだため、もちろん水着などは持ってきていない。

衣服を脱いでプールサイド置く。

全裸になるとプールへと静かに入った。

とりあえず平泳ぎで15メートル程度、軽くクロールを2~3掻き、ちょっと潜水、けのび、などをしたらもうする事がない。

 

プールに入って5分も経っていない。

 

「せっかく手足を負傷してまで忍び込んだんだから」

「もうちょっと居ようかな」

 

とただ水に体を浮かせて黒柳徹子さんお得意のポーズをこのブログを読んでいる人は当たりまえにしっていると思うが
(知りません)
それをしていたら、遠くで何か光ったような気がした。

 

「すわっ!」

「ロボコップ!?」

 

と思って体を水中に沈め、鼻の穴から上だけを水面に出して音を立てぬようにプールの隅にゆっくりと移動。

水面に懐中電灯の光があっちへ行ったり、こっちへ行ったりしている。

 

「はやくどっか行けロボコップー!」

 

と思っていたら目の前がパッと明るくなり、
もろに懐中電灯で顔を照らされた形となった。

今思うと、向こうの人も怖かったに違いない。

 

「もはやこれまで!」

 

 

やってきたのはロボコップ?

 

とザバァと音を立ててプールサイドに上がると、懐中電灯を持っていたのはロボコップではなくセキュリティ会社のおじさんだった。

 

〝いやあ、どーもどーも〟

 

という感じでフリチンで頭を下げながら

 

〝まだまだ残暑が厳しいですな〟

 

といった風情で脱いだ衣服を持ち、

 

「もう出ますから」

 

と言い、とりあえず衣服をフェンスの向こうに投げようと思ったら、

 

ウーーーーーーーーーーーーーーーッ

        ウウーーーーーー!

ウーーーーーーーーーーーーーーーッ

        ウウーーーーーー!

 

とサイレンの音がして、パトランプパッカパカでパトカー登場。

 

〝これはこれは〟

〝ポリスのみなさんこんばんは〟

 

と、ひとまず心の中で挨拶をしたのである。

連行

 

静寂の世界から急に騒がしくなったこともあり、心臓もバクバクで、当ブログの読者は全員ご存知の教育テレビのばくさんのかばんの、ばくさんの登場シーン状態。

 

 

「バークバクバクバク~!」

 

(知りません)

 

パトカーから二名のポリスの方が降りてきた。

セキュリティ会社のおじさんがプールのカギを開け、ポリスの方から出てくるように指示される。

 

「手を挙げろ!」

「抵抗すると撃つぞ!」

 

などと言われるはずもなく

 

〝やれやれ〟

 

と言った感じで

 

「署まで同行願おう」

 

とのことでパトカーの後部座席に乗り込もうとすると

 

「ちょっと待って」

 

と言われて、ポリスの方が濡れている私の体で車が水浸しにならぬよう後部座席にビニールシートを敷いた。

私はその上に座り、ドアが閉まり、署に向けて連行されていったのであった。

 

 

事情聴取

 

署につくと、階段で二階へ上り、ドラマでみるよりは小綺麗な感じの取調室らしき部屋へ通された。

 

「では調書をとるから」

 

「はい」

 

「なんでプールに忍び込もうと思ったの?」

 

〝漫画を読んで〟

 

などと答えられるはずもなく、

 

「・・・暑かったので」

 

と答えると

 

「それだけか?」

 

と言うので

 

〝工業高校出身なもんで〟

〝青春を取り戻したかったもんで〟

 

などと答えられるはずもなく、

 

「・・・ダイエットしようと思って」

 

と答えると

 

「家で水風呂入って近所走れ!」

 

と当たり前のことを当たり前に叱られてしまった。

 

「最近は変な人間も多くて」

「プールに糞尿などを撒いたりする者もいる」

「お前はそんなことしてないな!?」

「してません」

「今、市長に連絡して起訴するかどうか確認するから」

 

と言って数十分待たされた。

 

待たされている間にポリスの方々も、ある程度私がそこまでのワルではないとわかると世間話をしてくれたりするようになった。

 

部屋に据え付けられている電話が鳴って、主に話し相手になってくれているポリスの方がソレに出る。

 

「市長は起訴しないそうだ」

 

という。

 

〝こんな夜更けまで市長も大変ですね〟

 

などと言えるはずもなく

 

「ありがとうございます」

 

と答えた。

 

 

 

調書完成

 

さらに数分後、さきほど聞かれた内容が活字になった調書がが机の上に置かれた。

その紙には

 

「私、岡村〇〇は、平成〇〇年、〇月〇日、〇時〇分頃」

 

「暑かったのと、ダイエットのため、深夜に市営のプールに忍び込み連行されました」

 

「深く反省しており」

 

「今後は、二度と繰り返しません」

 

などと書かれており、調書に〝暑かったのと〟などと言った通りに書かれていることがおかしかったが、それに署名するよう促され署名をし、釈放されたのであった。

ここ数年、ナイトプールが流行っているが、このような真似は決してしてはいけないのである。

 

【週記】MEC食ダイエット日記~危険か安全か自分で人体実験!~第11週(7/14~7/20)

先週までの振り返り

ダイエットスタート時、82キロ。

ゴール59キロ。

先週の最小値が過去最小値の=73.45キロ。

勢いにのって72キロ台にいくか?

そうすれば、ダイエット開始から三か月未満で10キロ減となり、高額ジムなみのインパクトとなるのだが。

梅沢富男に負けてられないんですけどー!ってことで見ていきましょう。

7/14(土) 仕事 8:30~21:00

終日仕事なんでジム行かず。

朝:ファミチキ。

間食:フランクフルト。

昼:ファミマの茶碗蒸し、サラダチキンのスモーク味、とりつくね串。

仕事で音声コントのようなものの台本を9本書く。

夜:ブラックニッカ220mlと焼酎少々をそれぞれ炭酸水で割って飲む。

ツマミは、ケンタッキー2Pとサイドメニューのコールスローサラダ1個と、昨日の残りの栃尾の油揚げニ片。

7/15(日) 仕事:8:30~18:00

朝:夕べの残りのケンタッキー2Pと、コールスローサラダ1。

昼:ファミチキとフランクフルト。

仕事でネタの台本を書くことになり、それを17本書いたので疲れて、ジム行かず!

夜:ブラックニッカ220mlと焼酎少々をそれぞれ炭酸水で割って飲む。

ツマミはスーパーで売ってた手作りハンバーグを2個と、レタス半玉、落花生少々。

7/16(月) 仕事:12:00~21:00

朝:落花生二掴み。

仕事前にジムにてサウナ。
サウナ後体重、75.5キロ。 先週の73キロ台は幻だったのか。

昼:ゆで卵2個、フランクフルト、ファミチキ。

台本を書いたものをみんなで録音。

みんなテンションを上げて演じてくれたので想像以上の出来となり嬉しい。

聴いた人も笑っていたので、作り手だけの満足ではなさそうで更に嬉しい。

夜:ブラックニッカ220mlと焼酎少々をそれぞれ炭酸水で割って飲む。

豚焼肉用と書かれた肉を250gを焼いた物をサニーレタスにくるんでよく噛んで食べる。

7/17(火) 仕事:12:00~22:00

朝:なし。

ジムにてサウナ。
サウナ後体重75.0キロ。

やれやれ。

間食:サラダチキンのスモーク味。

昼:ゆで卵一個、とりつくね串、ファミチキ。

夜:焼酎買い忘れにて品切れ。ブラックニッカ300mlを炭酸水で割って飲む。

ツマミは懐かしのラーメン二郎の味だけ欲しいので、どん二郎を作って麺とスープは少量しか食べず。

これ、ぜんぜん酒のツマミになりませんので真似しないように。

7/18(水) 仕事:休み。 本日から三連休。

朝:なし。

ブログを4本、と言っても過去の分割記事をまとめるというまことに汚い手段で逃げる。
三連休をきちんと休むため。

毎日読んでくれている方にはスマヌ。

ジムにて筋トレ、及びサウナ。

サウナ後体重、74.7キロ。
よしよし。

いつもの本屋探索。

昼:ファミチキと、セブンの唐揚げ棒(って名前だっけ?)。

その後、図書館といういつものルート。

夜:三連休初日ということもあり、近所で評判の居酒屋、大佐渡たむらへ行きひとり居酒屋。

カウンター席の端っこで、大相撲中継を観ながら晩酌セットという3品と飲み物二杯で1,520円という物で飲む。

マカロニサラダと、身欠きにしんの焼き物と、刺身少々(ホタテ2コとブリかなんか:刺身に詳しくないのでわからん)。

飲み物は迷った挙句、糖質の塊である冷酒(銘柄不明)を2合。

ぜんぜん足りず、その後、冷酒を4合追加。

ツマミも納豆の天ぷら(450円ぐらい)、ぶりかま(670円ぐらい)を追加注文。

カウンターで隣に座った常連らしいおばちゃんが、おにぎりと味噌汁のセットを締めで頼んで食べているのを見て我慢が効かなくなり、

「もうどうにでもなりやがれ」

と、おにぎり二個(梅と鮭)、味噌汁二杯(エビのガラが入ったヤツでむちゃくちゃ美味い)を飲んでしまう。

※これが最強味噌汁。

ああああ、なんということを。

結局お値段3,980円。

その後、自室に戻るもおにぎりが効いたのか酔いがさめてしまい、部屋でいつものようにブラックニッカ220mlを炭酸水で割って飲む。

その時のツマミは無し。

 

7/19(木) 仕事:休み(三連休中日)

木曜ジムも休み。

朝:ファミチキ、とりつくね串、アイスコーヒー。

朝10時から近所の映画館でやっている〝午前10時の映画祭〟という名画をデジタル化して流してるのがあるでしょ?

あれを初めて観に行く。

演目は、〝椿三十郎~4Kデジタルリマスター版~〟。

黒澤映画はDVDとかで観ると真っ暗でよくわからん場合もあるが、クリアに観れたし、面白いし、若き日の田中邦衛は観れるしで大満足。

本日が最終日で明日からは〝雨に唄えば〟らしい。

好きな映画だし、三連休最終日もやることが無いので、観に行くことにする。

昼:暑かったためか食べるのを忘れていた。

夜:ブラックニッカ220mlと焼酎少々をそれぞれ炭酸水で割って飲む。

ツマミはアスパラベーコン(アスパラをベーコンで巻いたりはせず、ただ切ってフライパンで熱しただけのものにコショウをかけたもの)と、スーパーの手作りハンバーグ1個と目玉焼き2個。

7/20(金) 仕事:休み(三連休最終日)

世の中の人は祝日とかで頻繁に三連休があるようだが、こんなに休みでなにしてるんだろう?

というぐらいにやることがない。

朝:ゆうべの残りのアスパラベーコンを少々と、ファミチキ。

10時から、近所の映画館に〝午前10時の映画祭〟の『雨に唄えば』観る。

誰が何と言おうが、私はこの映画が大好きだ!

だがしかし、二日連続で映画館行くと、映画館のあの何とも言えない、別世界に来た感じの心が豊かになる感じが薄れるので、ちょっとは間を開けたほうがいいかもしれない。

映画終わりでジムにて腹筋のみと、サウナ。

サウナ後、体重74.4キロ。

ホッ。

その後、いつもの本屋で立ち読みなど。

昼:セブンのフランクフルト。

「やっぱりなんかネタとか考えるのが好きだ」

と思い、夏休み突入で学生に混じって図書館でネタ出し。

隣で勉強してる学生も横でネタ書いてるとか思うまい。

自室に戻り、これを書いているのだが洗濯機が壊れたのか途中で

「ピッコ・ピッコ・ピッコ」

とエラー音を発して停まってしまう症状。

新潟にきて6年、リサイクルショップで買って頑張ってくれてたからなあ。

とりあえず復活を願い、コンセントを抜いて待つ。

夜:ブラックニッカ220mlと焼酎少々をそれぞれ炭酸水で割って飲む予定。

ツマミは、餃子の王将で麻婆豆腐と唐揚げを買って飲む予定。

今週のまとめ

ダイエットスタート時、82キロ。

先週の叩き出した最小値の=73.45キロを下回るどころか、キープすることは出来なかったが、平均値が74キロ台になっているのでよしとする。

ダイエットもブログのPV数も、一喜はしても一憂はしてはならないのである。

【工業高校生に彼女は出来るか!?】 工業高校番外地【一挙読み】

工校の合格発表

 

高校の合格発表の日、合否の確認のために校門に向かって歩いていると、私と入れ違いに、校門から小走りでニコニコで出てきた奴が、中三の二学期の期末試験の社会で

〝はにわ〟

とだけ書いてあとは白紙。

はにわを漢字で

〝埴輪〟

と書くことができれば正解となり2点を獲得できたのだが、平仮名で書いたために、〇がもらえず△。

結果点数が1点だったと学年中の話題をさらった男だったので、貼り出しの紙を見るまでもなく自分も合格したことを知ることとなった。

嬉しいどころか、結果的には、はにわ野郎でも受かるこの学校に合格させるために、この私を中二から進学塾にまで通わせたてくれた親に対して申し訳ない思い。

 

工業高校の実態

さて、工業高校に入ると、学校側から嫌というほど思い知らされるのが

「俺たちは高校生ではない」

「工校生だ!」

ということである。

学校からの資料にはことごとく

「君たち工校生は…」

などと書かれており、高校生の文字はない。(気がする)

また、この学校は隔離されたように、畑の真ん中にポツンと建っており、他校の生徒はおろか、街の人とも交流がない。

且つ、自転車通学をしていたのだが、通学の際はヘルメット着用を義務付けられる。

今時のとんがったような通気の穴がある流線形のカッコいいヘルメットではない。

白い、あの、いわゆる、あれである。

これだ。

 

 

県内ひろしといえども、高校生でヘルメット着用が義務付けられているのはうちの学校だけである。

 

ヘルメット着用の理由

よく田舎の小学生が真っ白いヘルメットを被っているのをみると微笑ましく思えたりするが、図体のでかい頭の悪い工業高校生が白いヘルメットを着用している姿は全くのバカでしかなく、今考えると学校側が

「こいつらバカすぎるから街に放置すると何しでかすかわからんぞ」

「バカであることを街の人に知らせないでばいかんぞ」

「ダサい白いヘルメットでも被せとけば、みなも注意するだろう」

 

などと言ういきさつでヘルメット着用を義務付けられていたのかもしれない。

むろん我々も、

「俺たちだって工校生の前に、高校生なんだ!」

「普通の青春が欲しい!」

と、恥さらしの憎むべきヘルメットなど被るわけがなく、学校を出た途端にヘルメットを脱ぎ、自転車カゴに放り込むのだが、たまに抜き打ちのチェックがあり、屈強な体育教師どもが街のあちこちに隠れ潜んでおり、ノーヘルが見つかるとハンドマイクで

「コラーーーーーッ!!」

と叫んで追いかけてくる。

立ちこぎで逃げるが、さすが若手の体育教師だけあってやたらと足が速く、だいたい捕まることになる。

捕まると、首根っこを捕まれ、その場に正座。

次に捕まるヤツが現れるまで帰してもらえないのである。

 

なんちゅう学校だ。

工業の授業

工業高校の科目は、一般的な五教科のほかは体育、書道、その他は普通科に通う者には聞きなれない

「工業基礎」「機会設計」「製図」「工業技術基礎(実習)」

等というものばかり。

中でも

「工業技術基礎(実習)」

というのが大半。

これは何をするかというと、作業服に着替えてネジを作ったりハンダ付けをしたりの作業。

我々も我々でこの授業のことを「刑務作業」とよび、教室のことを「雑居房」、謹慎処分で個室に入れられることを「独房にいく」、卒業を「仮釈」と呼んでおり、口癖のように

「仮釈まであと何年だー?」

などと言いあっていたのである。

そのため、思い描いた高校生活とは真逆の世界であり、入学からわずか数日で心の底からモーイヤこんな生活状態。

 

普通科に行った元同級生

 

休日にたまに共学の普通科に行った中学の元同級生と話すと

「英語のリーダーはいいんだけどさ」

「グラマーが苦手でね」

 

などと言っており、こっちとしては何ソレ状態。

我が工校の英語の授業といえば

〝This is the Earth!〟

などと中学一年と全く同じ教科書で、且つ、意味も分からず皆で元気に大声で大合唱している有様である。

そのため、

 

「「英語のリーダーはいいんだけどさ、グラマーが苦手でね」

 

などと抜かす奴に対しては

 

「しゃらくせえ!」

 

と思い、

 

「なあにがリーダーだよ!」

「そんな話、聞いてられっか!」

「な?!」

「な?!」

と工校生は工校生同士で結束を固めていくのである。

 

待ち遠しいのは文化祭

そんな生活が始まったが、とにかく楽しみにしていたのが文化祭。

噂によると、他校の生徒(女子)などがやってきて、楽しく交流ができるらしい。

うちの学校にも学年に四人女子生徒がいたのだが、うちのクラスにはおらず

 

「噂では、この学校のどっかに女生徒がいるらしい」

 

というレベルである。

そこへ来ての、中学以来、久々の女子との交流、血気盛んな時期であり、楽しみにするなというほうが無理!

自称中学時代にモテたというやつらが過去の同級生たちに声をかけて回ってくれているらしい。

残った我々は来てくれる女子のために一生懸命準備して、迎えた文化祭当日、他校の二人の女生徒が我が雑居房(教室)に入ってきたが、

スーーーーーッと、

本当に

スーーーーーッと、

立ち止まることなく出て行ってしまったのだ。

俺たちの何がいけなかったのか?
普段、パンツで授業を受けている者も今日はズボンをはいているし。

と全く不可解。

我がクラスで出した出し物が、

〝竹細工展〟

であり、竹で作ったケン玉、竹トンボ、水鉄砲 などの陳列であり、ひなびたお土産屋さんじみてることが

「高校生らしい!」

「他校の女生徒が喜んでくれるに違いない!」

と集団催眠にかかるくらい工校生活は恐ろしいものなのである。

 

 

 

こうなったらバイトだ!

異性と交遊するには、こっちから攻めてくしかない!

バイトだバイト!!

とまず始めたのがコンサートの設営及び警備員。

担当したのが杏里のコンサートであり、しっとり聞かせるものなのでライブ中は楽なのだがライブ前後の愛知県体育館とかのでっかいホールにとてつもない大きさの鉄骨を組み、ステージを作ったり、撤収したりはかなりの肉体労働で当然ながら男しかいない。

「おら新人!」

「弁当もってこい!」

と、このバイトを紹介してくれた仲間がケツを蹴られているのを見て退職。

 

次にみつけたのは女性がいるに決まっている近所のコンビニ。
今でもたまにある、チェーンではないそこにしかない独自のコンビニ。
その店は、もう無いので書くがアイスクリームの「31」を模して「35」という名のトホホコンビニ。

期待とは別に女性はおばちゃんしかおらず。

且つ、オーナーがドケチで、私がタイムカードを切ったのを見てから残業の指示をだし、残業代は廃棄の菓子パンで払うという横暴さに辟易して退職。

 

続いて見つけたのが若手の女子がいるという噂の近所の靴下の箱詰め工場。

入ってみると、若手女性はまったくおらず。
いるのは当時日本にたくさん居たアフリカ系の不法入国者と思しき、アポロ、ムキビ、カヤンジャの三人の男性外国人。

 

彼らと交流を深め、彼らが梅ガムが好物であることを教えてくれたりして、なかなかに楽しかったがやはり女性との出会いがないので退職。

高校生でできるバイトは限られており、もうバイトに夢をみるのはやめた。

 

 

ラーメン屋にて

「俺たちの生活どーにかなんねーかなー?」

「工業高校で彼女が出来るなんて夢のまた夢だよねー?」

と相談したのは同じクラスの高校生にして週4日、18:00~22:00でチェーンのラーメン屋を任され、たったの一人で切り盛りしているTという男。

いつも、ほとんどお客はいないが、その日もおらず。

そのラーメン屋で相談したのである。

 

「好きなだけトッピングさせてやる」

 

というので、

 

「俺、一回、メンマを腹いっぱいたべたい」

 

といって、麺よりも多いメンマを入れたラーメンを作ってくれた。

そのラーメンを食べてたら、メンマの多さに気持ちが悪くなってしまったのをみて

「なんでも手に入れちゃうとつまらんよね」

「どうにかなんねえかなあと思ってるぐらいでいいんじゃない?」

と言った。

さすが、高校生ラーメン屋店長!

達観している。

一方私は、相変わらず、どうにかならんもんかを日々模索。

後日、麺より多いチャーシューをトッピングしたラーメンを所望し、やはり途中で気持ちが悪くなる相変わらずのアホぶりなのであった。

追伸:もちろん、高校三年間、彼女は出来ませんでした。

【バイクの盗難被害】購入直後にパクられた話【一挙読み】

春の上京

 

二十歳のころ、5月に上京したのだが、その前に地元の大きな製紙工場で三交代勤務で1年半働いて、定期預金を組んで毎月貯金したのと ボーナスやらなんやかんやで100万円が貯まっていたので懐が温かく、毎日働きもせず一緒に上京してきた友人達と 毎日のようにバカ話ばかりして暮らしていたが、二か月もすると貯金も寂しくなってきたこともあり、流石に焦りだし、 たまたま近所でオープンすることになった宅配ピザ屋でバイトをすることにした。

 

バイト先にはこれまで憧れていた若手の女がわんさかおったが、若手の男もわんさかおり、中でも親元で暮らす大学生連中が自動車を持っており、女たちを連日デートに誘っておる。

「このままではいかん!」

「しかし車は買えん!」

なんとかせねばとバイクを買うかと、中型免許をとり、三年ローンで400CCの当時人気のスティードというアメリカンスタイルのバイクを購入した。  

納車の日は嬉しい

 

しばらくして納車の日。

バイク屋のおじさんが、運んできたトラックからバイクを下ろし我がアパートの駐輪スペースへ置いた。

もう、うれしくてうれしくて仕方がなく、何気なくおじさんに対して

「後輪のタイヤが太いんですね」

というと、おじさんは

「このスティードってやつはね、タイヤが太いんだよぉ」

と言った。

   

その日からは、バイクに乗ってバイト通い。

女の子を誘ってツーリングなどに出かけておった。

そんな、納車から二週間がたったある日、バイトが自分だけ早く終わり、他の仲間が夜遅くまでの勤務だったので、 自分は一旦家に帰り、また夜に合流する約束をして別れた。

アパートの前にバイクを停めて、夜まで一旦眠り、時間になったので準備をして駐輪スペースへいくとバイクがない。

「あら、バイト先にバイクを置いて、歩いて帰ってきたんだっけ?」

と思ってバイト先に確認の電話をしたが、俺はバイクで帰ったという。

 

突然のアクシデントには脳がフリーズする

 

頭の中が真っ白になるとはこのことをいうんだな というくらい頭の中が真っ白。

そこへ隣に住む大家さんの娘さんが

 

「あれ?やっぱりバイクとられたの?」

 

「さっき高校生みたいな二人組がバイク押していってたから変だと思ったのよ」

 

何をのんきなことをいってやがる!!!

そんな所を見たんなら早く俺に言わんかい!!!

と腹が立ったが、そんなこと言っても始まらないので先ずは慌ててバイク屋に電話した。  

バイク屋のおじさんに

 

バイク屋に電話をかけ、

「すいません、後付けなんですが、今から購入のときに断った盗難保険に入るって訳にはいかないでしょうか?」

と言ってみたが、当たり前だができぬという。

 

「ただ、そういうのって近くの公園かなんかに隠しておいて、夜中にとりにくるってパターンが多いから」

「今から探してみな!!」

 

と言われ探しまわったが見つからない。

 

  「このスティードってやつはね、タイヤが太いんだよぉ」

  という納車の時のおじさんの声が頭の中でリフレインしている。

 

この頃、心無いやつから

  「今頃、海外で鉄クズになってるな」

  などと言われることが多々あったので、そいつらには徹底的に無視をし、最終的に縁を切った。

 

もうその日からは、連日連夜、暇さえあれば自転車で近所を探し回り

“盗んだバイクで走り出す”などと歌った歌手を呪ておった。

 

この頃はいつも

 

「このスティードってやつはね、タイヤが太いんだよぉ」

 

というおじさんの声が頭の中でリフレインしていた。

 

一か月ほどしたある日

 

いつものようにバイクを探しに出かけたが見つからず  

 

「今日も成果なしか・・・」

 

と思った23時ころ、大きな工事現場があり、そこを見てから本日の探索は終了にしようと、自転車でその工事現場へ入って行き、トタン板の上を通り過ぎようとすると

 

ドンガラガッシャーン!

 

と言う音と共に、突然天地が逆転。

目の前には夜空が広がっている。

 

どうやら大きな穴にトタン板が被せてあったところを、私が自転車で通過しようとして自転車ごと仰向けに落とし穴に落ちた形となっていたのである。

 

逆さまになった自転車の車輪がカラカラと音を立てて回っている。

起き上がる気力もなく、半泣きで春の終わりの澄み切った夜空を見上げたら、

 

「このスティードってやつはね、タイヤが太いんだよぉ」  

 

のおじさんの声が聞こえた。

 

(その後、バイクは見つからず、悔しさのあまり、三年間のローンを一度の延滞もなく完済したのである)

【40代のリアルな婚活】 泣き笑い合コン劇場【一挙読み】

2016年の年末の話

 

2016年の年末の話。

五歳下のなぜか私をアニキと呼ぶ職場の後輩が

「もうアニキもいい年なんだから、ここらで真剣に結婚を考えたらどうですか?」

「考えるもなにも相手もいないのに何を考えるの?」

「いや、俺も何のアテも無にこんなことを言いやしませんや~」

と急に下卑た口調で話してくれた内容によると、その後輩が数日前に行った中学の同窓会で、婚活中の女性と知り合いになり、私がいつまでも独り身でいることを思い出して、その女性とのコンパを設定してくれるという有難い話。

相手も二人組でくるらしい。

後輩は既婚者だが、どういう目的でコンパにくるのかは、私には今ちょっと思い出せない。

とうに結婚を諦めた私にとっては半ば今更感もあったが、自分から求めた縁ではなく、こうした他人から持ってこられた縁というのは

 

「何かの引き合わせかもしれない」

「神無月に出雲で神様連の会議で、いよいよ私の番が決まったのかもしれない」

 

と、後輩には

 

「まあ、会うだけ会ってみるよ」

「君の顔も立たんだろうし」

 

などと口ではいっても、鼻の穴は冠のジロちゃん状態。

 

「だったら善は急げってやつで!」

「相手はクリスマスまでに何とかと言ってますんで、早いとこ決めちゃいましょう!」

 

と、話はとんとん拍子に進み、数日後の金曜、夜9時に会は開かれることとなった。

 

悪い癖とは知りながら

 

まず、こういう時にしてしまう私の悪い癖なのだが、一人で勝手に計画が暴走すること。

この時も、あれこれ考えていると

 

「というかこんなアパートで暮らしているわけにもいかんな」

「二人で住める物件というのは一体いくらぐらいが相場なんだ?」

 

とあれこれ調べるうちにSUUMOだとかHOME’Sだとかという賃貸住宅情報のアプリをダウンロード。
良さそうな物件を見つけたので雨の中を自転車で遠征。

土地勘もなかったので見つけるのに苦労し、二時間半もの間、自転車で物件から職場まで自転車での所要時間を体感したり、バスの時刻表などを丹念に見て回るという、我ながら超ド級の採らぬ狸の皮算用をすることとなった。

 

 

 

明日は合コンの日

 

いよいよ開催が明日となったある日。
件の後輩が

 

「アニキ、店はどこですか?」

 

と来た。

 

「え??!」

「俺が店を予約するの?!」

「ちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょ」

 

と肝を冷やす。

今から翌日の年末の金曜日の夜9時に店がとれるのか?

いや、とることはとれるだろうが、どんな店でもいいわけではない。
ここは個室でなければならない。
また、ある程度、おしゃれ過ぎず、下品過ぎず、チェーン店ではなく、雑誌にも紹介されておらなければならず、ぐるなびの星も3.5以上でなければならず、駅近でなければならず、だが私は元々ここ新潟で、そんなに知っている店もなく、だがしかし、ここで店を抑えられねば会う前から

〝出来ぬ男〟

の烙印を押されてしまいかねない。

 

 

 

さて、どうするどうする???!!!!

と焦っていたところへ、後輩が

「アニキ、俺、できれば刺身が上手い店がいいっすねえ~」

と抜かす。

 

なあにをのんきに!

首の骨へしおったろか!

 

と思いつつも必死でホットペッパーを超高速でめくり、目ぼしいページをゴリゴリと折ったりしていったのであった。

突発的な居酒屋の予約

 

さっそく目ぼしい居酒屋に電話するが

 

「満席です」

「個室でなければ」

 

という返事。

中には

「年末の金曜の21時に、前日に個室の予約など、気でもおかしくなったのか?」

と言わんばかりの対応をするお店もあり、讃嘆たる思い。

しかし一店舗だけ、駅からは遠くなるものの、

 

「なんとか9時に前のお客の宴会が終わる予定」

「9時を過ぎて少ししてから構わないなら」

 

というお店があり、どーにかこーにか携帯電話に向かって土下座するように感謝して個室を確保してもらうことが出来た。

 

これで、出来ぬ男から一転、出来る男の烙印を押していただけると、胸をなでおろそうとしたが、

 

「いや、明日、店が見つからなくて迷ったりしては出来ぬ男の烙印を押される」

「下見だ!」

 

と、仕事終わりに一回、翌朝の出勤前に一回、合計二回の下見をしにいったのである。
我ながら涙ぐましい。

 

 

決戦の金曜日

 

さて、迎えた当日、いつものように働き、就業時間が近づいてくると、件の後輩がソワソワしだす。

 

「顔の脂をとるウェットシートありますか?」

 

とか

「整髪料持ってませんか?」

 

とやたら聞いてくる。

この日に備えて持ってきている自分も自分だが、それらを貸してやる。

 

また、何かにつけて、用事もないのに私のところにやってきて、

で、

 

「アニキ、今日は仕事の話はなしで!」

 

などと言ってくる。

そんな席で仕事の話なんかしない。

 

ちょっとするとまたやってきて

 

「アニキ、相手のことを気に入ったかどうかのサインを決めときましょう」

「会話の中に、なんとなく相手の点数を織り込んで話してください!」

そんな高等テクニックは持ち合わせていない。

しばらくすると、またまた思い出したようにやってきて

 

「アニキ、残念なお知らせがあります!」

「何?」

「アニキ、今日、ランニングシャツ着てますね?」

「ランニングっていうか、Yシャツの下はノースリーブの下着だけど」

「ブー!(不正解の音のつもりらしい)」

「女の子は、ランニングシャツはおじさんっぽくて嫌いなんですよ~」

 

ややムッとして

 

「じゃあ、ジャケット脱がないからいいだろ」

 

と言うと、ちょっとニヤけて

 

「じゃあ絶対、ジャケット脱がないでください!!」

 

ビシッ

 

という感じで、私の顔に向かって指をさす。

 

 

だんだんむかついてきたが、その後、コンビニでTシャツを買って着替えた自分にも忸怩たる思いがした。

ようやく居酒屋へ

 

仕事が終わり、二人して店へ向かい、時間よりも15分ほど早く店の前についた。

件の後輩は相変わらずウヒョついておる。

ウヒョつくどころか、ソワソワし出して

 

「アニキ!店入る前に、どっかで一杯ひっかけていきませんか?」

 

などと言い出した。

 

「一杯飲むって、今から一杯飲むんだよ?」

 

「いや、だからその前にビールだけ一杯!」

 

「まあ、別にいいけど、もう相手の人たちくるんじゃない?」

 

と言ったが、耳に入っていないらしく、一人でズンズン歩いていき、よくあるTVが点いている小さな居酒屋に入っていく。

ドカッと席に座ると

 

「生二つ!」

 

などと勝手に、且つ横柄に言い、出てきたおしぼりで顔をゴシゴシと拭く。

おしぼりを首に回して、うなじから耳の中まで、ゴッシゴシゴッシゴシと拭く。

この男にランニングシャツがどうこう言われたことが腹立たしい。

 

顔を拭き終えると、出てきたビールを一気に飲み、叩きつけるようにジョッキを置くと

 

「よしっ!」

 

と言い

 

「ゲフッ」

 

などと漏らしてレシートを掴んで立ち上がり、出ていこうとする。

 

私はまだ一口も口をつけていなかったので、慌ててビールを飲み、後輩を追いかけるようにしてレジへ行く。

で、きっちり割り勘。

 

チャカつき続ける人

 

「よく、一杯だけのもうなんていって誘われることあるけど、本当にこんなに一杯だけなんて、お店の人も驚いていたろうね」

 

と話しかけるが、こちらの話は全く耳に入っておらず、上の空で、ジャケットやズボンのポケットというポケットを叩いたり、かき回したりしながら

 

「えーと、タバコを買っとかなくちゃいかんな」

 

とつぶやき、タバコ屋を探してキョロキョロしている。

タバコ屋は彼のすぐ背後に有ったのでその旨を教えると

 

「ああああ」

 

などと言いながら

 

〝そんなことは言われなくても、そもそもわかってますよ〟

 

というような表情をし、自動ドアにぶつかりながらタバコ屋へ入っていき、タバコを買うと、転げ出るように、再び自動ドアにぶつかりながら出てきた。

 

で、タバコに火をつけて深く吸うと、待っていた私に対し、

 

「アニキなんか緊張してるみたいですね!」

 

「って、おめえだよ!!!」

 

と一喝して、ようやく待ち合わせの居酒屋に入っていったのである。

いよいよ合コン

 

思わぬ寄り道で、21:00ギリギリになったが、幸い相手側はまだ来ておらず、時間に遅れることなく店に入ることができた。

 

フスマを開けて用意されていた個室に入ると、件の後輩(もうヤツと書きますね)が、奥に入っていき壁に背を付けてドカッと座る。

 

「こういう時、俺たちがフスマを背にして座っておくべきじゃないの?」

 

と言うと

 

「ああ、そうか、最近、会社の飲み会では役職の関係で上座に座らせられることが多かったからなあ」

といい、フスマを背にして座りなおす。

いかんいかん

えっへん

とでも言いだしそうな、言い草である。

 

(バカが!)

 

と思いながらオッサン二人で横並びになっていると、ヤツが斜め上をみたままの形で、ポケットから何かを掴み、私の方に向かってテーブルの上をスライドさせるように

 

「あちらのお客様からです」

 

の要領で、何かを投げつけてきた。

 

 

 

私の目の前にはカクテルではなく、GODIVAのクッキーの小袋が5つ。

これは数日前、職場に札幌の営業所の者がうちの職場に来た際に、手土産に持ってきたものである。

なんで、こいつがそれを今ここで私に投げつけてきたのか?

 

ヤツの真意がわからず、GODIVAのクッキーを見つめ、言葉もなく黙っていると、ヤツは斜め上を見ながら

 

「これ、札幌出張に行ったときの土産だと言って、女性陣に渡してください・・・」

 

という。

 

「は?」

 

 

 

よくわからなかったが、つまりは、

〝札幌に出張するほどの男ですって、まあウソですが、見せつけてやってください〟

〝高級サラリーマンの振りして女性の心を鷲掴みにしてください〟

 

などというつもりらしい。

 

「っていうか、なんでGODIVAなの?」

「花畑牧場とか白い恋人とかならわかるけど?」

 

といったが、ポカンとしている。

『GODIVAってなんだべ?』

という顔をしている。

更に

「GODIVAは新潟にもあるだろ」

「で、お土産なら普通、箱で渡すだろ」

「なんでお土産をバラでもってこなきゃならんの?」

「っていうか甘いもので女心は鷲掴みにできるものなのか?」

 

と詰問したが、さらにポカンとしている。

 

『札幌に出張に行く男って、女心を掴めるべ』

 

とでも言いたそうである。

 

(バカが!)

 

と思う。

 

 

いよいよ女性陣がやってきた

 

狐につままれた表情とは、今のこいつの表情のことなんだなと思いながらあきれているところへ女性陣がやってきた。

 

が、相手も私をみる表情からして今回の話はなかったことにしようというのがありありとうかがえる。

こうなれば、今回はこの会を無難に楽しい思い出で終わらせよう。
なるべく私は〝粋〟に済まそう。
会計は、女性陣が気が付かぬうちに済ましておいて、スマートな感じで解散なり二次会に行こうと決めた。

 

女性陣がさっそくメニューを見た直後、見て、何にしようかほんの2秒ほど考えたところで、ヤツが

 

「あ!」

 

「言~っときますけど~!」

 

と節をつけて言い放ち、

 

「今回の支払いは我々男性陣で持ちますから!」

「遠慮せずにドンドン!」

 

と抜かす。

 

今、メニューみたばかりだし、別に遠慮してねーし、高い店でもねーし、無粋極まりないわー

と赤面する思い。

 

で、会話はヤツが主体となり、主に仕事の話を、自分たちが務める会社がいかに大きくて、将来的に安定しているかを、ウソ、大げさ、紛らわしい の広告だったらJAROに相談するレベルの脚色で話して聞かせ、話のまとめでは必ず

 

「ねえ?岡村さん」

 

と私を共犯にしていたが、酔いが回ってからは

 

「そうですよね?アニキ」

 

と柄の悪いところが噴出。

もうこいつとの合コンはコリゴリだと思いながら会は進行。

会計の段になるとベロベロになって、呂律の回らない口調で

 

「アニキ、すいません、金かしてください!」

「給料日には返しますんで!」

 

と言う。

 

何が、ここは男性陣が持ちますだこの野郎、金も持って来てねえんか!

 

と思う。

で、二次会に行って解散した。

その後も、アニキ、アニキと口ばかりのヤツのこの後の行動はどんどんエスカレートしていったのだが、具体的な行動は、本人も記憶がないと言っている上、著しく本人の社会的地位も剥奪しかねないため、割愛します。

 

 

数日後

 

後日、久々に職場で彼と顔を合わせた際、

 

「アニキ、合コンの金の件ですが、後日ちゃんと清算しますんで!」

 

と言ってきたので

 

「金の清算はもういいから」

「お前との関係を清算したいわ」

 

といったのは、あながち冗談ではなかったのだが、今現在も彼はそれがわかっていない模様である。

 

 

【赤ちゃんになつかれない人のお悩み解消!】男の私が確実に赤ちゃんに気に入られてきた接し方

赤ちゃんに気に入られる方法

私は赤ちゃんが好きである。

自慢じゃないが私は赤ん坊からも絶大な人気がある。

すなわち私と赤ちゃんは相思相愛である。

どんな赤ん坊でも私をみて泣き出すようなことはなく、むしろ泣き止んだり笑ったり、私を凝視するのである。

ウソだと思うなら、私の前に赤ん坊を連れてくるとかの検証してもらえばわかるのだが、今ここで証明できないことが悔しい。

私の職場には産休中の母親の方々がたまに赤ん坊を連れてやってくるのだが100%の確率で赤ん坊は私になつくのである。

そのため、当の母親たちから

「パパ含め、男の人は嫌がるのにあなたにはなついたのが不思議」

「なんであなたはそんなに赤ちゃんがなつくんですか?」

と尋ねられるのである。

そんな私が、赤ちゃんに気に入られない方のために、赤ちゃんに気に入られるための方法をお教えします。

安心してください

などと書いておいて

「結局人間性ですよ」

「赤ちゃんには人の優しさがわかるんですよ」

「私は良い人間なんですよ」

なんてオチではなく、きちんと誰でもが好かれる秘訣を書くので最後までお読み下さい。

悪い見本『逆に赤ちゃんに気に入られない人』

まず、赤ちゃんに気に入られない人は、ある過ちを犯している。

それは、赤ちゃんを〝赤ちゃん赤ちゃん扱い〟しているということである。

「赤ちゃんを〝赤ちゃん赤ちゃん扱い〟して何が悪い!」

と、

「裸になって何が悪い!」

と言って居直った元スマップの草彅剛のようなことをほざく人に言いたいのは、

「それがダメなんですよ」

と言うことである。

まず赤ちゃんだって赤ちゃんの前にきちんとした一人の人間であることを忘れてはいけないのである。

赤ちゃんを〝赤ちゃん赤ちゃん扱い〟しないとは?

これはどういうことかと言うと

『猫なで声を出さない』

『必要以上にいじらない』

ということである。

よく赤ちゃんと会うと不自然に素っ頓狂なカン高い声をだしてオバサンが

「あら~赤ちゃぁぁぁぁぁん♡」

「バァバァ」

「ほら、プニプニしちゃって可愛いわねえ~」

「こちょこちょこちょ~」

などとババアがマヌケヅラして赤ん坊をいじり倒した結果、赤ん坊は不機嫌極まりない表情になっているにも関わらず

「まあ、可愛らしいわねえ」

「アバアバアバ」

「可愛くてお母さん似だわねえ♡」

「お利口そうねえぇぇぇ」

と、この辺りは赤ちゃんにではなく、母親に対するお世辞をたっぷりと聞かせ、母親が笑顔になってところで

『しめしめ』

『笑っとる笑っとる』

と思い、立て続けに

「まあ、ほ~んと可愛いわねえ」

「赤ちゃぁぁぁぁぁん♡」

といい口をOの字に開きツバであぶくをつくり

「パッ・・パッ・・」

と、あぶくが割れてはまた作り、割れてはまた作りを繰り返すが、赤ん坊からしたら

『なにを気持ちの悪いことをしやがるんだ』

『シブきがかかるだろうがコンチクショー』

と思っているところへオバサンは

「ちょっと抱っこさせてぇぇぇぇ」

といい、抱っこしようとした途端に赤ん坊はギャン泣き。

オバサンは

『抱っこしようとした瞬間泣くなんて』

『感じの悪いガキめ』

と思い

「あらあら、やっぱりママがいいのね」

と当たり前のことをのたまいつつも、内心はハラワタが煮えくり返っているのである。

(煮えくり返ってません)

これでは赤ちゃんに好かれるわけがない。

赤ちゃんに気に入られる私の具体的な接し方

では、私の場合はどう接しているか。

職場に赤ちゃんが母親に連れられてやってくる。
この際、先述のオバサンのように猫なで声など決して出さない。

また、赤ちゃんがいる、とは思うが、ただ思うだけであって、ただ人がいると思うのと同様、赤ちゃんだからといって特別にこっちから近づいていったりもしない。

赤ちゃんからすると、大人というものは素っ頓狂な猫なで声で接してくると決めつけており、また他の大人たちがワイワイ集まり、『アバアバ』だの『可愛い』だのヤイヤイヤイヤイの大合唱で押し寄せてきている中、

『おや?』

『こいつ寄ってこないぞ』

と珍しい人間に会ったという気持ちで不思議に思うのか、私をじっと見つめてくる。

で私は目が合うと大人同士でするのと同様

「オッス」

などと挨拶をする。

そうすると赤ん坊は私の方に来たがる素振りをするので母親が赤ちゃんを抱いて私に近づいてくる。

ここでも決して

「あらぁぁぁ赤ちゃぁぁぁぁん♡」

などとか決して言わず(言いたくも無いが)

「おお、〇〇君と言うのか、よろしく」

と握ったままの手を持って握手のひとつもしてやると、赤ちゃんは、赤ちゃん赤ちゃんするのではなく、きちんとと人間扱いされたことを嬉しく思うようで以後は私にべったりとなるのである。

気持ちの悪い父親と、まとめ

赤ちゃんに好かれない人、今まで猫なで声で接してませんでした?

また家庭のパパも

「〇〇ちゃぁぁん、かわいいでちゅねえぇぇぇ♡♡」

などと言う話し方をする父親ほど娘に嫌われているにも関わらず、更に

「〇〇ちゃぁぁん、チュウしててぇぇぇ」

などと娘に無理やりキスしたりして、娘が超気持ち悪そうにしてるの見たことありませんか?

そんなもんは愚の骨頂!

赤ちゃんだって人間の一人!

私はこれで100%赤ちゃん、引いては幼児には気に入られているので赤ちゃんに好かれない人はぜひお試しくださーい!

【仮病で仕事を休みたいあなたが今すぐにすべきこと】仕事を休んでる人より休まない人の方がストレスが少ない理由とは?

仕事を気分で休む人が、どんどん気分がよ悪くなる理由

仕事をちょくちょく休む者がいる。

こういう人は体調不良でも急用でもなく、ただただ行きたくないと言う理由で休む。

仮病で休む。

つまりはサボる。

質の悪い者になると身内の虚偽の不幸があったなどとしてサボる。

そんなにまでして休みたいのなら、別の仕事を探せば良さそうなもんだがあくまでも辞めずにサボる。

休む方はそれでいいのかもしれないが、毎日きちんと出勤してる者への負担が多くなるのでたまらない。

などと書くと、昨今の状況的に言うと

「だったら過労死しろってことか?!」

「休みたいときに休めないってことか!?」

などと言われそうだが、別にそんな過労死的状況の話をしているのではなく、そんなんじゃなくて、頻繁に仮病なり、無断なりで平気で仕事を放棄するものについての話である。

と、ここまで読んで

「なんだよサボるための記事じゃないのか」

「こっちは仕事行きたくねえんだよ!」

と、あなた自身がサボりの常習犯であり、読むのをやめようとしている人であったなら、最後にはサボらずに済む方法を明かすのでとりあえず読み進めて欲しい。

サボる人の方がストレスが溜るのはなぜ?

だいたいサボる人は覇気がない。

不幸そうである。

四六時中イライラしているのか、眉間にシワを寄せたような表情でストレスたっぷりなような顔で、終始ブーたれたように暮らしているように見受けられる。

それに比べて仕事にきちんと来ているものは快活な者が多い。
しかし、サボりまくるヤツはその逆である。

なんで毎日仕事をきちんとこなしている者よりも、やりたい放題の、ちょくちょく休んでストレスから解放されているはずの者の方がストレスが溜ったようであるのか?

「そりゃ、あれでしょ、やっぱりどこか病んでるんでしょ」

「病んでるからこそ、仕事に来たくなくなってサボるんでしょ」

と言われると思うが、私はここで

『サボるからストレスが溜り、元気がなくなる説』

を提唱したい。

サボるからストレスが溜り、元気がなくなる説とは?

これは、やりたいことをやるのと、行きたくないから行かないの違いが関係してくる。

やりたいことをやる、というのは、例えば

「旅行に行きたいから行く!」

とか

「ご飯が食べたいから食べる!」

ということで前向きであり、元気が出る。

が、やりたくないからやらないというのは

「仕事に行きたくないから休む」

とか

「掃除をしたくないからしない」

ということであり、どんどんやらなければならないことが後回しになるという基本的に逃げの姿勢。

で、サボった人ならわかると思うが、サボった時は気分が悪い。
元気一杯でサボっている人をあまり見かけない。

これは

「仕事が嫌だ」

「掃除をしたくない」

ということをずっと思いながらサボっているので気分が悪いのである。

で、気分が悪く、また翌日もサボりたくなりサボるのである。

先ほども書いたように、今の仕事がどうしても嫌な仕事なら

「私は〇〇の仕事に就きたいのでそっちの仕事に就く」

と、やりたい仕事を探すとか、自分が好きなこと、本当にやりたいことは何なのかとかを深く考えればいいのだが、それもせず、とにかく仕事は嫌な物だというのが前提にあるので、クビにならない程度にサボってサボってを繰り返し、どんどんどんどん暗くなっていくのである。

無責任に仕事を辞める人

そのため、

「とにかく辞めたい」

と後先考えず仕事を辞めるヤツがいる。

「実はこっちの仕事がやりたかったから辞める!」

ならばいいのだが、得てしてこういう者は、別の仕事に就いたはいいが、それがもともとやりたかった仕事でもなく、基本的に「仕事は辛いもの」「やりたくないもの」という考え方をしているので、新しい仕事でも結局同じことの繰り返しになるのである。

あなたが、仕事をサボらなくてよくなる方法

ネットで「仮病」で検索すると、そりゃあたくさんの仮病の種類やら仮病で医師から診断書を貰う方法、なんて記事が出てくる。
そんなことを調べるよりはまず、自分が好きなこと、やりたいことを考えることから始めてみるとどんどん元気になるのでサボる前にぜひお試しくださーい!

【人の話を聞かないヤツ】人の話を聞いているフリをする人への対処法

人の話を聞いているフリの人

人の話を聞く人は問題がない。

では、人の話を聞かない人が悪いかというと、まあ、よくは無いが、今回はその話ではない。

人の話を聞かない人、ではなく、人の話を聞いているフリをして実際は聞いていない人の話である。

人の話を聞いていないことが発覚する風景

何か大切なことを説明している。
なんでもいいが、例えば、ラーメン店に入ってきた新人に先輩が作り方を教えているとする。

「じゃあ、お湯が湧いたらね、器をこっちに用意するのね」

「はい」

「でね、スープの素を器に入れるんだけど、ここはキッチリおおさじ3杯ね」

「はい」

「そしたらお湯を注ぐんだけど、ここで必ず麺が茹で上がってるかチェックしてね」

「はい」

「で、お湯をお玉に2杯注ぐのね」

「はい」

「お湯はお玉に二杯だけど、スープの素はおおさじ何杯だったか覚えてる?」

「はい」

「じゃあ何杯だった?」

「はい」

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」

「いや、はい、じゃなくて」

「え?」

「・・・・・・聞いてた?」

と、今まで話を聞いているフリをしていたことが発覚するのである。

大切な話をしている時に適当に聞き流し、なんとかごまかし切ろうとしていた根性に腹が立つ。

人の話を聞いているフリな人は、安易にごまかしがきくと思っている人

この様に、人の話を聞いているフリをする人は基本的に世の中を舐めており、安い手口で物事をごまかし切れると思っている節がある。

例えば、また何か大切な話をしている時に眠くてあくびが出そうになることが有る。
あくびは生理現象なので我慢するのは難しい。

そのため、このような場合は、相手に失礼をしたくなければ、顔を手のひらで隠したり、ちょっとすみません、などと断ってなるべく地味にあくびを処理するしかないのだが、先ほどの世の中を舐めきっている者はあくびの処理を、あくびで目の鼻と口が全開をなってしまうのを、うなづきでごまかしてしまおうと考え、あくびをしながら目と鼻を見開き、口だけ閉じて

「う~~~む!」

と鼻で音を出し

『大納得!』

『そりゃ、目からウロコが落ちるってヤツだ』

『だからね、こうして目を見開いてるでしょ?』

という表情をするのだが、話しているコッチにはあくびがバレバレ。

あくびを頷きで隠し通せると思っている浅はかな根性に腹が立つのである。

人の話を聞いているフリの人への対処法

せっかく大切な話をしているのに、聞いたフリをするなんで許せない。

でも、考えようによっては困るのは相手なので、人の話を聞いたフリの人が、聞いているフリをしているのが発覚し次第、

「じゃあ、そういうことなんでよろしくね」

と言って説明を打ち切りましょう!

【週記】MEC食ダイエット日記~危険か安全か自分で人体実験!~第10週(7/7~7/13)

先週までの振り返り

ダイエットスタート時、82キロ。

ゴール59キロ。

過去最小値=74.3キロ。

先週最終値=75.6キロ。

今週こそは目先の目標の73キロ台に乗るか?

7/7(土) 仕事 12:00~21:00

昨夜、寿司を買いに行き、13かんほど食べる。
酒にもベロベロとなり、歩いて二分のところにあるとんこつラーメンの店へ行く。

酒飲むと、しめにとんこつラーメンが無性に食べたくなることが有り、そのたびに

「ああ、とんこつラーメンのスープに浮かぶキクラゲが食べたい!」

と思って居ったが、この店のラーメンにはキクラゲが入っていないことが改めて分かった。

で調子に乗って

「せっかくだから」

と思い、替え玉を三回もし、大量の紅ショウガ、高菜、白ゴマ、コショウを投入したスープも完食。

「やってやった」

「とんこつラーメン成敗してやった」

と思いながら帰宅するが猛烈に気持ちが悪くなり全てリバース。

ラーメン屋さんにお詫びする気持ちで眠る。

朝:ファミチキ、生卵二個、チーズ100g。

ジムにてサウナのみ。
サウナ後体重、75.45キロ。

間食:ファミチキ。

昼:ゆで卵二個

間食:鳥つくね串、フランクフルト

夜:ブラックニッカ220mlと焼酎少々をそれぞれ炭酸水で割って飲む。

ツマミはケンタッキー3Pとコールスロードレッシング1個半。

で寝ようと思ったのに、保管してあったチキンラーメンの半分を、袋のままお菓子感覚でボリボリと貪り、残りの半分をお椀に入れてお湯入れてラーメンとして食べる。

何やってんだか。

7/8(日) 仕事 11:50~21:00

朝:ケンタッキー1P。

ジムにてサウナ。

サウナ後体重、76.3キロ。
ドッヒャー!
と思うが、前日のこと考えたら、そりゃそーだろ。

間食:ファミチキ。

間食:サラダチキンのタンドリーチキン味。

昼:ゆで卵2個と本日二度目のファミチキ。

間食:源氏パイ2枚。ハチミツのような甘さに酔いしれる。

夜:ブラックニッカ220mlと焼酎少々をそれぞれ炭酸水で割って飲む。

ツマミはコンビニで買った糖質0の麺と、本日3度目のファミチキ。


この麺、特につけ汁がダイエットコーラのような後味の悪い科学的な味がし、2すすりぐらいで捨てた。

やむなくファミチキをフォークとナイフでちまちま食う。

7/9(月) 仕事 8:30~21:00

朝:ファミチキ

間食:源氏パイ二枚。ハチミツのような甘さに酔いしれる。それと鳥つくね串。

昼:ファミマの茶碗蒸しと、サラダチキンのタンドリーチキン味。

夜:ブラックニッカ220mlと焼酎少々をそれぞれ炭酸水で割って飲む。

ツマミは冷食の唐揚げ160gと、ズワイガニのほぐし身の缶詰(270円)、『ありそうでなかったのり塩バター味』が売りのピーナッツ。

普通のピーナッツの方が良い。

7/10(火)仕事 8:30~17:30

朝:ファミチキ売り切れで泣く泣くスパイシーチキン。

間食:職場にあった誰かからのお中元のチョコクッキー2枚。もうこれでお菓子はマジで止める。

昼:ファミマの茶碗蒸しとファミチキ。

仕事終わりでジムにて筋トレ15分とサウナ。

体幹トレーニングがだいぶ楽にできるようになってきて嬉しい。

サウナ後体重、75.85キロ。いつまでこの辺をうろついているのか。
まあ食いすぎだな。

夜:ブラックニッカ220mlと焼酎少々をそれぞれ炭酸水で割って飲む。
ツマミは、絶対に体重が落ちるアンガス牛244gと大量のブロッコリー。それとハム二枚とチーズ一枚とマヨネーズをレタスにくるんだモノ(サンドイッチのパン無し)と一個。

7/11(水)仕事 休み。 本日から三連休!やったね!

朝:サンドイッチのパン無しを2個。

ブログ4本。

ジムにて腹筋とサウナのみ。

サウナ後体重74.9キロ。

久方ぶりの74キロ台。今月25日に行われる健康診断の問診票の体重の欄に「73.0キロ」と書いたので、それに合わせて痩せねばならない。

昼:セブンの唐揚げ棒とハムカツ。

本屋で二時間立ち読みの末、購入した本をもって図書館にいき図書館で読む。
この図書館は隣が幼稚園で、午後になると大勢の幼稚園児が大騒ぎしている姿が観れて楽しい。

夜:ブラックニッカ220mlと焼酎少々をそれぞれ炭酸水で割って飲む。

ツマミはMEC食的に優れているというゴーヤチャンプルー。
我ながらむちゃくちゃ美味い。

というか本当のゴーヤチャンプルー食べたことないから味が合ってるかどうかわからんが。

調子に乗って大型フライパンほぼ一杯分を間食。

ゴーヤチャンプルーは柔らかいからあんまり噛めずに食べられるから俺的には良くない。

7/12(木) 仕事休み、三連休に二日目。

朝:ゴーヤチャンプルーの残りカス。スプーン2杯分。

ブログ3本。 まあまあいいんじゃないかなあと、久々に人の役に立つのが書けて嬉しい。

ジム木曜休みにて行けず。

これまで「宝くじは当たるわけがない」と思い、宝くじを買っている人を半ば軽蔑しておったが、「宝くじは買わなければ当たらん」と思い直し、さっそくロトを5口購入。

こんなことで6億円が手に入るなんてありがたいことである。

その足で、旧小沢家という大富豪が県に寄付した邸宅を観に行く。

日本庭園が美しいが、看板に「スズメバチが発見されました」「ご注意ください」と書かれているのをみてドン引き。

庭見物どころではなくなり逃げるように出てきた。

※日本庭園が最近のマイブーム。ちなみに鶴は置物です。

昼:藪蕎麦へ行き、もり蕎麦の大盛(二人前)をよく噛んで食べる。

MEC食じゃないけど、食べたかったので食べる。

美味しかった。

※蕎麦は下の段にももう一枚あります。

夜:ブラックニッカ220mlと、焼酎を記憶が無くなるくらい、それぞれを炭酸水で割って飲む。

カルピスサワーが飲みたいが我慢する。

ツマミは栃尾の油揚げを焼いたのに各種薬味をのせたものと、スーパーで買った唐揚げ6個。

大相撲中継を観ながら飲み始め、恐らく19時には寝る。

7/13(金) 仕事 休み、三連休 最終日

1時ごろ目が覚め、歯を磨いて再び寝ようとするもスマホを観たのが災いして目が覚める。

YouTubeで落語あんどを聴き、4:00には再び眠り、7:00起床。

昨夜発表されたロト6の結果見る。

結果5口かったうち、一個も数字は当たっていなかったものの、5口の中の1口は、3つが後ろに2つづつヅレ、残りの三つが1つづヅレれば当たっていた。

この調子で行けば数週間後には当たるに決まっている。

今回は一等がただだか2億円だったので、逆に当たらなくてよかった。

今後は一等が6億のときだけ買うことにする。

二億ではもったいないから~~~。

朝:昨夜の残りの栃尾の油揚げ1かけらと、ファミチキ。

新潟市にある水族館、マリンピア日本海へ行く。

水族館終わりで近くにあるジェラート屋、ポポロでジェラートを食べ、それをインスタでアップしたりして今年下半期はアイドルとして生きていくつもり。

水族館館内は小さい子を連れた母親が非常に多かった。

あと幼稚園児がたくさん遠足で来ており可愛かった。

2時間ほど生き物を見物し、最後にイルカショーを観て出てきた。

ポポロは満員だったので断念。

その後、ジムにてサウナ。

筋トレするつもりもやる気出ず。

サウナ後体重、なんと73.45キロ!!!!!!!!!

久々の最小値を記録!

念願の73キロ台突入!

前日の蕎麦が効いたのか?

蕎麦は一人前角砂糖13個分(だっけ?)とかだから、もうなんだかわからん。

遂に私は何を食べても痩せる身体になったと思うことにする。

しかし、筋肉量が1キロぐらい減っていたので、3連休ほとんど動いていないので筋肉が落ちただけか?

でも、目が二重になってきつつある。

世の一重瞼諸君に言いたいのは、整形手術よりダイエットであるということである。

昼:体重が減ったことに気を良くして二日連続で藪蕎麦。天ぷらともり蕎麦のセット。

もり蕎麦は昨日同様大盛り(二人前)。

※もちろん蕎麦は、下の段にももう一枚ある。

藪蕎麦の蕎麦は私が食べてきたどこの蕎麦よりもおいしい。

三連休、全てにおいて本屋へ行ったが、さすがに読む者がなく、図書館に行こうと考えたが、本日図書館休み。

給料日であったことが判明し、各種支払いを済ませて気分良し。

で、ほかにやることなく、蒸し暑い中、チャリンコで信濃川沿いをサイクリング。

夜:本日もブラックニッカ220mlとと焼酎をカルピスワサーにして飲むつもり。

ツマミは、栃尾の油揚げの予定。

今週のまとめ

ダイエットスタート時、82キロ。

過去最小値=74.3キロ。

今週最終地(7/13)=73.45キロ!!!!!!!

二か月半でマイナス8.55キローーーー!!!!

ゴールまであと14キロぐらい!!

ダイエットのコツ、それは我慢するのではなく、

「食べたいものは後悔せずよく味わって楽しく食べる」

「ただしよく噛む」

これだね。って今週は俺は偉そうだぞ!痩せたからー!!!