【押しつけがましい人】 看板に偽り有り! 説明と実物が伴ってないということ

懐かしい子供会

 

小学生のころ、子供会のクリスマス会があって

 

「今日はケーキをお土産にプレゼントします!」

 

と小ぶりではあるがホールのケーキが一人にひとつづつ配られた。

家に帰って食べたら、思っていた生クリームのケーキではなく、バタークリームのケーキでそれが苦手な私は一口しか食べられなかった。

別に何も間違ったことは言われていないが、勝手に期待して、勝手に裏切られたというなんだか釈然としない苦い思い出である。

 

最近のひとはバタークリームって知っているのかは、この際放っておく。

 

 

嬉しい歓迎会

 

何年か前の話だが、長期で札幌に出張にいったのだが、そこの後輩が歓迎会を開いてくれるというなんとも有難い話。

 

「俺の仲間のやってる店なんで、いろいろ融通してくれるらしいです」

「楽しみにしていてください」

 

というので、食通をうならせる街、札幌ということもありとても期待して幹事の彼の、仲間がやっているという居酒屋に到着。

 

「では、乾杯を」

 

のタイミングで幹事の彼が登場。

後ろには彼の仲間の店主が、Tシャツにタオル鉢巻き姿で、こうよくあるラーメン店の店主がグルメ雑誌などで腕組みをしてこっちをにらんでいるような写真があるが、あの恰好をしている。

 

 

幹事の彼が話し出す。

 

「えー!今日は、俺の仲間のこいつが、いろいろ便宜を図ってくれてー」

「いつものコース以上に豪華な品揃えとなってます!」

「最後に寿司が付きます!!」

 

「イェーイ!」

「ワーワー!」

 

という歓声の中、店主の彼は腕組みのまま満足そうにウンウンと頷いている。

 

 

「えー!そういうことなんで腹いっぱい飲み食いしてください!」

 

「イェーイ!」

「ワーワー!」

 

「じゃあ、仲間からちょっと挨拶を」

 

などといって、なぜだか店主の挨拶を聞くハメになった。

まあ便宜を図ってくれたんだから挨拶がしたいんだろう。

 

すると、店主による、いかに自分が便宜を図ったのかのスピーチがあり、最後に、

 

「えー!コースの最後には普段はつかない寿司もつきますんでヨロシク!!」

 

と寿司を念押しして、ようやく歓迎会が開始された。

 

会は無難に進行していき、終盤にさしかかった。

 

いよいよ寿司である。

 

「北海道の寿司はさぞかし新鮮なんだろうねえ」

 

と思っていたら、出てきた寿司は助六寿司だった。

 

 

 

 

別に何も間違ったことは言われていないが、勝手に期待して、勝手に裏切られたというなんだか釈然としない苦い思い出である。

 

 

 

 

 

 

【世代間格差】 オヤジになりたくない! あなたはメールアドレスなんて略す?

問題はメールアドレス

 

メールアドレスのことを

〝メルアド〟

という人がいる。

こういう人はだいたい

「今時、メールアドレスなんていってらんないよ」

「だからメルアド!かっこういいだろう!」

「文句あるか!」

 

などと何故か怒っている。

嗚呼、メルアド野郎。

 

メルアド族の言い分

 

「いあ、でも、最近はわりと〝メアド〟っていうらしいですよ」

 

「〝メルアド〟っていうと、なんかちょっとおじさんっぽいらしいですよ」

 

と言っても

 

「メールアドレス略してメルアドでなにが悪い!」

「木村拓哉 略してキムタク!」

「ドリームズ・カム・トゥルーはドリカム!」

「だったらお前はドリカムをドカムと言え!」

 

などと無茶苦茶な言い草となり、鼻の穴全開の北島のサブちゃん状態。

 

「それはそうかもですが、でも昨今は、メアドが主流だそうで」

 

といっても相変わらず聞く耳をもたず

 

「うるせえうるせえ!松本潤、略してマツジュン!」

「愛川欽也 略してアイキン!妻のうつみ宮土理はウツミド!」

 

と、のたまう。

 

「いや、愛川欽也はキンキンですから。で、奥さんはケロンパです」

 

と諭しても

 

「ええい!うるせえうるせえうるせえ!」

「お前らみたいなモンがセックスフレンドのことをセフレなどと言い出すんだ」

「俺たちは、そういう関係を愛人というんだ!」

「愛人と書いて、ラ・マンと読むんだ!!」

 

などととてつもなく古いことを言い出す。

 

 

この頭の固いバブル世代め!

困り果てた私は、その人のことを無視して職場の二十歳の若者にこの話を聞いてみた。

 

若人との会話

 

「メルアドなんていわないよねえ。メアドだよね?」

「はあ」

「はあって、君は友達にメールアドレスとか聞くときなんて聞くの?メルアド?」

「電話番号しか聞きません」

「なんで?メールアドレスはどうする?」

「いや、電話番号聞けばLINEで繋がりますから」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

って、頭の固いのは、俺なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

【工業高校生に彼女は出来るか!?】 工業高校番外地 アルバイト編 3/3

こうなったらバイトだ!

異性と交遊するには、こっちから攻めてくしかない!

バイトだバイト!!

とまず始めたのがコンサートの設営及び警備員。

担当したのが杏里のコンサートであり、しっとり聞かせるものなのでライブ中は楽なのだがライブ前後の愛知県体育館とかのでっかいホールにとてつもない大きさの鉄骨を組み、ステージを作ったり、撤収したりはかなりの肉体労働で当然ながら男しかいない。

「おら新人!」

「弁当もってこい!」

と、このバイトを紹介してくれた仲間がケツを蹴られているのを見て退職。

 

次にみつけたのは女性がいるに決まっている近所のコンビニ。
今でもたまにある、チェーンではないそこにしかない独自のコンビニ。
その店は、もう無いので書くがアイスクリームの「31」を模して「35」という名のトホホコンビニ。

期待とは別に女性はおばちゃんしかおらず。

且つ、オーナーがドケチで、私がタイムカードを切ったのを見てから残業の指示をだし、残業代は廃棄の菓子パンで払うという横暴さに辟易して退職。

 

続いて見つけたのが若手の女子がいるという噂の近所の靴下の箱詰め工場。

入ってみると、若手女性はまったくおらず。
いるのは当時日本にたくさん居たアフリカ系の不法入国者と思しき、アポロ、ムキビ、カヤンジャの三人の男性外国人。

 

彼らと交流を深め、彼らが梅ガムが好物であることを教えてくれたりして、なかなかに楽しかったがやはり女性との出会いがないので退職。

高校生でできるバイトは限られており、もうバイトに夢をみるのはやめた。

 

 

ラーメン屋にて

「俺たちの生活どーにかなんねーかなー?」

「工業高校で彼女が出来るなんて夢のまた夢だよねー?」

と相談したのは同じクラスの高校生にして週4日、18:00~22:00でチェーンのラーメン屋を任され、たったの一人で切り盛りしているTという男。

いつも、ほとんどお客はいないが、その日もおらず。

そのラーメン屋で相談したのである。

 

「好きなだけトッピングさせてやる」

 

というので、

 

「俺、一回、メンマを腹いっぱいたべたい」

 

といって、麺よりも多いメンマを入れたラーメンを作ってくれた。

そのラーメンを食べてたら、メンマの多さに気持ちが悪くなってしまったのをみて

「なんでも手に入れちゃうとつまらんよね」

「どうにかなんねえかなあと思ってるぐらいでいいんじゃない?」

と言った。

さすが、高校生ラーメン屋店長!

達観している。

一方私は、相変わらず、どうにかならんもんかを日々模索。

後日、麺より多いチャーシューをトッピングしたラーメンを所望し、やはり途中で気持ちが悪くなる相変わらずのアホぶりなのであった。

追伸:もちろん、高校三年間、彼女は出来ませんでした。

【工業高校生に彼女は出来るか!?】 工業高校番外地 文化祭編 2/3

工業の授業

工業高校の科目は、一般的な五教科のほかは体育、書道、その他は普通科に通う者には聞きなれない

「工業基礎」「機会設計」「製図」「工業技術基礎(実習)」

等というものばかり。

中でも

「工業技術基礎(実習)」

というのが大半。

これは何をするかというと、作業服に着替えてネジを作ったりハンダ付けをしたりの作業。

我々も我々でこの授業のことを「刑務作業」とよび、教室のことを「雑居房」、謹慎処分で個室に入れられることを「独房にいく」、卒業を「仮釈」と呼んでおり、口癖のように

「仮釈まであと何年だー?」

などと言いあっていたのである。

そのため、思い描いた高校生活とは真逆の世界であり、入学からわずか数日で心の底からモーイヤこんな生活状態。

 

普通科に行った元同級生

 

休日にたまに共学の普通科に行った中学の元同級生と話すと

「英語のリーダーはいいんだけどさ」

「グラマーが苦手でね」

 

などと言っており、こっちとしては何ソレ状態。

我が工校の英語の授業といえば

〝This is the Earth!〟

などと中学一年と全く同じ教科書で、且つ、意味も分からず皆で元気に大声で大合唱している有様である。

そのため、

 

「「英語のリーダーはいいんだけどさ、グラマーが苦手でね」

 

などと抜かす奴に対しては

 

「しゃらくせえ!」

 

と思い、

 

「なあにがリーダーだよ!」

「そんな話、聞いてられっか!」

「な?!」

「な?!」

と工校生は工校生同士で結束を固めていくのである。

 

待ち遠しいのは文化祭

そんな生活が始まったが、とにかく楽しみにしていたのが文化祭。

噂によると、他校の生徒(女子)などがやってきて、楽しく交流ができるらしい。

うちの学校にも学年に四人女子生徒がいたのだが、うちのクラスにはおらず

 

「噂では、この学校のどっかに女生徒がいるらしい」

 

というレベルである。

そこへ来ての、中学以来、久々の女子との交流、血気盛んな時期であり、楽しみにするなというほうが無理!

自称中学時代にモテたというやつらが過去の同級生たちに声をかけて回ってくれているらしい。

残った我々は来てくれる女子のために一生懸命準備して、迎えた文化祭当日、他校の二人の女生徒が我が雑居房(教室)に入ってきたが、

スーーーーーッと、

本当に

スーーーーーッと、

立ち止まることなく出て行ってしまったのだ。

俺たちの何がいけなかったのか?
普段、パンツで授業を受けている者も今日はズボンをはいているし。

と全く不可解。

我がクラスで出した出し物が、

〝竹細工展〟

であり、竹で作ったケン玉、竹トンボ、水鉄砲 などの陳列であり、ひなびたお土産屋さんじみてることが

「高校生らしい!」

「他校の女生徒が喜んでくれるに違いない!」

と集団催眠にかかるくらい工校生活は恐ろしいものなのである。

 

 

(つづく)

【工業高校生に彼女は出来るか!?】 工業高校番外地 通学編 1/3

工校の合格発表

 

高校の合格発表の日、合否の確認のために校門に向かって歩いていると、私と入れ違いに、校門から小走りでニコニコで出てきた奴が、中三の二学期の期末試験の社会で

〝はにわ〟

とだけ書いてあとは白紙。

はにわを漢字で

〝埴輪〟

と書くことができれば正解となり2点を獲得できたのだが、平仮名で書いたために、〇がもらえず△。

結果点数が1点だったと学年中の話題をさらった男だったので、貼り出しの紙を見るまでもなく自分も合格したことを知ることとなった。

嬉しいどころか、結果的には、はにわ野郎でも受かるこの学校に合格させるために、この私を中二から進学塾にまで通わせたてくれた親に対して申し訳ない思い。

 

工業高校の実態

さて、工業高校に入ると、学校側から嫌というほど思い知らされるのが

「俺たちは高校生ではない」

「工校生だ!」

ということである。

学校からの資料にはことごとく

「君たち工校生は…」

などと書かれており、高校生の文字はない。(気がする)

また、この学校は隔離されたように、畑の真ん中にポツンと建っており、他校の生徒はおろか、街の人とも交流がない。

且つ、自転車通学をしていたのだが、通学の際はヘルメット着用を義務付けられる。

今時のとんがったような通気の穴がある流線形のカッコいいヘルメットではない。

白い、あの、いわゆる、あれである。

これだ。

 

 

県内ひろしといえども、高校生でヘルメット着用が義務付けられているのはうちの学校だけである。

 

ヘルメット着用の理由

よく田舎の小学生が真っ白いヘルメットを被っているのをみると微笑ましく思えたりするが、図体のでかい頭の悪い工業高校生が白いヘルメットを着用している姿は全くのバカでしかなく、今考えると学校側が

「こいつらバカすぎるから街に放置すると何しでかすかわからんぞ」

「バカであることを街の人に知らせないでばいかんぞ」

「ダサい白いヘルメットでも被せとけば、みなも注意するだろう」

 

などと言ういきさつでヘルメット着用を義務付けられていたのかもしれない。

むろん我々も、

「俺たちだって工校生の前に、高校生なんだ!」

「普通の青春が欲しい!」

と、恥さらしの憎むべきヘルメットなど被るわけがなく、学校を出た途端にヘルメットを脱ぎ、自転車カゴに放り込むのだが、たまに抜き打ちのチェックがあり、屈強な体育教師どもが街のあちこちに隠れ潜んでおり、ノーヘルが見つかるとハンドマイクで

「コラーーーーーッ!!」

と叫んで追いかけてくる。

立ちこぎで逃げるが、さすが若手の体育教師だけあってやたらと足が速く、だいたい捕まることになる。

捕まると、首根っこを捕まれ、その場に正座。

次に捕まるヤツが現れるまで帰してもらえないのである。

 

なんちゅう学校だ。

(つづく)

【社会人としてのマナー】 はじめての幹事で気をつけること! 

 

詰めが甘い人がいる

 

せっかくそこまで丁寧にやっていたのに、最後にぶち壊してしまうような人がいる。

 

あなたの周りにもいないだろうか?

例えば、せっかくいい付き合い方をしてきたカップルが、別れ際がめちゃくちゃであったために結果的には全ての思い出が汚れてしまったりする人。

 

「どこが悪いの!?」

 

「悪いとこ直すから!」

 

と必死になればなるほど、どんどん思い出は汚れていく。

 

よくある送別会の席で

 

「宴もたけなわですが、このあたりで一旦お開きと・・・」

「じゃあ、二次会行く人~?」

「歌いたいか、語りたいか?」

などとざわざわしている中で、送別される人が、一応礼儀として財布を開けると

 

「ちょっちょっちょ!」

「何してんの!送別会でお金出す人がありますか!」

と、ここまではいい。

全く問題がない。

ここまでは問題なかったのに詰めが甘い場合、どういう訳かこういう場所ではいつも会計係にされる人が

 

「ちょっと、三人分足らないんだけど!」

「まだ出してない人だれー?!」

「ごめん、これ二人分~!」

「ちょっと、細かいのないの?!」

「500円玉二枚あるひとー?!」

「あと、一人分たりないよー!」

「おれ、最後のほうにちょっと来ただけなのに全額払わなくちゃだめなの?!」

「ぞうすいと、ぬるいビールだけで4000円払うの!?」

 

ということになったりした場合の送別される側の態度は、周りのできごとが一切目に入っていないふりをして、スマホをいじるか、送別会のあいだ中、誰ともなじんでいなかった人と、コーヒーよりも紅茶のほうが実は眠気覚ましには効果的らしいといった聞き飽きた会話をする羽目になるのである。

 

それで送別される側の人は、この職場での思い出の一切合切が汚れたものになるのである。

 

だから、これから歓送迎会の幹事になる人には、くれぐれも会費を前もって徴収しておくか、とりあえず立て替えて、後で回収して欲しい。

 

 

サプライズパーティーは特に注意

 

 

まあ、考え方を変えると送別会は、送別される側もする側も、この後あまり会わないだろうからいいとして、サプライズパーティーなどでこういう詰めの甘いことは決してないようにしてもらいたい。

詰めの甘いサプライズパーティーでは終盤こうなる。

 

「今日は、もうほんとビックリしたー!」

「私、サプライズとか初めてだからうれしい!!」

「突然電気が消えて、店員さんがケーキ運んでくるんだもん!別の人のだと思ったー!!」

「ユミ!それからみんな!これからも仲良しでいよーね!」

と、会も終盤になり、祝われた人も一応礼儀として財布を出そうとすると

「ちょっちょっちょ!」

「何してんの!お祝いされた人がお金だすことないの!」

などというところまでは全く問題ないのだが、詰めが甘かった場合、幹事のユミが

「ちょっと、三人分足らないんだけど!」

「まだ出してない人だれー?!」

 

と言い出す。

 

「ごめん、これで二人分~!」

「細かいのないの?!」

「500円玉二枚あるひとー?!」

「あと、一人分たりないよー!」

「あたし、最後の方に来ただけなのに、全額払わなくちゃなの?!」

「ケーキの残ったのと、ぬるいカシオレで4000円払うの!」

 

などと言う人も出てきたりして、女の友情もへったくれもなくなるからである。

 

 

 

【カレーのルー、間違って使っていませんか?】 カレー汁をルーと言う人を糾弾したい!

ビギナーはビギナーらしく!

  子供の頃、母ちゃんとアイスクリーム屋に行き、そういうオシャレなところに入ったことのない母ちゃんは、舐められまいとしてバニラが欲しい旨を

「あの、ホワイト下さい」

と言ってしまい、俺と店員のお姉さんとで赤面したことがある。

 

恰好をつけて逆に間違ってしまった非常に恥ずかしい例である。

(母ちゃんスマヌ)

 

同じように恰好をつけ、逆に間違って非常に恥ずかしい目に遭わなければならないのに、 もう間違いの方が横行していて、今となっては誰も間違いとは気が付かない、 むしろ正しいことを言っている人の方が間違っているといわれている現象がある。

それはカレーライスのカレー(汁)のことを恰好をつけて〝ルー〟と言うことである。  

カレーとルーとの関係

 

カレーはカレーであり、別の言い方をすれば、〝カレー汁〟であり、

ルーはあの、市販のやつならの固形の、自炊するなら糊状のあれのことである。

それを

「あそこの店はルーがうまいんだけど、ライスがもうひとつなんだよねー」

とか

「すいません、ルー増しでお願いします!」

などと言っておる。

 

あのねえ、ルーっていうのは

     

これのことだから!

     

これじゃないから!  

 

あくまでルーと言い張る人

 

それをまあ、

 

「当方オシャレなもんで、シャレオツなもんで」

 

「良家の出なもんで、カレー汁とか口が裂けても言えないもんで!」

 

などと思っているのか

 

「あの店はルーがいいよね」

  と言う。

あくまで言う!

モー!お前にはルー・オンリーの味がわかるのか!!

「ルー増しで!」

なあにがルー増しだ!

俺が店員ならルーをポンとライスの上に置いてやるからな!

 

「ご飯が多いんでルーもう少し下さい!」

 

いや、ルーはこれだから!

 

 

 

「前までルー増し無料だったのに有料になったんですか?」

 

・・・いや、ルーはこれだから・・・ね・・

 

 

「君のつくるカレーは、味はもちろん、ルーとライスのバランスがいいね」

 

だからルーはこれだってつってんだよ!!!!!!!!!!  

 

 

「そうは言っても自分、外来語、得意なもんで」

「エブリタイム、ルーとセイしちゃうんだぜ!トゥギャザーしようぜ!」

 

という具合にルー大柴さんのルーは、こういう経緯で命名されたのはあまり知られていない。

なぜ知られていないかというと、ウソだからである。

 

【急にあだ名で呼ぶ人!】 強引に距離を縮める人が使う、稚拙なニックネームとは?

他人との距離を無理に縮める人の例

 

それまであまり親しくなかった他人との距離を、無理に縮めようとする人が最初に行うのは呼び名を変えることである。

そこで、急にあだ名で呼んでみたりする。

転勤でやってきた上司が部下との距離を一刻も早く縮めたいばかりに焦りの気持からこういうことをしがちである。

しかしながら、その部下に既存のあだ名があればいいのだが、普通に苗字で呼ばれている部下(仮に山田とする)に対していきなり

「山田!」

と呼びかけるわけにはいかない。

一歩間違えるとこの山田は職場内である程度の人望があり、山田の機嫌を損ねると

「あの上司は、どうやら空気が読めないらしい」

「転勤前の職場では嫌われていたらしい」

「どうにも顔つきが、いやらしい」

「パンツ泥棒らしい」

 

  などと、あらぬ噂を立てられかねないからである。   続きを読む 【急にあだ名で呼ぶ人!】 強引に距離を縮める人が使う、稚拙なニックネームとは?

【食レポが嫌い!】聞き飽きたグルメレポート 『ご飯が欲しくなりますね!』 

食レポの御法度

 

グルメレポート界に於いて

 

「〝おいしい〟発言は御法度」

「〝おいしい〟をいかに別の言葉で表現するかが腕の見せ所」

 

などとテレビタレントが言っているのを耳にするが、私には最近、

 

「いくらおいしいって言ってなくても、もうそのセリフは聞き飽きた」

 

と思うグルメレポーターの発言がある。

それは、一口食べ終わったあと、

 

「ん~」

 

などと声を出したあと

 

「ご飯がほしくなりますね」

 

 

 「お酒がほしくなりますね」

 

を言うものである。

 塩辛いお取り寄せギフトとかを番組で食べたときなどにとても有効。

 

ABCテレビの『朝だ生です旅サラダ』とか言う番組なんかでタレントのK俣さんなんかがよく言っている。(と思う)

誰も文句は言えないし、これはもう簡単。

この二言があればだいたいのグルメに対応できるので私にも出来そうである。

ある意味〝おいしい〟というより簡単だが、なぜか「いい表現だなあ」と聞き手を騙せる言い回しであり、たちが悪いと判断。

運の良いことに、K俣さんをお呼びしてインタビューする機会に恵まれたので、ここで報告します。    

K俣さんとの対談

 

――――――はじめまして、つりばんど岡村と申します。今日はグルメレポート界の革命児、K俣さんとお会いできて光栄です。  

 

K俣「ダッシャーッ!!!!!!!!」

 

  ――――――相変わらずお元気そうですね!ではさっそくお話を伺っていきたいのですが、あの、ぶしつけな質問で恐縮なのですが、あなたはよくレポートの際に〝ご飯がほしくなりますね〟や〝お酒がほしくなりますね〟とかだいたい二通りでやりすごしているように思うのですがどうですか?  

 

K俣「そんなことより、お茶が欲しくなりますね!」

 

  ――――――ああ、失礼いたしました。気が付きませんで(と、お茶を出す)  

 

K俣「お茶うけも欲しくなりますね!」  

 

――――――重ね重ね、失礼いたしました。(と、まんじゅうを出す)  

 

K俣「このまんじゅうはうれしいなあ。小さいころお祖母ちゃんの家でよく食べてたんですよ。あの日に帰りたいなあ。タイムマシンが欲しくなりますね!」  

 

――――――ああ、そうなんですね、K俣さんは小さいころどんな遊びをしていたんですか?  

 

K俣「はないちもんめだねえ、あの子が欲しい♪って歌うところが好きだったなあ。本当に、あの子が欲しくなりますね!」  

 

――――――(笑)そこのところが好きな感じ、なんとなくわかります。

 

  K俣「でも、当時、自分は暗くてね、いつもひとりぼっちで。そんな時は。友達が欲しくなりますね!」

 

  ――――――はあ、なるほど。ではそろそろグルメレポートに於ける・・・・  

K俣「うるさい!黙ってください!そんで大きくなって思春期にはいると、いやらしいことばかり考えるようになって、女が欲しくなりますね!」

 

  ――――――いや、今日はそういう話ではなくて・・

 

  K俣「今いいところなんだよ!黙れ! ああああ、そうそう、結婚したら赤ちゃんが欲しくなりますね!で、子供が大きくなったらマイホームが欲しくなりますね!! 自動車も家電もあれもこれも欲しくなりますね!ご飯が欲しくなりますね!お酒も欲しくなりますね!」

(と瞳孔がひらっきっぱなしになり、口から泡がとめどなくあふれ出している)

K俣「この対談のギャラいくらなの!!お金が欲しくなりますね!」

  ――――――いや、そういう話は結構ですので、大丈夫ですか???どうかグルメレポートの・・・

 

  K俣「そんなこと言ってたら、あなたが欲しくなりますね!」

 

  と、いつものハーフパンツを脱ぎだしたので、私は無性にご飯あ欲しくなった。 (ワケガワカリマセン)                                

【ウザいTwitter】 胡散臭いアカウントを調査しました!

勝手にフォロワーにされている

 

ここ最近、Twitterが乗っ取られたようで、知らない人を勝手にフォローしたり、勝手にリツィートしたことになっている。

今は改善済みだが、その勝手にフォロワーにしてくる奴らは、全部が胡散臭いアカウントばかりである。

調べたところ私の場合の原因は、Twitterには様々な外部のアプリと称するものがあり、それを知らず知らずにクリック(動画を見ると認証したことになったりもするらしい)したことで、そのツールとアプリ連携と言うのがされて、そのアプリが私をフォロワーにする権限を持っていた場合に勝手にどんどんフォローさせられちゃってたらしい。  

 

このあたり私は全く詳しくないのでkiwamiさんという方が運営しておられる「Twitterの極み」という以下サイトで分かりやすく紹介されていたので引用させていただきます。  

http://twitter-kiwami.com/katteni-genin-982    

調査開始

 

さて、私はこういった胡散臭いアカウントをそのまま放置していたのだが

 

「この者たちを見過ごしてはならん!」

 

「こいつらの傾向と目的を調査せんばならん!」

 

と誰にも頼まれていないのに決意した私は、さっそく自分が強制的にフォロワーにされている者たちをくまなく調査。

 

結果は以下の流派に分けられた。  

 

サクセス派

 

名前が、〇〇@代表取締役 とかだったりする。

 

サラリーマン時代から実践、勉強をして起業。

 

起業して一番大変だったのは、毎日の運営より、最初の決断だった。  

 

などという一文から始まる、ああ、そうですか というよりほかがない一派。  

最終的には 「稼げる方法教えます」 的な話に持ち込まれていく模様。

金を払った途端に音信不通に陥り

「稼ぎたければ俺と同じことをやれ」

と言い残して消えてなくなるってところであろう。  

 

ダイエット派 

 

ビキニの写真などで男女(特に男)を挑発。  

このサプリのむだけで体重激減!

一か月でマイナス7キロ!

これで海を思いっきり楽しめる♪  

などと浮かれたふりの、非常にわかりやすいステマ一派。

飲むだけで一か月7キロも痩せるなんて、そんなもん毒だろう。   

ハニートラップ派

美人局派

 

地下アイドルようなものの顔写真をアイコンにしている。

というか本物の地下アイドルなのかもしれない。

何かと

「彼氏がほしい」

「退屈だ」

などとつぶやく有閑女子高生を演じて美人局的な話に持ち込もうとしている一派。

まあ、見方を変えれば、猛り狂った若造達に高い勉強をさせている教育者ともいえる。

いえないか。

 

ホスト派

         

これらが一番質が悪く、  

〇〇@伝説のホスト

〇〇@炎上ホスト

〇〇@キャス主ホスト  

などホストにもいろいろあるんだねえと言わざるを得ない名前であり男の俺をフォローして何がしたいのか、 また女性はこういうのにひっかかるのか甚だ不明な一派。  

しかもつぶやく内容がわざわざアンケート機能を使って    

俺のファンってどのくらいの年齢層なの?

①18~20

②21~23

③23以上    

 

とかだったり、    

 

瞬間接着剤で、君の手と私の手をくっつけたい。 握りあった形でね    

 

などとつぶやく。

首の骨、へし折ったろか!と思う。

 

 でも、よくみると、そのホストをこよなく愛すると言い切る女性などがいたり、人手不足で人材募集をしていたりで、それはそれでいいのかもしれない、と思ったができれば私のしらないところでやってていただきたく、私を勝手にフォロワーにしないでほしい。  

調査終了

 

以上の調査を終えた私は、思い切ってホストになろうと思ったのである。

(思ってません)