【恋人に嫌われないために】 恐怖の質問の正解とは?!

Pocket

彼女が発する恐怖の質問!

 

「ねえねえ、私の何処が好き?」

 

とは

 

「好きだ!」

 

と良く言う彼氏に対して彼女が必ず聞く質問である。

この質問は、一見〝質問〟と思えるが、実は 女性側には

「こう言ってほしい!」

と言う答えがあって、 それが相手が答えられるかどうかを試しているのであり、
どちらかと言えば

 

〝質問〟

 

ではなく

 

〝クイズ〟

 

と言える。

 

このクイズに毎回失敗しているのが、
私の恋愛が長続きしない原因のひとつだと思われる。

(はい、興味ないです)

 

友人女性たちに意見を聞いてみた!

もうこんなセリフはとんと言われていないが、次こそは正解を出したい!

果たして、女性はなんと言ってもらいたくて、
この様な質問をしてくるのか?

周りの友人に聞いてまわった所、どうやら

(自分が良いと思っている所を相手にも好きと言ってもらいたい)

との結論に達した。

 

が、それでは、相手に合わせた答えを用意せねばならず、答える側の男からしたら考えるのが面倒で仕方が無い。

そこで、日本中の男性が便利に使えて日本中の女性がクビを縦にふる、
答えた瞬間、相手の心を捉えて話さない様な 
答えた瞬間、

 

〝ズキューンッ!〟

 

と効果音が鳴りそうな、
大感動の超大作映画のラストシーンで、
余命イクバクも無い彼女が恋人に対して

 

「ねえねえ、私の何処が好き?」

 

と言い、彼の方が

 

「○○○○」

と答え、エンディングテーマの中、
観客全員スタンディングオベーションで、
拍手喝采をおくりつつも鼻水をジュルジュル流してしまうような
名ゼリフは無いだろうか?

 

 

女性全員が喜ぶセリフはないのか?

 

恋人もいないクセに、ここの所そんな事を考えているのだが
ハッキリとした答えが思い付かない。

だがしかし、

「私のどこが好き?」

「ぜんぶ好き!」

と答えるのが最悪な答えだという事くらいは分かる。
自分が言って失敗してきただけによく分かる。

はっきり言って、こう答えるヤツはダサイ。

 

修学旅行の夜中に、教師の目をかいくぐって
なんとなくグループ交際みたくなっている男女数人が
一ケ所に集まって、女子代表が、男子の誰かに

「この中で誰が一番好き?」

と問い、

「ん~」

などと数秒考えた後で

「みんな好き!」

と言ってしまうヤツくらいダサイ!

クサイ!

それくらいは分かるが、名ゼリフが思い付かない。
果たして、どんなのがいいだろう?

「何処が好き?」

「優しい所。。。。」

 

これもかなりマズイ。
見え見えでマズイ。
軟弱でマズイ。

 

だったら

「私の何処が好き?」

「おめぇのカラダだ!」

とハードボイルドに答えるのはどうか?
これはこれでサバサバしていて良いかも知れないが、度を過ぎて

「私の何処が好き?」

と聞かれ、ぶっきらぼうに、

「××××」

等と吐き捨てる輩が出てくる可能性があるので避けたい。

こうなったら具体的にどうとかじゃなくて、
抽象的な事を言って逃げるのはどうか?

 

「私の何処が好き?」

「森を駆け抜けて来た少女の靴についた土の香り」

 

などと答えれば

 

(ソムリエじゃねーぞ!)

(吟遊詩人か!)

 

と言われて嫌われる可能性があるのでこうの答えるのも賢明とは言えない。

 

いったいどうすればヨイノデショーカ!!

 

 

と、三枝の愛ラブ爆笑クリニック風に問えば

 

(計算なんか無しで、本当の気持ちを言えばいいのよ)

 

なんて女性陣の声が聞こえてくる。

ただ、本当の気持ちなんて、 結局の所、好きなところというのは掴みどころがないもので
好きであるこちら側にだって、ハッキリとはわからないのだ。

こっちは、そんな気持ちを正直に

 

「何処が好きだか、わからない」

 

と答えて、フラれた事があんだよ!

責任者出て来い!!

 

さてさて、そんな事を考えながらも、自分の中で今の所、一番無難でそれなりに考えていそうなのは、

 

「ねえねえ、私の何処が好き?」

 

(ここで数秒考えたフリをした後)

 

「…視線」

コレいかがか?

いいんじゃねーのか?

(よくねー)

と言われても、次回使用してみるつもりである。

 

今のところ、まったく予定はないのだが。

 


 

 

以上は2005年に別媒体で書いた記事を加筆訂正したものである。

古い記事だなあ。

 

あなたならなんて答える?

 

今の私ならばなんて答えよう?

 

そうだ。

 

「ねえねえ、私のどこが好き?」

 

と問われたならば

 

「声」

 

と答えよう。

これ万民に使えるんじゃないのかなあ?

 

(使えねえー)

 

と言われても、次回使用してみるつもりである。

 

今のところ、まったく予定はないのだが。

Pocket

The following two tabs change content below.

つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

最新記事 by つりばんど 岡村 (全て見る)

フォローしていただけるとブログ更新を見逃しません