桂文枝問題
「桂文枝問題について考える」
などというと
「不倫問題だな!」
「いいぞいいぞ!」
と思う人もいるだろうが、そうではない。
私の考える桂文枝問題とは、
桂文枝、元桂三枝はここのところ震えている問題である。
桂文枝は震えている
新婚さんいらっしゃいの新婚夫婦の話を聞いているあいだも文枝はプルプルと震えている。
プルプルと震えながら、夫婦の行き過ぎた下ネタ発言に対して唇を尖らし
「プーーーーーーーッツ!」
と
『驚いて二の句が継げなかった』
『んなアホな』
の思いを込めたフリをして、
『椅子から転げ落ちるのは絶対に笑いが取れるからやめられねえんだよな』
などといういやらしい気持ちで椅子から転げ落ちるのだが、その際もやはりプルプルと震えている。
で、転がったイスを自ら持ち上げて座りなおすのだが、その間もプルプルと震えている。
これは別にいい。
人間は誰しも多かれ少なかれ震えているし、新婚さんの面白トークを聞くだけなので桂文枝が震えていても何の問題もない。
許せない文枝の震え
が、私が許せなかった桂文枝の震えがある。
震えてはならんところで震えていたのである。
それは、2016年の大河ドラマ、大ヒットした『真田丸』において震えていたのだ。
このドラマの中で、桂文枝は千利休の役を演じた。
歴史的にも千利休はちょい役ではない。
その千利休が主人公と対峙して
「定めですな」
というとても重要なシーンで
「定めですな」
と言い放ち、数秒間無言のままで、こちらを睨みつけるようにしてプルプルと震えていたのである。
※描画は筆者。
我々視聴者は全員テレビの前でずっこけ
『誰か注意しようというスタッフはおらんかったのか!?』
と、大好きなドラマの重要なシーンを台無しにされた思いで憤ったのである。
ま、大御所だし
「あの~、文枝師匠!」
「ここ大事な場面なんで、そのプルプル震えるの勘弁してもらえますか?」
「え?自分が震えているのご存知ない?」
「まったく困っちまうなあこの人は!自分が震えてるの気が付いてないんだから」
「新婚さんのスタッフもみんなグチってますよ!」
などとは注意できるはずもないので仕方がないのか。
ということで今後、大切なシーンで震えている役者がいて、そいつが大御所で誰も注意だきない場合は、ストップモーションなどの演出を施していただくよう懇願しまーす!
つりばんど 岡村
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