【多重債務からの脱却】自分で過払い金返還訴訟を起こしてみたレポート⑤

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ひきつづき、借金完済までの実体験です。

いよいよ裁判に突入し、

「あれ?俺の思ってた裁判とだいぶ違うな?」

と思った日記です。

2008年3月21日の日記。 タイトル「裁判は流れ作業だ!」

※画像は当時書いたイラスト。

3月18日11時裁判に行って来た。

法廷の入り口前に、その日の裁判スケジュール(訴えの内容、原告名、被告名)が貼り出してあるので、よくよく見れば30分に6件入っている。
1件5分ペース。

ノック無用で法廷に入り傍聴席で待つ。
傍聴席は、ほとんどスーツの一見弁護士連中。
スーツ着用で無いのは俺とドカジャンのおじいさんの二人だけ。

既に順繰りに、なんかの裁判は始まっている。
書記官が

「平成20年、第〇号〇〇事件、原告〇〇被告〇〇」

と比較的、大きな声で言う。

原告が傍聴席から出て法廷に入る。

裁判官が原告に向かって

「で、その後どう?」

言われた原告の代理の弁護士は

「まあ、あんまりー」

裁判官「あ、そー。じゃあ判決24日で!」
原告 「はい」

等と言って原告が法廷を出ていく。

で、書記官が

「平成20年、第〇号〇〇事件、原告〇〇被告〇〇」

と言って次の裁判が始まる。

とにかくサクサク進む。
次から次へ。

で、聞いてても専門用語ばかりで何が何だか分からない。

『え?!俺、大丈夫?ここでなんか言うの?恥をかくのか?どーしよー』

と不安になる。

『なんとかドカジャンの爺さんが俺より前に出て、爺さんのやりとりを見て参考にしたい』

裁判の勝ち負けよりも、自分より先に爺さんが裁判になる事を心で祈る。

ドキドキしていると爺さんが呼ばれ被告席に座る。
ホッとする。
やりとりを凝視する。

爺「払わなければいけないとは思ってるんですが、諸々事情がありまして、なんとか・・」

と色々喋りだす。
説明がとても回りくどい。
裁判官はしきりに腕時計を気にしている。

爺さんの説明が延々続くので裁判官は

「あ、じゃあ別室行って話を聞きましょう!」

と言う。

すると裁判官の後ろに座っている人が爺さんを連れて別室に行く。

で、書記官が

「平成20年、第〇号〇〇事件、原告〇〇被告〇〇」

と言って次の裁判が始まるという流れ。
爺さんのやりとりを参考にする事が出来ず焦る俺。
で見ていると、時間が限られているので、話の長いヤツはドンドン別室へ連れていかれるの事がわかる。

金バッヂを着けた玄人でも、ヒートアップして話が長引き別室へ連れていかれたりするから面白い。
この日は、話が長い人が多いらしく、裁判官はやたらに

「あー、時間ヤバいな」

とか

「別室行きますかっ!」

を連呼している。
汗もダクダクになっている。

※画像は当時のイラスト。この時の裁判官に似ています。

俺は裁判官の為にもなんとか別室行きは避けようと思っていると、いよいよ名前が呼ばれた。
ドキドキしながら法廷に入る。

裁判官「はい岡村さんね、訴状を陳述しますね?」

俺「はい」

裁判官「で、どう?その後?相手側とは連絡取ってる?」
俺「いえ」
裁判官「裁判所は単にジャッジするだけだからね、額も大した事ないんだし、自分でやれるだけやんなきゃ。じゃ、次回期日決めましょうか?4/15でいい?」
俺「はい」
裁判官「じゃあ4/15ね、でその日までに相手側と話が付いたんなら別に来なくてもいいから」
俺「はい。ありがとうございました。」

と法廷を後にした。

こうして俺の第一回口頭弁論は1分にして終了。
こんなやりとりをする為に、最低でもあと8回、最短でも2ヶ月は通わなければならないのである。

あーメンドクセー!

と言ったらそれまで。だから絶対に言わない。

解説

「別に来なくてもいいから」

とは今考えてもこの裁判官の言い草には腹が立つ。

こっちは必死でやっているのに。

(つづく)

 

 

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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