【1989年頃のテレビっ子】1/4 全国区にダウンタウン登場の頃

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1989年のテレビっ子

1989年生まれのテレビっ子という書籍がある。

紹介文によると

『オレたちひょうきん族』が終わり『ガキの使いやあらへんで!!』が始まり、『ザ・ベストテン』が『みなさんのおかげです』に追い落とされた年。
そんな“平成バラエティ番組”の礎が築かれた、1989年。
ダウンタウンらお笑い第三世代ほか、多くの芸人とテレビマンのそれぞれの青春時代を膨大な資料から活写した、彼らと僕とあなたの群像劇。

という内容だそうである。

なぜ、だそうである、なのかというと、
私は1974年生まれであり、1989年は14~15歳。

中学三年という多感な時期であるものの、受験勉強も大してしなかったし、将来はお笑い芸人になとうと思っていたので

「一日八時間は観ないといかん!」

と将来のために毎日テレビばっかり観ておったので、この本をパラパラとめくってみたが、内容はだいたい知っていることが多く、大して読みもせずに

「別に~」

という感じだったからである。
読んでから書けよという話だが。

とんねるずとダウンタウンの登場を知らない世代からの質問

が、私よりも5歳も下のお笑い好きの者達にはこのとんねるずが絶好調な時に、ダウンタウンがその勢いを止めようと追い上げてくる感じの1989年のテレビ界について非常に興味があるらしく、この時代の話をすると

「とんねるずファンとしてダウンタウンの登場はどういう風に観ていたんですか?」

とか

「なんでとんねるずと、ダウンタウンは共演しないんですか?」

などと質問してくるので、それに答えようと思う。

「とんねるずファンとして、ダウンタウンの登場はどういう風に観ていたんですか?」

とんねるずファンとしてダウンタウンの登場は、ハッキリ言ってダウンタウンの登場は嬉しかったし、頼もしかった。
正直、とんねるずは当時パロディーのコントをアイドルとおちゃらけてやってるだけの感じになり、芸人というよりは笑いの取れる歌手のようにもなっており、且つ、内輪ネタにつぐ内輪ネタで、我々コアなファンから観ても

「とんねるず、どーしちゃったんだよー」

と思っているところだったので、新感覚の漫才できっちり爆笑をとるダウンタウンは頼もしく

「これが本物なんだな」

という思いで見ていたのである。

 

(つづく)

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つりばんど 岡村

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 詳細プロフィールはこちら

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