もくじ
その昔、エレベータに乗っていたら、同乗していた見ず知らずのおばさんが突然、
「あの頃楽しかったよね?!」
と声を掛けてきた。
「え?!」
と思わず声を出したら
「や、だからあの頃さ・・・」
と黄昏の表情をされて、一刻も早くエレベーターが目的階につくことをひたすらに念じていていたことがある。
我勝ちに突然、声をかける人
年齢のせいもあると思うのだが、ある程度の年齢の人で、ちょっと気づかいの出来ない人が、 このように突然話しかけてくる傾向にあると思う。
相手の状況関係なく、突然話しかけてくる。
そういう人は、職場や学校で、誰かを割と重要なことを話し合っていても、 突然割り込んできて
「今日って何曜日~?!」
とか
「○○さんって今日出勤?!」
と言ってくる。
わざわざ割り込んできて聞くことか?
だいたいそれくらい自分で調べろよという感じである。
また、集中して仕事をしているときでも、遠くの席から
「○○くーん!!」
などと大きな声で話しかけてくる。
「ちょっと来てー!」
とか。
もうこっちの状況関係なし。
もう自分のことだけ! で行ってみると、わざわざこっちが行く理由もなく
「おまえが来やがれ!」
と思うことになる。
看守根性
こういう人は、用事もないのに人の会話に割り込んだり 集中していることをあえて妨げることに快感をおぼえたりしていて よくみると前が膨らんでいる。
(膨らんでません)
こういう人が、飲食店などで店員に対して横柄な態度をとるんだろうと推測される。
喫茶店などでもなんだか知らないけど怒ったような声で
「コーヒー!!」
などとぶっきらぼうに言ってるんだろうな。
お互いが気持ちいいように
「コーヒーください」
と言えんか?
殺伐とした人生を送っているんだろうなあ。
まったく哀れなり。
パソコン画面を凝視していると、ボーッとしているのか集中しているのか区別がつきにくいので、 普通の感覚なら
「もしかしたら集中しているのかもしれない」
と考えて行動するだが、こういう人々は
「どうせボーッとしてるんだろう」
と往々にして性悪説に基づいて生きている傾向にあるのでこのような行動に出てしまうのである。
今、声かけて大丈夫?文化
そういう人たちを今更立ち直らせることは困難なので、これを読んで共感してくださる方々に提唱したいのは、
〝今、声掛けて大丈夫?文化〟
である。
急ぎのようがあるけど、その相手が誰かと話し合っているとき、
または パソコン画面を凝視していて、多忙なのかそうでないのか判断が難しいとき、 などに
「今、声掛けて大丈夫?」
これで行きませんか?
気遣いの出来る人が言っているセリフ、それは
「今、声掛けて大丈夫?」
ってことにしようこうなったら。
(どうなったらだよ)
つりばんど 岡村
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